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発達障害の学習障害では、感覚過敏によって学びにくい子どもに対する対策が進んでいます。視覚過敏から白い紙がまぶしく見えて、紙に書かれた文字がよく見えないということがあります。その場合には紙の色を変える、見やすい形や色の文字にするといった方法が採られています。

体育も学習の一つと考えると、感覚過敏のために体育で学ぶときに支障が出ている場合には、対処をすべきですが、そのようなことは、あまり聞くことがありません。

白い色がまぶしく見えるということでは、運動する場所は体育館でも屋外でも白線が引かれます。まぶしいだけでなく、白い線がよく見えないという視覚過敏もみられます。視覚障害者の場合には、白線が見えづらく、コースを正確に走れない人のために色を変える、音を利用して誘導するという別の方法も採られています。

しかし、発達障害の視覚過敏に対応する調整は行われず、一般的な方法に合わせて実施することが求められているのがほとんどです。見えにくいものを見やすくすることで、運動の機会を均等に与えるのは発達支援の基本的な対応のはずです。白線だけでなく、その横に細くてもよいので別の色の線を引く、といった方法も考えられます。

見えにくいものを見やすくするということでは、発達障害児は動くものへの対応がしにくいことがあり、キャッチボールが苦手ということもあげられています。

運動面での不器用さについては前回、発達性協調運動障害と取り上げて紹介していますが、運動が苦手と決めつけるのではなく、発達障害児が10%もいる時代には、発達障害としての対応も考えておくべきです。

障害者差別解消法では、障害者に対して合理的な配慮を行うことが求められています。この法律の障害者には発達障害者も含まれています。差別に当たるようなことが行われる場合には合理的な説明が必要とされていて、その説明ができないようなことはしてはいけないとされているのです。

その考え方からすると、発達障害児の運動面の困難さに対する“差別”は解消されていないと指摘されても仕方がないことです。
〔発達支援推進協議会 小林正人〕

食事は温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいままで提供するのが、おいしく食べるための基本となります。温かいものは60℃以上、冷たいものは12℃以下が標準となります。70℃を超えると熱く感じます。

発達障害児にみられる感覚過敏では、60℃であっても70℃以上に感じて、熱すぎて食べられないということがあります。そのために冷めたものしか食べられないということがあるのですが、それだけでなく、冷めた料理しか食べられないということがあります。

その理由を説明するために、一般的な感覚として、なぜ温かい料理をおいしく感じるのかということを説明します。温めると味覚が強く反応すると感じているかもしれませんが、温めることによって味覚の反応が高まるのは、つまりおいしく感じるのは嗅覚の反応が高まっているからです。

おいしさは味覚と同時に嗅覚も働いていて、温かい料理は匂い成分が発散されて、嗅覚が強く刺激されます。そのために味覚の反応も高まり、おいしさを感じやすくなるのです。

発達障害の感覚過敏が疑われるときには味覚の検査がされますが、特に異常はみられないのに、味を強く感じるために食べられないということが起こります。これは味覚だけを検査しているから気づかないことで、食べるものの温度を変えて検査をする、しかも味覚と嗅覚の関連性を知っていて検査をすればよいのですが、まだ別々に試験が行われています。

味覚過敏、嗅覚過敏のために食べられないという場合には、料理の温度を変化させて、どの程度に温度を下げれば刺激が減って食べられるようになるのか、それを確認することも大切になります。温度の違いで食べられるものが違うということを知って、できるだけ多くの栄養素が摂れるように工夫をしてほしいのです。

医薬品の成分だったものが今は食品の成分として健康食品に使われていると言うと、二つの反応が返ってきます。一つは「健康食品に化学合成の成分が入っているのか」で、もう一つは「それだけ効果があるということか」ということです。

医薬品の成分というと化学合成されたものと認識されがちですが、天然成分が医薬品となっている例もあります。医薬品であった成分が食品成分として健康食品に使われているなら、有効性が確認されているので安心して使えるという反応があるのも当然といえます。
今ではビタミンもミネラルもアミノ酸もハーブも食品として認識されていますが、医薬品として扱われていた時代があります。そのきっかけになったのは1996年(平成8年)のことで、総理府(現内閣府)がアメリカからの市場開放、規制緩和の要求に応えて、サプリメントの規制緩和と販売解禁が実施されることになりました。

初めに厚生省(現厚生労働省)から医薬品であったものが食品として販売できるように許可されたのはビタミンで、1997年(平成9年)のことです。

1998年(平成10年)にはハーブが食品として販売許可されました。

ミネラルが食品として販売許可されたのは1999年(平成11年)のことで、12種類のミネラルが食品として販売することができるようになりました。

2001年(平成13年)にはアミノ酸が食品として販売許可されました。

これによって、それぞれの市場が拡大したわけです。

2001年には、別に医薬品の成分から食品の成分として許可されたものがあります。それは代謝促進成分のコエンザイムQ10です。続いて2002年(平成14年)にはL‐カルニチンが、2004年(平成16年)にはα‐リポ酸が食品の成分として認められました。

この規制緩和のおかげで、有効性が高い健康食品・サプリメント素材を活用することができるようになったのです。
〔健康情報流通コンサルタント 小林正人〕

◎脂質の摂りすぎに注意
脂質は、植物油大さじ1杯(12g)で約100kcalと高エネルギー量のため、油を使った料理は高エネルギーになりがちです。例えば、揚げ物に使われている油の量は、とんかつ(1人前)12g、フライドポテト(Mサイズ)20g、てんぷら(1人前)15gと多いため、食べる回数を少なくします。

バター、マーガリン、マヨネーズ、ドレッシングなど油が多い調味料も控えめにします。

◎魚食を増やす
青魚の脂肪に多く含まれる脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)は、肝臓での脂肪の合成を抑えて、血液中の中性脂肪を下げる作用があります。肉食を減らして、魚食を増やすことが大切です。

◎水溶性食物繊維を多く摂る
海藻、キノコ、穀類、豆類、野菜などに多く含まれる水溶性食物繊維は、腸内で水分を吸着して軟らかくなり、中性脂肪や糖質を包み込むようにして一緒に排泄する働きがあります。また、水溶性食物繊維は水分を吸って膨らむことから、満腹感が得やすくなり、食べ過ぎを抑える効果もあります。

◎夕食の食べすぎに注意
夕食を多く食べると1日のトータルの摂取エネルギー量が低くても、脂肪の合成が進み、中性脂肪値が高くなる傾向があるので、夕食の食べすぎには注意が必要です。
夕方は自律神経の副交感神経の働きが盛んになっているため胃液とインスリンが多く分泌されやすくなっています。

脂肪の合成を進めるのは膵臓から分泌されるインスリンで、一般には血糖値を下げるホルモンと認識されています。インスリンには肝臓での脂肪合成を進める作用と、中性脂肪を脂肪細胞に蓄積させる作用があります。そのため、血糖値が上昇しすぎてインスリンが多く分泌されないように、糖質の摂りすぎにも注意が必要です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

機能性表示食品の広告などの表示内容が、「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」、「健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について」、「機能性表示食品に対する食品表示等関連法令に基づく事後的規制(事後チェック)の透明性の確保等に関する指針」に沿って、客観的に実証された根拠を裏付けとして届け出された機能性の範囲である限りは、広告などの表示を規制する各法令で問題となるおそれはありません。

しかし、その内容が届け出された機能性の範囲を逸脱する場合には、各法令で問題となるおそれもあります。

広告などの表示に係る規制のうち、景品表示法は事業者が自己の供給する商品または役務(サービス)の品質、規格その他の内容について、実際のものよりも著しく優良であることを示し、または事実に相違して他の事業者に係るものよりも著しく優良と示す表示をすることを禁止しています。

広告などの表示の内容が、届け出された機能性の範囲を逸脱して景品表示法に違反する場合には、故意・過失がなかったとしても、同法に基づいて必要な措置を命じられるほか、表示を行ったことについて相当の注意を怠ったものではないと認められる場合を除いて、事業者は違反しないように特に留意する必要があるとされています。

機能性表示食品に関する景品表示法上の考え方については、「健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について」において、他の健康食品とともに留意すべき点が示されていますが、「機能性表示食品に対する食品表示等関連法令に基づく事後的規制(事後チェック)の透明性の確保等に関する指針」(第2)では、機能性表示食品の広告などの表示のうち、その内容にかかわるものについて、事業者の予見可能性を高めるとともに、事後チェックの透明性を確保する観点から、留意すべき事項を詳細に示しています。

「身から出た錆(サビ)」というと、自分の報いが災いとなって起こることで、元々の意味は刀剣から出た錆が刀剣の価値を下げてしまう、ということです。自分のやった悪い行いで自分自身が苦しむことという意味で、自業自得と同じ意味合いとされることは多いようです。

自業自得は他人の行動を批判するときに使うことが多いこともあって、悪いことが起こるという意味だと思われがちですが、自業(自らの業=行い)が自得(自分自身で受けること)ということで、良いことも自業自得です。自分が今やっていることが自分の将来の運命を生み出すということから考えると、倫理の勉強の中で感じたことと共通しているようです。

これに対して「身から出た錆」のほうは明らかによくないことが起こることを指しているわけですが、その意味だからこそ、あえて「身から出たサービス」という妙な“親父ギャグ”のようなことを口走っています。

自分としては相手のことを思って行動するサービスのつもりでやっているのに、それが行きすぎて、忙しいだけ、自分を苦しめることになるということで、“錆”にならないようにという自戒も込めて「身から出たサービス」と言っています。

そのようなことを言うのは、私たちが実施している健康関連の講習は、ただ教えただけで終わらず、学んだあとには情報更新が重要という思いがあるからです。そのため、資格認定方式にして、資格更新までの期間、ずっと情報を送り続けています。

健康に関すること、医学や科学に関することは常に更新されていて、古い情報は間違いとなることを強く認識しているからです。資格認定の試験は大学でいえば卒業試験ではなくて、学んだことによって気づいたことを情報によって学び続けるという入学試験の位置付けだと話しています。

そんな思いも、受講生によっては受け止め方が違っていて、私たちの「小さな親切」を「大きなお世話」と返してくる人が少なからずいるのも事実です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

私の経歴を見て、就職もしないで一人で頑張ってきたのかと感じてくれる人がいる一方で、就職できなかった理由を聞いてくる人もいます。就職しなかったのではなくて、就職できなかったのではないと思われているわけです。

どちらが本当なのかというと、“できなかった”というのに近いかなと感じています。学生時代からアルバイトで始めた日本厨房工業会の「月刊厨房」の編集を大学を卒業してからも業務委託で継続したことは事実なのですが、そこに至るまでに一つだけ、あまり語っていないことがあります。

親戚の者が厨房にも関わる機械関連の業界紙の記者をしていて、社長も編集長も就職にOKを出してくれたので、これからは就職活動をしないようにと言われました。そのことは社長と編集長に合わせてもらって確認をしました。

ところが、3月も後半になったのに会社から連絡がなくて、親戚の者に連絡をしたのですが電話にも出ないという状況でした。それで会社に出向いたところ、親戚の者が会社を辞めていたことを知りました。編集長が「小林君は、どうするのか」と聞いたら、自分がフリーになって引き取ると言ったそうですが、そのようなことはありませんでした。

「もうダメか」と落ち込みそうになっていたところに、日本厨房工業会の事務局から連絡が入って、編集を続けてくれないかと持ちかけられました。私がアルバイトで始めたのは、出版社の社長が編集を片手間でやっていたのですが、そのことが出版社に知られて、できなくなったので、私に継続してほしいということでした。

業務委託なので、いつまで続けられるかわからないということで、厨房の取引先の調理業界を取材して交流を始めました。そのときに親しくなったのは病院調理師の団体で、そこから病院栄養士、医師とつながり、二つのルートができました。一つは臨床栄養の学会と協会で、もう一つは厚生労働省(当時は厚生省)でした。

この二つのルートが健康関連業界、健康食品業界へとつながっていきました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康食品の広告表現について、誰に確認するのが最もよいのかといえば取り締まりをする側の担当者に決まっています。表示のコンサルタントの中には、「これまでの活動によるパイプの太さから取り締まり側に確認できる」ということを謳い文句にしているところもあります。

しかし、「この表現はよくない」ということを言ってくれたとしても、「このように直せばよい」ということは言ってはくれません。というのは、その会社が過去にやったことや問い合わせ(苦情や相談)なども考慮して、広告表現の是非が判断されることがあるからです。

これで大丈夫と言ってくれたとしても、それは現状の判断であって、新たな規制の通知が出ると、以前のセーフの判断がアウトになることもあるからです。

コンサルタントの中に厚生労働省や消費者庁に確認してOKの表現を確認してきた、と述べているところもあります。本省(中央官庁)は法律に基づいて実施されるように指導する機関で、個別の文言に口出しするようなところではありません。それは出先機関も同じで、違反するところがあれば取り締まりをするだけで、このように書いてはいけないという例を出すことはあっても、個々の表現の指導はしません。

これは都道府県の薬務担当部署も同じことで、これなら大丈夫とお墨付きを出すことはありません。法律講習を実施している自治体もありますが、実際の取り締まりの基準となること(手口?)を教えるわけがありません。

過去の例を参考にして、どのような表現なら、効能効果の伝え方なら大丈夫かと推定していくしかないということになるわけですが、その推定も最新の規制の通知の内容を知らないことには対応できません。

そもそも通知は本省から実際に取り締まりをする出先機関に対して発行されるものであって、販売事業者に向けて書かれているわけではないので、その意味するところを学んで把握しておかないことには対応ができないということです。
〔健康情報流通コンサルタント 小林正人〕

エネルギー代謝というと、エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を材料にして体内でエネルギーを作り出すことを主に思い浮かべるかもしれませんが、これはエネルギー代謝の前半にあたることで、「異化」と呼ばれています。これは細胞の中でエネルギー源を変化させて異なった形のエネルギーにすることを指しています。

エネルギー源の摂りすぎを減らして、運動を増やして、体脂肪の蓄積を減らそうとするだけなら、これだけで終わりでよいかもしれません。しかし、エネルギー代謝は何のために行っているのかということを考えると、エネルギーは消費されるものではなく、活用するものだということがわかります。

エネルギー代謝の後半は「同化」といって、細胞の中で低分子化合物から高分子化合物を合成する反応をさしています。たんぱく質は分解されてアミノ酸になって細胞の中に取り込まれていますが、このアミノ酸から身体に必要なタンパク質を作り出すのが同化です。ブドウ糖から糖質、脂肪酸から脂肪(中性脂肪)を合成するのも同化の結果です。

細胞は、それぞれの役割があり、それらの役割を果たすことができるのは酵素が存在しているからです。酵素は生化学反応を促進させる触媒のようなもので、わずかな量で大きな反応を起こすことができます。酵素はアミノ酸で構成されていて、肝臓で合成されて各細胞に運ばれていきます。

このほかにホルモンを作り出すことにも、そのホルモンを使うためにもエネルギーが必要になります。一つの神経細胞から他の神経細胞へと情報を伝えていく神経伝達物質は、エネルギーを使うことによって押し出され、エネルギーを使うことによって受け取ることができます。

エネルギー代謝を起こすために必要な代謝促進成分は、アミノ酸から作られます。脂肪代謝を進める作用があるL‐カルニチンは必須アミノ酸のリシンとメチオニンから合成されますが、L‐カルニチンによって脂肪酸が細胞のミトコンドリアに取り込まれて、エネルギーが作り出されるようになります。

このエネルギーによって、新たにエネルギーが作り出されるということで、L‐カルニチンによるエネルギー代謝の促進は全身のエネルギー産生に重要な役割を果たしているのです。

ちなみにですが、ここでは「たんぱく質」は食品に含まれている成分、「タンパク質」は体内の成分というように用語の使い分けをしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

中性脂肪値が高くなったときには、中性脂肪が含まれる食品を減らし、脂肪摂取を減らそうというのは普通の発想です。中性脂肪は蓄積型の脂肪で、肉や魚などに含まれているのも、体内の脂肪細胞に中に蓄積されているのも中性脂肪です。

ところが、脂肪が多く含まれる食品を減らしても、なかなか中性脂肪値が下がらないという人は少なくありません。というのは、血液中の中性脂肪は食事で摂取した中性脂肪だけが流れているわけではなくて、肝臓で合成された中性脂肪の影響も受けているからです。

肝臓で中性脂肪に合成されるのはエネルギー源の糖質(ブドウ糖)とたんぱく質(アミノ酸)です。体内で必要なエネルギー源を超えた場合には、肝臓で中性脂肪に変換されます。脂肪はエネルギー効率がよいからで、1gあたりのエネルギー量は糖質とたんぱく質が約4kcalであるのに対して、脂肪は同じ重量で約9kcalと2倍以上のエネルギー量があります。

少ない容積で多くのエネルギー量を蓄積できるので、脂肪に合成をしているのです。多くの量を食べると「太る=体脂肪(脂肪細胞の中の中性脂肪)が増える」のは、こういった仕組みがあるからです。

脂肪細胞に蓄積されている中性脂肪は、血液中の中性脂肪が減ったときに、脂肪酸に分解されて血液中に放出されます。血液中の脂肪酸は全身の細胞に運ばれて、エネルギー源となります。それ以外の脂肪酸は肝臓に運ばれて中性脂肪に合成されます。この中性脂肪が血液中の中性脂肪にもなっています。

脂肪細胞の中に多くの中性脂肪が蓄積されている人は、脂肪酸への分解も多くなって血液中に放出され、肝臓で合成される中性脂肪も多くなって、中性脂肪値も高くなってしまいます。中性脂肪値を下げるためには、食事による摂取エネルギー量を全体的に減らすことと同時に、やせることが大切だと言われるのは、こういった仕組みがあるからです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)