投稿者「JMDS」のアーカイブ

同じ漢字なのに読み方も意味も違っているのは異音異議語と言います。どちらの読み方をするのかは周囲の文字を見ればわかるはずですが、そこに気づかず、頓珍漢(とんちんかん)な状況になってしまうこともあります。

“大人気”と書いたら、「だいにんき」と読むことが多いかと思いますが、「おとなげ」とも読みます。前者(だいにんき)は、たいへん評判がよくて、好まれる状態を指しています。後者(おとなげ)のほうは、大人らしい自制や分別を意味しています。

大人気(おとなげ)は、一般には“大人気ない”という使い方をされています。この意味で「大人気ない発言」と書いたのに、これを渡した司会者から「“だいにんき”ない」と読まれてしまって、会場が一瞬シーンとしたことがありました。

大人気(だいにんき)と来れば、その後には“ある”と続くだろうと思っているところに、いきなり“ない”と言われたら、状況が把握できない人が出てくるのは当たり前のことです。

途中で大人気(だいにんき)ではなくて、大人気(おとなげ)の読み間違いであることに気づいた人がいて、ざわつきも起こったので、これを受けて講演の初め(落語で言えば枕話)に、大人気と結びつけた健康の話題から入りました。

私たちの健康分野の話は人気があるのに、これが大人気にならず、その理由を他人のせいにするような大人気(おとなげ)ない行動をしてはいけない、という話です。単なる譬(たと)え話ではなくて、実際にいた経営者の例をあげて(匿名にしましたが)話をしたところ、“他人の不幸は蜜の味”という感覚なのか、もの凄く会場受けしたことを覚えています。

司会者の間違いを講演のネタにしたことに、関係者からは「大人気(おとなげ)ない態度」と言われました。大人気ない行為でも大人気になればよいのか、それとも人気を抑えても大人気のほうを優先させるのか、そこを決める基準になるのは話を聞いてもらえる聴衆者の受け取り方次第だと感じています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

全身の細胞のエネルギー代謝を高めて、身体年齢を若くするためには、エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)の摂取、エネルギー産生を高めるビタミンB群(ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂)だけではなく、さらに代謝促進成分も必要となります。

代謝促進成分として特に重要とされるのはL‐カルニチン、α‐リポ酸、コエンザイムQ10です。L‐カルニチンは脂肪酸をエネルギー産生器官のミトコンドリアに取り込むために必要な成分で、α‐リポ酸は脂肪酸やブドウ糖を高エネルギー化合物のアセチルCoAに変化させるのを促進する成分です。コエンザイムQ10はエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)からエネルギーを作り出す最終段階で使われる成分です。

これらの代謝促進成分は生命維持に必要であることから体内で合成されています。合成されるものの、合成のピークは20歳代前半で、それ以降は加齢につれて減少していきます。加齢による代謝の低下は、代謝促進成分の減少が大きく影響しています。

加齢による減少の程度は成分によって異なりますが、L‐カルニチンを例にすると徐々に減少して、60歳では20歳の60%ほどにも低下します。α‐リポ酸も同じような変化をしていきますが、コエンザイムQ10は部位によって減少度が違っています。

20歳を100%とすると80歳では肝臓は83.0%、腎臓は65.3%、肺は51.7%、心臓は42.9%と差があります。コエンザイムQ10は医薬品の成分としては心不全の治療に使われています。

代謝促進成分は以前は医薬品の成分でしたが、今では食品の成分として許可されています。許可された順番で紹介すると、コエンザイムQ10が2001年、L‐カルニチンが2002年、α‐リポ酸が2004年です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

子どもが早食いをするのは、早く食事を終えて勉強をしたい(これは少ない?)、遊びに行きたいということが理由となっていることもありますが、他に食事を早く済ませたいという感情があって、これは発達障害がある子どもに多く見られます。

その理由として、食事の大切さが理解できていない、ゆっくりと食べる意味がわかっていない、ということがあげられることが多いのですが、食事そのものが楽しくないという理由もあげられます。

食事をすることが苦しいという感覚もあって、これは感覚過敏によって五感(味覚、視覚、嗅覚、聴覚、触覚)が鋭く反応するために、当たり前と感じられがちな食事をしていて起こることが苦しく感じていることがあります。

そんな苦しい状況から、できるだけ早く逃れたいという気持ちがあると、どうしても食べるスピードが早くなってしまいます。その感覚は五感の過敏さから来ているだけでなく、嫌なものを食べさせられること、それを強要される環境から少しでも早く逃れたいという気持ちが、早食いをさせることにもなります。

早食いをしているときには、噛む回数が少なくなり、食べ物を消化しやすい形にしていく咀嚼も少なくなります。その結果として、飲み込んだ後の胃での消化にも、小腸での吸収にも影響が出てきます。そういったことがあるので、しっかり噛んで、ゆっくりと食べることがすすめられるわけです。

早食いをやめさせよう、ゆっくりと食事をさせようとする前に、どうして早食いをしているのか、その理由を考え、その理由に合った対策を取るようにすることが、発達障害の改善を目指す食事では重要になることを伝えています。

実年齢と比較して、自分の現状が年齢にすると何歳に該当するのかを測定する方法はいくつかあります。有名なものとして体内年齢がありますが、これは筋肉量によって代謝を測定するもので、体組成計に乗るだけでわかります。ただし、筋肉の代謝が指標なので、筋肉の割合が高ければ、筋肉量が少なくても若い年齢が表示されます。

血管年齢という指標も有名で、血管の老化は寿命に関係してくるので、実年齢との差を判定することはできます。ただ、血管年齢がわかっても、これを自分で改善する方法はないに等しいので、知ったからどうなるのかと言われることもあります。

このほかに身長、体重、腹囲の測定によるメタボ度合いによって推測する方法や、生活習慣病の検査数値によって推測する方法があるのですが、どれも「あなたの年齢は」といって示されてもピンとこないという人が多くて、導入しにくいところがありました。

実感を持って、自分の身体の年齢を感じることができて、改善に取り組もうと前向きの姿勢になってもらうことができる測定法として「身体年齢」を採用することにしました。

これは性別、年齢、身長、体重、腹囲というほとんどの人がわかっている数値に加えて、握力と閉眼片足立ち時間を測定するだけで身体の衰えが判定できるという優れた測定法です。そして、腹囲、握力、閉眼片足立ちという自分で改善できることで、実年齢に近づけていくことができる、もしくは実年齢よりも若返ることができるという点もメリットと言えます。

実年齢と身体年齢の差を知っても、その改善のために実践しなければ価値はありません。差を埋めるために、もっと若さを保つために、食事、運動、休養などのエンビデンスがあるパーツの中から、それぞれの人に合った継続できる方法をセットにして提案する「健康デザイン」は、私たちの新たな活動としてスタートさせました。

社員や職員の健康管理、顧客や会員の健康管理、健康維持による売上継続・向上、スポーツジムやデイサービスなどの利用者の健康管理、健康教室やセミナーの集客、イベントの集客とサービスなど、さまざまな使い方ができます。それぞれの要望に合わせた「健康デザイン」の講習やコンテンツも準備しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康づくりのために歩くことは重要で、その健康効果も経済的なメリットも研究されています。1日の歩数を増やすことの成果として発表されているデータも多いのですが、そのまま信じてよいのかという議論もあります。

歩数計を渡して、歩数と歩く距離、時間を計測して、その結果を健康度や医療費の削減の度合いと当てはめるというのが普通の方法ですが、歩数計をつけるだけでも歩数は増える傾向があります。健康のために頑張って歩こうとして歩数計をつけるのではなくて、歩数計を渡されたからつけただけという人でも、それ以前に比べると歩数が増えるからです。

記録されると、ちょうど区切りがよいところまで歩数を増やそう、自分で定めた目標に達するように歩こうというのは、特に指示や強制をされなくても起こる一般的な行動です。このことを考慮しないで、歩数計を渡して、以前よりも歩くように呼びかけた結果として健康度の上昇、医療費の削減に結びつけてはいけないのです。

新たな医薬品を開発するときには、プラセボが使われます。これは有効成分が含まれた本薬と、見た目は一緒でも有効成分が含まれていない偽薬を試験対象者に渡して、飲む本人も渡す医師も中身がわからないようにする試験方法です。偽薬でも有効性(血圧や血糖値などの低下)が現れる人もいます。効きそうだという気のせいでも、効果が現れることがあることから、偽薬の効果の分を本薬の効果から差し引いたものが、その医薬品の有効性となるという考えです。

このプラセボは健康づくりのウォーキングでも言えることで、歩数計をつけただけで高まる効果の分を差し引いて、実際の効果を考え、次の対策につなげていくようにします。そうでないと一定の住民が参加して、一定の歩数を歩くことに成功しても、それが継続的な健康効果につながりにくいのは、これまでの歩くことで医療費の削減を目指した自治体で見られたことです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

糖尿病は血糖値が急上昇して、なかなか血糖値が元の状態に戻らないことが特徴です。血糖は血液中のブドウ糖のことで、血糖値が上昇すると、これに反応して膵臓から血糖値を降下させる唯一のホルモンのインスリンが分泌します。インスリンには細胞にブドウ糖を取り込んでエネルギー化させる作用があるので、インスリンが多く分泌されることによって血糖値が下がっていきます。

インスリンが多く分泌されなくなると血糖値が下がりにくくなり、その状態が長く続くと糖尿病と診断されます。糖尿病は血糖値と、血糖値が高い状態が続いたことによって上昇するヘモグロビンA1cの数値が診断に用いられています。

糖尿病に使われる血糖降下剤は糖質からブドウ糖への分解の抑制から始まりますが。糖尿病と診断されたら、すぐに血糖降下剤が処方されるわけではありません。食事療法による摂取エネルギー量の抑制、運動療法によるエネルギー消費を実施した上で、必要な医薬品の量が決められます。

細胞にブドウ糖を取り込むときには、インスリンに反応してブドウ糖を通過させやすくする酵素が働いていますが、この酵素の働きを高めるためには細胞内のエネルギーが必要になります。

細胞に取り込まれたブドウ糖がエネルギー源となってエネルギーが発生するわけですが、そのためには酵素を働かせるエネルギーが必要ということで、エネルギーが細胞内で多く作られることは、血糖値を安定させるための好循環につながります。

ブドウ糖をエネルギー化するのは細胞のミトコンドリアで、その中にある代謝システムのTCA回路では高エネルギー化合物のアセチルCoAに変化する必要があります。そのためには複数の水溶性ビタミンが必要になります。水溶性ビタミンが不足した状態では、ブドウ糖のエネルギー代謝が進みにくいということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

(6)届出表示または届出資料の一部を引用した表示
機能性表示食品について、広告その他の表示において、届出表示の一部を切り出して強調することで、届出された機能性の範囲を逸脱した表示を行う場合、本来期待される効果の範囲を逸脱した課題な効果が得られるかのような誤認を与えるとともに、このような課題な効果についても、機能性表示食品として届出されているかのような誤認を与える蓋然性があり、景品表示法上の問題となるおそれがあります。

特に、容器包装において、そのような表示を行う場合、たとえ届出表示の全文が容器包装上に記載されていたとしても、表示の顧客誘引性が極めて高いことに鑑みれば、課題な効果が得られるかのように誤認を与える蓋然性があることに充分に留意する必要があります。

また、届出資料に用いた論文を広告その他の表示において引用する際に、届出表示その根拠となる論文から逸脱した内容を表示した場合、景品表示法上の問題となるおそれがあります。

(7)その他留意すべき事項
機能性表示食品の広告その他の表示において、効果を暗示させる文言、図柄は、一般消費者の商品選択に強く影響を与える要素の一つです。このため、こうした表示についても一般消費者が、どのように認識するかについて、あらかじめ充分に考慮の上、届出された機能性の範囲を逸脱した表示をすることのないよう留意する必要があります。

また、機能性表示食品の広告その他の表示においても他の一般的な商品または役務の広告その他の表示と同様に、例えば「売上No.1」などといった商品の優良性を示す表示が行われることがありますが、その根拠が極端に短い期間のものであったり、対象者が限られていたり、機能性表示食品として届出する以前の食品の売上実績を合算したりする場合は、それらが明瞭に記載されていない場合、一般消費者に実際よりも著しく優良なものと誤認させる蓋然性があり、景品表示法上の問題となるおそれがあります。

グレーゾーンの3パターンについては前回も紹介しましたが、対応を考える上で、主な状態の3パターンを再確認しておきます。

①調子が良いときも悪いときも診断域外にいるが、診断域との境界に限りなく近い状態の人

②調子の悪いときのみ診断域に入る状態となる人

③ほぼいつも診断域内の状態で、発達障害がある人と同じくらいの支援を必要とする人

これはあくまで主な状態であって、発達障害の現れ方が千差万別であるのと同じように、グレーゾーンも確実に区別できないところがあります。

発達障害は数値的な基準がないために見極めにくく、学業成績がよいためにグレーゾーンと気づかれず、大人になってから発覚することがみられます。発達障害の特性に気づかず、適切な支援が受けられないことから、周囲に理解されないまま成長して失敗体験を積み重ねることにもなります。

そのために新たな障害が生じることは二次障害と呼ばれています。二次障害としては、いじめ、不登校やひきこもり、うつ病などの精神疾患、家庭内暴力、アルコールなどの依存症などがあげられます。

二次障害は適切な対処が行われないと状況が悪化して、長期化する傾向があります。グレーゾーンでは二次障害の防止が重要なポイントとなってきます。

二次障害を防止するためには、子どものもつ発達上の特性を家族などが認識して理解している必要があります。

二次障害が生じたとしても早期に発見、対処することによって、悪化や長期化を防ぐ可能性を高めることができることから、発達障害の理解を進め、社会的な支援を充実させることが非常に大切になってくるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

片足立ちは身体平衡機能の指標とされています。片足立ちには開眼(目を開けての)片足立ちと閉眼(目を閉じての)片足立ちがあります。これまでは閉眼片足立ちの時間が身体平衡機能の指標とされてきました。

閉眼片足立ちは筋力とバランス能力が表れやすく、その時間は年齢を重ねると大きく低下していきます。閉眼片足立ちの時間の低下度合いは20歳代をピークとすると60歳では30%、70歳では20%以下にもなっています。

全身の筋肉量のうち約70%は下半身(ヘソから下)にあり、全体の筋肉が減少して筋力が低下してくると、片足立ちで全身を支える能力が低下してくることが推定できます。

閉眼片足立ちの時間が短いほど糖尿病の発症リスクは高くなるといった研究成果もあり、筋力の低下は生活習慣病にも関わることが明らかにされています。

筋肉の低下とバランス能力の低下は転倒リスクを高めることにもなります。高齢者の事故で最も多いのは転倒によるものです。年齢別に見ると、50歳から転倒が増え、そのピークは55〜65歳となっています。

それ以降は活動量が減るために、転倒の危険があることをする機会が減っていきます。ただし、高齢者は家庭でも転倒することが多くなり、小さな段差でも転倒する可能性が高くなります。

高齢者の場合には、閉眼片足立ちによって転倒するリスクが高いことから、身体年齢の測定では開眼片足立ちで測定することがすすめられます。開眼片足立ちの場合には、閉眼閉眼片足立ちよりも時間が延びますが、それの割合が約4倍(4.17倍)になることが確認されています。

そこで開眼片足立ちでの測定では、計測された時間の4分の1を閉眼片足立ちの数値として採用することとしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

メディカルダイエットという名称を伝えたときに、「医療をスリム化させるという意味ですか」と聞かれたことがあります。これは“ダイエット”という用語を、やせる、スリムになるという意味だと思い込んでいるからのことで、そうだとしたら確かに“医療のスリム化”とイメージする人がいても不思議ではありません。

医療をスリム化させるのでなければ“やせるための医学”と考える人もいて、そういった意味だと思い込んで話をしてくることも多いのですが、それでも話が噛み合わないことも起こります。

というのは、私たちは痩身のためのダイエットだけでなく、太る(体脂肪を増やす)ための方法も、筋肉を増やして体重を増やすための方法もダイエットとしているからです。そのことがわかったときにダイエットの意味がわからなくなって、混乱されることがあります。

ダイエット(Diet)はアメリカでは一般には食事療法を指しています。身体に合った正しい食生活をすることをダイエットと呼んでいますが、これは正しい方針に沿って正しい行動をするというダイエットの元々の意味から来ています。

そこから進展して、自分に適した運動をすること、つまり運動療法もダイエットとなりました。

食事をすること、運動をすることは、やせる、太るといったことだけでなく、健康になるために実施することです。それだけでなく、あらゆることが健康に結びつけばダイエットと言い表すことができます。

もちろん、太っている人が健康のために体脂肪を減らすことはダイエットそのもので、現状では、それを目指すべき人のほうが圧倒的に多くなっているのも事実です。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)