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しっかりと噛んで食べることは、食べたものを細かく砕いて、唾液を多く分泌させて飲み込むための重要な行為で、このことによって消化がよくなります。消化によって食べたものが分解されれば、エネルギー源の糖質がブドウ糖になり、脂質が脂肪酸になり、たんぱく質がアミノ酸になって小腸から吸収されます。

このように咀嚼は栄養摂取には重要な役割をしているのですが、噛んで食べることは“おいしく食べる”という重要な役割もしています。食べ物の味は、食品の味と調理による味、調味料の味だけで決まっているわけではありません。

よく噛むことによって食べ物の味が引き出されます。それは食品が小さく砕かれることによって食品本来の味が出てくるということに加えて、唾液の効果もあります。唾液が多く分泌されることによって糖質(ご飯、パン、麺類)が分解されて、甘みが引き出されていきます。

糖質はブドウ糖が数多く結びついたもので、鎖やネックレスのようになっています。これを唾液が分解して、麦芽糖になります。麦芽糖はブドウ糖が2個つながったものです。麦芽糖が分解されると糖質の最小単位のブドウ糖となります。

通常の咀嚼では、しっかりと噛むといっても麦芽糖になって甘味を感じるようになってから飲み込むことになりますが、最後の最後まで噛み続けると、もっと甘くなっていきます。これがブドウ糖に変化した状態の味です。

料理は、咀嚼によって唾液と混ざり合って、味が変化していくことを考えて、味付けがされています。それなのに、あまり噛まずに食べるということは、料理の本来の味を知らずに食べていることになります。

味覚を鍛えることは、いろいろなものを食べて、多くの栄養素を摂取するためにも重要なことで、それも考えて、よく噛んで食べる習慣を身につけられるようにするのは、親や周囲の人の役割といえます。

ワールドゲームズは一般には、あまり知られた存在ではありません。オリンピックと比べたら、存在すら知られていないのですが、スポーツ団体の規模的にはオリンピックに引けをとってはいません。

世界のアマチュアスポーツ団体はスポーツアコード(国際スポーツ連合)によって組織されていて、そのうちオリンピック採用競技は国際オリンピック委員会が取りまとめ、それ以外のスポーツ団体は国際ワールドゲームズ協会が取りまとめています。

オリンピックに新たに作用されたスポーツは、それ以前はワールドゲームズに入れられていて、オリンピックから外れたスポーツはワールドゲームで組織化されています。東京オリンピックでは空手やサーフィン、スケートボード、スポーツクライミング、野球・ソフトボールが新採用されました。野球とソフトボールは復活した形で、それまではワールドゲームズでの採用でした。

オリンピックは夏季競技大会、冬季競技大会ともに4年ごとに開催されていますが、ワールドゲームズ大会も4年ごとに開催されています。その時期はオリンピック夏季大会の1年後で、2022年にアメリカ・バーミングハムで11回大会が開催されています。

日本でも第6回大会が秋田で2001年に開催されていますが、当時はほとんど報道されず、オリンピックとの違いが広く知られることもありませんでした。

ワールドゲームズは、「多種多様なスポーツを国民に普及・紹介し、スポーツ人口増加を図り、選手の育成とそのレベルアップを図るとともに、スポーツを通じて国民はもとより、人類の健康増進と世界平和に寄与する」という目的を掲げています。

日本ワールドゲームズ協会の正会員は26団体(合気会、全日本アーチェリー連盟、日本ビリヤード協会、日本ボディビル・フォットネス連盟、全日本ボウリング協会、日本キャスティング協会、日本ダンススポーツ連盟、日本フロアボール連盟、日本フライングディスク協会、日本ハンドボール協会、全日本柔術連盟、全日本空手道連盟、日本ラクロス協会、日本ライフセービング協会、日本山岳・スポーツクライミング協会、日本ペタンクブール協会、日本パワーリフティング協会、ワールドスケートジャパン、日本ソフトボール協会、日本スカッシュ協会、日本相撲連盟、日本サーフィン連盟、日本水中スポーツ連盟、日本水上スキー・ウエイクボード連盟、日本武術太極拳連盟、笹川スポーツ財団:事務局担当)です。

準会員は13団体(日本エアロビック連盟、日本アメリカンフットボール連盟、日本アームレスリング連盟、国際スポーツチャンバラ協会、日本ダーツ協会、日本ドラゴンボート協会、日本ゲートボール連合、日本オーケーゴルフ協会、日本健康麻将協会、全日本空道連盟、日本モーターサイクルスポーツ協会、日本マウンテンバイク協会、日本ソフトテニス連盟)です。

日本ワールドゲームズ協会の赤木恭平会長は全日本ボウリング協会の名誉会長で、岡山県高梁市の出身です。私(小林正人)が理事を務めていた日本健康スポーツ連盟の副理事長でもあります。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

子どもの発達障害があることがわかったとき、父親側の祖父母が母親を責めるような態度をとることがあります。それは発達障害の特徴をわかっていないからのことですが、「自分の娘は悪くない」と言って守ってくれるはずの母親側の祖父母までが責めるほうになってしまうことも起こっています。

子どもの健康状態は誕生してからの栄養状態だけでなく、母親の妊娠中の栄養状態が影響することは以前から知られていました。今では研究が進み、妊娠前からの栄養状態も影響することがわかってきました。

今の女性の初産の平均年齢は30.9歳で、親元を離れて生活するようになってから10年ほどは自分の責任で食事をすることになります。そのときの食生活の傾向は、親元で暮らしていたときに身につけられることが多いので、親(子どもにとっては祖父母)の食事や栄養に対する知識と考え方が影響を与えます。

将来のことを考えて、しっかりと娘に健康のこと、食事のこと、栄養のことを教え、その考えが先々に伝わっていくようにするのは非常に重要ということですが、そのことに気づいていない人が多いのは事実です。

孫の健康を考えたら、娘にしっかりと知識を伝えるために、自分の食生活を見直し、しっかりとした食事をすることが大切になってくるはずですが、現状の日本人の食生活の実態を見ると、自信を持って伝えられるような食事内容なのか、という疑問もあります。

疑問を抱いているだけではいけないことで、もしも親から食事の大切さを伝えられていなかった女性がいても、そういったことを学べる場を設けることも、発達支援では重要になってくるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

乳酸菌が1回分に100億個も含まれているから腸内環境が整えられるというイメージが広まったのは、青汁のコマーシャルのおかげかもしれません。「なんと100億個」というフレーズで、青汁の栄養も摂れるうえに、乳酸菌が100億個も摂れるという“お得感”で人気が一気に高まりました。

これだけでは治まらず、「なんとなんと500億個」というフレーズで、腸内環境をよくするというイメージのほうを優先させて、さらに青汁の栄養素も摂れるというコマーシャルになっていました。

これを見て、携帯電話の機能をいくつもあげて、最後に通話もできるというジョークを思い出す人もいますが、乳酸菌の500億個が、そんなにも凄いことなのかという疑問も浮かんできます。

腸内細菌は、以前は100種類で100兆個といわれたものですが、それが300種類で300兆個となり、500種類で500兆個と増えていきました。今では1000種類で1000兆個にもなっています。

日本人の腸内細菌が急激に増えてきたということではなくて、研究によって実態がわかってきたということです。1000兆個に対して100億個は10万分の1の数です。500億個でも2万分の1ということで、腸内の1000兆個を変えていくには、1日に3回飲んだとしても18年はかかる計算になります。

よい腸内環境の人は「善玉菌が2、悪玉菌が1、日和見菌が7」の割合とされています。善玉菌が5分の1として、そのうちの半分を口から入れた乳酸菌で補おうとすると、2年くらいになります。

このことを根拠にして、2年も続けていると腸内環境が完全に整えられるということを伝えて販売している会社もあるのですが、重要な情報が抜けています。それは乳酸菌が小腸に多く棲息していて、大腸に多く棲息するのはビフィズス菌だということです。

多くの人が乳酸菌に期待するのは大腸の調子ですが、乳酸菌だけでは大腸の環境を整えるのには足りないということです。大腸の環境を考えたら、ビフィズス菌を中心とした大腸を整える菌を摂ることと、大腸内の善玉菌の栄養源となるオリゴ糖などの糖類や食物繊維を摂ることがすすめられます。

糖尿病は血糖値が高い状態が続く病気で、今では国民的には成人の5人に1人が糖尿病か糖尿病予備群となっています。糖尿病は血糖値が一定以上になることによって診断されるので、血糖値を低く保つことが第一の対策となります。

そのために必要なのは、食事の改善と運動です。血糖は血液中のブドウ糖のことで、ブドウ糖が結合することによって糖質となります。そのことから糖質が多く含まれるご飯、パン、麺類を減らすことが初めの対応となります。

食事の改善によって血糖値が下がらないときには、食事の改善とともに運動がすすめられます。そして、食事療法でも運動療法でも血糖値が下がらないときに、初めて医薬品(血糖降下剤)が使われるのが原則となっています。

しかし、食事療法も運動療法もなしに医薬品が使われることがあります。これは正しい糖尿病の対応ではないわけですが、食事の量を大きく減らさなくても運動をしていれば血糖値を安定させることができます。

ところが、運動をしても血糖値が安定しない人がいます。それは運動の種類とブドウ糖の消費の関係が理解されていないことが原因となっています。その理解なしに、頑張って歩いても血糖値は下がりにくいのです。

糖尿病になると医師から歩くことがすすめられます。歩くことは簡単にできる運動だからですが、普通の速度で歩いていても血糖値は下がりにくくなっています。歩くのは有酸素運動で、有酸素運動に使われる筋肉は赤い色をした赤筋です。赤筋は脂肪酸をエネルギー源としています。普通歩行によって減らすことができるのは脂肪のほうです。

ブドウ糖をエネルギー源としている筋肉は白い色をした白筋で、これは無酸素運動によって消費されます。無酸素運動は息を止めてもできる運動を指していて、筋肉トレーニングが該当します。歩くことによって白筋を強化して筋肉トレーニングとするには、速歩きが向いています。

ずっと速歩きを続けるのは大変なので、普通歩行と速歩きを繰り返すインターバル式のウォーキングが血糖値が高い人にはすすめられています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

東京にいたときは、メディカルダイエットの指導の対象者はエステティシャンからアマチュアレスリングの女子選手、女子プロレスラーから現役力士まで、さまざまでした。女子プロレスラーは現役を引退した方です。

その依頼をしてきたのは“女の中の男”と呼ばれるカリスマで、「心が折れる」という言葉の起源となった伝説の試合を繰り広げていた“憧れの女性”だったので、すぐに引き受けました。

その話は別のところで書いていますが、今回は現役力士と親方のメディカルダイエットの話です。現役力士に対する指導の依頼内容は、いわゆるダイエットのやせるということではなくて、筋肉を増やすほうのメディカルダイエットです。

単に筋肉運動を増やすのではなく、エネルギー代謝を高めて、筋繊維(筋肉細胞)の中で作り出されるエネルギーを増やして、このエネルギーを使って筋繊維を太くする方法で、運動の種類と運動後の食事内容、食後の効果的な睡眠が、その内容となります。

早朝の稽古は空腹状態で激しく身体を動かして、その後にたんぱく源を摂って、食べてから熟睡することで成長ホルモンを増やして、筋肉量を増やそうとするものです。現役力士は見た目では太っているようでも体脂肪率は低くて、一般の成人(25〜30%)よりも筋肉質というのは普通のことです。

一般の人には「食べてから、すぐに寝ると太る」ということで食べてから寝るまでの時間を空けることが指導されるのですが、現役力士に限っては食べてから寝るのが重要になるのです。

力士と書けばよいところを、わざわざ現役力士と書いたのは、現役を引退した親方からのメディカルダイエットの依頼もあったからです。現役を引退しても、これまでの食習慣を変えるのは難しくて、食事量は多いのに運動量は少ないという不健康に太る生活習慣であるので、こちらは方法としては簡単です。

ただし、体脂肪を減らすために有効な有酸素運動のウォーキングやランニングを継続するのは体格的に難しいことなので、体重に耐えられる特殊なバランスボールを使ったバウンド運動、これも強度なエアロバイクでの有酸素運動を指導しました。

これは個室で、弟子にも見られずに続けられるので、体脂肪を落として、長生きしたいという親方の希望に沿った結果を提供することができました。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

広く健康に関わる記念日について紹介します。

8月21日 北本トマトカレーの会(埼玉県北本市)が、きたもとご当地グルメ開発コンテストが開催された2011年8月21日にちなんで「北本トマトカレーの日」と制定。富澤商店(東京都千代田区)が1877年8月21日に第1回内国勧業博覧会(東京・上野公園)でバターを作る犬力機が出品されたことにちなんで「おいしいバターの日」と制定。毎月21日は「木挽BLUEの日」(雲海酒造)。

8月22日 ベンヌ(東京都世田谷区)の社員が毎月1日の「あずきの日」と8月21日の「おいしいバターの日」の日付を組み合わせて「みんなのあんバターの日」と制定。毎月22日は「カニカマの日」(スギヨ)、「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)、「ラブラブサンドの日」(日糧製パン)。

8月23日 離宮八幡宮(京都府大山崎町)とカネダ(東京都中央区)が、離宮八幡宮が精油発祥の地とされていて859年8月23日に宇佐八幡宮が大山崎に遷宮されたことにちなんで「油の日」と制定。湖池屋がコイケヤポテトチップスのり塩を発売した1962年8月23日にちなんで「湖池屋ポテトチップスの日」と制定。毎月23日は「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)。

8月24日 ケンコーマヨネーズが野菜にかける(8×3×1=24)と、週間カレンダーで野菜の日(8月31日)の上に来ることから「ドレッシングの日」と制定。オーラルケア(東京都荒川区)が歯(8)ブ(2)ラシ(4)の語呂合わせで「歯ブラシの日」と制定。日本ルナ(京都府八幡市)がバ(8)ニ(2)ラヨ(4)ーグルトの語呂合わせで「バニラヨーグルトの日」と制定。毎月24日は「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京鰹節類卸協同組合)。

8月25日 日清食品がインスタントラーメン第1号のチキンラーメンの発売日の1958年8月25日にちなんで「チキンラーメン誕生の日」(即席ラーメン記念日)と制定。毎月25日は「プリンの日」(オハヨー乳業)、「歯茎の日」(佐藤製薬)。

8月26日 資生堂がパパとお風呂に入るをパパ(8)フ(2)ロ(6)の語呂合わせで「パパフロの日」と制定。毎月26日は「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)、「風呂の日」(東京ガス)。

8月27日 日本ジェラート協会が映画「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーンがジェラートを食べるシーンが有名になったことからアメリカで公開された1953年8月27日にちなんで「ジェラートの日」と制定。毎月27日は「ツナの日」。

8月28日 1994年の8月28日に第1回の気象予報士国家試験が実施されたことにちなんで「気象予報士の日」と制定。日本発汗学会が汗の正しい情報の発信を目的に、1993年8月28日の第1回日本発汗研究会の発足日にちなんで「汗の日」と制定。毎月28日は「にわとりの日」(日本養鶏協会)。

8月29日 若丸(長野県飯島町)が馬(8)肉(29)にちなんで「馬肉を愛する日」と制定。ネイチャーズウェイ(愛知県名古屋市)がオーガニック化粧品の認知拡大を目的に、8月のオーガスト(August)とニック(29)の語呂合わせで「オーガニック化粧品の日」と制定。毎月29日は「ふくの日」(日本アクセス)、「Piknikの日」(森永乳業)、「クレープの日」(モンテール)、「肉の日」(都道府県食肉消費者対策協議会)。

8月30日 地方卸売市場中津魚市場(大分県中津市)が8月からハ、3を回転させてm、0をoに見立てモとして「中津ハモの日」と制定。毎月30日は「サワーの日」(宝酒造)、「EPAの日」(日本水産)、「みその日」(全国味噌工業協同組合連合会)。

8月31日 食料品流通改善協会が、や(8)さ(3)い(1)の語呂合わせで「野菜の日」と制定。毎月31日は「菜の日」(ファイブ・ア・デイ協会)。

早食いの習慣がある人は、親も早食いだという傾向があります。食事は、しっかりと噛んで、ゆっくりと味わって食べるのがよいと言われても、子どものときから食卓を囲む時間が短くて、少しだけ噛んで飲み込む食べ方をしていると、それが当たり前のようになってしまいます。

何回噛んでから飲み込むのかは、特別に親から教えられることがなくても、3歳児の場合には一口について15回ほどは噛んでいます。もちろん食品の硬さや調理法によっても食べるものの硬さが変わり、噛む回数も変わってくるのは当たり前のことです。

3歳児だと、まだ軟らかいものを食べているはずなのに、15回ほど噛んでから飲み込んでいるということは、そこから徐々に硬いものを食べていくようになったときには、噛む回数が増えていくようになるはずです。

その噛む習慣を続けられるようにするのは、毎日の食事の環境であり、一緒に食事をする人の食事にかける時間と噛む回数が影響を与えます。このことは親がリードしていくだけに、親の食事に対する考え方が影響してきます。

子どもの健康は誕生してからではなく、妊娠中の栄養摂取から始まっているとされていますが、さらに以前の妊娠前からの栄養摂取から始まっています。このことについては厚生労働省が「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」を設けて、重要性を呼びかけています。

しかし、この指針の中には、噛むことについては書かれていません。指針があろうとなかろうと、その存在を知っていようと知らなかろうと関係なく、栄養摂取のためには噛むことが重要であることを伝え、それを身につけられるような食事を親が示すことが、子どもだけでなく、孫の健康にもつながることを、親元にいるときに親が子どもに教えることが大切になってくるということです。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康食品は素材の組み合わせが大切で、機能性がある成分が複数あることで、目的を達成しようとします。例えば、血糖値の上昇を抑えるためには糖質の分解の抑制、分解されたブドウ糖の吸収の阻害、血液中のブドウ糖を細胞に吸収させるために必要なインスリンの分泌の促進など、一連の流れに沿った成分を使います。

これによって複合的な効果を求めるということと同時に、どこに問題があって血糖値が下がりにくいのかがわからなくても複合的な対応なら、どれかが効いてくれるという期待もできるわけです。

健康の維持・増進に役立つ成分はプラスの効果があることを期待したいところですが、素材の相性がよくないと、期待する効果が低下することにもなります。糖も脂肪も塩分も余計に摂取したものは吸収を阻害してくれる難消化性デキストリンは効果が確認されていて、機能性表示食品の成分となっています。

難消化性デキストリンさえ使えば機能性表示食品として認められるということで便利に使われています。強力な粘性成分で、吸着して吸収を妨げることはできるものの、他のものも吸着して吸収が妨げられることについては、どこを見ても書いてありません。

水溶性食物繊維は粘性が強いので、ビタミン、ミネラルの一部を吸着して吸収量が減ることが知られています。難消化性デキストリンはビタミン、ミネラルを吸着するのはもちろんのこと、健康食品の有効成分を吸着して、吸収されなくします。全部ではないとしても、期待する効果のための推奨量が摂取できなくなるのでは、せっかくの健康食品が意味をなさなくなります。

健康食品は使い方によっては、味方にもなれば、敵にもなるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

失われた30年という言葉は、その間に生まれた子どもたちにとっては、とんでもない期間ということになります。実質の給料が30年間も上がらなかったのに、円安も進み、どんどん得る金額の価値が下がっていくのは、まだまだ続きそうな気配です。

30年間のうちに増えたものとしては、平成18年(2006年)から発達障害児の統計が発表されるようになりましたが、当時は4万人だったのが令和2年(2021年)には14万人と急激に増えています。この理由などについては、発達障害支援のコラムで触れています。

給料のほうは上がっていなくても、物価のほうは上がり続けています。その指標の一つとされるのが電車の運賃で、東京・山手線の初乗りが基準とされます。私が地方から上京して大学に通い始めた1974年には初乗り料金は30円でした。これは1969年に上がったままでしたが、1976年に60円に2倍に値上げされ、上昇率はなんと100%でした。今ではあり得ない上昇率でしたが、給料も上がっていたので暴動は起こりませんでした。

その後も値上げは続き、1978年には80円(33%上昇)、1979年に100円(25%上昇)、1981年に110円(10%上昇)、1982年に120円(7%上昇)、1989年に130円(8%上昇)と上昇率は下がったものの、気づいたら4倍以上になっていました。

30年間、実質の給料が上がっていないのに、ここまで上がったので、しばらくは値上げしたくても我慢をしていたのですが、2014年に140円(7%上昇)、2023年に150円(7%上昇)となり、10円ずつ上げるのがやっとという状況になりました。

料金が上がったら、その分、購入者が減るのは経済の根本的なところですが、運賃が上がったからといって利用しないわけにはいかないのが交通費です。これをバロメーターにしてみると、厳しい世の中は、まだまだ続くことのは当然のように予想されることです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)