広く健康に関わる記念日について紹介します。
4月5日 アスラボ(東京都港区)が横丁の横(45)の語呂合わせで「横丁の日」と制定。毎月5日は「みたらしだんごの日」(山崎製パン)
4月6日 エイワ(長野県安曇野市)がマシュマロ=ま(0)し(4)ま(0)ろ(6)の語呂合わせで「マシュマロの日」と制定。クリスタルジェミーがシ(4)ロ(6)の語呂合わせで「白の日」と制定。味のちぬや(香川県三豊市)が春が4月、巻きがロール(6)から「春巻きの日」と制定。天塩が塩(4)む(6)すびの語呂合わせで「天塩 塩むすびの日」と制定。毎月6日は「メロンの日」(全国メロンサミットinほこた開催実行委員会)、「手巻きロールケーキの日」(モンテール)、「手巻きロールの日」(モンテール)。
4月7日 プラスプ(東京都千代田区)がWHOの定めた国際保健デーに合わせて「セルフケアの日」と制定。アイオニック(千葉県流山市)が電子イオン歯ブラシで歯垢をなくして歯周病を予防することを目的に歯(4)垢な(7)しの語呂合わせで「歯垢なしの日」と制定。明治がプリン体と戦う乳酸菌の発売日の2015年4月7日にちなんで「プリン体と戦う記念日」と制定。花王が世界保健機関が設立された1948年4月7日を記念して設けられた世界保健デーに合わせて「花王グループ健康の日」と制定。ビオフェルミン製薬が4月7日を407と読んで、よい(4)おなか(07)の語呂合わせで「おなかと腸活の日」と制定。樋屋製薬(大阪府大阪市)が夜(よ=4)泣(な=7)きの語呂合わせで「夜泣き改善の日」と制定。毎月7日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)。
4月8日 日本乾燥おから協会が、おからの別名の卯の花から卯月の4月と花祭りの4月8日にちなんで「おからの日」と制定。木曽路が、す(4)きや(8)きの語呂合わせで「木曽路すきやきの日」と制定。銀座仁志川が高級食パンの普及を目的に食パン=し(4)ょくパ(8)ンの語呂合わせで「高級食パン文化の日」と制定。エム・ヴイ・エム商事(兵庫県神戸市)が幼葉=よ(4)うば(8)の語呂合わせで「ベビーリーフ記念日」と制定。渥美商工会(愛知県田原市)が貝がおいしい季節で貝は目と八になり、目は横にすると四と似ていることから「貝の日」と制定。サッポロ飲料が炭酸の飲み口のシュ(4)ワ(8)の語呂合わせで「炭酸水の日」と制定。日本指圧協会が指(4)圧(8)の語呂合わせで「指圧の日」と制定。コーセーがシロ(4)ハダ(8)の語呂合わせで「白肌の日」と制定。クリスタルジェミーがシ(4)ワ(8)の語呂合わせで「シワ対策の日」と制定。まぼ屋(宮城県仙台市)がホ=フォー(4)ヤ(8)の語呂合わせで「ホヤの日」と制定。毎月8日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「歯ブラシ交換デー」(ライオン)、「にわとりの日」(トリゼンフーズ)、「ホールケーキの日」(一柳)。
4月9日 日本鍼灸協会が鍼(4)灸(9)の語呂合わせで「鍼灸の日」と制定。がんばる国産ピーマンプロジェクトが、よい(4)とPが9の形に似ていることからP(9)マンで「よいPマンの日」と制定。日本野菜ソムリエ協会が、し(4)ょく(9)の語呂合わせで「食と野菜ソムリエの日」と制定。子宮頸がんを考える市民の会が子(4)宮(9)の語呂合わせで「子宮頸がんを予防する日」と制定。毎月9日は「クレープの日」(モンテール)。
4月10日 カゴメが、よい(4)トマト(10)の語呂合わせで「よいトマトの日」と制定。たべるじゃんほうとう推進協議会が、ほう(4)とう(10)の語呂合わせで「ほうとうの日」と制定。ニチレイフーズが弁は数字の4に似ていて当(10)の語呂合わせで「お弁当始めの日」と制定。日本農産工業がヨー(4)ド(10)の語呂合わせで「ヨード卵の日」と制定。浅田飴が酔(4)い止(10)めの語呂合わせで「酔い止めの日」と制定。農心ジャパン(東京都千代田区)が辛ラーメンの辛いの英語のホッ(4)ト(10)の語呂合わせで「辛ラーメンの日」と制定。毎月10日は「糖化の日」(AGE測定推進協会)、「パンケーキの日」(日本ハム)、「コッペパンの日」(全日本丸十パン商工業協同組合)、「アメリカンフライドポテトの日」(米国ポテト協会)。
4月11日 カルビーが、し(4)っかりいい(11)朝食の語呂合わせで「しっかりいい朝食の日」と制定。毎月11日は「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ロールちゃんの日」(山崎製パン)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)。
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サプリメントや健康食品を使う前に、自分にとって必要なのか、ということを考えてみる必要があります。食事が偏っているために不足している栄養素がある人は、その成分を摂るのがよいことになりますが、具体的に何が不足しているのかがわからない人はビタミンやミネラルが複合的に含まれたマルチビタミンが選ばれることが多くなっています。マルチビタミンという名称であっても、ビタミン以外にミネラルも複合的に含まれているのが一般的です。
マルチビタミンの代わりに多くの栄養素が含まれているビール酵母やスピルリナを摂ることも多くの人が実践しています。これらの健康食品は数多くのビタミン、ミネラル、それにアミノ酸などが含まれているものの、含有量にはバラツキがあって、これさえ食べておけば1食を抜いても大丈夫というものではありません。
朝食を食べない人にすすめられるものとしては1食の代わりになるバランスバーと呼ばれるものがありますが、これも多くは栄養に偏りがあります。なぜか「バランス」と名称についたものに偏りが目立っている傾向があります。これなら大丈夫として代替食に使われたり、複合的なサプリメントの代わりに使われるのは濃厚流動食が原型となっているカロリーメイトです。
成長期の子どもや女性は平均的に栄養成分が不足しがちですが、中でもミネラルのカルシウムや鉄が不足しがちです。野菜が不足している場合には食物繊維の摂取もすすめられます。
女性でも妊娠可能な年代には葉酸もすすめられます。妊娠を計画している女性や妊娠の可能性がある女性は1日に400μgの葉酸(水溶性ビタミン)が必要とされています。葉酸は胎児の神経管閉鎖障害のリスク軽減と関係があるからです。葉酸という名前からすると野菜類に多いように思われがちですが、藻類、肉類に多く、卵類、乳類、豆類にも含まれています。
健康関連の仕事を選ぶようになったのは、たまたま近くに医療関係者がいたことも影響しているのですが、その人脈を引き寄せようと思ったのは、自分の遺伝的な不安もあったからです。
父親の家系は糖尿病体質で、今のように成人の5人に1人が糖尿病か糖尿病予備群という時代ではなかったときに、糖尿病家系と指摘されるほど親戚縁者には糖尿病の人が多くいました。終戦後に始まった調査では糖尿病患者は今の100分の1ほどでしかありませんでした。今では糖尿病は、何も太った人がなる疾患ではないということがわかっていますが、当時は太ってもいないのに、どうしてだ?と周囲から言われたものです。もともと父の実家が米屋で、戦争当時でも食べるものに不自由はなかった、ということとは関係がないようです。
母親の家系は高血圧体質で、今のように男性の60%、女性の43%が高血圧という時代ではなかったのですが、高血圧については以前から塩分の摂りすぎが原因と言われていたこともあって、子どものときから薄味の食事でした。そのおかげで、微妙な味わいの違いがわかる味覚を身につけることができました。
母親も祖母も祖父も高血圧で、父親も祖母も祖父も糖尿病でした。両方の体質が遺伝しないようにという親の努力が実際に通じるかどうかは、親元を離れてからの食生活が重要です。遺伝のことを意識して生活をしてきて、学生時代は図書館で高血圧と糖尿病の知識を得ていました。社会人になってからも医師や栄養士などの専門家の近くにいて勉強しながら仕事をしてきました。
そのおかげもあって、高血圧にも糖尿病にもならずに高齢者の年齢であっても元気に暮らすことができています。弟も同じ環境にあったはずですが、私のようにはならなかったということで、遺伝よりも生活ということを今さらながら感じて、講演などの話題の一つにもしています。
高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症)は血管に影響する疾患で、エネルギーコントロールがうまくいかずに太ると発症しやすくなり、発症後の状態も悪化しやすくなります。新型コロナウイルス感染症でも感染率は重症度が高いことが話題となっていました。つまり、太りすぎないようにすることは免疫にも関係するということで、これらもひっくるめてメディカルダイエット研究のテーマにしています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
朝ごはんという言葉を聞くと、朝に食べるごはんを思い浮かべる人も少なからずいます。朝ごはんの大切さを学び、さっそく朝ごはんの習慣を始めたという人の中には、大切さを伝えた側を驚かせるような朝食を食べる人もいます。それは朝に“ごはん”だけを食べているという例です。この場合のごはんは、米を炊飯したご飯です。
朝に何も食べないことに比べれば、白米だけであっても食べているだけでもよいという考えもあります。ご飯の糖質(でんぷん)は胃で消化されるとブドウ糖にまで分解されて吸収されます。ブドウ糖は、すぐにエネルギー化されるエネルギー源で、全身の細胞の働きに必要ですが、中でも脳のエネルギー源はブドウ糖だけなので、学習のための脳のエネルギー源を補給することにつながります。
ブドウ糖が脳細胞に吸収されれば、それでエネルギー化されるわけではなくて、ブドウ糖が細胞のミトコンドリアに取り込まれて、エネルギー化の道をたどるときには複数の水溶性ビタミンが必要になります。ミトコンドリアの中でエネルギーを発生させるTCA回路で効率よくエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)を作り出すためには4種類のビタミンB群(ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂)がセットで必要になります。
水溶性ビタミンは体内では1日ほどしか保持されないので毎日摂取する必要があります。ビタミンB₁とビタミンB₂は体内で24時間ほど保持されるのですが、ビタミンB₆とビタミンB₁₂は12時間ほどしか保持されません。そのため、朝食と夕食ではビタミンB₆とビタミンB₁₂が含まれた食品を食べる必要があります。だから、朝ごはんとして白米だけを食べていてもエネルギー化は充分には行われないということです。
発達障害を理解して、できることから支援してもらうことを目指している発達障害サポーターは、地域の理解を得ることを目指していることから自治体の協力は必要です。協力といっても資金的に支援してほしいとか、支援をする人材を出してほしいということではなくて、広報と会場の支援(優先的な使用や無料提供があれば嬉しい)だけです。
発達障害のサポーターといっても、特に力を入れてほしいのは発達障害児の理解と支援なので、発達障害児支援施設にとっては利益となります。自治体と連携して、理解を進める活動ができれば、営業(集客)的にもメリットがあることになりますが、自分の施設だけが注目されて、そして自分のところだけの活用が増えてくれればよいというわけではありません。
もちろん、そんな見込みがあれば、積極的に行動を起こす人がいるのは当然のことですが、発達障害児の理解は、一つの施設だけの利益ではありません。同じ自治体に5つも6つも施設があったとしても。ギリギリの限られた子どもを争って呼び集めているのではなくて、発達障害児はすべての子どもの10人に1人という状態なだけに、内容が充実していれば過激な競争にはならないはずです。
施設を訪れてもらえる機会を得て、ちゃんと見てもらえれば、理解してきてもらえるという自信がある活動をしているなら、そんなに恐れることはないのです。
競合する施設が、自分のところだけがよければ、という願望を捨てて、全体がよくなることを考えたら、例えば地域の推進団体を作って、自治体と連携して、みんなで協力して行動を起こして、発達障害児の理解を進める活動を始めることです。推進団体として活動することで、公益性を重視している姿勢を打ち出すことによって、受け入れられやすくなるのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
メディカルダイエットの手法で、入浴の温度によって体脂肪を増やす方法について前回紹介しましたが、どちらかといったら体脂肪を減らしたいという要望のほうが多いのは事実です。自律神経の交感神経は興奮系の作用があり、入浴温度を42℃以上にすると交感神経の働きが盛んになり、その後の代謝が高まります。
入浴と食事との関係では、交感神経の働きが盛んになった状態で食事をすると、胃液の分泌量が減って消化が抑えられます。小腸は交感神経によって吸収が抑えられます。膵臓から分泌されるインスリンは交感神経によって抑えられるので、インスリンを使って肝臓で行われている脂肪合成も、脂肪の脂肪細胞への蓄積も抑えられるようになります。
入浴温度が高ければ、その効果が高まるということではなくて、42℃を超えて交感神経の働きが盛んになったあとは、温度の高さにはあまり関係がなく、同じような状態が続きます。無理をして温度を高くする必要はないわけです。交感神経に切り替えたあとは、徐々に低下していきますが、食事に関係する効果は30分以上は続くので、あわてて入浴直後に食事をすることはありません。
体脂肪を増やしても、不健康な太り方ではいけないわけで、増えた体脂肪をエネルギー化させて、その作り出されたエネルギーを効率よく使って、健康の維持と増進に使ってほしいのです。ということで、体脂肪が増えてきたら、これをエネルギー化させるために、入浴温度を調整して代謝を高めることを考えるようにします。
高めの温度での入浴は肩まで沈めた全身浴では脳が温まりすぎて、いわゆるのぼせた状態になるので長くは続けられません。そこで全身が温まったら上半身をお湯から出す半身浴に切り替えます。下半身は42℃以上に保たれることで交感神経が保持され、血流が盛んになるために入浴中の代謝が高まります。入浴で10分につき100kcalのエネルギー消費がある、体脂肪がエネルギー代謝によって減っていくというのは、このような半身浴によって得られる効果です。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
脳の栄養源として必須脂肪酸のアラキドン酸があげられます。アラキドン酸は肉類(特にレバー)や魚介類、卵などに含まれていて、脳と身体の発達に必要不可欠な成分で、記憶力を向上させ、免疫機能を調整する効果が知られてから、アラキドン酸が使われたサプリメントが注目されるようになりました。ただ、アラキドン酸の研究は乳児の脳の研究から明らかになったもので、脳の健康寿命が気になる高齢者にとって、同じような結果が得られるかについては確証が得られていない段階です。
必須脂肪酸は“必須”という用語がついているので、必ず摂る必要があり、不足している人は補わなければならないというのは正しい認識といえます。必須脂肪酸はアラキドン酸のほかにα–リノレン酸、リノール酸があげられています。
“必須”はアミノ酸にもつけられていて、体内では合成されないために食品から摂らなければならない9種類が必須アミノ酸です。必須アミノ酸が一つでも必要量に達していないと、たんぱく質としての栄養評価(アミノ酸スコア)が下がってしまいます。アミノ酸スコアが高い食品としては肉類、魚類、豆類、卵類、乳製品があげられ、これらが良質なたんぱく質と呼ばれています。
三大栄養素の脂質(脂肪酸)とたんぱく質(アミノ酸)では“必須”がついているのに、糖質には“必須”がついたものはありません。糖質制限を推奨する専門家(医師、栄養士など)の中には、「必須と名がついた糖質はない」ということを根拠にして、糖質は制限してもよいということを語っている方もいます。
なぜ必須という名称の糖質がないのかというと、必須、非必須と分ける必要がないだけで、すべての糖質がエネルギー源として必要となるからです。糖質を摂ることで健康に影響があるという人は摂りすぎが問題であって、糖質そのものが悪いわけではありません。血糖値を上昇させて糖尿病の要因となるとされるブドウ糖は、脳の唯一のエネルギー源で、ブドウ糖が不足したのでは脳の機能が正常に保たれなくなるので、必須の糖質となっているのです。
健康食品は以前は機能性食品という言葉を使って販売されていた時期があります。これは特に問題はないとされていたのですが、健康食品の分類として栄養機能食品が登場してから使いにくい雰囲気となり、機能性表示食品制度ができてからは、機能性表示食品として消費者庁に届出をしていないのに、届出が受理されていないのに、機能性表示食品と勘違いさせるような表示であるとして、なかなか使えない状態となりました。
以前の話ではあるのですが、厚生労働省の栄養部門の専門官から「機能性食品の“うの字”はいらない」と言われたことがあります。言い出した方は定かではないのですが、その専門官がよく口にしていて、講演会などで何度も話をしていました。
「きのうせい」の“う”がないと「きのせい」となり、これは気のせいということで、機能性食品などと言われているものの、実際の効果なのか、それとも気のせいなのかわからないということを伝えたかったようです。
現在のように食品の機能研究が進み、特定保健用食品と機能性表示食品で裏付けを示して販売される時代になって、しっかりと製造された健康食品であれば、もう「気のせい」などと言われないような時代になりました。機能性が研究された成分を使い、研究成果が得られたのと同じだけの成分が含まれ、製造法も正しければ、その機能が得られることを期待したくなります。
しかし、実際には有効成分が充分であっても、成分の組み合わせが間違っていて、実験どおりの結果が得られないものも少なくありません。機能性表示食品では「〜と報告されています」と表現しているものがありますが、これは実際の商品を使って研究したわけではなくて、その研究成果がある成分が同じだけ使われている商品ということです。他の成分との組み合わせ、製造法(加熱処理、固めるための材料、添加物など)によって同じではないことがあるということを示しています。
また、試験は最も吸収がよい条件で摂取するのがほとんどですが、健康食品は特定保健用食品、機能性表示食品であっても、いつ摂ればよいかは法律の規制で表示されていません。最高の状態で摂ることができないのに、機能性をうたってよいのか、それこそ“気のせい”と言われても仕方がない状態は今も続いているのです。
子どものときの親元を離れた母の実家の寺での生活、父の転勤に伴う転向続きで疎外感を感じたことを前回書きましたが、地域に根をおろした生活をしたことがなかったことから、今は移住先で疎外感を感じずに住むようになっています。といっても、移住後の疎外感を乗り越えられた、という話です。
小学校は親元から通うことになったものの、地域の複数の保育園と幼稚園から来た子どもたちばかりで、それぞれ派閥のようなグループで、自分だけが、どこにも加われないということで、駐在所の隣の歯医者の1つ年上の同窓生と付き合っていました。その子は次男で、長男は後には京都大学から全国農業協同組合中央会に進み、広報部長をされていたときに、たまたま食と健康に関わる臨床栄養の仕事をしていたことから、とても世話になりました。
話を戻して、子どもの疎外感ですが、親の転勤に伴う転向で小学校は3校、中学校は2校に通い、高校は親の出身校に行ったので、また親元から離れ、父の実家の近くのアパート暮らしを経験しました。同郷の大学に進学して、そのまま東京に44年間いて、今は岡山に移住して5年になります。常に余所者のポジションで、どの学校の同級生とも地域的なことで付き合いはなく、今も続いているのは大学の合唱団のメンバーと、大学の校友会の岡山県支部だけです。といってもLINEやFacebookでの交流が主ですが。
岡山には知人もいなくて、私を岡山に呼んだ方には裏切りがあり、まったくの一からの人脈づくりでした。地方は余所者扱いが厳しいとは聞いていて、そのとおりのことをいくつも経験しましたが、過去の余所者経験があったために乗り越えることができて、今は新たな仲間が増えて、疎外感を感じることはありません。そして、岡山に移住してから始めた発達障害児支援では、発達障害児を理解することができる立場にいることを活かして、子どもたちの気持ちに寄り添った支援に当たることができています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
「しつじつごうけん」と打ち込んで変換キーを叩く(タッチする)と普通は「質実剛健」と変換されます。ところが、分割して打ち込むと、別の用語が出てくることがあります。そのパソコンで、以前に何を打ち込んでいたかによって変わってくるところですが、「失実」と「合憲」が出てきたときには、これこそ四字熟語でコロナ後を考えるというテーマに合っているのではないか、と思ったものです。
「質実剛健」は、飾り気がなく、中身が充実していることを指しています。このような姿勢でコロナ対策にも、コロナ後の健康づくりにも取り組むべきだと考えるところです。
これに対して「失実」は事実と相違することで、中身が充実してほしいところなのに、充実どころから見せかけでしかないということを指しています。学校を一斉休校させたのも、飲食店の営業時間の短縮や休業も、あとになってみれば見せかけだったのではないか、という批判も出ています。
「合憲」は憲法の規定に違反していないことを指していて、新型コロナウイルス感染症対策が急を要するといっても、さすがに違憲(憲法違反)のことはできないということで、自由を制限することはできず、お願いベースの自粛要請ばかりでした。
そんなことでは成果が上がりにくいのは自明の理で、治まってきたかと思ったら、また感染が広がり、第6波で終わらずに、第7波の心配をしなければならない状況になっています。合憲であっても実がないことを、これからも繰り返していくのか、それとも実を求めて、違憲とは言わないまでも超法規的に抑えていくことをしないと、今後の新たな感染症の拡大があったときの対応を、いつもビクビクして見ていなければならないことになります。
経済優先で、まだリスクがあるときに、まん延防止等重点措置を終了させ、経済対策のキャンペーンを急ぐのだったら、その一方での安全対策も同時に実施すべきではないかと考えるのは少数派ではないはずです。





