それぞれのミネラルの役割を知ることは、代謝の促進だけでなく、健康の維持・増進にも役立ちます。カルシウム、リン、カリウム、イオウ、ナトリウム、塩素、マグネシウムの7種類は主要ミネラルと呼ばれます。
◎カルシウム
骨や歯に必須の体内で最も多いミネラルで、体重の約2%を占め、そのうち約99%が骨や歯にあり、約1%が血液や筋肉中にカルシウムイオンとして溶け込んでいます。血液凝固、筋肉収縮、神経系の調整のほか細胞内外のカルシウム濃度の調整によって細胞の機能の調整、ナトリウム排泄によって血圧調整をする作用があります。また、腸壁を刺激して蠕動運動を盛んにし、便通を促進する作用があります。不足すると骨粗鬆症や骨軟化症を引き起こします。また、カルシウムの摂取が大きく減少すると脂肪酸合成酵素が活性化し、肝臓で合成される中性脂肪が増加するとの研究成果が報告されています。吸収率は約30%で、体内では1日に180mgが必要であることから1日の摂取量は600mg以上となっています。食品では、小魚、干しエビ、海藻類、牛乳、乳製品などに多く含まれます。
◎リン
カルシウムに次いで体内に多いミネラルで、骨の構成成分のリン酸カルシウム、リン酸マグネシウムの成分で全体の約85%を占めます。エネルギー代謝に欠かせないATP(アデノシン三リン酸)、細胞膜の構成要素のリン脂質など、生命維持に必須のミネラルとなっています。食品では、動物、植物に多く含まれ、特に魚類、牛乳・乳製品、大豆、肉類には豊富に含まれます。リンはカルシウムと結合するとリン酸カルシウムとなって排泄されます。加工食品や清涼飲料水などに添加物として多量に使われていて、これらの摂りすぎはカルシウム不足の原因となっています。
◎カリウム
細胞内の酵素反応を調節する働きがあるミネラルで、正常な状態では体内ではカリウムはナトリウムの2倍ほどの量が保たれています。ナトリウムと作用し合って細胞の浸透圧を維持し、ナトリウムの排出を促進することから血圧を正常な状態に調整する作用があります。神経系のシグナル伝達、筋肉の収縮、体液バランスなどの機能に関係しています。不足すると血圧が上昇し、不整脈、神経過敏、筋肉疲労などが起こりやすくなります。食品では、海藻類のほかピーナッツ、リンゴ、バナナ、ほうれん草などに多く含まれます。
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「自分は裏切っていないのに、裏切られるばかり」と被害者のごとく話す人がいます。ところが、何があったのかを監察のように探っていくと、「裏切ったのは、あなたのほうではないか」とか少なくとも「自分で気がついていないだけで社員を裏切っていたのではないか」と言わなければならない状況になったことがあります。
それも特殊な行動をした特異なキャラクターが一人でしでかしたことだけではなくて、何人もいたことを、コンサルタントとして経験してきました。そのたびに、迷惑をかけられた社員は傷ついていき、とうとう我慢ができないところまで追い込まれても、なお自分のしたことがわからない経営者がいるのです。
「足を踏んだ人はすぐに忘れるのに、踏まれた人は忘れない」と言われるますが、踏んだことを忘れるどころか、踏んだことも覚えていない、そもそも踏んだ意識もないという困った人がいるのです。その困った人に、踏んだことを指摘しても、そのことを言いがかりをつけられたとしか思わない人が少なくないのです。
自分の失敗で会社の根幹を揺るがすことをして、その結果として別の会社に権利を持って行かれて、そのために特別な商品の販売のスペシャリストだった社員が、会社を離れて別の会社に移動したときに、「裏切られた」と言いまくっていた社長に、残っていた社員が何か言うのかと思って観察をしていたのですが、社長の言動を避難するどころか、社長の味方をして“裏切り者”を批判するばかりでした。
裏切って会社を離れていくのが一人だけだったら、気づかないのも仕方がないと思うところかもしれませんが、二人、三人と続いても、まだ足を踏まれた人の痛みがわかないという、自分で会社を潰しかねない経営者はまだ存在しているのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
「笑う門には福来る」とはいうものの、笑っていれば福が来るとは限らないというのが今の世の中で、笑いが起こるような講習を心がけていれば受講者が満足するということではありません。もちろん、難しい話を、話す側が難しい顔をして話していれば緊張感が高まり、緊張感が真剣に聞くといくことにつながればよいものの、緊張しすぎて話がよくわからなかった、充分に理解できなかったということにもなります。
自分が聞く側に回ってみると、こんな話し方をしていたら、せっかくの内容が活かされないと感じることもあるのですが、自分が話す立場になってみると、案外と受講者として自分が感じていたことを実はやっていたということに気づかされることもあります。
「笑う門には福来る」は、いつも笑いが絶えない家には自然と幸福がやってくる、いつも明るく朗らかでいれば自ずと幸せがやってくるという意味です。また、悲しいことや苦しいことがあっても、希望を失わずに朗らかに生きていれば幸せが訪れる、という意味でも使われています。今さら説明はいらないでしょうが、「門」(かど)は家や家族のことで、「福」は幸福、幸せを意味しています。
あるセミナーで講師が「笑う門(もん)には〜」と言っていて、参加者も司会者も指摘しなかったことがありました。別のセミナーで講師が「笑うカドには〜」と言っていたので安心していたら、講習テキストに「笑う角には〜」と書かれていました。
隅み(すみ)っこで笑うのではなくて、世間に向けて大笑いしなければ、と思い浮かべたことがあり、そのときに感じたことが今回の「笑う門には福は内」という諺(ことわざ)のもじりの言葉を使うようになったきっかけとなっています。
笑いが起こるような講習は、どんな思いでやっているのか、どんな結果になることを望んでいるのかについては、次回に続きます。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
記憶は、脳に入力された情報を受け取る記銘、それを保つ保持、必要に応じて呼び出す想起の3段階を経て行われています。この3段階の記憶は海馬や大脳皮質で営まれています。
海馬は脳の奥にある大脳辺縁部の一部で、海馬(タツノオトシゴ)に形が似ていることから名づけられました。脳の記憶や空間学習能力に関わる器官で、感覚器(目、耳、鼻など)から入ってきた情報は海馬で一時的に保管されますが、海馬に保管されなかった情報は記憶としては残らず、消去されます。
海馬は一時的な保存場所であり、海馬から大脳皮質に送られることによって記憶されます。海馬に繰り返し情報が保存され、繰り返し大脳皮質に送られることによって重要な内容であることが認識されて、記憶として刻まれるようになります。
脳には記憶に関わる神経細胞が1000億個以上あるとされます。記憶は神経細胞と神経線維があり、新たに記憶をするときには神経細胞と神経線維がつながり、新たな神経回路が作られています。このことによって神経回路を通る神経信号が増え、記憶の受け取りや保存が行われるようになります。
全身を巡る血液のうち15%ほどは脳へと送られていますが、海馬には大量の血液が必要であり、血流不足(虚血状態)になると海馬の機能が低下していきます。また、全身で使われるエネルギー源のうち23%ほどは脳で使われています。通常では、そのすべてがブドウ糖となっています。ブドウ糖が含まれる糖質の不足は、脳機能に直接的に影響を与えることとなります。
ブドウ糖の量が大きく低下すると、海馬に送られる量が減って、短期的な記憶能力が低下していくことになります。認知機能に直接的に影響があるだけに、ブドウ糖の補給は欠かすことができないのです。
サプリメントはベースサプリメント、ヘルスサプリメント、オプショナルサプリメントの3種類に分類されることがあります。前回のベースサプリメントに続いてヘルスサプリメントについて説明します。
ヘルスサプリメントは健康の維持や美容目的で使用されるもので、一般にはサプリメントよりも健康食品と呼ばれることが多くなっています。ヘルス(health)は健康を意味するので当たり前の感覚といえます。
血液サラサラのDHAやEPA、ホルモンのような機能があるイソフラボン、抗菌作用があるプロポリス、抗酸化作用があるカテキンやセサミン、疲労回復のニンニクなど目的によって選択されます。
全身的な機能向上ということでは、α‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10もヘルスサプリメントに含まれます。これらは代謝促進成分で、α‐リポ酸は糖質(ブドウ糖)を細胞のミトコンドリアに取り込む作用があり、L‐カルニチンは脂肪酸をミトコンドリアに取り込む作用があります。また、コエンザイムQ10はミトコンドリアでエネルギーを作り出すTCA回路を正常に働かせる酵素に対して補酵素の働きをします。酵素は補酵素がなければ正常に働かないため、エネルギー代謝には欠かせない成分となっています。
α‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10ともに体内で合成される成分で、20歳代前半をピークにして減少していきます。不足するものを補うのがサプリメント(supplement)で、その役割をするのはベースサプリメントであるので、人によっては(年齢を重ねた人)ベースサプリメントと言ってもよいかもしれません。
ヘルスサプリメントは摂らなければ困難さがあるというものではないかもしれませんが、健康を全体的に向上させるためには摂っておきたいものとされます。
メディカルダイエットはエネルギー代謝の促進を目的とした手法で、運動と食事、入浴と食事、運動と入浴の組み合わせによってエネルギー代謝を高めることができます。そこにL‐カルニチンを組み合わせることで、さらにエネルギー代謝が高められます。
「運動×入浴」のメリットは、運動のあとで入浴をするのではなくて、シャワーを浴びるというタイミングによって得ることができます。
運動をすると、脂肪分解酵素のリパーゼが働いて、中性脂肪が脂肪酸に分解されます。この脂肪酸が筋肉細胞に取り込まれることによって、エネルギー代謝が盛んになります。リパーゼは筋肉の中にあって、筋肉の温度が高まるとリパーゼの働きが盛んになっていきます。
運動を始めて脂肪の代謝が盛んになるまでには10〜15分はかかるとされるのは、リパーゼが温まるまでの時間でもあるのです。
これはダイエットのためにはよいことですが、運動のあとに入浴をすると、運動後に何もしないよりも脂肪の代謝にはマイナスのことが起こります。リパーゼは温度が高まりすぎると働きが低下します。リパーゼの働きは運動をやめてからも続いています。30分ほどは徐々に低下しながら分解が続いています。だから、休んでいるだけで分解した脂肪酸が筋肉細胞の中のミトコンドリアに取り込まれて、エネルギー化するのです。
そのときにL‐カルニチンがあると、脂肪酸が多くミトコンドリアに取り込まれるようになって、エネルギー代謝が高まります。
運動後に入浴すると筋肉の温度が高まりすぎて、脂肪の分解が低下するため、シャワーを浴びるだけにしておきます。シャワーは身体の表面を温めても、筋肉までは温めないので、脂肪の分解には影響を与えません。入浴をするならリパーゼの働きを活用した30分後にします。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
心臓弁膜症のテレビCMが盛んに放送されるようになり、その恐ろしさと、早期発見と早期治療の重要性が認識されるようになってきました。しかし、それは心臓弁膜の老化や弁の異常によるもので、それ以外の心臓弁膜症については、なかなか報道もされていません。そのため、診断名が心臓弁膜症だというと、手術が必要で、もう通常の仕事ができない状態とも思われかねません。
だから、問題のない心臓弁膜症であっても隠そうとするのは当たり前の反応で、病名は最重要の個人情報として保護されるべきであるのに、面白話題として話してしまう人がいて、迷惑を被っている人も少なくありません。
そのため、あえて誰の話であるかということは触れないで書き進めていきますが、心臓弁膜の開閉の情報は洞結節という電気信号によって行われています。心臓は大静脈から入ってきた血液が右心房、右心室、左心室、左心房の順番で送られ、その後は大動脈に送り出されます。洞結節は右心房の上大静脈接合部にあって、自然のペースメーカーとして心臓を動かす司令塔の役割をしています。
弁は信号が来ると収縮して、信号が来ないと弛緩します。弁が収縮して心臓の拍動が起こると弁が閉じて血液は先へと送られていきます。左心室と左心房の間にあるのが僧帽弁で、これがしっかりと閉じられることで心臓から血液が大動脈に送り出されるわけですが、僧帽弁閉鎖不全になると血液の一部が左心房に逆流して、送り出される血液量が減り、血流の勢いも弱まります。ちなみに僧帽弁というのはカトリックの司教が被っている冠と形が似ていることから名付けられました。
僧帽弁閉鎖不全は電気信号の全体的な遅れだけでなくて、電気信号の一部がバイパスを通って遅れて来るために僧帽弁が完全に閉じないことがあり、そのまま拍動が起こることがあります。老化や弁の異常による僧帽弁不全症なら手術で治療することができるものの、電気信号の遅れは治しようがありません。
ただ、血流量が少ない、血流の勢いが弱いためにテンションが高まりにくい、脳の後頭葉の血流が低下するためにときどき起こる閃輝暗点で視界にモザイクが出て見づらいことがあっても我慢するしかないという、他の人にはわからないことを抱えたまま過ごすしかないという状態なのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
人体の約95%は炭素、水素、酸素、窒素などの元素が結合した有機物で、残りの約5%の元素の無機質がミネラルとなっています。体内に必要な16種類のミネラルは必須ミネラルと呼ばれます。ミネラルのうち体内に比較的多い7種類(カルシウム、リン、カリウム、イオウ、ナトリウム、塩素、マグネシウム)は多量(主要)ミネラル、少量しか含まれない9種類(鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、マンガン、モリブデン、クロム、コバルト)は微量ミネラルといいます。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2020年版)では13種類(イオウ、塩素、コバルト以外)のミネラルが示されています。
ミネラルには、骨や歯などの身体の構成成分になるほか、体液に溶けてpH・浸透圧を調整する、酵素の構成成分になる、神経・筋肉の調整をするなどの作用があります。体内の各部位によって、必要となるミネラルは異なっています。
ミネラルは吸収されたあと、肝臓に運ばれ、他の物質と結合するなどして、全身の必要とされる組織に運ばれます。それぞれの組織はミネラルが補われることによって、本来の機能が発揮されます。ミネラルは主には小腸から吸収されますが、亜鉛の一部は胃から、ナトリウムの一部は大腸からも吸収されます。鉄はビタミンCとの組み合わせによって、カルシウムはマグネシウムやビタミンDとの組み合わせによって吸収率が高められます。
ミネラルのうち、マグネシウム、銅、亜鉛、マンガン、セレンは補酵素としても働きます。中でも重要となるのは酵素の働きを補う補酵素としてのマグネシウムと亜鉛で、補酵素がなければ酵素は正常な働きをすることができなくなります。それはエネルギー代謝においても同様で、マグネシウムは約300種類、亜鉛は約200種類の酵素のための補酵素となっています。
ミネラルには血液中や細胞の内外でイオンとなるものがあり、全身のイオンバランスを保つためにも使われています。
広く健康に関わる記念日について紹介します。
5月17日 日本高血圧学会と日本高血圧協会が世界高血圧デーに準じて「高血圧の日」と制定。永谷園が煎茶の普及に貢献した永谷宗七郎の命日の1778年5月17日にちなんで「お茶漬けの日」と制定。日本ドナー家族クラブが新緑の生命が萌え立つ季節(5月)とドナー(17)にちなんで「生命・きずなの日」と制定。毎月17日は「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)。
5月18日 久光製薬が、こ(5)りイヤ(18)の語呂合わせで「こりを癒そうサロンパスの日」と制定。毎月18日は「防犯の日」(セコム)。
5月19日 IBDネットワークとアッヴィ(アメリカ・ノースシカゴ市)がIBD(炎症性腸疾患:潰瘍性大腸炎とクローン病)の理解のためのイベントを開催した日を「IBDを理解する日」と制定。毎月19日は「食育の日」(食育推進会議)、「いいきゅうりの日」(いいきゅうりの日プロジェクト)、「松阪牛の日」(やまとダイニング)、「熟カレーの日」(江崎グリコ)、「シュークリームの日」(モンテール)、「クレープの日」(モンテール)。
5月20日 ヨコオデイリーフーズ(群馬県甘楽町)が生麺風こんにゃく麺が誕生した2013年5月20日にちなんで「こんにゃく麺の日」と制定。毎月20日は「シチューライスの日」(ハウス食品)、「発芽野菜の日」(村上農園)。
5月21日 ガルデルマ製薬(スイス・ローザンヌ市)と塩野義製薬が5(いつも)2(ニキビは)1(皮膚科へ)の語呂合わせで「ニキビの日」と制定。毎月21日は「木挽BLUEの日」(雲海酒造)。
5月22日 丸七製茶(静岡県島田市)が茶は草冠が十と十、下を八十八とすると百八になることから立春から数えてほぼ108日目になる5月22日を「抹茶新茶の日」と制定。全日本うまいもん推進協議会が5月の05でたまご、22日をニワトリ、ニワトリと読む語呂合わせで「たまご料理の日」と制定。毎月22日は「カニカマの日」(スギヨ)、「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)、「ラブラブサンドの日」(日糧製パン)。
5月23日 日本難病・疾病団体協議会が難病の患者に対する医療等に関する法律が2014年5月23日に成立したことにちなんで「難病の日」と制定。毎月23日は「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ主産県協議会)。
テレビ番組の企画に関わっていたときにはタイアップは当たり前のことで、お金をかけずに番組で全国に向けて伝える、情報を発信したい会社や団体からはPRの活動費がもらえるということがあって、番組の内容に関わらず、商品やサービスの内容に関わらず、タイアップは有効なもので、そのことを自虐的に「腐ってもタイアップ」と口にしていました。
タイアップの初めは音楽雑誌でした。大学生時代に弟子についた先生の息子さんが有名な音楽雑誌の編集長で、アルバイト感覚でレコード会社を回り、資料をもとに記事を書いたり、レコードの視聴をして評論の原案を書くということをしていました。
先生のところに出入りしていた大手広告代理店の役員の紹介で、テレビ局の担当を紹介してもらい、その関係で充てがわれたのが沖縄の紹介番組でした。沖縄が本土復帰した1972年5月15日は高校生で、大学で上京したときには第一次の沖縄ブームでした。テレビ番組でも沖縄企画が盛んに取り上げられて、そのお手伝いもさせてもらいました。
沖縄を取り上げると大きなタイアップがあり、観光関係の資金なのかと思っていたら、その資金が軍用地地主の団体から出ていたと聞いたのは随分と後になってからのことです。自分も含めたメンバーの活動資金が、どこから出ているのか知らないままでのタイアップでした。
これは飲み話で聞いたことということですが、地主にとっては基地の返還運動は困ることで、そのムードが出てきたときには地政学的な話題をテレビ番組で取り上げ、中国、北朝鮮、ロシアに対する守りの重要性を訴えるために、番組の枠を押さえておくというのが全体的なロジックということです。
その隠れたタイアップは今でも続けられていて、何も話題がないときには沖縄ネタというのは伝統になっています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)





