広く健康に関わる記念日について紹介します。
4月26日 よい(4)ふ(2)ろ(6)の語呂合わせで「よい風呂の日」。毎月26日は「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)、「風呂の日」(東京ガス)。
4月27日 駒ヶ根ソースかつ丼会が結成の1993年4月27日にちなんで「駒ヶ根ソースかつ丼の日」と制定。毎月27日は「ツナの日」。
4月28日 よつ葉乳業が、よ(4)つ(2)ば(8)の語呂合わせで「北海道よつ葉記念日」と制定。毎月28日は「にわとりの日」(日本養鶏協会)。
4月29日 カゴメが昭和生まれの日本の洋食のナポリタンから昭和の日に合わせて「ナポリタンの日」と制定。花王が歯(4)肉(29)の語呂合わせで「歯肉ケアの日」「歯肉炎予防デー」と制定。毎月29日は「ふくの日」(日本アクセス)、「Piknikの日」(森永乳業)、「クレープの日」(モンテール)、「肉の日」(都道府県食肉消費者対策協議会)。
4月30日 宝酒造がサ(3)ワ(輪=0)ーの語呂合わせで「サワーの日」と制定。日本ロレアルが、し(4)み(3)ゼロ(0)の語呂合わせで「しみゼロの日」と制定。毎月30日は「サワーの日」(宝酒造)、「EPAの日」(日本水産)、「みその日」(全国味噌工業協同組合連合会)。
5月1日 フジパンが本仕込が販売された1993年5月1日にちなんで「本仕込の日」と制定。全国養鯉振興協議会が、こ(5)い(1)の語呂合わせで「鯉の日」と制定。カリフォルニア・レーズン協会がブドウの花が咲く5月の初めの日を「カリフォルニア・レーズンデー」と制定。日本茶業中央会が八十八夜を「緑茶の日」と制定。山啓製茶(静岡県掛川市)が立春から八十八夜に新茶を飲むと長生きできるとの言い伝えから「新茶の日」と制定。毎月1日は「あずきの日」(井村屋グループ)、「釜飯の日」(前田家)、「Myハミガキの日」(ライオン)。
5月2日 ワダカルシウム製薬が骨=コ(5)ツ(2)の語呂合わせで「カルシウムの日」と制定。
投稿者「JMDS」のアーカイブ
発達障害者は、今後さらに進んでいく少子高齢社会では貴重な人材とされています。特にIT業界では人材不足は深刻な問題で、現在でも不足しています。それに加えて超高齢化社会で期待される海外の人材がコロナ後であっても期待できないことから、医療・福祉人材としても発達障害がある人への期待が高まっています。
その人材となってもらうためには、一定の知識と技術は必要です。最先端の技術を身につけている必要はなくて、サブの仕事も今後は数多く生まれてきます。それを見据えた、さまざまな支援活動も始まっているものの、まだパソコンの基礎やタブレットが使えるというレベルであって、その他大勢ではなく、飛び抜けた人材を育成する仕組みも求められています。
これは当然の動きであっても、これまで着手されている支援の仕組みは、コロナ前に考えられたもので、コロナ禍で学習が思うように進まない、支援の成果が充分に出ないという子どもに対して通用するとは限りません。
また、世界に目を向けると国同士の争いが世界経済に影響を与えることが明確で、その影響を身近に感じているのは親世代だけではありません。子どもも敏感に感じ取っていて、中でも発達障害児で過敏な反応をする子どもたちは、不安を通り越して悲しみや絶望感を抱くことにもなりかねません。
もしも、これまでの社会的な仕組みや常識がひっくり返るようなことがあったときには、最も大きな精神面での影響を受けるであろう発達障害児と発達障害者のことは常に考えに入れて判断をする必要があります。そのような認識のうえに、発達障害がある人を理解して支えるサポーターの育成を進めていかなければならないと強く認識しています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
学習のモチベーションを高めるための理解として、自閉症スペクトラム障害と注意欠陥・多動性障害自閉症の特徴について紹介します。
自閉症スペクトラム障害は、集中力があり、対人関係には苦手なところはあるものの、図形や文字、物のほうに関心が強いところがあります。見通しが立たないことには不安が強く、取り組みにくいところがあるのですが、見通しが立つと強い意志をもって取り組むことができるようになります。
あいまいな表現を理解しにくいところがあるために、求められていることがわからずに対応しにくいところがあります。そこで、具体的にシンプルに伝える工夫、視覚的な伝え方の工夫、興味や関心が抱かれる内容や図・イラストなどを使って説明することが大切になります。一つずつ理解を高めていくことが有効であるため、手順を示す、モデルを見せる、体験練習をするといったことから始めて、新たに挑戦する部分は少しずつにするといった工夫が必要になります。
また、自閉症スペクトラム障害に多くみられる感覚過敏がある場合には、それに合わせた対応も求められます。感覚過敏への理解と対応が不足していることが、学習の困難さを高め、それぞれの子どもの能力が引き出せない障壁になっていることを知っておきたいものです。
1)聴覚過敏
音を強く感じすぎるだけでなく、必要な音と不要な音の聞き分けの選択ができず、すべての音が強い聴覚刺激となっていることがあります。聴覚過敏の状態を確認したうえで、音の強弱の工夫、教室内で発生する音の調整、言葉での説明ではなくホワイトボードや用紙によって文で伝えるといった配慮をします。
2)視覚過敏
室内の光(蛍光灯、窓からの日差しなど)や白い紙が眩しい、視覚情報処理の異常があるために見えにくいことを理解して、座席の位置、色彩の工夫、照明や日差しへの対応も必要で、学習環境の変化の感じ方を確認することも講師・教師には求められます。
3)触覚過敏
肌触り、室温などの感覚面の調整、人とぶつからないようにする座席の位置などにも配慮することが大切となります。
注意欠陥・多動性障害は、一つのことに集中することが苦手ではあるものの、次々と周囲のものに関心を持ち、周囲に比べてエネルギッシュに多くのことに取り組むことができるという特徴があります。
多くの情報を得ようとするところがある反面、多くの情報を処理することが苦手であることから、指示をするときには短い言葉で、はっきりとした言い方で伝える必要があります。座席は気が散りにくい位置を工夫すること、教室内ではわかりやすいルールを提示するなどの工夫が必要であり、クリアできたことに対して一つずつ評価して次に進めさせるといった対応も必要となります。
人間の生活のリズムは自律神経によって整えられています。自律神経は呼吸、血液循環、体温調節、消化、吸収、排泄、内臓の働き、免疫、生殖などの機能をコントロールするために24時間働き続けている神経系です。昼間や活動しているときに活発に働く交感神経と、夜間やリラックスしているときに活発に働く副交感神経の2種類があって、身体の機能を調整しています。
自律神経の働きは波のような強弱があり、交感神経の働きが盛んになっているときには副交感神経の働きが抑えられ、逆に副交感神経の働きが盛んになっているときには交感神経の働きが抑えられるという関係になっています。自動車にたとえると、アクセルを踏み込んだときにはブレーキがかかりにくく、ブレーキを踏み込んだときにはアクセルが効かないようになるのと同じ関係性になっています。
交感神経と副交感神経の波に合わせて日常の社会生活のパターンが決められていて、自律神経の波に合わないことをすると生活に支障が出ることになります。身体を休めようとしている時間帯に運動をしたり、脳を激しく使おうとしても思った以上の効果が出にくくなります。逆に、身体の活動が盛んなときに身体を休めようとしても思ったよりも疲労が取れないということになります。
このリズムが乱れていると、活動や学習をする昼間の時間帯に集中できない、活動や勉強をすると非常に疲れるということになり、その逆に夕方以降に疲れを回復させようとしても興奮して心身ともに休めないということになってきます。
自律神経は消化、吸収、循環、代謝、排泄という生命を維持していくために欠かせない部分を調整しているだけに、発達障害児に多くみられるように自律神経の調整が乱れていると生きていくための当たり前の機能が低下することにもなります。逆にいうと、食事に関係する消化、吸収、排泄という胃腸で起こっていることを調整することで、自律神経の働きを整えていくことができるようになります。これが整うことで集中力が高まっていくようになります。
L‐カルニチンが代謝促進成分であることがわかると、脂肪細胞の中に蓄積されている体脂肪を減らす効果が当然のように期待されます。体脂肪は中性脂肪のことで、貯蔵型の脂肪となっています。脂肪の最小単位は脂肪酸です。3個の脂肪酸が結びついたのが中性脂肪で、結合役をしているのはグリセロールという油脂の構成成分です。
3個の脂肪酸と1個のグリセロールが結びついたものはトリグリセロールといい、この和訳が中性脂肪です。酸性、中性、アルカリ性といったpH(ペーハー)、つまり水素イオン濃度指数とは関係がありません。
貯蔵型の中性脂肪は、動物の肉に含まれている脂肪の形であり、脂肪が含まれた食品を食べると脂肪分解酵素のリパーゼによって分解されて、脂肪酸として吸収されます。血液中に入った脂肪酸は2つのルートがあって、1つは細胞に取り込まれてエネルギー化され、1つは肝臓に運ばれます。肝臓では脂肪酸は中性脂肪に合成され、脂肪細胞の中に蓄積されていきます。
この脂肪細胞の中の中性脂肪は、運動をするか、体内のエネルギー源が不足したときに分解されて血液中に放出されます。その脂肪酸をミトコンドリアの膜を通過させるときに役立つのがL‐カルニチンです。L‐カルニチンは代謝促進成分であり、L‐カルニチンが不足すると代謝が低下するのは事実ですが、L‐カルニチンを摂れば中性脂肪の分解が進むわけではありません。
中性脂肪が分解されて脂肪酸になるためには、運動によってホルモンのアドレナリンが分泌されることが必要で、そのためには脂肪酸をエネルギー化させる有酸素運動が有効となります。L‐カルニチンを摂るときには、ウォーキングなどの有酸素運動がすすめられるのです。
日本メディカルダイエット支援機構は、メディカルダイエットを冠した資格認定ができる団体という利点を活かした講習を実施しています。基本的にはダイエットに関わる講習での認定としているのですが、中にはメディカルダイエット美容インストラクターとかメディカルダイエット若返り指導士という名称での依頼をされたこともあります。せめてメディカルダイエットサプリメントアドバイザーとかメディカルダイエットスポーツインストラクターというメディカルダイエットの知識が活かせるものであればよかったのですが。
これまでメディカルダイエットを冠した資格認定講習で300人以上に認定をしてきましたが、これはタイアップの意味合いで始めたものです。東京のエステ関係の商材を扱う会社が取引先のエステティシャンに正しいダイエット知識を広めたい、そして正しい知識のもとによい商品を選んで使ってほしいという要望があり、お互いに普及にも収入にもつながるということでスタートしました。
日本メディカルダイエット支援機構の資格認定講習は3段階方式(初級、中級、上級)を特徴としていて、上位資格者が下位講習を主催して講師を務められる仕組みを採用しています。それを実施する予定でしたが、中級で終わりました。というのは、中級資格者が初級講習で教えられるということで、1社から1人だけが受講して他のエステティシャンには中級認定者が初級講習をすれば、時間も講習費も節約できます。講習費としては経費を除いた半分が講師の収益で、残りをタイアップ先と当方での折半という形だったので、講習費は安くて済みます。
その代わり中級認定者は講習をしなければならないわけですが、講習テキストを使って教えること、資格認定試験を実施して合格することが条件であったので、テキストを渡して読ませるだけ、試験問題は複数で考えて合格点が得られればよいということもできました。実際には、知識の普及ができたのかもわからないまま、取引先のすべてに資格認定ができたということで、急に受講者が減ってしまいました。
受講者の募集も、試験の採点も任せてほしいというタイアップは、結局は「腐ってもタイアップ」ではなくて、「腐ったタイアップ」と言われても仕方がない状況になってしまいました。その反省と、これからは素敵なタイアップをしていくという覚悟をもって、あえて「腐ってもタイアップ」という言葉を使い、そうならないことを望んでいる意志を伝えています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
脳の神経伝達には神経伝達物質が必要です。全身の細胞で発生したエネルギーは、その細胞の中でしか使われません。それぞれの細胞は、発生したエネルギーを使って生化学反応を起こして、細胞本体の働きをしています。神経細胞は、他の細胞に情報を伝達していますが、そのときにはエネルギーが伝わっていくのではなくて、神経細胞の端から神経伝達物質が放出されて、隣り合った神経細胞が神経伝達物質を受け取ることによって情報が伝わっていきます。
脳の神経伝達物質は7種類のアミノ酸から合成されています。そのアミノ酸はロイシン、フェニルアラニン、リシン(リジンとも呼ばれる)、イソロイシン、ヒスチジン、バリン、トリプトファンです。どれも必須アミノ酸で、体内では合成されないために、食事から摂る必要があります。
必須アミノ酸は肉、魚、卵、乳製品、大豆製品に豊富に含まれています。アミノ酸は糖質(ブドウ糖)、脂質(脂肪酸)が不足するとエネルギーとして消費されて、体内の重要なタンパク質が欠けていくことになります。食事で糖質と脂質が補われていても、アミノ酸が不足する時間帯があり、それは就寝中です。夕食での糖質摂取が足りないと寝ている間に血液中のブドウ糖が不足するようになります。脂質は身体を動かすことによってエネルギー化されるので寝ているとエネルギー化しにくくなります。
そのためにアミノ酸がエネルギーとして使われ、身体を構成するタンパク質が減っていきます。起床して体重を測定して、就寝前よりも体重が減少しているうちにはエネルギー化したアミノ酸の分も含まれています。寝ている間に体重が1kg以上の減った場合には、アミノ酸の減少が大きいので、朝食では必須アミノ酸が豊富に含まれる食品を食べないと、神経伝達にも影響を与えることになるのです。
代謝促進成分のL‐カルニチンがサプリメントとして摂取できるなら、これまでの生活を続けたままL‐カルニチンを補えばよいと考えられがちです。しかし、L‐カルニチンの役割は脂肪酸を細胞のミトコンドリアに通過させることです。ミトコンドリアに取り込まれる脂肪酸が増えるだけでも代謝が高まるものの、脂肪酸の取り込み量に応じて自動的にエネルギー産生が高まっていくわけではありません。
脂肪酸が多く取り込まれても、ミトコンドリアの中のTCA回路のエネルギー産生が進まなければ材料過多になります。自動車に例えると、ガソリン(脂肪酸)を多く入れても、エンジン(TCA回路)が盛んに動かなければ充分に走行(エネルギー産生)することはできません。TCA回路が盛んに働くのは運動をしたときです。
運動が不足していたら、なかなかやせないのと同じことですが、TCA回路の働きを高めるためには、身体を動かすことが必要で、L‐カルニチンを摂っているからと安心して、運動を減らす、食事も調整しないということではいけません。
脂肪酸の代謝には有酸素運動が有効となります。TCA回路にはブドウ糖も脂肪酸もアミノ酸もアセチルCoAという高エネルギー化合物に変化して取り込まれていきます。アミノ酸は体内のタンパク質を構成する重要な成分であるので、できることならエネルギー源としては使われるのは避けたいものです。アミノ酸はブドウ糖と脂肪酸が不足したときに初めてエネルギー源となります。だから、脂肪酸が不足しないように、脂肪酸を通過させるL‐カルニチンが重要になるのです。
TCA回路では、アセチルCoAが変化したクエン酸から9段階の変化を経て、エネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)が作られています。そのときには酸素が必要で、酸素が不足していたのではエネルギー代謝が盛んになりません。だから、L‐カルニチンを使うなら合わせてウォーキングなどの有酸素運動も行ってほしいのです。
和菓子は洋菓子と比べると、同じような甘さであってもエネルギー量は少なくなっています。甘さの元と主には砂糖で、エネルギー量の差は脂肪に関係しています。砂糖のエネルギー量は1gあたり約4kcalですが、脂肪は1gあたり約9kcalと2.25倍の差があります。
ショートケーキ(150g)は約400kcalのエネルギー量があり、同じエネルギー量ではアイスクリーム1個なら155g、メロンパン(120g)では1個で450kcalとなっています。
アイスクリームと同じ重量で比較すると、あんみつ1皿は155gで200kcalになります。どら焼き1個(85g)は240kcal、せんべい2枚(65g)は250kcalとなっています。まんじゅう1個(35g)は100kcalなので、まんじゅうは2個で比較されています。
砂糖はブドウ糖1分子と果糖1分子が結びついたもので、血糖値が上昇しやすくなっています。血糖は血液中のブドウ糖のことで、その量に反応して膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。インスリンにはブドウ糖を細胞に取り込んでエネルギー化させる作用と同時に、肝臓で脂肪酸を合成する作用があります。この脂肪酸は肝臓の中で3個が結びついて中性脂肪となります。
インスリンには中性脂肪を脂肪細胞に取り込ませる作用があり、血液中に食べ物に含まれていた脂肪(中性脂肪)が多くあると、これも脂肪細胞に取り込まれます。つまり、砂糖と脂肪がともに含まれている洋菓子は、脂肪細胞の中に蓄積される中性脂肪が増えることになるので、太りやすい菓子だといえます。
満腹中枢を刺激して満腹を感じさせるのはブドウ糖の作用です。和菓子は砂糖が多く使われているので、少しの量で血糖値が上昇して満足感が得やすくなっているのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
発達障害児を対象とした発達栄養が期待の割に進まなかったのは、発達障害の特性があげられます。同じ子どもに、いくつかのタイプの発達障害があることも珍しくなくて、個人差が非常に大きいという特徴もあります。また、複数の状態が重なり合って現れることもあり、そのために発達障害の状態を明確に分けることが難しく、定型的な答えが導きにくいことが大きく関係しています。
同じ偏食であっても状態は細かく分かれており、感覚の振れ幅も非常に大きくなっています。少し酸味がある料理を食べてもレモンを丸かじりしたように感じる例もあります。ほとんど気にならないような辛味が、唐辛子を丸ごと食べたように感じる例もあります。さまざまな味覚の問題だけでなく、視覚、嗅覚、聴覚、触覚が交じり合い、誰一人として同じ困難さではないということも理解の困難さにつながっています。
発達障害の特徴を完全に知り、すべての反応を知って、それぞれの子どもがどのように感じて食べているのか、それが心身に与えている影響についても理解しなければ、実際の対応もできないことになります。
そのすべてを全体的な講習で学ぶことは困難であり、発達栄養の講習では基本から学ぶことになりますが、その基本は応用として活かされる内容とする必要があります。そのためには常に多くの例を調査して、本人や家族の実体験を聞き、考えられる改善法が、どの程度通用しているのかも把握する必要があります。
そのためには講習テキストは基本中の基本と考え、常に最新情報を提供すると同時に、実際の発達障害児の反応を集めて分析することも欠かせません。
実際に食事をする発達障害児が、その重要性を理解しなければ、発達栄養が成果をあげにくいことから、子どもを対象とした講習の機会(食育)を設けることも重要と考えています。発達障害児の改善のための発達栄養は、発達障害児以外であっても食事に問題を抱える多くの子どもの改善に役立つものです。そのため、食べることの重要性を知る講習は、すべての子どもを支援対象と考えています。





