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太る原因は食事によるブドウ糖か脂肪酸の摂りすぎが第一の原因です。ブドウ糖が血液中に多くなると、肝臓で脂肪酸に合成されます。脂肪酸を減らすには、エネルギー代謝によって効率よく使うことは必要で、そのためには身体を動かすことが重要となります。食事で摂る脂肪を減らして、脂肪酸を少なくすることを考えるのではなくて、脂肪酸をエネルギー化することを重視することです。

身体を運動などで動かせば、効率よく脂肪酸がエネルギー化するのかというと、それは若い世代のことであって、中高年になると代謝が低下してきます。その一番の原因が、細胞の中でエネルギー産生を行うミトコンドリアに、脂肪酸が入りにくくなることです。

脂肪酸がミトコンドリアの膜を通過して、中に入るときには、脂肪酸はL‐カルニチンと結合する必要があります。そのため、L‐カルニチンは体内で合成されているのですが、合成のピークは20歳代前半で、それを過ぎると合成量が減り、体内の蓄積量も減って、血液中の脂肪酸をミトコンドリアに取り込む能力も低下します。

その結果として、脂肪酸が血液中に残りやすくなり、脂肪酸が中性脂肪(脂肪酸が3つ結合した構造)になって脂肪細胞に蓄積されるようになります。これが年齢が進んで、代謝が低下して太っていく仕組みです。
L‐カルニチンは以前は医薬品成分でしたが、今では食品成分としてサプリメント・健康食品として摂ることができます。L‐カルニチンを摂取して、ミトコンドリアに多くの脂肪酸が取り込まれても運動をしなければ効果がないようにも思われがちですが、摂取するだけでもエネルギー代謝が高まることは科学的な実験で確認されています。

日常的な活動だけでも、L‐カルニチンを摂取するだけで代謝が高まるというと、なんだか怠け者のサプリメントではないかと考える人もいるようです。しかし、運動をすれば、より代謝能力が高まるということで、努力をした人には好結果が与えられるのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

普通歩行というと時速4kmが標準とされていますが、個人によって普通に歩ける速度、効果的な移動速度は違っています。一般的には時速2.9〜3.6kmで、時速4kmというと、やや早い感じです。普通歩行でよいと言われると、つい楽な速度で歩いてしまいがちですが、それではウォーキングによる健康効果が得にくくなります。どんな健康効果かというと、有酸素運動による脂肪代謝です。

脂肪代謝といってもピンとこない人が多いかと思いますが、一般には“燃焼”と呼ばれることで、体内の脂肪酸を細胞が取り込み、細胞の中にあるエネルギー産生器官のミトコンドリアの中でエネルギー化することを指しています。

燃焼という用語を使わないようにしているのは、体内で脂肪が燃えるようなことはないからです。簡単に説明すると脂肪酸には種類があり、低めの温度であっても300℃以上が必要です。それに対して、人間の細胞の温度は42℃までしか上昇しません。体温計の上限も42℃で、これ以上の温度になると細胞が変性して生きていけなくなります。変性は、生卵が茹で卵に変わることをイメージするとわかりやすいかと思います。

燃焼していないなら何が起こっているのかというと、ミトコンドリアの中での生化学反応です。これについては別の機会に詳しく説明します。

脂肪酸を効果的に代謝させるためには、酸素と一定の温度が必要です。代謝効率がよい温度は36〜38℃とされています。酸素を細胞内に取り込むためには、体内に取り込む量を増やすことが必要で、それに効果があるのが有酸素運動のウォーキングです。吸収が高まる歩行速度が有酸素運動です。ウォーキングによって血流が高まりますが、酸素は血液によって全身の細胞に運ばれているので、歩くことは、無理をせずにエネルギー化を促進する効果がある運動といえるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害の子どもには特徴的な感覚の偏りがみられ、中でも感覚過敏と感覚鈍麻が大きな特徴としてあげられています。五感の偏りは、発育につれて神経発達が進む中で、初めのうちは抵抗感があることであっても、五感の慣れから受け入れられるようになっていくものと一般に考えられています。

味覚の酸味や苦味は有害な物質として判断される味であることから乳幼児には嫌われるものですが、食べ続けているうちに慣れていき、五味が重なった複雑な味わいを受け入れられるようになるのは通常の感覚です。

発達障害の感覚過敏は、栄養摂取の面でも大きく影響を与えます。その中でも特に影響が大きいのは味覚過敏です。味覚過敏の特性としては、以下のことがあげられます。
・特定の味(酸味、苦味、渋味、辛味、塩味)をすごく嫌がる
・味が違うことに敏感で、決まったものをずっと食べる
・味や食感が混じり合うことを嫌がる
・臭みのある野菜(きゅうり、トマトなど)が食べられない
・牛乳などとろみのある飲み物が飲めない

特定の食感に対する反応は味覚ではなく触覚の特徴的な反応で、ネバネバや揚げ物の衣のチクチク感が気になります。コロッケは衣が刺さるような感触が嫌で食べられないという子どもがいれば、衣は平気なのにコロッケの中身の感触のネバネバ、グチャグチャが嫌で食べられないということもあります。

中には、キノコがプラスチックを口に入れたような感触で食べられない、衣の中に何が入っているか外からはわからないから食べられない、ということもあります。

このような食事の不安や疑問を抱かせないように、また抱かれた場合でもあっても早く解消してあげることも極端な偏食の改善には重要なこととなります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

広く健康に関わる記念日について紹介します。

11月22日 余暇開発センターが、いい(11)夫婦(22)の語呂合わせで「いい夫婦の日」と制定。元禄産業(大阪府東大阪市)が回転寿司の考案者の白石義明の誕生日(1913年11月22日)にちなんで「回転寿司記念日」と制定。ユーセイ・プロモーション(東京都目黒区)が二十四節気の小雪に甘酒を飲むと身も心も温まるということで「甘酒ヌーボーの日」と制定。全国農業協同組合連合会長野県本部が長野県産りんごのふじの最盛期であることと、いい(11)ふじ(22)の語呂合わせで「長野県りんごの日」と制定。毎月22日は「カニカマの日」(スギヨ)、「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)、「ラブラブサンドの日」(日糧製パン)。

11月23日 戦前の新嘗祭の日を勤労を尊ぶ日として「勤労感謝の日」と制定。赤飯文化啓発協会が新嘗祭の日を「お赤飯の日」と制定。ハートケア情報委員会が勤労には心臓が重要であるとして「ハートケアの日」と制定。全国漁業協同組合連合会が栄養豊富な牡蠣で勤労の疲れを癒してもらおうと「牡蠣の日」と制定。旧郵政省が、い(1)い(1)ふ(2)み(3)の語呂合わせで「いいふみの日」と制定。日本珍味商工業協同組合連合会が、いい(11)つ(2)まみ(3)の語呂合わせで「珍味の日」と制定。毎月23日は「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)。

11月24日 和食文化国民会議が、いい(11)に(2)ほんしょ(4)くの語呂合わせで「和食の日」と制定。クラシエ製薬が寒い季節は尿トラブルが増えることから啓発や治療を呼びかける目的で、いい(11)24(にょう)の語呂合わせで「いい尿の日」と制定。ヤマキが鰹節の使い方、上手なだしの取り方を多くの人に知ってもらうことを目的として、いい(11)ふし(24)の語呂合わせで「鰹節の日」と制定。カゴメが冬にんじんの旬の11月と、にん(2)じん(4)の語呂合わせで「冬にんじんの日」と制定。毎月24日は「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京鰹節類卸協同組合)。

11月25日 えがおが健康で笑顔になってもらうことを目的に、いい(11)笑顔=にっこり(25)の語呂合わせで「いいえがおの日」と制定。毎日25日は「プリンの日」(オハヨー乳業)、「歯茎の日」(佐藤製薬)。

11月26日 ゼリア新薬が鉄分の重要性と不足の問題点を啓発するために、いい(11)と鉄分の元素番号26にちなんで「鉄分の日」と制定。日本浴用剤工業会が、いい(11)風呂(26)の語呂合わせで「いい風呂の日」と制定。日本ポリフェノール学会が、いい(11)ポリフェ(2)ノール(6)の語呂合わせで「ポリフェノールの日」と制定。カリフォルニア プルーン協会が毎月26日がプルーンの日であることと、11月がいい(11)プ(2)ルーン(6)の語呂合わせで「いいプルーンの日」と制定。安井ファーム(石川県白山市)が、いい(11)ブロ(26)ッコリーの語呂合わせで「いいブロッコリーの日」と制定。毎月26日は「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)、「風呂の日」(東京ガス)。

11月27日 クロシオ(和歌山県海南市)がカラーボックスを開発した深谷政男の誕生日にちなんで「組立家具の日」と制定。毎月27日は「ツナの日」。

11月28日 日本フランスパン友の会が、いい(11)フランス(2)パン(8)の語呂合わせで「フランスパンの日」と制定。日本唾液ケア研究会が、いい(11)つば(28)の語呂合わせで「いい唾液の日」と制定。毎月28日は「にわとりの日」(日本養鶏協会)。

発達障害の特性として現れやすい感覚過敏は五感(味覚、触覚、視覚、聴覚、嗅覚)に関するものが多くみられますが、五感とは関係がない感覚過敏もみられます。直接的には関係がないとしても、そのきっかけには五感を強く刺激され、それが記憶に残っていて、感覚過敏として現れるということも少なくありません。

五感以外の食事に関連する感覚過敏としては、以下のことがあげられます。
・ストローを使う牛乳パックが嫌い
・牛が嫌いだから牛乳が飲めない
・友達が吐いたものは食べられない
・冷めたご飯が食べられない
・餅は喉に詰まると思って食べられない
・家で飲食しているものと銘柄が違うと食べられない
・使い慣れた食器でないと食べられない
・加工食品しか食べられない
・不衛生な台所で作ったものは食べられない
・母親が強制したことが嫌いになった食べ物がある
・苦手な食品を知らない間に入れられたから家で食べたくない

この中には、食べたり、飲んだりしてみることで、実は過敏に反応する状態でなくなったということもあります。その反面、口にすることさえ拒否する例も少なからずみられます。例としては母親をあげていますが、母親に限らず、身近な人が無理に食べさせた、見た目でわからないように料理に加えたということがあったために嫌な思いをしたことが心から消えずに、その食べ物を身体が受けつけないということがあります。

その一方で、例えば母親が作ったものでなければ食べることができて、給食では問題なく食べているということもあるのです。

ファスティング(fasting)というと日本語訳は“断食”となるので、何も食べないこと、口に入れられるのは水分だけというようなイメージで捉えられることもあります。完全なファスティングは一定期間(24時間とか)は固形物を食べず、飲み物だけ、それもジュースではなくて水と酵素などだけという限られたものとされています。そのために、何日も続けて行うことはできません。

それに対して、16時間ファスティングと呼ばれる方法もあって、1日24時間のうち16時間だけ食事を断って、それ以外の時間は食事をしてよいというものです。例えば、朝の7時に起床して、すぐに食事をするところを飲み物だけにして、他の2食(昼食と夕食)は普通に食べてよいというものです。

このファスティングの目的は、食事をすることによって働く消化、吸収に関わる臓器などを休めて、全身の機能回復をはかろうとすることです。これと同じ考えで、食事を電子機器に置き換えたのがデジタル・ファスティングです。

これなら16時間に限らず、何日でも実施できそうですが、携帯電話もメール、LINE、messengerなど緊急を要する連絡があることことを考えないといけないので、すべてをカットされた入院生活のようなことはできないのは承知しています。そこで緊急以外のデジタル画面は見ない、使わないということを1日やってみるということをします。このデジタル・ファスティングにはテレビ画面も含まれます。

こういったことを避けた時間を1日に何時間か設けることで、心身ともに休めるだけでなくて、余計なことに気を奪われずに考えることに時間を充てるという重要なことにも時間を使うことができます。時間の余裕を持つことことがデジタル・ファスティングの目指すところであって、余った時間を新たなことに充てるという上手な時間の使い方をするのもデジタル・ファスティングに求められることです。

デジタル・ファスティングを会社や団体でやってみると、これまで進まなかったことがスムーズに前進できたということも実際に起こっていることです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

同じ距離を歩いても、歩幅によって体内で発生するエネルギー量が違ってきます。歩幅を広げて歩くと、筋肉が大きく使われて、消費されるエネルギー量が増えます。その分だけ、体内に蓄積された体脂肪がエネルギー化されます。そして、作り出されたエネルギーが身体を温め、筋肉や内臓の働きを高め、全身の細胞の中の生化学反応も進めてくれます。

血流が盛んになって、脳に運ばれる血液が増えることで酸素供給量も増えて、脳の機能も高まっていきます。イライラ、モヤモヤしたときには歩くことが一番と言われる要因ともなっています。

多くのエネルギーを作り出すためには「歩幅を広げて歩けばよい」と言われても、年齢を重ねると筋肉の量が減ってくることから、歩幅が狭くなりがちです。足の構造をみるとわかるように、かかとが厚くなっているのは、かかとから着地するためです。厚みがあることでショックが弱められるので歩幅を広げて、かかとから着地できるのです。

そのように歩こうと思っても、なかなかできないという人のためにすすめられるのが、2本のポールを使ったウォーキングです。ポールの形状には大きく2タイプがあって、北欧発祥のポールの先のアスファルトパッドが斜め(45度ほど)になったものは一般にはノルディックウォーキングと呼ばれます。これは後方にポールをついて、グイグイと前進していくタイプで、歩幅は大きく広がります。

それに対して日本発祥のものはアスファルトパッドが丸型か円盤型になっていて、前つきで歩行を補助することが考えられて作られています。一般にはポールウォーキングと呼ばれています。杖を使っているようで抵抗感があるという方もいるのですが、ポールを使って正しい姿勢で、勢いよく歩けるようになるトレーニング器具という考えをしています。

これによって正しい姿勢と筋肉強化が得られたら、ポールなしでもポールを使っているのと同じように歩いてほしい、という思いがあって、ツイン・ウォークではポールウォーキングを採用しています。もっと元気に歩きたい、という方にはノルディックウォーキングについてもアドバイスするようにしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

メディカルダイエットはエネルギー代謝の促進を目的とした手法で、運動と食事、入浴と食事、運動と入浴の組み合わせによってエネルギー代謝を高めることができます。そこにL‐カルニチンを組み合わせることで、さらにエネルギー代謝が高められます。

「運動×食事」のメリットは、空腹時に運動をしたあとに食事をするというタイミングによって得ることができます。

空腹時に運動をすると、血液中のブドウ糖が不足することから、それを補うために筋肉と肝臓の中に蓄積されているグリコーゲンが分解されてブドウ糖として血液中に放出されます。グリコーゲンは多くのブドウ糖がつながった貯蔵のための高分子の糖質です。その後に食事をするとブドウ糖が多くグリコーゲンに合成されて、筋肉と肝臓に蓄えられていきます。

その結果として、血液中のブドウ糖が少なくなって、血糖値が下がります。膵臓からは血糖値に応じてホルモンのインスリンが分泌されますが、インスリンにはブドウ糖を細胞に取り込む作用と、肝臓で脂肪酸を合成させる作用があります。合成された脂肪酸は3個がつながって中性脂肪となります。この中性脂肪が脂肪細胞の中に蓄積されていきます。

そのために運動後の食事は太りにくくなる効果があるというわけですが、運動をすると脂肪細胞の中に蓄積されている中性脂肪が分解されて、脂肪酸となって血液中に放出されます。この脂肪酸は細胞に取り込まれますが、細胞の中のミトコンドリアへの脂肪酸を通過させるのがL‐カルニチンの役割で、L‐カルニチンが豊富にあると血液中の脂肪酸が減っていきます。脂肪酸が少なければ、肝臓で合成される中性脂肪が減るため、太りにくくなるのです。

インスリンの分泌は副交感神経の働きが盛んなときに多くなります。夕食時は副交感神経が盛んに働いている時間帯なので、特に有効となるのは夕食前の運動ということになります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

消費者庁の機能性表示食品制度ができてから、機能性がある食品は、それを証明する研究成果を消費者庁に示して、届け出をすれば、機能性を表示して販売することができるようになりました。そのため、機能性があるサプリメント・健康食品は機能性表示食品の届け出をしているのが当たり前と考えられるようになりました。

それもあって、機能性表示食品でなければ有効性が信じてもらえない、なぜ機能性表示食品の届け出をしないのかと質問をされるようになりました。しかし、機能性があっても、機能性表示の届け出をしていない健康食品があります。その代表的なものはL‐カルニチンを使用した健康食品です。

L‐カルニチンは、以前は医薬品成分でしたが、今では食品成分としても使用が認められていて、医薬品成分であったことから、その機能性は明らかです。体内でL‐カルニチンが不足しているためにエネルギー代謝が低下している人が、代謝を高めるために使われてきました。

病気のレベルでの代謝低下には医薬品が使われますが、それ以前の状態では医薬品を使うわけにはいきません。そこでサプリメントとしてのL‐カルニチンを使用することになります。

医薬品成分というと、体内にはないものを摂取するというのが通常ですが、L‐カルニチンは体内で合成されている成分です。L‐カルニチンは脂肪酸と結合して、細胞のミトコンドリアの膜を通過します。L‐カルニチンがなければ、脂肪酸がミトコンドリアに取り込まれなくて、脂肪酸のエネルギー代謝も起こらなくなります。

L‐カルニチンの体内での合成のピークは20歳代前半で、それ以降は年々合成量が少なくなり、脂肪酸の代謝も低下していきます。これが年齢を重ねると代謝が低下して、同じ食事、同じ運動で太っていく大きな要因となっています。

これだけ機能性が明らかになっているので、機能性の表示をする必要はないということです。ちなみに日本メディカルダイエット支援機構の副理事長はL‐カルニチン研究の第一人者の薬学博士・工学博士です。

定番的な情報を示されると、あまり疑問を抱かずに受け入れてしまうことがあります。その例は数多くあるのですが、今回は卵の黄身を例にして話を進めることにします。

卵はサイズに違いがあって、S、M、Lが一般には出回っています。それぞれのサイズはSが46〜52g未満、Mが58〜64g未満、Lが64〜70g未満となっています。

他にSS(40〜46g未満)、MS(52〜58g未満)もありますが、全体の大きさには関係がなくて黄身の大きさは同じという話を聞くと、「そうなのか」と納得してしまうところです。しかし、その先の「では黄身の大きさはどれくらいなのか」ということについて踏み込む人は、あまり多くはないようです。

黄身の重量は20g前後で、確かに全体の大きさに関係なく、変わりはありません。卵の栄養価の多くは黄身に栄養量なので、卵は大きさに関係がなく、栄養価にも違いがないことになります。

栄養価に違いはない、と言われても、黄身が赤っぽい色だと栄養価が高い、黄色だと栄養価が低いというように感じます。しかし、これも印象であって、違いはありません。どこが違っているのかというと、中に含まれている成分です。成分が違っていれば栄養価の違いもありそうですが、どうして違いがないのかというと色素の量が違っているだけだからです。

卵黄は基本的に黄色ですが、これはエサに使われているトウモロコシの黄色い色素はキサントフィルという天然色素で、この色素が卵黄に移動しています。黄身の色を濃くするには赤系の色素が含まれるパプリカなどを混ぜています。それでも赤くならないときには、卵黄着色料という食品添加物が使われます。

殻が赤い卵なら栄養価が高いような印象がありますが、これは鶏の種類の違いであって、羽が赤いボリスブラウン種は赤い卵を、羽が白いジュリア種やジュリアライト種は白い卵を産みます。印象に合わせるように、黄身に色をつけている例が多いのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕