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学習障害は三大発達障害(自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害、学習障害)の一つとなっていますが、学習障害と診断された人だけに学習の困難さがあるわけではありません。自閉症スペクトラム障害にも注意欠陥・多動性障害にも、そして診断基準に達していないグレーゾーンの人でも学習に困難さを抱えている人は少なくありません。
その支援のためには、学習障害児専門の学習塾、通常の学習塾の特別教室、放課後等デイサービスなどで指導が行われています。それは大切なことで、できるところから支援がされています。その支援というのは、学習の直接的な指導だけでなく、栄養支援や自律神経調整などの周辺サポートも含めています。これなら発達障害児支援や学習支援をする専門家でなくても関わり、応援することができます。
学習の支援は、これだけで完了するものではありません。発達障害がある人は、それだけで発達障害者(18歳以上)、発達障害児(18歳未満)とされるというのが一般の認識ですが、それと同時に社会的障壁があることによって日常生活や社会生活に制限を受けている人のことを指しています。これは発達障害者支援法の第二条(定義)に書かれていることで、発達障害がある子どもに社会的障壁があることで発達障害児とされます。発達障害があっても社会的障壁がなければ、発達障害児ではないということです。
学習障害についても同じことで、学習障害があったとしても社会的障壁がなくて、しっかりと学ぶことができて、その学んだことを活かせる環境が整っていれば、学習障害児として困難さを抱えて、場合によっては差別されることがなくなるということです。
とはいっても、社会の理解や構造を変えていくのは簡単なことではなくて、社会的障壁が続く間は苦しい立場にいることに変わりはありません。それぞれの立場で、できることから支援をすることが大切で、その支援として私たちは発達障害、学習障害の理解を進める活動に取り組んでいます。
学習障害児の学習支援をしている方々は、充分に理解をしているのかというと、必ずしもそうではないのが実態です。そこで、私たちは地域で全体の理解を得るために、教える側にも教わる子どもの家族などにも、それを取り巻くすべての人に理解をしてもらうための講習をすることを目標としているのです。

広く健康に関わる記念日について紹介します。
1月18日 サンヨー食品がカップスターが初めて販売された1975年1月18日にちなんで「カップスターの日」と制定。グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパンがブリーズライトを使って鼻呼吸を普及するために、ひ(1)らく、い(1)いは(8)なの語呂合わせで「ひらく、いい鼻の日」と制定。
1月19日 はっぴいおかん(大阪府羽曳野市)が、いち(1)じく(19)の語呂合わせで「大阪いちじくの日」と制定。イチジク製薬がイチ(1)ジク(19)の語呂合わせで「イチジク浣腸の日」と制定。花王が、いい(11)くち(9)の語呂合わせで「いいくちの日」と制定。毎月19日は「いいきゅうりの日」(いいきゅうりの日プロジェクト)、「松阪牛の日」(やまとダイニング)、「熟カレーの日」(江崎グリコ)、「シュークリームの日」(モンテール)、「クレープの日」(モンテール)。
1月20日 日本ナットウキナーゼ協会が寒い季節に血栓ができやすいことから大寒になることが多い1月20日とツ(2)マル(0)の語呂合わせから「血栓予防の日」と制定。全国ぬかづけのもと工業会が大寒の日にぬか床を作るとよいとのことで「ぬか床の日」と制定。森永製菓が大寒のころに甘酒が飲まれていることから「甘酒の日」と制定。イセ食品が森を構成する木が十と八の組み合わせで森には木が3つあることから第3木曜日を「森のたまごの日」と制定。毎月20日は「信州ワインブレッドの日」(信州ワインブレッド研究会)、「シチューライスの日」(ハウス食品)、「発芽野菜の日」(村上農園)。
1月21日 日本スイートピーの会が花びら(旗弁、翼弁、舟弁)の1枚、2枚、1枚あることから1月21日を「スイートピーの日」と制定。毎月21日は「木挽BLUEの日」(雲海酒造)。
1月22日 全日本カレー工業協同組合が1982年1月22日に全国学校栄養士協議会が統一メニューとしてカレーを提供したことにちなんで「カレーの日」と制定。毎月22日は「カニカマの日」(スギヨ)、「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)。
1月23日 日本製粉が必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸の普及のため1、2、3とステップアップで健康になってほしいとして「オメガ3の日」と制定。カリフォルニア・アーモンド協会がアーモンド23粒で1日に必要なビタミンEが摂取できるとして1日23粒から「アーモンドの日」と制定。日本生活習慣病予防協会が提唱する一無(禁煙)、二少(少食、少酒)、三多(多動、多休、多接)から「一無、二少、三多の日」と制定。花粉問題対策事業者協議会が春の花粉対策は1月、2月、3月がポイントであることから「花粉対策の日」と制定。毎月23日は「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)。
1月24日 うなぎのまち岡谷の会(長野県岡谷市)が丑の日に合わせて「寒の土用の丑の日」と制定。毎月24日は「ブルボン・プチの日」(ブルボン)。

アルコールには血管を拡張させる作用があるので、飲酒は血圧を低下させて、血流をよくする効果があります。血流のよさを血圧から判断すると、日本酒に換算して1合の飲酒では血圧は低下します。もっと低下させようと思って追加で飲むと、2合では血圧は元の状態に戻り、3合以上では血圧は逆に上昇します。2合以下の飲酒、できれば1合の飲酒で止めておくのが血流をよくするための量ということになります。
この1合というのが適度な飲酒量とされているのですが、このときには効果的に脳細胞に酸素も、エネルギー源となるブドウ糖も運ばれていきます。ブドウ糖は平常時では脳細胞の唯一のエネルギー源で、脳細胞で多くのエネルギーが作られると、それだけ脳の機能を向上させることができます。
血流がよくなっているときには、自律神経の副交感神経の働きが盛んになっていて、ブドウ糖を細胞に取り込ませるために必要なホルモンのインスリンが膵臓から多く分泌されています。副交感神経はリラックス作用があり、それとは逆に興奮作用があるのが交感神経です。ストレスが強まると血管は萎縮して、血流が低下します。これはストレスによって交感神経の働きが盛んになっているからですが、飲酒によってストレスが解消されたようでも、飲みすぎると副交感神経から交感神経に切り替わります。
飲酒は睡眠に誘い、熟睡させる効果があると考えられているものの、2合以上の飲酒量では寝ている間に交感神経の働きが盛んになります。そのために熟睡できなくなるだけではなくて、寝ている間の血流も低下させます。1日の3分の1ほどは寝ているので、その間の血流は脳の機能保持に重要な役割をしています。
その意味でも、1合まで、もしくは2合以下の飲酒は、脳のための適度な飲酒量ということになります。

前回は「一期当選」という今後の選挙について問題提起するような四字熟語を示しましたが、その裏には一期しか当選できないような人に、これからの地域の発展を期待してよいのかという考えも含まれています。それは政治的なことだけではなく、前回の話を受けて、今回は同じ四字熟語をもじった「一気当然」で話を進めていきます。
「一騎当千」という四字熟語は、一騎、つまり一人の馬に乗った武将が数多くの兵士に匹敵するほどの手柄をあげることを指しています。一人だけの人並み優れたリーダーがいれば、それに従って行動すればよいということは経済に限らず、健康分野でもあったことです。素晴らしい説を掲げて、そのとおりのことをすれば健康を維持・増進ができるということで健康ブームでは火付け役、旗振り役が存在していました。
同じ価値観を持って動いていればよいというのは、安定した社会情勢の中での判断です。コロナ禍を経験して、これまでと同じことをしていたのでは生き残れない、発展できないということに気づいたときには、一人に頼ることに疑問を抱く人も増えました。これまで常識として考えられていたことも疑い、多くの考えや行動実績の中から自分に合っているものはどれか、長く続けていけるものなのかを見極める必要があります。
コロナ禍で健康度は国民的に低下しました。それを回復させるためには、誰かに従うのではなくて、自分で考えた方法で取り組むことが必要で、それが“一気”に健康度を回復させるための“当然”の決断だと考えます。健康づくりの基本的な基本とされる歩くことであっても、外出自粛で機会が減り、ウォーキングのイベントも縮小され、マスク着用で酸素が充分に取り込めないという状態で、それがまだまだ続きそうです。
集団で歩くという、これまでのスタイルを見直して、少人数で歩いても楽しく、効果があるプログラムの開発が求められているのです。

飲酒すると太るのは多くの人が経験していることです。アルコールのエネルギー量は1gが約7kcalとなっています。糖質とたんぱく質が約4kcal、脂質が約9kcalなので、エネルギー量が多いことは確かです。しかし、約7kcalというのは100%アルコールの場合であって、アルコール度数が25%(25度)では4分の1のエネルギー量になります。
飲酒をすると体温が高まり、それにエネルギーが使われるので、思ったよりも飲酒をした分に比べて体内に残るエネルギー量、つまり体脂肪となる分は多くはないのです、それでも飲酒をすると太るのは、食欲が増進して、飲酒とともに食べるものが増えることも影響しています。
それよりも大きいのは体内での脂肪合成です。余分に摂ったエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)は、肝臓で脂肪酸に合成されて、その後に脂肪酸3個が結びついて中性脂肪となります。この中性脂肪が脂肪細胞に蓄積されていきます。脂肪合成を進めるホルモンは膵臓から分泌されるインスリンで、インスリンは血糖値(血液中のブドウ糖の量)が上昇すると多く分泌されます。これはインスリンにブドウ糖を細胞に取り込ませる働きがあるからです。
インスリンには、もう一つの働きがあり、それは肝臓での脂肪合成を進めることです。アルコール飲料には糖質が含まれています。飲酒時に食べるものにも糖質が含まれ、シメとして食べるものの多くはブドウ糖が含まれる糖質です。
さらに脂肪合成が進む仕組みもあって、アルコールによって肝臓の中にある脂肪酸合成酵素の働きが高まります。脂肪酸合成が進めば、当然のように中性脂肪が増えていきます。飲酒をした翌日に血液検査をすると中性脂肪値は上昇しています。摂取したアルコールが多いほど中性脂肪値が上昇しやすいことからも、アルコールの影響は大きいのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

【メディカルダイエットアドバイザー認定講習テキスト内容】

◎〔初級〕ジュニアマイスター資格認定講習テキスト
第1章 メディカルダイエットの基礎知識
1 ダイエットとメディカルダイエット
 1)ダイエットの本当の意味
  (1)ダイエットは「やせること」ではない 
  (2)身体に負担をかけるのはダイエットではない
 2)メディカルダイエットの考え方
  (1)身体の仕組みに合ったダイエット法 (2)減らすのは体重ではなく体脂肪
  (3)運動と食事による無理のない目標設定
2 間違いダイエット
 1)ダイエット法のウソ・ホント
  (1)あなたのダイエット知識は正しいか!? (2)正しいダイエット法の見抜き方
 2)これが間違いダイエット!?
  (1)りんごダイエット (2)パイナップルダイエット (3)グレープフルーツダイエット
  (4)朝バナナダイエット (5)夜トマトダイエット (6)キャベツダイエット
  (7)キノコダイエット (8)コンニャクダイエット (9)水飲みダイエット
  10)炭酸水ダイエット (11)カルニチンダイエット (12)糖質制限ダイエット
第2章 栄養代謝と運動代謝の基礎知識
1 栄養代謝
 1)エネルギー源の代謝
  1)糖質の代謝 2)脂質の代謝 3)たんぱく質の代謝
 2)代謝補助
  (1)ビタミンの代謝 (2)ミネラルの代謝
 3)適正なエネルギー量
  (1)食事による摂取エネルギー量 (2)消費エネルギー量の計算
2 運動代謝
 1)運動代謝の基本
  (1)運動と生活の中でのエネルギー消費 (2)エクササイズガイド
 2)身体活動判定
  (1)運動不足度を診断 (2)100kcalの運動量
 3)筋肉の種類と特徴
  (1)白筋と赤筋 (2)赤筋の増やし方 (3)赤筋の鍛え方
 4)無酸素運動と有酸素運動
  (1)無酸素運動と有酸素運動の違い (2)無酸素運動と有酸素運動の組み合わせ
第3章 食品摂取の組み合わせとダイエット
1 吸収抑制の食べ合わせ
 1)脂肪の吸収抑制
  (1)脂肪の種類 (2)脂肪酸の性質 (3)脂肪吸収抑制
  (4)脂肪合成抑制 (5)脂肪代謝促進 (6)血糖値抑制による合成抑制
 2)ブドウ糖の吸収抑制
  (1)分解抑制 (2)吸収抑制
2 エネルギーロス
 1)エネルギーロスの考え方
  (1)変換に使われるエネルギー量 (2)脂肪摂取のタイミング
 2)摂取タイミングと脂肪増減
  (1)夕食での脂肪摂取 (2)昼食での脂肪摂取
第4章 肥満遺伝子とダイエット
1 肥満遺伝子の影響
 1)肥満タイプと遺伝子
  (1)日本人の肥満遺伝子 (2)太りやすくさせる遺伝子 (3)3タイプの肥満遺伝子
 2)3タイプの遺伝子の違い
  (1)β3アドレナリン受容体遺伝子タイプ (2)脱共役たんぱく質1遺伝子タイプ
  (3)β2アドレナリン受容体遺伝子タイプ
第5章 食生活チェックによるダイエット
1 食生活判定の活用
 1)食生活調査票の活用
  (1)食生活調査票の意味 (2)食生活調査票の評価
2 食べ方調査と性格チェック
 1)食べ方調査
 2)食行動質問表

◎〔中級〕シニアマイスター資格認定講習テキスト
第1章 メディカルダイエットの中級知識
1 メディカルダイエットの実践知識
 1)筋肉強化法
  (1)3セットトレーニング (2)超回復の活用 (3)筋肉増殖の特徴
 2)エネルギー消費の割合
  (1)エネルギー収支バランス (2)日本人の食事摂取基準
  (3)ブドウ糖と脂肪酸の代謝比率 (4)ブドウ糖の必要性
 3)代謝補助
  (1)アドレナリン分泌 (2)二酸化炭素と血流
 4)消費エネルギー量の高め方
  (1)カロリー係数 (2)補正係数
 5)負荷の増加
  (1)重量負荷 (2)坂道歩行
第2章 タイミングダイエット実践法
1 食事と運動のタイミング
 1)適正な食事と運動
  (1)運動なしで食事を減らすと太りやすい (2)朝食抜きは太りやすい
  (3)夕食前の甘いものは太りやすい (4)夕食後のデザートと満腹感
 2)食事と運動のタイミング
  (1)タイミングと脂肪代謝 (2)夕食前の運動の効果 (3)夕食後の運動の効果
2 自律神経コントロール
 1)入浴とシャワーの活用
  (1)温度で切り換わる自律神経 (2)食前のシャワーの活用 (3)効果的な浴び方
 2)食後血糖値を下げる工夫
  (1)食後のシャワーの活用 (2)血糖値を抑える食べ方
3 リパーゼコントロール
 1)運動前のアドレナリン分泌
  (1)ブドウ糖と脂肪酸の代謝の割合 (2)アドレナリン反応 (3)運動前のお茶
 2)運動効率を高める準備
  (1)運動前のストレッチ (2)運動前のシャワー
 3)脂肪燃焼の効果を高める方法
  (1)発汗と脂肪代謝 (2)10分×3回のウォーキングの効果
 4.運動後のリパーゼ効果
  (1)運動後の入浴 (2)運動後のシャワー (3)半身浴の効果
4 ホルモン分泌とダイエット
 1)食欲を調整するホルモン
  (1)ホルモンの基礎知識 (2)レプチン抵抗性 (3)グレリンと食欲増進
  (4)セロトニンと食欲調整 (5)交感神経と副交感神経の働き
 2)内臓脂肪とホルモン
  (1)アディポネクチン (2)悪玉アディポサイトカイン
 3)成長ホルモンと筋肉増強
  (1)成長ホルモンと筋肉増加 (2)筋肉増加と脂肪燃焼
 4)睡眠時間と脂肪蓄積
  (1)コルチゾールのマイナス作用 (2)プラス作用 (3)インスリンと脂肪蓄積
5 ダイエット記録
 1)ダイエット記録の付け方
  (1)レコーディングダイエット (2)成功の記録法 (3)体形の変化をチェック
 2)ダイエット記録の活かし方
  (1)生活習慣の見直し (2)やせ時期の発見
 3)生理周期と階段状ダイエット
  (1)女性ホルモン分泌に合ったダイエット法 (2)内臓脂肪と皮下脂肪の関係
第3章 デトックスとダイエット
1 デトックスの基礎知識
 1)体内汚染
  (1)体内汚染の実態 (2)体内毒素 (3)有害ミネラル
 2)デトックスの手法
  (1)デトックスとダイエット (2)体内毒素の排出法 (3)食品によるデトックス
  (4)キレート作用 (5)酵素デトックス
2 腸内環境とデトックス
 1)排泄とデトックス
 2)腸内細菌コントロール
 3)日本人の腸の特徴
  (1)腸の特徴 (2)腸機能の特徴 (3)腸の吸収率 (4)乳酸菌の特性
 4)腸内環境調整
  (1)腸内細菌の特徴 (2)善玉菌の増やし方 (4)補助成分の摂取
  (5)腸内温度と腸内細菌 (6)女性の特性
第4章 ダイエットサプリメントの理解
1 サプリメント選び方の基本
 1)適したサプリメントの選び方
  (1)自分に合ったサプリメントの選び方 (2)機能評価 (3)品質判定
  (3)安全性の確認
 2)効果的な使い方
  (1)摂るタイミングで結果が異なる (2)素材の特徴と摂取のタイミング
  (3)摂取成分の組み合わせ
2 目的別のサプリメントの選び方・摂り方
 1)血糖値対策
  (1)ブドウ糖分解抑制 (2)ブドウ糖吸収抑制 (3)ブドウ糖燃焼促進
  (4)グリコーゲン生成促進 (5)インスリン分泌促進 (6)乳酸分解促進
 2)脂質異常対策
  (1)脂肪分解抑制 (2)脂肪吸収抑制 (3)脂肪合成抑制 (4)脂肪分解促進
  (5)脂肪代謝促進 (6)ATP生成 (7)レステロール抑制作用
 3)整腸対策
  (1)プロバイオティクス (2)プレバイオティクス (3)腸管刺激
第5章 ダイエットのための食生活指導
1 食生活判定の指導
 1)食生活調査票の活用
  (1)食生活調査票の評価 (2)食生活調査票の指導
 2)食べ方調査と性格チェックの判定
  (1)食べ方調査 (2)性格チェック (3)食行動質問表
2 バランス栄養の実践
 1)PFCバランス
 2)100kcalダイエット

◎〔上級〕エキスパート資格認定講習テキスト
第1章 日本人の体質とダイエット
1 体質と健康
 1)体質と寿命
 2)日本人の特有な体質
 3)日本人の健康寿命
2 体質と生活習慣の改善
 1)血液温度
 2)ストレス
 3)免疫
 4)血圧
5)糖尿病体質
第2章 生活習慣病対策の知識
1 肥満症
 1)肥満症の基礎知識
 2)食事療法
2 糖尿病
 1)糖尿病の基礎知識
 2)食事療法
3 脂質異常症1
 1)中性脂肪の基礎知識
 2)食事療法
4 脂質異常症2
 1)コレステロールの基礎知識
 2)食事療法
5 高血圧症
 1)高血圧症の基礎知識
 2)食事療法
第3章 ダイエットウォーキング
1 インターバルウォーキング
 1)インターバルウォーキングの基礎知識
  (1)インターバルウォーキングの概要 (2)健康効果 (3) 健康寿命延伸
 2)実践プログラム
  (1)プログラム概要 (2)歩行とエネルギー消費 (3)安全性の確保
  (4)効果向上のウォーキング法
2 生活習慣病に合わせたウォーキング
 1)生活習慣病と運動
 2)生活習慣病に合わせたウォーキング
第4章 活性酸素対策
1 活性酸素の基礎知識
 1)身体の廃棄物
 2)活性酸素の発生と種類
2 活性酸素が原因の症状
 1)がん化
 2)コレステロールの酸化
 3)高血糖による発生
 4)抗酸化成分
第5章 サプリメントの法律知識
1 サプリメントの法規制
 1)サプリメントに関する法律
 2)サプリメントの定義と分類
2 規制の内容
 1)機能性表示制度
 2)医薬品医療機器法
 3)健康増進法
 4)食品表示法
 5)無承認無許可医薬品監視指導マニュアル

5.資格認定者支援

 資格認定者には、継続教育とともに普及に尽力できる知識付与と特典を与えます。

1)下位資格認定講習開催
 上位資格認定者は下位資格認定講習を開催することができます。
 〔中級〕シニアマイスター → 〔初級〕ジュニアマイスター
 〔上級〕エキスパート   → 〔中級〕シニアマイスター
 ※座学講習運営・講師では受講料の半額を提供

2)講習優遇
 普及を進めるため、初期段階では3人以上で〔中級〕シニアマイスターを受講する場合には、〔初級〕ジュニアマイスター認定講習を同時に実施し、受講料金は〔中級〕シニアマイスター認定講習の受講料のみで実施します。
 座学講習時間の延長もしくは通信講習時間の延長で対応します。

3)講習開催支援
 上級資格認定者が下位資格認定講習を開催する場合には、必要な関連資料・テキストなどを提供し、運営を支援します。〔上級〕エキスパートが〔中級〕シニアマイスター認定講習を通信講習で実施する場合には、募集以外の運営は本部が担当します。この場合は〔上級〕エキスパートには運営費(募集費)として1人につき5,000円を提供します。

4)情報提供
 メディカルダイエットアドバイザーは定期的に指導に必要な情報が取得できます。健康に関わる情報は常に更新されており、古い情報は間違いともなることがあるだけに、資格認定者には更新情報を定期的に提供し、社会の要請に応じた人材として健康づくり運動の普及に取り組んでいけるよう支援し続けます。

5)メディカルダイエット実践指導
 メディカルダイエットアドバイザーの各資格認定者に対して、メディカルダイエットの実践の運動の機会として、インターバルウォーキングの指導会をグループごとに実施します。インターバルウォーキングは速歩と普通歩行を交互に繰り返すウォーキングで、短時間でも効果が得られる方法です。それぞれの体質や目標に合った方法を身につけて、継続して効果を実感することを目指しています。

4.講習内容

〔初級〕メディカルダイエットアドバイザー資格認定講習
認定資格 メディカルダイエットアドバイザー〔初級〕ジュニアマイスター
認定団体 特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構
講習講師 メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスター
講習趣意 一般に対してメディカルダイエットの実践知識が身につけられる講習を実施。
講習方式 座学による資格認定講習及び通信講習修了後、資格認定試験を実施
講習時間 座学6時間〔1〜3日講習〕(通信講習は5時間相当)
講習内容 メディカルダイエットの基礎知識
     栄養代謝と運動代謝の基礎知識
     食品摂取の組み合わせとダイエット
     肥満遺伝子とダイエット
     食生活調査票によるダイエット
講習教材 〔初級〕ジュニアマイスター資格認定講習テキスト
認定試験 二者択一30問試験(合格点:100点満点中70点以上)
     試験問題を持ち帰り。設問回答・レポートの提出により審査実施
     ※合格者には試験結果と認定証を送付
     (不合格の場合には再試験を実施)
更新方式 認定資格の更新には、情報メールによる継続講習のほか、更新試験が必須
受講料金 10,000円(税別)
     〔内訳〕受講料5,000円
         (運営2,500円/講師2,500円)
         試験料1,000円
         認定料2,000円(審査料・登録料含む)
         教材料2,000円
再試験料 2,000円(税別)
更新試験 3年ごとに認定更新

〔中級〕メディカルダイエットアドバイザー資格認定講習
認定資格 メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスター
認定団体 特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構
講習講師 メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕/認定本部講師
講習趣意 広くメディカルダイエットの実践知識が身につけられる講習を実施。
講習方式 座学による資格認定講習及び通信講習修了後、資格認定試験を実施
講習時間 座学6時間〔1〜3日講習〕(通信講習は5時間相当)
     ※通信講習のみは15時間相当
講習内容 メディカルダイエットの中級知識
     タイミングダイエット実践法
     自律神経調整
     デトックスとダイエット
     ダイエットサプリメントの理解
     ダイエットのための食生活指導
講習教材 〔中級〕シニアマイスター資格認定講習テキスト
認定試験 二者択一30問試験(合格点:100点満点中80点以上)
     試験問題を持ち帰り。設問回答・レポートの提出により審査実施
     ※合格者には試験結果と認定証を送付
     (不合格の場合には再試験を実施)
更新方式 認定資格の更新には、情報メールによる継続講習のほか、更新試験が必須
受講料金 20,000円(税別)
     〔内訳〕受講料10,000円
         (運営5,000円/講師5,000円)
         試験料2,000円
         認定料4,000円(審査料・登録料含む)
         教材料4,000円
再試験料 3,000円(税別)
更新試験 3年ごとに認定更新

〔上級〕メディカルダイエットアドバイザー資格認定講習
認定資格 メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパート
認定団体 特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構
講習講師 認定本部講師
講習趣意 メディカルダイエット指導の実践知識が身につけられる座学講習を実施。
講習方式 座学による資格認定講習及び通信講習修了後、資格認定試験を実施
講習時間 座学6時間〔1〜3日講習〕(通信講習は5時間相当)
講習内容 日本人の体質とダイエット
     生活習慣病対策の知識
     ダイエットウォーキング
     活性酸素対策
     サプリメントの法律知識
講習教材 〔上級〕エキスパート資格認定講習テキスト、サブテキスト
認定試験 二者択一30問試験(合格点:100点満点中90点以上)
     試験問題を持ち帰り。設問回答・レポートの提出により審査実施
     ※合格者には試験結果と認定証を送付
     (不合格の場合には再試験を実施)
更新方式 認定資格の更新には、情報メールによる継続講習のほか、更新試験が必須
受講料金 40,000円(税別)
     〔内訳〕受講料20,000円
         (運営10,000円/講師10,000円)
         試験料4,000円
         認定料8,000円(審査料・登録料含む)
         教材料8,000円
再試験料 4,000円(税別)
更新試験 3年ごとに認定更新

3.資格認定事業

◎資格認定体制
 メディカルダイエットアドバイザーの資格認定は3段階方式を採用し、上級資格のメディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパート資格認定者はメディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスター認定講習(通信講習、座学講習)を実施して、収益を得ながら普及に取り組める教育システムを採用しています。また、メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスターは各地域においてメディカルダイエットアドバイザー〔初級〕ジュニアマイスターの認定講習を開催して普及を加速させる講習システムとしています。
 メディカルダイエットアドバイザー〔初級〕ジュニアマイスターは、メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスターの認定講習を受講して、試験に合格することによってメディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスターとなることができます。
 メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスターは、メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートの認定講習を受講して、試験に合格することによってメディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートとなることができます。
 メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートの認定講習の講師は、認定本部講師が担当します。メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートは推薦によって、認定本部講師として活躍することができます。
 広範囲の教育であることから座学講習に加えて、その一部は通信教育システムを用いた自宅における講習によって知識を充実させる内容としています。また、メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスター認定講習は地域の実情に合わせて、通信講習での教育を実施する場合もあります。
 教育や健康に関わる情報は常に変化するものであり、最新情報に更新するために定期的(月2回予定)にメールや情報紙による情報発信を行います。これによって、常に最新情報を基にして的確な教育・指導のサポートを継続的に実施していきます。

◎講習概要
 メディカルダイエットアドバイザー認定講習は、日本メディカルダイエット支援機構のメディカルダイエットアドバイザー認定委員会の指導のもとに実施されます。
 メディカルダイエットアドバイザーの資格認定講習は、メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートが講師としてメディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスター認定講習受講者の講習を実施します。また、各地の事情に合わせてメディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートが募集をして、通信講習によって認定講習を実施することを認めています。
 資格認定者による講習開催は義務ではなく、メディカルダイエットアドバイザー認定講習を開催し、実際の講習は日本メディカルダイエット支援機構の認定本部講師が実施することも可能としています。また、複数の資格認定者が協力して認定講習を開催することもできます。講師としての講習も受講者を募集しての開催も、ともに受講料より実費を差し引いた分を得ることができます。
 メディカルダイエットアドバイザー資格認定講習の内容は生理学、代謝科学、栄養学、サプリメント科学、運動科学などを中心として、メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスター講習では医科学に基づいた食事と運動のタイミングによるメディカルダイエットなど、メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパート講習では日本人の体質、生活習慣病など広範囲の知識教育を実施します。
 広範囲の教育であることから座学に加えて、その一部は通信教育システムを用いた自宅における講習によって知識を充実させる内容としています。
 講習内容の熟知度を確認する試験が実施され、合格者は日本メディカルダイエット支援機構が認定し、認定証が与えられます。一定のレベルに達していなかった場合には、再試験が実施されます。資格認定の有効期限は3年間とし、有効期限内に更新教育を受講し、更新試験に合格した方には、次の3年間の資格認定が行われます。
 試験問題は講習会場で講習後に渡し、自宅などで解答し、認定事務局に郵送する持ち帰り式の試験方法を採用しています。試験内容は二者択一式の設問と、レポートによる筆記試験となっています。
 また、メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートは講師養成講習を受講し、認定試験問題に合格した方は本部講師として認定し、メディカルダイエットエキスパートの認定講習を開催することができる権利を与えることとしています。
 資格認定方式の講習を実施するのは、継続した情報発信によって、正しい健康情報を正しく伝えていくためです。健康に関わる情報は更新が早く、古い情報は間違いとなって、健康づくりにマイナスとなることがあります。そのため、日本メディカルダイエット支援機構では常に更新情報を提供し続けます。

2.活動背景

 日本人の食事摂取量は減少しているにも関わらず、太っている人は増え、検査数値に異常を抱える人も生活習慣病になっている人も増え続けています。現在の摂取エネルギー量は男女平均でも終戦直後を下回っており、食うや食わずの時代よりも食べる量が減っています。それにも関わらず太っている人が増えたのは運動不足だけではなく、食べている内容と食べ方に問題があることがわかっています。
 メディカルダイエットは、食事と運動のタイミングによって、食事量と運動量が同じであっても、体脂肪を効果的に減らすことができる一方で、オーダーによっては逆に体脂肪を増やして筋肉を減らさないこともできます。この一見すると矛盾するようなことを無理なく無駄なく実施できるのは、生理学に基づいた日本人の体質に合ったダイエット指導の研究の積み重ねがあるからです。
 しかし、その研究成果が一般にまで広まっていない状況があり、そのために間違ったダイエット法が伝わり、努力のわりには成果が得られていない人が多いのも事実です。このような不幸なことが起こらないようにするためには、正しいダイエット法を学ぶと同時に、それぞれのダイエット希望者の体質や性格に合った方法を伝え、実感してもらえるようにすることです。そのための方法は、日本メディカルダイエット支援機構のオリジナルテキストに盛り込んでいます。
 日本メディカルダイエット支援機構の理事長は、一般社団法人日本臨床栄養学会、一般社団法人日本臨床栄養協会、一般社団法人日本未病学会などを通じて医学と栄養の人脈を構築してきました。
 また、公益財団法人日本健康スポーツ連盟の理事として、健康運動指導士の更新教育を担当してきました。日本健康スポーツ連盟の理事長であった玉利齊先生は各健康関連団体の役員であり、その人脈である公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟、一般社団法人日本市民スポーツ連盟、特定非営利活動法人日本ワールドゲームズ協会、特定非営利活動法人医療機関支援機構などの人脈とも交流を重ね、運動科学の研究を進めてきました。
 日本メディカルダイエット支援機構は、これまでの人脈と研究成果をダイエットSNS最大の「ダイエットクラブ」(運営:株式会社イード)との連携で、ダイエットコンテンツ241本を提供しており、これを活用した情報発信も行っています。
 また、健康情報メール(毎週1回発信)を2008年4月から11年9か月に渡って続けており、健康関連の情報収集とともに、情報発信先の専門家(医師、研究者、団体役員、メディア関係者など)との連携も構築し続けています。
 メディカルダイエットに関わる情報は、常に更新されるものであり、資格認定後にも継続して情報発信を続け、最新情報をもってメディカルダイエット講習と情報発信を続けられる支援体制も整えています。