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血液中の中性脂肪値が高くなると動脈硬化のリスクが高まっていきます。血液中の中性脂肪はブドウ糖と並ぶ重要なエネルギー源で、中性脂肪は分解されて脂肪酸となります。体内では普段から脂肪酸とブドウ糖を使って活動のためのエネルギーを作り出しています。

個人差はあるものの、平常時には「ブドウ糖60%:脂肪酸40%」くらいの割合で使われています。脂肪酸は中性脂肪の構成要素で、グリセライド1個に脂肪酸3個が結びついたものが中性脂肪です。

運動をしたときには、すぐに大量のエネルギーが必要になるので、代謝しやすいブドウ糖を多く使います。そのため、エネルギー配分は「ブドウ糖80%:脂肪酸20%」くらいに変わります。

しかし、ブドウ糖は10~15分間しか大きなエネルギーを作り出せないため、その時間を過ぎると脂肪酸へと主に使用するエネルギー源が切り換わります。エネルギー配分では「ブドウ糖35%:脂肪酸65%」くらいになります。

血液中の中性脂肪が多い場合には、10~15分間を超える運動時間が必要で、できれば30分間以上のウォーキングをすることが求められます。

有酸素運動は30分間続けることで、15~20分間、脂肪代謝を盛んにできるわけですが、30分間のウォーキングの時間が取れないときには10分間のウォーキングを1日に3回行うことでも同様の効果が期待できます。

10分間のウォーキングでは体脂肪の減少が少ないように思われるかもしれませんが、そのときにも脂肪酸が20%ほどは使われています。それに加えて、運動を終えてからも筋肉の中にある脂肪分解酵素のリパーゼが働いている30分間ほどは脂肪酸が代謝し続けています。

1日に1回のウォーキングよりも、3回に分けて歩いたほうが運動後の脂肪減少の機会が3倍になっているので、中性脂肪の減少に、それほど大きな差は出てこないわけです。

ウォーキングによって、内臓脂肪がエネルギーとして使われやすいのは全力で運動をしたときの50~60%の負荷がかかった状態です。歩くスピードとしては、スタスタという感じで、腕を前後に大きく振りながら、歩幅も広くする歩き方が、これに当たります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

広く健康に関わる記念日について紹介します。

8月1日 国土交通省が水の使用量が最も多い季節であることから「水の日」と制定。フジパンがネオバターロールが1997年8月1日に販売されたことにちなんで「ネオバターロールの日」と制定。全国配置薬協会が配(8)置(1)に語呂合わせで「配置薬の日」と制定。不二家がホームパ(8)イ(1)の語呂合わせで「ホームパイの日」と制定。サンギが歯(8)が命(1)の語呂合わせで「歯が命の日」と制定。江崎グリコが6月1日が世界牛乳の日、10月1日がコーヒーの日であることから真ん中の日を「カフェオーレの日」と制定。帝国ホテルがインペリアルバイキングを始めた1958年8月1日にちなんで「バイキングの日」と制定。エスエス製薬がハ(8)イチ(1)の語呂合わせで「ハイチオールの日」と制定。毎月1日は「あずきの日」(井村屋グループ)、「釜飯の日」(前田家)、「Myハミガキの日」(ライオン)。

8月2日 日本ハーブ協会がハー(8)ブ(2)の語呂合わせで「ハーブの日」と制定。エスビー食品がハー(8)ブ(2)の語呂合わせで「ハーブの日」と制定。日本おやつ協会が、おや(8)つ(2)の語呂合わせで「おやつの日」と制定。おやつカンパニー(三重県津市)がベビースターラーメンの普及のために、おや(8)つ(2)の語呂合わせで「ベビースターラーメンの日」と制定。カレーうどん100年革新プロジェクトが6月2日が横浜カレー記念日、7月2日がうどんの日である流れから「カレーうどんの日」と制定。

8月3日 八丁味噌協同組合(愛知県岡崎市)が八(8)丁味(3)噌の語呂合わせで「八丁味噌の日」と制定。サガミホールディングス(愛知県名古屋市)が八(8)味(3)の語呂合わせで「サガミの八味唐がらしの日」と制定。徳島県漁業協同組合連合会が鱧(はも)は以前ははみと呼ばれたことから、は(8)み(3)の語呂合わせで「はもの日」と制定。博水社がハ(8)イサ(3)ワーの語呂合わせで「ハイサワーの日」と制定。毎月3日は「くるみパンの日」(カリフォルニアくるみ協会)、「みたらしだんごの日」(山崎製パン)。

8月4日 日本栄養士会が栄(8)養(4)の語呂合わせで「栄養の日」と制定。ホクレン農業協同組合(北海道札幌市)が馬(8)鈴(0)しょ(4)の語呂合わせで「北海道ばれいしょの日」と制定。サッポロライオンが恵比壽ビヤホールが開店した1899年8月4日にちなんで「ビヤホールの日」と制定。藤本商會本店(愛知県名古屋市)が箸(84)の語呂合わせで「箸の日」と制定。熊本走ろう会が走(84)ろうの語呂合わせで「走ろうの日」と制定。アイランド(東京都渋谷区)が、おは(8)よ(4)うの語呂合わせで「朝活の日」と制定。毎月4日は「みたらしだんごの日」(山崎製パン)。

8月5日 江崎グリコがパピ(8)コ(5)の語呂合わせで「パピコの日」と制定。関西鶏卵流通協議会が親子(085)の語呂合わせで「親子丼の日」と制定。カンショク(香川県観音寺市)がやっ(8)こ(5)の語呂合わせで「奴(やっこ)の日」と制定。マルコメ(長野県長野市)が発酵(85)の語呂合わせで「発酵の日」と制定。フライスター(神奈川県横浜市)がパン(8)粉(5)の語呂合わせで「パン粉の日」と制定。小田急レストランシステムが箱根そばが箱そばと略して呼ばれることから箱(85)の語呂合わせで「箱そばの日」と制定。新潮社が山で食べる山(8)ごはん(5)の語呂合わせで「山ごはんの日」と制定。キッコーマンがリコピンリッチトマトケチャップが発売された2013年8月5日にちなんで「リコピンリッチの日」と制定。毎月5日は「みたらしだんごの日」(山崎製パン)。

8月6日 毎月6日は「メロンの日」(全国メロンサミットinほこた開催実行委員会)、「手巻きロールケーキの日」(モンテール)、「手巻きロールの日」(モンテール)。

8月7日 日本耳鼻咽喉科学会が鼻(87)の語呂合わせで「鼻の日」と制定。日本バナナ輸入組合がバ(8)ナナ(7)の語呂合わせで「バナナの日」と制定。グレープストーン(東京都中央区)がバ(8)ナナ(7)の語呂合わせで「東京ばな奈の日」と制定。はなまる(香川県高松市)が、は(8)な(7)の語呂合わせで「はなまるうどんの日」と制定。やおやささき(岩手県盛岡市)が旧七夕の日の8月7日にオクラを食べて短冊に願いを書くとかなうという思いから「オクラの日」と制定。あじかん(広島県広島市)が立秋の前日の節分に巻き寿司を食べる習慣があることから「巻き寿司の日」と制定。毎月7日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)。

8月8日 ハナマルキ(長野県伊那市)が麹の中に米があって八十八に分解できることから「こうじの日」と制定。ニチレイフーズがパラ(8)パラ(8)の語呂合わせで「チャーハンの日」と制定。味のちぬや(香川県三豊市)が、たこの足が8本で焼(8)の語呂合わせで「たこ焼の日」と制定。わかさ生活(京都府京都市)がblueberryのBBが88に似ていることから「ブルーベリーの日」と制定。東洋水産が○を重ねると8になり、焼(8)きそばの語呂合わせで「マルちゃん焼きそばの日」と制定。ヤクルトヘルスフーズが青汁の材料の葉っぱ(88)の語呂合わせで「葉っぱの日」と制定。日本きくらげ(東京都中央区)が8が耳の形に似ていて8が重なることから「日本きくらげの日」と制定。千草(福岡県北九州市)が洋食のハヤシライスのハ(8)ヤ(8)の語呂合わせで「洋食の日」と制定。徳島県阿波尾鶏ブランド確立対策協議会が阿波おどりが8月9日に鳴門市で行われることから前日を「阿波尾鶏の日」と制定。Eight(東京都大田区)が数字の無限大を示す∞の形と似ている8を重ねた日であることから「ベーグルの日」と制定。万田発酵(広島県尾道市)が発酵のハチ(8)と末広がりの八(8)から「発酵食品の日」と制定。日本臨床矯正歯科医会が歯(8)並びの語呂合わせで「歯並びの日」と制定。日本青パパイヤ協会がパ(8)パ(8)イヤの語呂合わせで「青パパイヤの日」と制定。香川県醤油豆協議会が四国八十八カ所巡りから「醤油まめの日」と制定。毎月8日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「歯ブラシ交換デー」(ライオン)、「にわとりの日」(トリゼンフーズ)、「ホールケーキの日」(一柳)。

8月9日 味のちぬや(香川県三豊市)がハ(8)ンバーグ(9)の語呂合わせで「ハンバーグの日」と制定。全日本鍼灸マッサージ師会が、はり(8)きゅう(9)の語呂合わせで「はり(鍼)・きゅう(灸)・マッサージの日」と制定。キユーピーが、ぱ(8)く(9)ぱくの語呂合わせで「ぱくぱくの日」と制定。毎月9日は「クレープの日」(モンテール)。

8月10日 バナナの神様(東京都千代田区)がバナナ(8)ジュー(10)スの語呂合わせで「バナナの神様・バナナジュースの日」と制定。豊島屋(神奈川県鎌倉市)が鳩サブレーをきっかけに平和の象徴の鳩を知ってもらって鳩への敬愛の気持ちを深める目的で、は(8)と(10)の語呂合わせで「鳩の日」と制定。ダノンジャパンがダノンBIOが810に見えることから「ダノンBIOの日」と制定。ハーゲンダッツジャパンが創業日の1984年8月10日にちなんで「ハーゲンダッツの日」と制定。レバレッジ(東京都渋谷区)がパ(8)ーソナルト(10)レーナーの語呂合わせで「パーソナルトレーナーの日」と制定。カルビーが、や(8)められないと(10)まらないの語呂合わせで「かっぱえびせんの日」と制定。日本ハムがパ(8)リッと(10)した歯ごたえの語呂合わせで「シャウエッセンの日」と制定。江崎グリコがカロリーコントロールが80kcalを1単位とすることから810の数字の組み合わせで「カロリーコントロールの日」と制定。サントリースピリッツがハ(8)イ(1)ボール(0)の語呂合わせで「ハイボールの日」と制定。太陽食品(奈良県奈良市)が、は(8)と(10)むぎの語呂合わせで「はとむぎの日」と制定。鮒忠(東京都台東区)が焼(8)き鳥(10)の語呂合わせで「焼き鳥の日」と制定。八天堂(広島県三原市)が、はっ(8)てん・どう(10)の語呂合わせで「八天堂の日」と制定。キャリアデザイン・インターナショナル(東京都港区)がハ(8)ート(10)の語呂合わせで「ハートの日」と制定。毎月10日は「糖化の日」(AGE測定推進協会)、「パンケーキの日」(日本ハム)、「コッペパンの日」(全日本丸十パン商工業協同組合)、「アメリカンフライドポテトの日」(米国ポテト協会)。

岡山県は「スポーツ立県おかやま」をスローガンに掲げて、スポーツによる健康づくりを基本とした、すべての県民がスポーツを通じて明るく笑顔で暮らすことができる社会「生き活き岡山」の実現に向けて活動を進めています。

それに向けて、2004年に岡山県スポーツ振興基本計画を定めて、2012年に岡山県スポーツ振興条例を制定して、スポーツ立県おかやま宣言を行いました。その具体的な進め方を示した岡山県スポーツ推進計画を2013年に策定して、これを2018年に改訂して2022年までの期間を定めて推進してきました。

この岡山県スポーツ推進計画は、スポーツ基本法第10条に規定された地方スポーツ推進計画に従ったもので、岡山県スポーツ推進条例第7条に規定されているスポーツの推進に関する施策を総合的・計画的に実施するための計画です。

岡山県スポーツ推進計画は、岡山県の総合的な計画である「第3次晴れの国おかやま生き活きプラン」(2021年)に掲げる重点戦略の「安心で豊かさを実感できる地域の創造」を推進するための個別事業計画ともなっています。

東京オリンピック・パラリンピックを経て、2022年には国の第3期スポーツ基本計画が策定され、これを受けて、5か年計画の第2次岡山県スポーツ振興計画がスタートしました(2023〜2027年)。

岡山県のスポーツが盛んになり、学生スポーツで全国優勝するなどの大きな活躍が見られるのも、こういったスポーツ推進の流れが大きく影響をした結果と考えられています。

〔スポーツ基本法:地方スポーツ推進計画〕
都道府県及び市(特別区を含む)町村の教育委員会は、スポーツ基本計画を参酌して、その地方の実情に即したスポーツの推進に関する計画を定めるよう努めるものとする。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「三つ子の魂百まで」は、幼いころの性格や性質は年を取っても変わらない、という意味の諺(ことわざ)ですが、単に数ある諺の一つではなくて、発達障害の改善支援に取り組むときの大きなテーマとして話をする機会が増えてきました。

“物心がつく年齢”というと3歳後半を指すことが多く、この時期は3歳児健診の機会と一致しています。3歳児健診では、身体的な発育状態とともに心理的な発育状態の健康診査も行われます。

100歳まで続くかどうかは、まだエビデンス(科学的根拠)がいないので定かではないのですが、生まれつきの特性である発達障害は、改善は可能であっても、その特性は生涯にわたって続きます。

「三つ子の魂」の“魂”を精神や気力という意味ではなく、発達障害の場合には特性と解釈されることが多いのですが、発達支援に携わっていると、“生まれながらの才能”と表現するのが正しいと感じます。特性を社会に合わせて変えさせる、社会と付き合っていけるように慣れさせるということよりも、才能を花開かせることが重要ということも理解してほしいことです。

才能は個人の資質そのものではなくて、工夫や訓練によって発揮されるもので、物事を成し遂げる力です。本人に任せるだけでは才能はあっても発揮しにくく、才能が発揮されたら、それを継続させ、社会の仕組みの中で、どのように活かすようにするのか、それを保護者だけでなく、周囲の方々も考える必要があります。

そのような環境を作っていくためには、まずは地域の理解が重要となります。“人生100年時代”というと介護やお金の問題ばかりが着目されがちですが、「三つ子の魂」が「百まで」活かされるようにするのは行政も地域の団体も、そして地域で暮らすすべての人も含めての責務です。

これは勝手に考えていることではなくて、発達障害者支援法に書かれていることです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

日本メディカルダイエット支援機構は、エネルギー代謝科学の研究に基づいた健康づくり活動を実践しています。健康づくりの手法は食事、運動、休養の三大要素が細分化されて、さまざまなパーツがあるのですが、その中から選択しているのはエネルギー代謝に関わることです。

エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を多く摂って、運動と生活の中での活動を増やすことによって体内で発生するエネルギー量を増やしていくことができます。運動の時間を増やせば増やすほどエネルギー代謝は高まっていくことにはなるものの、運動をすることで無理がかかっては長続きしません。

だからといって、楽な方法を選択していたのでは効果が上がりにくくなります。楽ではないとしても、無理をしない程度の運動は必要ですが、その程度の運動であってもエネルギー代謝を高める方法があります。

その方法は、人間の生理学的な機能を活かしたもので、エネルギー源をエネルギー代謝成分である高エネルギー化合物のアセチルCoAに変化させるためには、ビタミンC以外のすべての水溶性ビタミンが必要になります。その水溶性ビタミンが含まれる食品の摂取を初めにクリアすることとなります。

アセチルCoAは、細胞のミトコンドリアの中にあるTCA回路で、9段階の変化を経て、エネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)が発生します。この変化にはビタミンB群のビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂がすべて必要になります。

効率のよいエネルギー源は脂質(脂肪酸)です。糖質とたんぱく質の2倍以上のエネルギー量があります。脂肪酸がミトコンドリアに取り込まれるときには代謝促進成分のL‐カルニチンが必要になります。脂肪酸はL‐カルニチンと結合することで、ミトコンドリアの膜を通過することができます。

L‐カルニチンは医薬品の成分だけでなく、食品の成分としても許可されていて、サプリメントとして摂ってエネルギー代謝を高めることができます。エネルギー代謝の面で、L‐カルニチンの摂取をすすめています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

厚生労働省の「健康日本21」では、歯・口腔の健康について目標を定めて健康づくりを推進しています。その現状と目標から歯の喪失の防止について学齢期のう蝕(むし歯)防止を紹介します。

◎学齢期のう蝕予防
永久歯は5歳前後から生え始めますが、第2大臼歯がほぼ生えそろう12歳時点で、すでに1人平均う歯数は2.9歯となっています。

このように永久歯が生えてから比較的短時間に急速にう蝕が増加していることから、12歳児におけるう歯数を減少させていくことを目標として、永久歯う蝕を予防していく必要があります。

なお、12歳児におけるう歯数の減少の目標として、1人平均う歯本数を1歯以下に減少していくこととしています。これは目標として明確さや、わかりやすさなどを配慮したものであり、歯科疾患実態調査、学校保健統計調査の推移や、地域・集団における歯科保健対策による改善実績などのデータから、全国の指標として妥当なものとして設定されたより詳細な目標数値は1.4歯以下となっています。

学齢期のう蝕予防についても、基本的には幼児期と同様であり、う蝕を誘発する甘味飲食物の過剰摂取制限、歯口清掃による歯垢(デンタル・プラーク)の除去、歯質の強化対策としてのフッ化物の応用などが基本となり、さまざまな介入研究などにより、う蝕抑制効果が示されています。

◎学齢期のう蝕予防の目標
・12歳児における1人平均う歯数(DMF歯数)の減少
 目標値:1歯以下

・学齢期におけるフッ化物配合歯磨剤使用者の割合の増加
 目標値:90%以上

・学齢期において過去1年間に個別的歯口清掃指導を受けたことのある者の割合の増加
 目標値:30%以上
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

病名や体調の不良が示されて、その後に「ききました」という言葉が流されたら、これを悪い状態がよくなったと判断する人は少なくありません。テレビで流されるようになったCF(コマーシャルフィルム)には、「腰痛の人にききました」「膝痛の人にききました」という言葉とともに、画面にも文字で「ききました」と出ています。

これは腰痛や膝痛がある人に、商品を使ってもらったり、使いたいかという感想を“聞いている”だけなのに、コマーシャルを見ている側は勝手に“効いた”とイメージしています。そのイメージを活用したのがテレビコマーシャルの“よいところ”で、元気に歩いているシーンを流されたら、元気に歩けるようになったと考えてしまいます。

元気に歩いているシーンの前に、膝痛があると歩きにくくなるというイメージのシーンが入れてあると、使用前・使用後という印象になって、それだけで商品は医薬品であっても健康食品であっても効果があるとイメージさせることができます。

また、小さなドアから出てきた人が気持ちよさそうな顔をしていたり、お腹をさすったりしているシーンがあると、トイレから出てきた、トイレで出たという印象をもって見てしまいます。

それだけでも充分であろうと思えるのに、画面に「スッキリ」とか「○○さんの後でも気にならない」という文字が出てくると、これはトイレで便通がよくなったと“勝手に”判断をしてしまいます。

このようにイメージ先行であっても、含まれている成分の内容を考えず、飛びついてしまう人が多いことから、まだまだ半分騙されているようなテレビコマーシャルが出続ける可能性が非常に高いといえます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

筋肉を増やすためには、筋肉細胞の中で作り出されたエネルギーを使って、タンパク質を合成することが必要です。細胞にはエネルギーを使って、細胞内で必要になる物質を作り出す機能があり、その働きは酵素によって起こっています。酵素は細胞内の生化学反応を高める触媒のようなものです。

この酵素による生化学反応にはミネラルが必要になります。ミネラルは酵素の重要な構成成分となっています。それは補酵素としての役割です。補酵素というのは、その名のとおり酵素を補う役割をしています。酵素は一部が欠けた状態になっていて、そこに補酵素が結びつくことによって酵素本来の働きをすることができます。

補酵素としてはマグネシウム、亜鉛、鉄、銅などがありますが、その中でも特に重要となるのはマグネシウムと亜鉛です。体内には5000種類もの酵素があります。それぞれに相性のよい補酵素が決まっています。マグネシウムは約300種類の酵素に対する補酵素となっています。

亜鉛は約200種類の酵素に対する補酵素で、合計すると500種類の酵素の働きに関わってきます。その重要性を示すときに以下のような話をしています。会社に5000人の社員がいて、そのうちの500人が必要とされる能力がないために、働いてくれなかったとしたら、会社が傾いてしまいます。

補酵素が充分にあることで酵素の働きがよくなり、それによって必要な成分、ここでは筋肉細胞の話をしていますが、筋肉が多くなれは作り出されるエネルギーが多くなり、それによって酵素も多く作られ、酵素の働きもよくなるので、筋肉強化の好循環となってくれるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

子どもの栄養摂取の指導は、生まれてからではなく、妊娠中でもなく、妊娠前から始める必要があると考えられています。女性の栄養摂取の状態を見ていくと、一般には家庭で食事をしている年代は栄養バランスが比較的とれています。

高校を卒業して親元を離れたときからバランスが崩れやすくなり、結婚をして家族と食事をするようになると再びバランスがとれるようになります。これは厚生労働省による国民健康・栄養調査の結果を見ても、その傾向があることがわかります。

妊娠前からの栄養摂取というと、結婚をしてからの食事というイメージが抱かれるものの、子どもの発育や健康状態に関わる栄養摂取は20歳前後の時点から始まると考えられています。

子どもの健康に関わる栄養素としてはカルシウムや鉄などが重視されています。これらのミネラルは体内に蓄積されて、安定的な状態になるまでには4〜5年はかかるとの研究報告もあります。

親元を離れてからも食生活が充実した内容であった場合には、重要なミネラルが大きく不足することはないとされるものの、一人暮らしなどによって栄養バランスが崩れた期間が2〜4年もあると、回復するのに期間がかかります。

妊娠中の胎児の栄養状態を考えるときには、高校を卒業したときから、それまでの食生活を継続できるように、親元にいるときから栄養バランスについて考え、一人でもバランスのとれた食事を継続するためのトレーニングが必要になります。

となると、妊娠前からの栄養摂取は、親元にいるときから始まると考えるべきであって、そのことを伝える親の食事に対する考え方と栄養知識が重要ということになってきます。孫の栄養状態は、祖父母の責任と言うこともできるということです。

スポーツをして身体を動かすことで健康になるのだから、わざわざ“健康スポーツ”という言葉を使う必要はないということを言われることがあります。その“健康スポーツ”を法人名としているのは公益財団法人日本健康スポーツ連盟で、私(小林正人)は東京にいたときに同連盟の理事を務めていました。

日本語では(公式の登録名称は)“健康スポーツ”ですが、英語表記は「health & sports」です。健康スポーツという特定のスポーツを推進する団体ではなく、健康とスポーツを推進する団体です。

1987年(昭和62年)に、当時の厚生省と文部省の認可によって財団法人として設立されました。当時は、健康は厚生省(現在の厚生労働省)、スポーツは文部省(現在の文部科学省)の所管で、両方にまたいだ活動をするということが関係しています。

公益財団法人となってからは、他の公益法人と同様に内閣府の所管となっています。
活動としては、健康スポーツ産業の振興や健康スポーツの技能育成の促進によって健康スポーツ活動の基盤を整備して、健康増進や体力づくりに寄与するということで、厚生労働大臣認定運動型増進施設の唯一の調査・指導団体となっています。

厚生労働大臣認定運動型健康増進施設は認定の条件が厳しく、フィットネスクラブやスポーツクラブは全国に8000施設以上あるとされる中で、厚生労働大臣認定運動型健康増進施設は335施設しかありません(2023年7月現在)。

健康スポーツと言われてイメージされる、無理なく取り組めて、高齢になっても安心して続けられる競技スポーツは、日本レクリエーション協会に加盟して一般向けに推奨されています。その団体については別の機会に紹介しますが、健康増進施設と健康スポーツの連携は、これからの健康づくりには重要な役割をすると認識しています。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕