投稿者「JMDS」のアーカイブ

エネルギー代謝を高めるための代謝促進成分はL‐カルニチン、コエンザイムQ10、α‐リポ酸が知られています。3種類の成分ともに以前は医薬品の成分でしたが、今では食品の成分としても用いることが許可されています。どれも食品由来の成分です。

エネルギー代謝に欠かせない代謝促進成分は、それぞれ役割が違っていて、L‐カルニチンは脂肪(脂肪酸)の代謝、α‐リポ酸は糖質(ブドウ糖)の代謝に関与しています。コエンザイムQ10はエネルギー代謝の最終段階で働く補酵素となっています。

すべての成分が必要であるので、どれも体内で合成されているのですが、20歳代前半をピークにして年齢を重ねるにつれて合成量が減っていきます。そのため、年齢が進むほどエネルギー代謝が低下していくことになります。

そこで3種類の代謝促進成分が活用されるわけですが、私たちはL‐カルニチンに着目して研究を進めてきました。というのはα‐リポ酸が不足して、ブドウ糖がエネルギー化されにくくなった結果として、余分になったブドウ糖は肝臓で脂肪酸に合成され、中性脂肪となります。この中性脂肪が脂肪細胞に蓄積されていきます。

α‐リポ酸の不足によってブドウ糖がエネルギー化されにくくなると、中性脂肪が多くなっていくということで、脂肪を有効にエネルギー化させればよいという考え方をしています。

コエンザイムQ10はエネルギー代謝の最終段階で働く補酵素ということで、重要な役割をしているものの、あくまで働くのは最終段階なので、それ以前に脂肪酸を多くエネルギー化させることを重視しています。

メディカルダイエットはエネルギー代謝の重要な成分として、L‐カルニチン研究の第一人者と連携して研究を進めています。その第一人者は、日本メディカルダイエット支援機構の王堂哲副理事長です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

きつねは油揚げを指すことから、きつねの後に“そば”か“うどん”をつけて注文するというのは関東の常識です。単に「きつね」と注文したら、そばか、うどんか聞かれます。ところが、関西では“きつね”だけで通じます。「きつね」と注文したら、きつねうどんが出てきます。では、関西で“きつねそば”を食べたかったら、どうするかというと、「たぬき」と注文しなければなりません。

ここまでの書き方も、これから先の書き方も関東の目線となっています。私は関東に60歳過ぎまでいて、6年前に西日本に引っ越してきたからです。といっても移住先は岡山で、大阪で暮らしているわけではないので、東西差の洗礼は、それほどは受けていません。そのために、未だに新たな感覚で、東西差を語るような状況です。

たぬきが“きつねそば”になったのは、たぬきに化かされたからだと大阪のうどん屋で説明されました。うどんから、そばに化けたということです。

関東で“たぬき”といえばタネ抜きの略で、天ぷらのタネを抜くと天かすになります。天かすと揚げ玉とは同じものかどうかという議論はあるものの、そばに揚げ玉が入ったものは“たぬきそば”、うどんは“たぬきうどん”となります。関西では揚げ玉を入れた麺類はないので、「たぬきうどん」と注文しても、目的のものが食べにくいということだけでなくて、関西では“たぬき”は“きつねうどん”なので、注文が通りません。

この混乱を解決できてから京都に行ったときのこと、きつねそばを食べたくて「たぬき」と注文したら、きつねうどんが出てきました。それも刻んだ油揚げと青ネギが具で、餡がかかっていました。京都では、そばがうどんに化けていました。

注文したものと違うものが出てくるのは関東でもあって、久しぶりに東京に行ったときに、懐かしい味でお酒を飲もうと思い、老舗そば屋で「ぬき」を注文したら、なんと“たぬきそば”が出てきました。そばを食べずに、つまみとして天ぷらそばの“そば抜き”を注文したのに、滑舌もよかったはずなのに、聞き間違いではなくて、「ぬき」を“たぬきそば”だと思ったという、今どきの店員の知識のせいで、つまらない夕食になってしまいました。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

発達障害がある子どもは、定型発達(発達障害ではない)の子どもに比べると偏食が起こりやすい傾向があります。偏食といっても好き嫌いのレベルや食べられないということではない状態から、まるで食物アレルギーかと思われるほどの拒否反応を示す状態もあります。

発達障害の特徴とされる“極度の偏食”は後者の例で、五感の防衛反応であることが多く見受けられます。これは味覚、触覚、嗅覚、聴覚、味覚の五感が過敏に反応して、食べること自体に恐怖を感じていることがあります。

自閉症スペクトラム障害に多く、半数が極度の偏食か、それに近い通常の偏食(好き嫌い)を超えた拒否反応を示していたとの調査結果もあります。通常の好き嫌いは味覚に関係することが多いのですが、どの感覚でも起こりやすいのが発達障害の特性といえます。

五感の感覚過敏による極度の偏食は、食べられない理由さえわかれば、原因を取り除くことで対応することも可能です。調理法を工夫することで解決される例もあります。

ところが、心理的要因が原因となっている場合には、食事そのものを工夫するだけでは解決につながらないことから、生活そのもの、家族の関係性などにも踏み込まないと解決ができないことがあります。

発達障害による極度の偏食は、恐ろしいと感じることから逃れようとする行動でもあるのに、食べられないと言っているものを無理に食べさせようとした、形や味を変えて騙して食べさせようとしたという感情から、そのようなことをした保護者に対しての拒否反応が起こります。

その気持ちが記憶の深いところに作用して長く残るのが発達障害児の特性にもなっています。こうなると調理法の工夫は、かえって拒否反応を強めることにもなります。なぜ食べられないのか、その理由を聞き出すことから対応は始まるのですが、幼い子どもの場合には、その説明をするのも困難なことがあり、焦らずに、時間をかけて聞き出すことが大切で、さらに聞き出せるようにする環境づくりも大切になってきます。
〔発達栄養指南:小林正人〕

「ぎごちない」と「ぎこちない」は、どちらが正しいのかということを、「NHK用字用語辞典」と「NHKことばのハンドブック」を引き合いに出して、前回は比べてみましたが、それに続いて提示するのは「こんがらかる」と「こんがらがる」の使い分けです。

古い世代(昭和30年生まれ)の私としては、「こんがらかる」が正しい使い方という認識ですが、若い世代となると「こんがらがる」が正しくて、私などは古くて、間違った言葉づかいをする人種とされてしまいます。

辞書的には「こんがらかる」が昔から使われてきた言葉で、これが正しい用語となるのですが、言葉というのは使っているうちに変化をしてきて、いつの間にか多くの人が使っているほうが正しいとされることがあります。「こんがらかる」と「こんがらがる」についても同じことで、今では「こんがらがる」のほうが正しいと認識する人が圧倒的に多くなっています。

中には「こんぐらかる」という言葉を使っている人もいて、どれが正しいのか、まさに「頭がこん○○かる」ような感じになってしまいます。辞書的に正しいのは「こんがらかる」であって、物事が入り乱れて、ややこしくなることを意味しています。

言葉は多くの人に使われているうちに、どちらが正しいのかわからなくなるというのが、よくある話ですが、今回のテーマだけは「こんがらかる」が正しい使い方です。とはいっても、使っている人は、圧倒的に「こんがらがる」のほうが多くなっています。

正しい言葉づかいは知っていても、テレビであれば視聴者、ラジオであれば視聴者、書籍などの文章であれば読者が、どちらのほうが違和感がないかで選ばれるのは仕方がないことです。特に、言葉や文字の修正をする編成者や編集者が若い世代であると、視聴者で読者などの理解とは関係なしに、チェックをする人の感覚で決められてしまうことがあります。

そんなときこそ辞書の出番となるのですが、今どきは辞書機能があるネット検索が使われ、それはネットを多く使っている若者の感覚に合わせているところがあるので、本来の使い方とは違ったことが、罷り(まかり)通ってしまうことがあるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

1)LDLコレステロール値が高い場合
◎適正なエネルギーの摂取
食べすぎや肥満は、肝臓でのコレステロールの合成を促進します。太っている人は食事量を減らすことで、体重を減らし、肥満が解消されると血液中のLDLコレステロール値は低下します。1日に必要なエネルギー量は、性別、年齢、活動量などによっても異なりますが、肥満の人の場合には標準体重1kg当たり25~30kcal、肥満でない人は標準体重1kg当たり30~35kcalを目安にします。

◎脂質の摂りすぎに注意
油脂は、構成成分である脂肪酸によって、身体への作用が異なります。動物性の脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸には、血液中のLDLを上昇させる作用があります。それに対して植物油や魚油に多く含まれる不飽和脂肪酸には、血液中のLDLを低下させる作用があります。

植物油に含まれる脂肪酸の中で、リノール酸は多く摂りすぎるとLDLを減らすだけでなく、HDLも減らす作用がありますが、オレイン酸はHDLを減らさないとされています。魚油に含まれるEPAやDHAには、血小板凝集抑制作用があり、血栓予防効果が期待されます。肉食を減らし、魚食を増やすとともに、植物油も適量を摂るようにします。

◎食事由来のコレステロールの制限
LDLコレステロール値が高い人では、調整能力が落ちているため、レバー、いくら、かずのこ、たらこ、うに、鶏卵などのコレステロールが多く含まれた食品の摂りすぎはLDLコレステロール値を上昇させます。LDLコレステロール値の高い人では、食事からのコレステロール摂取量は1日300mg以下が目安とされます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

子どもの脳の成長には神経伝達物質のセロトニンが重要です。セロトニンは一つの神経細胞から次の神経細胞に情報を伝えていくための物質で、自律神経の副交感神経の働きを高めて、精神的な安定性を得るためだけでなく、栄養面では消化、吸収、排泄を調整する重要な役割をしています。

セロトニンが不足すると、神経伝達物質のドーパミンとアドレナリンの働きが強まります。ドーパミンとアドレナリンは交感神経の働きを強めることから、興奮状態になりやすくなります。そのために、消化、吸収、排泄ともに機能が低下するようになります。

発達障害児はセロトニンが不足していることが知られていますが、ストレスがかかり、興奮状態になりやすい子どももセトロニンの不足が考えられています。

セトロニンは脳の使われる物質であるのに、脳で作られているのは10%ほどで、残りの90%ほどは腸内で作られています。腸内細菌の善玉菌が多く、腸内環境がよい状態のときにはセトロニンは多く作り出されるようになります。

ここで考えないといけないのは、腸内環境がよくないとセトロニンが減り、セトロニンが消化、吸収、排泄の機能を進めて腸内環境をよくしてくれるという関連性です。腸内環境をよくするための食事としては善玉菌の栄養源になる糖質、乳製品、食物繊維を増やす、悪玉菌の栄養源になる動物性たんぱく質と脂肪を減らし気味にすることが重要になります。

セトロニンの材料となるのは必須アミノ酸のトリプトファンなので、たんぱく質の摂取が大切ですが、動物性たんぱく質は悪玉菌の栄養源となるので、植物性のたんぱく質の大豆・大豆製品(納豆、豆腐、豆乳など)を多めに摂ることが大切になってくるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

サプリメント(supplement)は、もともと補助、補充、補完といった不足するものを補うという意味があります。一般にサプリメントと呼ばれているのは、ダイエタリーサプリメントで、これは食事で不足するものを補うものを指しています。

ダイエタリー(dietary)は食事や飲食物を意味する言葉で、一般にイメージされるダイエットのための食品という意味ではありません。ダイエット(diet)は食事、食生活、食事療法を指しています。(日本では間違った意味が広まっているようです)

不足している栄養素があれば、それを補うことが必要ですが、何が不足しているのかわからない状態では、補いようがありません。まずは何が不足しているのかを知ることで、その確認のために使っているのが「食生活チェック表」です。

一般に食生活の内容を知るための方法というと、1週間に食べたもの、飲んだものを書いてもらって(今では写真で記録するという方法も)、各食品に含まれている栄養素を計算して、過不足が確認されています。

この方法は食事内容を提出するほうも、提出されたものから計算をして指導内容を作るほうも大変な手間がかかります。そこで私が代表を務めるNPO法人日本メディカルダイエット支援機構が採用しているのは、1週間に食べた食品の回数をチェックしてもらうもので、これによって食傾向を確認するというものです。

食傾向は、ほとんど変わることはありません。よほど大きな出来事(病気をした、環境が大きく変わったなど)がなければ、本人は変えているつもりでも大きくは変わっていないというのが普通のことです。

食べているもので栄養素の過不足がわかったら、運動や病気などの状況に合わせて、積極的に摂るべきもの、逆に減らすものを指摘していきます。理想的な内容がわかっても、急に変化させることはできないので、その改善までの間にサプリメントを活用するということを基本としています。
〔健康情報流通コンサルタント 小林正人〕

L‐カルニチンは脂肪酸のエネルギー代謝を促進させる成分として知られるようになり、ダイエットのための素材と認識されるようになりましたが、脂肪酸を減らすための成分ではありません。

細胞の中で起こったエネルギー代謝の結果として、エネルギー源の脂肪酸が減っていくだけで、重要なことは脂肪酸がエネルギーを作り出す材料となっていて、脂肪酸が使われるほど多くのエネルギーが細胞の中で発生するということです。

この発生したエネルギーが、身体を構成する成分や身体を動かすために必要な成分などを作るために使われています。細胞の中の生化学反応は酵素によって起こされていますが、その酵素の働きを高めるために必要なのがエネルギーです。

エネルギーによって作られるものとしては、アミノ酸を材料にしたタンパク質は筋肉や臓器・器官の元であり、酵素の材料にもなります。ブドウ糖を合成して保存のためのグリコーゲンにして筋肉や肝臓に蓄積するのにも、脂肪酸を合成して中性脂肪を作るのにもエネルギーが使われます。中性脂肪は肝臓で合成されていますが、多く合成された中性脂肪は脂肪細胞の中に蓄積されていきます。

このほかホルモンや神経伝達物質、代謝促進成分もエネルギーを使って合成されています。エネルギー代謝を起こすのに必要となるL‐カルニチン、コエンザイムQ10、α‐リポ酸は三大代謝促進成分と呼ばれていますが、これらを作り出すのにもエネルギーが必要になります。

代謝促進成分によってエネルギーが作られて、そのエネルギーによって代謝促進成分が作られるということで、エネルギー代謝を高めることは、さらにエネルギー代謝を高めていく好循環を生み出しているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害児が子どもの10%にもなっていて、それが生涯にわたって継続するということが明らかにされているのに、子どもを直接的に支える保護者だけでなく、親戚縁者にも地域の人たちにも発達障害児の困難さが充分に理解されていないことがあります。

発達障害児の支援活動をしていると、兄弟姉妹のうち保護者が相談や支援を受けに訪れたときに、相談対象の子どもだけでなく、その弟や妹も対象者でないかと感じることが多々あります。そのことが心配になって、話をしても、他の子どもは大丈夫だからと言って、聞く耳をもたない保護者がいます。

発達障害は身体障害とは違い、また精神障害とも違って、見てわかる、話をしてみれば必ずわかるということではないので、わかりにくいところがあります。保護者の中には、弟は頭が良くて行動にも問題がないので発達障害でないと思い込んでいる人も少なからずいます。

全体的には10%の確率とされているのに、2人とも発達障害であることを認めたくないという心理があるのも理解しています。保護者は初めて子どもの発達障害と対面して、それなりの勉強もしているので、ある程度の知識はあります。しかし、それは子どもに特性として現れたことに詳しくなっているだけであって、自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害、学習障害のすべてを知っているわけでもないということがあります。

また、3種類のタイプが重なって現れることがあり、中には3種類ともが重なっていることもあります。自分の体験だけで判断するのではなく、そのことを熟知している発達障害児支援施設の専門家に相談してほしいのですが、アドバイスをしようにも聞く耳を持たない保護者がいるのも事実です。

発達障害の代表的な3タイプの個別の改善への対応だけでなく、複合した状態でも対応できる専門家も少なからずいます。状態が複合すると、対策も単独と比べて難しくなっていきます。それだけに遺伝特性もある発達障害の早期発見のために、可能性を否定するようなことだけは避けてほしいのです。
〔発達支援推進協議会 小林正人〕

脂肪が効率よくエネルギー化されるためには、細胞の中でエネルギー産生を行っているミトコンドリアに脂肪酸を多く通過させる必要があります。脂肪酸のエネルギー量は1gあたり約9kcalと、ブドウ糖の約4kcalの2倍以上のエネルギー量があります。多くのエネルギーを細胞の中で作り出すためには、脂肪酸を多く取り込むのがよいわけですが、脂肪酸がミトコンドリアに取り込まれるためには条件があります。

その条件というのは、L‐カルニチンが充分にあることです。

L‐カルニチンは体内で合成される代謝促進成分で、必須アミノ酸のリシンとメチオニンを材料にして主に肝臓で作られています。その合成のピークは20歳代前半で、その後は年齢を重ねると徐々に合成量が減り、その分だけ代謝が低下します。以前と同じ食事量、同じ運動量であっても体脂肪が増えていくのは、L‐カルニチンが不足したための代謝低下のせいです。

脂肪酸は単独ではミトコンドリアの膜を通過することができなくて、L‐カルニチンと結びつくことによって通過することができます。だから、L‐カルニチンが不足すると脂肪酸がミトコンドリアに取り込まれにくくなり、取り込まれなかった脂肪酸は血液中に戻り、余分なものとして、肝臓で中性脂肪に合成されて、脂肪細胞の中に取り込まれていくことになります。

L‐カルニチンの材料は必須アミノ酸のリシンとメチオニンなので、これが不足するとL‐カルニチンの合成量が減るわけですが、これらを摂ったからといっても、合成量が減っている段階では、これだけでは不十分です。

L‐カルニチンは以前は医薬品の成分だったのですが、今では食品の成分としてサプリメントでも摂ることができるようになっています。これを活用して、エネルギー代謝を高めることができます。L‐カルニチンはダイエット成分としても知られていますが、それは脂肪酸がL‐カルニチンによってミトコンドリアに取り込まれて、代謝が高まった結果なので、単なるダイエット成分ではないのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)