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健康食品の成分の吸収率は成分によって大きく異なります。最も吸収しやすい条件が整っていたとしても半分も吸収されないというのは普通のことです。

最も吸収率に影響するのは成分の脂溶性の性質に関わるもので、脂溶性の成分は油の成分に溶けてから吸収されるので、胃の中に脂肪がある食後に摂ることで吸収されます。その脂溶性の性質がある成分を空腹時に摂ったとすると、胃の中で分解されないので、小腸で吸収されることもなく、そのまま素通りしてしまいます。

ビタミンではビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKが脂溶性です。健康食品に使われることが多いコエンザイムQ10はビタミン様物質(ビタミンに似た性質)で、脂溶性であるので、空腹時の摂取は素通りして意味がないことになります。

ここまでは食事をしたあとか、それとも空腹時かという話であって、食事の内容とは、あまり関係がありません。もちろん、脂肪が多く含まれている食事のほうが胃の中に脂肪が多い状態なので、脂溶性の成分は分解されやすく、吸収もされやすいことになります。

だからといって、脂肪を多く摂れば、それだけ吸収される量が増えるということでもありません。適度に脂肪があれば、それで脂溶性成分は分解されます。

これに対して水溶性の成分は、水に溶ける性質なので、いつ摂っても胃の中には水分があるので分解されます。水で健康食品を飲めば、その水だけでも分解されます。

この理屈からいうと、どんなタイミングで摂ってもよいのが水溶性成分ということになるのですが、成分の特性によっては必ずしもそうではないものもあります。

コエンザイムQ10と並ぶ代謝促進成分のL‐カルニチンは、水溶性ではあるのですが、たんぱく質と一緒に摂ったほうが吸収性が高まります。ということは食後、それもたんぱく質が多い肉、魚、卵、乳製品、大豆製品を食べたときに摂るのがよいことになります。

もう一つの代謝促進成分のα‐リポ酸は、胃液で分解されて別の成分になるので、胃液が多く分泌されていない空腹時に摂らないといけないことになります。
〔健康情報流通コンサルタント 小林正人〕

脂質異常症のうち、LDLコレステロール値が高くなった場合が高LDLコレステロール血症です。

血液検査では、LDLとHDLの値が調べられます。

コレステロールや中性脂肪は、脂肪であることから、そのままでは水に溶けにくい分子構造のため、親水性のタンパク質と結合してリポ蛋白として血液の中を流れています。コレステロールはLDL(低比重リポ蛋白)やHDL(高比重リポ蛋白)などによって血液中を輸送されています。

LDLコレステロール値は、各人の状態(リスクの数)によって目標値が異なります。心臓病を起こしたことがない人(一次予防)で、LDL以外の危険因子がない低リスク群の場合にはLDLコレステロール値は160mg/dl未満、危険因子が1~2の中リスク群の場合には140mg/dl未満、そして、危険因子が3以上の高リスク群の場合には120mg/dl未満となっています。

心臓病を起こしたことがある人(二次予防)では、より厳しく管理して再発を防ぐために、LDLコレステロール値は100mg/dl未満とされています。

どの段階においても、HDLコレステロール値は40mg/dl以上、中性脂肪値は150mg/dl未満となっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

糖質過剰で中性脂肪値が上がる仕組みについて前回、紹介しました。それに続いて今回は表題にあるように「脂質過剰で血糖値が上がる」ことについて書いていきます。仕組みについては同じなのですが、見た目で起こることが違っているので、あえて書き残すことにしました。これは生活習慣病の合併症にも関わることです。

脂質過剰というのは、中性脂肪が多く含まれる食品を食べすぎることを指しています。中性脂肪は脂肪酸が3個結びついた貯蔵タイプの脂肪のことで、食品に含まれている脂肪の基本的な形状です。私たちの身体の脂肪細胞の中に蓄積されているのも中性脂肪です。

中性脂肪は体内で消化されると脂肪酸に分解されて吸収されます。脂肪酸としてエネルギー化されなかったものは肝臓で中性脂肪に合成されます。エネルギー源として使われずに余分となったものは中性脂肪になって、脂肪細胞に蓄積されていきます。

そして、体内で必要な脂肪酸が不足したときには、脂肪細胞の中の中性脂肪は分解されて、脂肪酸として血液中に放出されます。

脂質過剰になると、肝臓では中性脂肪を多く作り出すために膵臓からインスリンが多く分泌されます。インスリンは血糖値を下げるホルモンとして一般に知られていますが、余分なエネルギー源を取り込むためのホルモンで、ブドウ糖が多くなったときには細胞に取り込ませることと同時にブドウ糖を脂肪酸に合成するように働き、中性脂肪が多くなったときには中性脂肪を脂肪細胞に取り込ませるように働きます。

日本人は歴史的に低栄養の時代が長かったことから、インスリンが多くは必要ではない民族で、膵臓の働きも弱くなっています。脂肪の摂取が多くなると(77年前の終戦後に比べて肉食は6倍以上に増加)、それだけインスリンが多く必要になります。脂肪細胞に取り込むべき中性脂肪が多い間は膵臓はインスリンを分泌し続けます。そのために膵臓が疲弊して、急にインスリンが多く分泌されなくなります。

そのためにブドウ糖も細胞に取り込まれなくなって、血糖値が高くなりすぎます。そのために糖尿病になりやすいのが日本人の体質なのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

使用前・使用後の状態を伝えることは法規制の対象とされると言われていますが、それは比較することと、比較する内容(検査結果など)によって対応が異なります。例えば、よくあげられるのがダイエットに関する健康食品やサービス(運動や美容系の手技など)で、体脂肪が多かったときの数値(体脂肪率や体重)や画像を示して、健康食品やサービスを利用した後の結果と比べて、有効性・優良性を主張するものです。

太っていることは病気ではないので、ダイエットによってやせることは医薬品医療機器法の規制には該当しません。それを知っていてダイエットの使用前・使用後を比較する人がいるのですが、その示した数字や画像が真実と異なるものだと、これは景品表示法や健康増進法で規制されている不実表示、虚偽表示となります。

実際には数か月かけた結果なのに1か月の結果と示したり、今どきは画像の加工が簡単にできるので、実際よりもスリムに見せるといったことがされています。本来なら規制されないはずのダイエットで取り締まりが行われているのは、要は言い過ぎだということです。

使用前・使用後で取り締まられた例として最も多いのが、膝の軟骨の再生です。軟骨が磨り減った写真を示して、通常の状態の軟骨の写真を並べて健康食品の効能効果を伝えようとしているわけですが、健康食品を使う前にレントゲン画像を撮って、それを持っている人は少なく、改善した結果と比較するというのは、あまりないことです。

健康な状態の写真と、軟骨がすり減った状態の写真を他から持ってきて、それを使っているのは明らかですが、この膝軟骨の改善は医薬品に認められているものなので、健康食品で表示することはできません。

以前に、健康な状態の膝の写真を出して、すり減った状態では、このようになるということで比較写真を表示して取り締まられた例があります。当事者の言い分としては、通常の状態からすり減った状態を示すために矢印(→)を使ったのですが、校正の段階で矢印の向きが逆になっていたことに気づかなかったということでした。

よい状態と比較して悪い状態では膝の軟骨が磨り減っていると示すつもりだったのに、悪い状態から軟骨が戻ってよくなったということを示す矢印になってしまった、という言い分というか言い訳でした。
〔健康情報流通コンサルタント 小林正人〕

体脂肪は脂肪細胞の中に蓄積されている中性脂肪のことで、これを単純に増やすだけなら、太りやすい生活をしていればよいことになります。しかし、それでは不健康な太り方になってしまいます。

中性脂肪は脂肪酸3個が結びついた貯蔵型の脂肪で、食品に含まれている脂肪も、私たちの体内の脂肪細胞の中の脂肪も中性脂肪の形となっています。中性脂肪は胃で消化されて脂肪酸になり、小腸から吸収されたあとは肝臓に運ばれて中性脂肪に合成されます。

余分に食事をすると、体内では糖質もたんぱく質も余った状態になり、これをエネルギー源として体内に保存しておくために中性脂肪に合成されます。多くの量を食べて、その割には運動をしなければ、体内(脂肪細胞や血液中など)の中性脂肪が増えるのは当たり前のメカニズムです。

体脂肪は余計なものと考えられがちですが、飢餓状態に備えてのエネルギー源、寒さに対する保温、体外の刺激などからの身体の保護などの重要な役割をしています。体脂肪は免疫の維持にも重要で、体脂肪が平均よりも5%ほど多いほうが免疫は高いとされています。

体脂肪を増やすと同時に、いつでも体脂肪をエネルギー化して多くのエネルギーを作り出せるように筋肉を増やしておくことも必要です。運動で体脂肪が減るのは、有酸素運動によって脂肪酸を消費したときで、筋肉運動の無酸素運動ではブドウ糖が多く消費されています。

体脂肪を適度に増やしながら、筋肉を増やすには筋肉運動が効果的ということです。筋肉運動は興奮作用があるアドレナリンを分泌させますが、脂肪細胞に蓄積されている中性脂肪はアドレナリンによって分解され、脂肪酸が血液中に放出されます。

この脂肪酸が筋肉細胞に取り込まれて、効果的なエネルギー源として使われます。このエネルギー源を使って多くのエネルギーが作り出され、そのエネルギーが細胞を代謝させていくので、筋肉を増やすための運動は脂肪を減らすことにもなるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

夜道は路面が見づらいので、足元に気を配って、明るいときと同じように勢いよく歩くというわけにはいかないのが普通のウォーキングです。明るいときであっても、凸凹した道も、雨上がりのぬかるんだ道も普通の勢いでは歩きにくいものです。

その点、ポールを使ってのウォーキングは、4点歩行になるので、安定性があります。後方にポールのゴムパッドをついて勢いよく前進するノルディックウォーキングでも4点歩行となりますが、前にポールをつくポールウォーキング(ノルディック・ウォーク)では左右の足と2本のポールで、しっかりと地面を捉えることになって、より安定性がある歩き方ができます。

夜道を1人で歩くのは、危険なこともあります。女性の夜道の一人歩きは危ないと言われるのと同じことですが、ポールを用いてのウォーキングは、いざというときに武器にもなるものを持って歩いているのと同じことです。

もちろん危険性があるようなところは、いくら武器(?)を持っているからといっても避けたほうがよいのは当たり前のことですが、少なくとも安心感があるというのはよいことです。

一般のノルディックスタイルのポールには(安すぎる輸入物などを除けば)一部に反射処理がされています。一部だけなので、反射テープを貼るか、夜間ウォーキングの点滅ランプをつけることもすすめられます。

帽子に装着するヘッドライトも販売されていますが、そこまではしたくないときときには、ポールや腰などに装着する小型の点滅ライトもあります。こういったものも使って、より安全に歩くことも大切かと思います。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害がある人は、子どもに限らず、入浴嫌いが多いことが指摘されています。その一つは感覚過敏の触覚過敏があって、お湯を実際の温度以上に熱く感じることがあります。感覚過敏による熱さの過敏反応は、飲料にも起こりやすく、お茶も熱くて飲めないという反応があります。

実際の温度ではなく、家庭以外で入浴したときに非常に熱く感じたことが原因になっていることもあります。

また、温度だけでなく、シャワーの水流が痛く感じて、シャワーを避けようとすることもみられます。シャンプーが目に入って痛かったという記憶がシャワー嫌いにさせていることもあります。

身体を洗うことに苦手で、こすって洗うのが上手にできない、それを指摘された嫌な記憶が消えずに、入浴そのものに抵抗感があるという子どもも少なくありません。

発達障害があると顔にお湯がかかること、髪が濡れることに抵抗感がある場合もあり、他人に触れられることを嫌って、親や兄弟姉妹などとの入浴を避けようすることがあります。

こだわりが強くて、自分が決めた順番に、決めた通りに進まないと気が済まないところがあり、それが乱されることを嫌って、一人で入浴したいのに、家族と入浴しなければならないことに抵抗を示すこともあります。

入浴は短時間のうちにこなさなければならないことが多く、どのような順番で取り組み、どこで終えるのかがわからないことから入浴が嫌いになることも少なくありません。

入浴するのは身体をきれいにすることだという、普通に考えたらわかると思われることが理解できないことがあるのも発達障害の特性の一つです。不潔にしていたら、友達や先生から嫌われるということを話しても、清潔の観念がないこともあり、なぜ入浴しなければならないのか、わかるようになるまで抵抗が続くこともあります。

入浴そのものは嫌いではないものの、入浴前にやっているゲームやテレビ番組を中断されることが嫌で、入浴は後回しになり、入浴しなくてもよいという反応が見られることもあります。
〔発達支援推進協議会 小林正人〕

安全性に関する医薬品の試験は、製造販売することが許可されただけで終わるわけではありません。最終的な安全確認は市販後調査によって、副作用データが蓄積された結果で実施されます。市販後調査の結果が出るまでは、“仮免許”の状態で使われ続けていることになります。

それだけに、安全性が明らかになった“本免許” までは慎重に使うようにしてほしいところですが、新薬は有効性が高い(高いことが期待される)ため、これまでの医薬品では効きにくかった場合に使われることが多くなっています。そのことが新薬における副作用を強める結果にもなっています。

もう一つの問題は、医薬品の組み合わせです。

医薬品の安全性は、製造販売された段階では、通常の使用例にみられるような複数の医薬品が組み合わされた結果が明らかにされているわけではありません。医薬品は、それぞれの患者によって使用されるものが異なり、試験では想定されなかった組み合わせが行われることもあります。

医薬品は、それぞれの症状に合わせて処方されることから、多くの疾患を抱えている患者の場合には、より多くの医薬品が組み合わせて使われることになります。それを確認するのが市販後調査で、通常は6か月間の調査と情報収集が行われます。この調査はPMS(Post Marketing Surveillance)と呼ばれています。

医薬品製造会社が全国の医療機関に対して行う使用実態調査で、これに従うと6か月間以上の使用経験があれば、販売前の知見では得られなかった新たな作用・副作用に関する情報収集ができて、安全性が確認されていることになります。

しかし、市販後調査は1種類ではないので、さらに調査が必要になります。市販直後に行われるのは市販直後調査で、他のものは特別調査、使用成績調査です。

特別調査は、治験では対象から外される患者層(小児、高齢者、肝機能や腎機能に疾患を抱えた人、医薬品の長期服用者など)に対する使用実態調査です。

使用成績調査は、販売後に3年間をかけて行う医薬品の使用実態調査で、副作用の発現状況や品質・有効性の調査が目的となっています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

DNA講習は資格認定方式によって実施されています。

資格認定講習にもさまざまな形があって、わずか1時間の講習時間、それも講習テキストなしの画像(パワーポイント)を見るだけ、認定試験も10分ほどで済むという、これを資格認定として採用してよいのかと思うようなものも実際には行われています。

なぜ知っているのかというと、私の知人が商品の販売のサポートとして、商品知識を与えることを目的として実施しているからです。

それと比べることもなく、DNA講習は発達障害児の栄養面でのアプローチということで学ぶ内容も多く、座学講習だけでも4時間は必要です。座学講習だけで詳細まで学べなかったことについては通信講習としています。

座学講習と通信講習では、通常は講習テキストの内容も書き方も違っているものですが、DNA講習は全部が通信講習にも使える“読めばわかる”内容としています。

発達障害は研究が大きく進んでいる状態で、これからも変化があり、学んだ内容が次々に更新されていく可能性があります。栄養といっても栄養素の摂取だけでなく、身体の機能研究に基づいた内容の臨床栄養を基礎としたものであるので、これも常に更新が繰り返されていることです。

読めばわかる内容にしたのが、現状を充分に把握してもらいたいからで、基礎的なことが理解できていれば、それが変化したときにも何が変わったのか判別がつきやすいと考えてのことです。

一般の資格認定は、大学で言えば卒業試験に相当するものです。これに対してDNA講習は入学試験に相当するものとイメージしています。講習を修了して、“卒業”してから情報を得て学ぶことのほうが多いとの考えから、資格認定をされてからの情報発信が重要になってきます。

資格認定制度は、このように情報を継続して送り続けられる教育システムで、DNA講習もそれを採用しているのです。
〔発達栄養指南:小林正人〕

健康診断で血液中のLDLコレステロール値が高いことが指摘されても、自覚症状が現れにくく、生活習慣を改めることなく過ごしてしまう人も少なくありません。自覚症状は出ていなくても、LDLコレステロール値が高いまま長期間放置しておくと血管が硬くなり、もろくなっていく動脈硬化になりやすく、心疾患(心筋梗塞、狭心症など)や脳血管疾患(脳梗塞など)にもなりかねません。

LDL(低比重リポ蛋白)は、肝臓で合成されたコレステロールを血液を介して全身に運ぶ役割をしています。血液中のLDLが多くなると、それだけ全身に運ばれるコレステロールが増えるので、動脈硬化の危険度が高まることになります。

健康診断でLDLコレステロール値が高いことを医師や栄養士などに指摘され、コレステロールが多く含まれる食品を食べないようにしているものの、なかなか数値が下がらないと感じている人も多くなっています。コレステロールの少ない食事をしても数値が下がらないことがあるのは、血液中のコレステロールに影響を与えているのは脂肪よりも糖質の多い食事だからです。

血液中のコレステロールのうち通常は食事に由来しているのは約20%で、残りの約80%は肝臓で合成されています。肝臓が正常に機能していれば、食事で摂るコレステロール量が多くなった場合には、肝臓で合成されるコレステロール量が減り、血液中のLDL量が増加しすぎないように調整されています。

しかし、食べすぎや過剰な飲酒などでエネルギー量の摂りすぎが続き、肝臓の負担が増すと、肝臓で合成されるコレステロール量が増え、LDLコレステロール値が上昇します。また、肉食や脂肪の摂取量が増え、魚介類を食べる回数が減ったことや、肥満、運動不足も血液中のLDLを増やす原因となっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕