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大食いの秘訣は、できるだけ水を飲まないようにすることだと言われています。水を飲むと、食べたものが水分を吸収して膨らみ、それだけ早く満腹状態になるからです。しかし、大食いのテレビ番組では一時期、食べられなくなったときに特別の飲み物を飲んでいる人がいました。その中身はブドウ糖が多く含まれたドリンクです。

商品名でいうとポカリスエット、ゲータレードなどのスポーツドリンクです。このスポーツドリンクのメインの成分はブドウ糖です。ブドウ糖は単糖という、それ以上は分解されない最小単位の糖類です。砂糖はブドウ糖1分子、果糖1分子という最もブドウ糖が多いものです。通常は糖類が胃での消化によって分解されてから吸収されますが、ブドウ糖は分解された形と同じなので、すぐに吸収されます。

そして、すぐに全身の細胞に取り込まれて、エネルギーを発生させるもの(エネルギー源)となります。ブドウ糖が細胞に吸収されるときには、膵臓から分泌されるホルモンのインスリンが必要になるのですが、膵臓はブドウ糖に反応してインスリンを分泌させます。ブドウ糖が多いほどインスリンの量も多くなって、細胞に取り込まれるブドウ糖も多くなります。

ここまではプラスの話ですが、インスリンにはマイナスの面もあって、インスリンが多く分泌されるとブドウ糖の取り込みが盛んになることから、血液中のブドウ糖が急に減る低血糖になってしまいます。低血糖になるのは一時的であっても、身体が動きにくくなり、強い疲労感や脱力感、集中力の低下などが起こります。

その理由は、脳はブドウ糖だけがエネルギー源となっていて、脂肪酸もアミノ酸も吸収することができないからです。そのために脳の機能が大きく低下していくことになります。そこまでいかなくても低血糖になると、ブドウ糖を吸収するために食欲が急に増していきます。

太るために、どうしても食事量を増やしたいときには、このような方法がすすめられることもあるものの、あまり続けると膵臓に負担がかかり、急にインスリンの分泌が低下して、糖尿病になることもあるので、実施するときには注意が必要です。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

細胞の中でエネルギーを作り出すミトコンドリアは小さな器官ではあっても、数は非常に多くて、筋肉細胞では多い人の場合には1つの細胞に3000個ものミトコンドリアがあります。そして、全身のミトコンドリアの重量を合わせると全体重の10%ほどにもなっています。それだけ重要な成分であり、エネルギー代謝をスムーズに進めることで必要なエネルギーが作り出されています。

1日に必要とされるエネルギー源のうち生命維持のために使われる基礎代謝には約70%、身体を動かす活動代謝には約20%、食後に体熱が高まってエネルギー代謝を進めることに約10%が使われています。基礎代謝のエネルギーのうち約70%は体熱(熱エネルギー)になっているので、全体のエネルギーのうち半分ほど(70%×70%=49%)は体温の維持に使われていることになります。

体温の維持は非常に重要なことで、エネルギー源が不足しても体温の維持には優先的にエネルギーが回されます。そのためにミトコンドリアに取り込まれるエネルギー源が不足すると、全身の細胞を働かせる化学エネルギー、身体を動かす運動エネルギー、神経伝達の電気エネルギーなどが不足することになります。

エネルギー代謝は年齢を重ねるほど低下していきます。これはミトコンドリアにエネルギー源のブドウ糖と脂肪酸を取り込む能力が低下していくからですが、その役割をしているのがα‐リポ酸、L‐カルニチンです。代謝に必要な成分であるのでアミノ酸を材料に体内で合成されているものの、合成のピークは20歳代前半で、その後は合成量が減って蓄積量も減っていきます。

α‐リポ酸とL‐カルニチンは、以前は代謝促進のための医薬品成分でしたが、2002年にL‐カルニチン、2004年にα‐リポ酸が食品成分としても使用することが許可されました。これによって代謝促進のサプリメントとして使うことができるようになったのです。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

ダイエットの基本は食事と運動です。ダイエット法は300種類もあるとされていて、これさえすれば食事も運動も関係ないということを主張している方法もあるものの、食事も運動も自由にやって望むような結果を出すのは難しいと感じています。

ダイエットには食事と運動と運動が大切であるということになると、できることなら無理をしたり、頑張るようなことはしたくないという気持ちもあって、自分一人だけでは乗り越えることができない場面も多々あります。そんな場合には、一緒にダイエットに取り組んでくれる人、応援してくれる人の存在が重要になります。

日本メディカルダイエット支援機構が認定するダイエットデザイナーは、科学的な知識を持ってダイエットに取り組む人を支え、ときには励まし、伴走者として一緒に目標に向かって歩む立場となれるような養成講習です。

ダイエットデザイナー講習の中で、早食いのために食べすぎてしまう人が、ゆっくりと食事をして食べ過ぎを抑えるために、スマホを活用した会話や情報のやり取りをして食事の時間を長引かせることによって満腹中枢を働きやすくする方法を紹介しています。これは一緒に取り組んでくれる人であれば、より効果が出やすくなります。

食事や運動によるダイエットを一緒に取り組んでくれる人がいるのはよいことであっても、どんな人を選ぶかで結果は違ってきます。以前に、ダイエットのための食事と運動がうまくいかないという悩みを抱えるダイエット希望者がいて、観察をさせてもらったことがあります。外食が多いことからファミレスの食事、運動は有酸素運動のウォーキングだったのですが、その内容を評価する前に、すぐに問題点がわかりました。

一緒に取り組んでいる人が太っていて、外食のメニューはエネルギー量が多くて、しかも早食いでした。せっかく話し相手がいるのに、食べているときは黙々と箸を進めて、それからデザートや甘いドリンクということに合わせていたら、そのほかの食事を頑張っても、なかなか結果が出ません。

ウォーキングにしても、速歩(早歩き)と普通歩行の繰り返しによる脂肪代謝の促進について教えているのですが、どうしても太っている人と一緒だと普通歩行が多くなり、それもゆっくりとした速度になってしまいます。食事は“ゆっくり”、ウォーキングは“早く”と伝えていたのに、逆のことをしていたら、結果が出にくいのは当然のことです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

自分のこと、自分がやってきたことを信じて活動するには、一緒に活動する人が欠かせません。私のことを信じて、講習などで伝えたことを信じてくれる人は「信者」のような存在です。「信者は儲けにつながる」などということを、この時期に使うと誤解を招きかねないところですが、信者が増えないことには稼ぐことができなくて、その稼ぎを社会のために使うこともできません。

そのことを言うなら「信者は“稼”」としたほうがよいかもしれないのですが、わざわざ「信者は“儲け”」と表現しているのは、漢字の組み立てからきています。信と者を2文字で書けば“信者”ですが、合体させて1文字で書いたら“儲”となるからです。単に漢字を使った言葉遊びではなくて、信じた者に儲けてほしいと本気で考えているからです。

儲けというのは何も金銭的なことに限らず、精神的にも社会的にもよかったという気持ちになったときにも使われます。儲かったと感じたら、また実践する気持ちになります。この繰り返しが、儲けの輪を広げていくことになります。

こんな話をするとボランティア精神かと言われることもあるのですが、世のため、人のために続けることができるとしたら、よほどの余裕がある人です。私の場合には、精神的にも肉体的にも金銭的にも、そんな余裕はありません。人のためにだけやっていたら、続かなくなって、結局は人のためにならないという認識をしています。

これを表すときに、「人の為」と漢字で書いて合体させたら「偽」となります。世のため、人のためと言い続けている人のことを偽りだと決めつけるつもりはないのですが、世の中のための活動が“偽り”にならないように、あえて人の為は偽りになるということを言って、自分への戒めとするようにしているのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

広く健康に関わる記念日について紹介します。

11月1日 日本Glycemic Index研究会がグリセミックインデックス(GI)の血糖値が上昇しにくい低GI値の普及のために、体にいい(11)の語呂合わせと、IndexのIを1に見立てて「低GIの日」と制定。日本医師会の設立日の1947年11月1日と、いい(11)医(1)療の語呂合わせで「いい医療の日」と制定。かんぽ生命保険が1928年11月1日にラジオ体操が初めて放送化されたことから「ラジオ体操の日」と制定。横芝光町商工会(千葉県横芝光町)が1917年11月1日に日本初のソーセージが博覧会に出たことにちなんで「ソーセージの日」と制定。野沢温泉観光協会(長野県野沢温泉村)が野沢菜の蕪主総会が11月1日に開催されることから「野沢菜の日」と制定。日本紅茶協会が1791年11月1日にロシアのエカテローナ2世から日本人で初めて大黒屋光太郎が茶会に招かれて紅茶を飲んだことにちなんで「紅茶の日」と制定。毎月1日は「あずきの日」(井村屋グループ)、「釜飯の日」(前田家)。

11月2日 カゴメが、いい(11)血圧(けつあつ=ツー)の語呂合わせで「いい血圧の日」と制定。日本習字教育財団が、いい(11)文字(02)の語呂合わせで「習字の日」「書道の日」と制定。全道青果物取扱対策会議玉ねぎ取扱対策会議とホクレン農業協同組合連合会(北海道札幌市)が、いい(11)オニオン(02)の語呂合わせで「北海道たまねぎの日」と制定。

11月3日 自由と平和を愛して文化をすすめる日として国が「文化の日」と制定。日本助産学会、日本助産師会、日本看護協会、全国助産師教育協議会が、いい(11)お産(3)の語呂合わせで「いいお産の日」と制定。日本内分泌学会がアドレナリンを発見した高峰譲吉博士の誕生日(嘉永7年11月3日)にちなんで「ほるもんの日」と制定。全国凍豆腐工業協同組合連合会が高野豆腐を食べて新年を迎えてほしいとのことから高野(58)の語呂合わせで新年まで58日である11月3日を「高野豆腐の日」と制定。日本アロマ環境協会が文化の日を「アロマの日」と制定。日本オゾン協会と日本医療・環境オゾン学会がオゾンの化学式がO3で、いい(11)オゾン(03)の語呂合わせで「オゾンの日」と制定。日本野菜ソムリエ協会が、いい(11)味(3)の語呂合わせで「調味料の日」と制定。岡野電気(埼玉県さいたま市)が、いい(11)耳(3)の語呂合わせと、難聴ケアを文化にしたいという思いも込めて文化の日を「難聴ケアの日」と制定。毎月3日は「くるみパンの日」(カリフォルニアくるみ協会)、「みたらしだんごの日」(山崎製パン)。

11月4日 味のちぬや(香川県三豊市)が、かき揚げが麺に乗せて食べられることからカレンダーで11月11日の「めんの日」の上の11月4日を「かき揚げの日」と制定。毎月4日は「みたらしだんごの日」(山崎製パン)。

11月5日 全国胡麻加工組合が、いい(11)ご(5)まの語呂合わせで「ごまの日」と制定。日健協サービス(埼玉県鴻巣市)が、いい(11)酵(5)母の語呂合わせで「いい酵母の日」と制定。神話の国・縁結び観光協会(島根県松江市)が、いい(11)ご(5)縁の語呂合わせで「縁結びの日」と制定。北里大学北里研究所病院(東京都港区)が予防医学で寄与することを目的として北里柴三郎が北里研究所を設立した1914年11月5日にちなんで「予防医学デー」と制定。毎月4日は「みたらしだんごの日」(山崎製パン)。

11月6日 あじかん(広島県広島市)が節分(立春、立夏、立秋、立冬の前日)に巻寿司を丸かぶりすると幸運が訪れるといわれていることから「巻寿司の日」と制定。石橋工業(福岡県筑後市)がいい(11)麦(6)の語呂合わせで「いいもち麦の日」と制定。パティスリードパラディ(東京都文京区)はロールケーキ専門店ARINCO(アリンコ)を運営しており、いい(11)ロール(6)ケーキの語呂合わせで「アリンコのロールケーキの日」と制定。毎月1日は「あずきの日」(井村屋グループ)、「釜飯の日」(前田家)。

11月7日 丸協食産(長崎県佐世保市)が、いい(11)もつ鍋(7)の語呂合わせで「もつ鍋の日」と制定。日本酒がうまい推進委員会が二十四節気の立冬に合わせて「鍋と燗の日」と制定。ヤマキ(愛媛県伊予市)が立冬の日を「鍋の日」と制定。森永製菓がココアは体が温まる飲み物であることから11月上旬の立冬を「ココアの日」と制定。フジッコが食物繊維が入った温かい食事をする腸温活の普及のために立冬の頃ということで11月7日を「腸温活の日」と制定。トリドールホールディングス(丸亀製麺)が立冬に夜泣きうどんを食べてほしいと「夜泣きうどんの日」と制定。タカナシ乳業がヨーグルトでいいおなかを心がけるきっかけにしてほしいと、いい(11)おなか(7)の語呂合わせで「いいおなかの日」と制定。日本ソース工業会が設立の1947年11月7日と、ウスターソースのエネルギー量が100gあたり117kcalであることから「ソースの日」と制定。釧路地域ブランド推進委員会が、ししゃもフェアの初日で、いいな(117)の語呂合わせで「釧路ししゃもの日」と制定。比呂野(愛知県名古屋市)が立春にとんかつを食べて活力をつけて冬を乗り越えてもらおうと「立春はとんかつの日」と制定。毎月7日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)。

健康食品は、有効性が確認されている特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品であっても、医薬品的な治療効果としての効能効果を述べることは禁止されています。医薬品的というのは、病気を治すことだけではなくて、その診断、予防も含まれます。

医薬品の規制する法律(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)は名称が長すぎるとのことで医薬品医療機器法とか、もっと短く薬機法とも呼ばれています。

その法律の第二条は医薬品を定義していて、「人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされる物」と書かれています。健康食品を販売するときに予防の効果を述べても治療効果を述べたのと同様に処罰されることになります。

このために、生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症など)の予防に健康食品を使いたいと思っても、製品に表示することも宣伝で述べることもできないので、何を使えばよいのかを一般には知ることはできないのです。

医薬品的な効能効果が述べられないなら、その前段となる身体の働きを調整する(血圧を下げる、血糖値を下げるなど)ことなら表示できるのではないか、と期待を寄せたくなるところです。ところが、法律には「人又は動物の身体の構造又は昨日に影響を及ぼすことが目的とされる物」とも書かれています。

このような機能などを述べられるのは特定保健用食品と機能性表示食品に限られています。だから、健康食品業界はこぞって審査を受けて販売したいと願うのです。といっても、許されるのは機能性などであって、病気の治療や予防の効果を述べることはできないのです。

血圧や血糖値、中性脂肪値などは、どういった仕組みで上昇するのかがわからなければ、機能性を表示されても、それが自分の状態の改善に役立つのかもわからなくなります。それを知るための知識を得る機会が重要と考えられるのは、こういった背景があるからです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

サプリメント・健康食品に関する法律は広告や販売を規制するものばかりで、積極的な摂取をすすめるというものではありません。そのサプリメント・健康食品の法律は、医薬品のような効能効果を述べてはいけないということが注目されますが、規制されているのは、それだけではありません。

「サプリメント・健康食品を販売するわけではないから法律知識はいらない」という声が多いのは承知していますが、「ただ摂取するだけだから法律は関係ない」というわけにはいかないのです。というのは、法律を知らないために、販売会社に騙されている人が実際には多くて、自分の状態に合ったものも摂れていない人が多いからです。

法律をすべて覚えるとなると、薬機法(医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)、景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)、健康増進法、特定商取引法などがあって、販売のためにする行為にも規制がかけられています。

そんな法律に従っていない会社の製品を、安心して使ってほしいと言われても、それはできない相談と言われても仕方がないことです。直接的に販売するだけではなくて、紹介するだけであっても、商品の販売に関わることでは法律の規制に引っかかります。

サプリメント・健康食品の販売・購入に関わる話がある場であることを言わないで誘うことは特定商取引法で禁止されています。健康に役立つ話だから、ためになる話だから、利益が上がる話だからといって呼んでおいて、サプリメント・健康食品の話をするだけでも違反となります。自由に帰れない状態、帰りにくい雰囲気の場であるだけでも、場合によっては法律違反になります。それを知らずにやってしまい、罰せられることがないようにという意味でも法律の講習をしているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

ダイエットをするときには、体重の増減に注目しがちで、他の変化に気がつかないこともあります。他の変化といっても、体脂肪の量や体脂肪率に気がつくのは難しいという人も少なくありません。

これらの測定数値は、体組成計で測定しないことにはわからないかもしれませんが、体脂肪が減ってきたときには身体の動きがスムーズにいくようになります。そのことは、よほど敏感な人にしかわからないことかもしれません。

身体の動きがスムーズになるときには、腹部の脂肪が減って引き締まった感じになる、鏡にうつしてみるとウエストが細くなってきたことがわかる、上半身を裸になって身体をひねってみると皮下脂肪の厚みが減ってきたことがわかるというように、微妙な変化が起こっています。

この変化がわかるかどうかは、身体的な変化の差というよりも、どれだけ変化をキャッチできるかの反応能力にかかっています。運動をしている人なら、同じだけの運動をしたときに、どれくらい身体が疲れるのか、どれくらい回復するのに時間がかかるのか、といったことも判定基準になります。

そのことに気づくのか、それとも気づかないのかが、実際の変化よりも大きな判断基準となっています。変化に気づくことができれば、それが小さな変化であっても、変化をモチベーションにすることができます。

気づくかどうかは、敏感か鈍感かというよりも、どれだけ自分の身体を気づかっているか、もっと言うなら、どれだけ自分の身体が好きかということにかかっています。好きであれば、細かな変化にも気づきやすくなります。気づくことができれば、その後に何をすればよいのかを考えることもできるはずです。そういった気持ちで、自分に注目することが大切です。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

エネルギー代謝に関わるサプリメントは、いわゆるダイエット系のものと考えられがちですが、メディカルダイエットでは全身の細胞で産生されるエネルギーを効率よく発生させ、そのエネルギーを身体や脳の活動のために当てるために用いています。

エネルギー代謝に関わる初めの成分は、細胞内のエネルギー産生の小器官であるミトコンドリアにエネルギー源の糖質(ブドウ糖)と脂質(脂肪酸)を取り込む作用をするα‐リポ酸、L‐カルニチンです。これらの代謝促進成分は体内で合成されるものの、20歳代前半をピークにして年齢を重ねるほど低下していきます。そのためサプリメントとして摂ることがすすめられます。

ミトコンドリアに取り込まれたブドウ糖と脂肪酸は、ともにアセチルCoAに変化してTCA回路と呼ばれる代謝経路に取り込まれます。このブドウ糖と脂肪酸がアセチルCoAに変化するときと、アセチルCoAがTCA回路でクエン酸に変化するときにも複数の水溶性ビタミンが必要になります。

TCA回路では4種類のビタミンB群が必要になっていて、TCA回路での代謝は酵素によって起こっています。酵素は、その働きを補う補酵素がなければ働くことができないのですが、TCA回路での補酵素の役割をしているのはコエンザイムQ10です。

TCA回路で作り出されたエネルギーは、その細胞の中でしか使われません。細胞の中で発生したエネルギーによって細胞を働かせる生化学反応を起こすためにも酵素が必要で、やはり補酵素が必要です。その補酵素となるのは複数のミネラルです。

ビタミンとミネラル、そして代謝促進成分が不足していると、これらの一連のエネルギー代謝とエネルギーの活用に滞りが出るようになり、せっかくのエネルギー源がエネルギーとして充分に使われなくなり、その結果として余ったエネルギー源が体脂肪となって蓄積されていくことになります。

食べた割には、運動をした割には太ってしまうというのは、エネルギー代謝がスムーズに行われていない結果だということができます。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

食事を1食抜いたら、摂取される糖質が減るので、血糖値が上昇しにくくなるはずですが、逆に血糖値が上昇します。特に上昇しやすいのは食後血糖値で、食事をしたあとに血糖値を測定すると糖尿病並みの高血糖になっていることがあります。食後といっても“食直後”ではなくて、最も血糖値が上昇する時間帯の食後2時間後を指しています。

1食を抜くと、空腹状態になって、すぐに重要なエネルギー源であるブドウ糖を早く吸収するために、「小腸での吸収が高まる」ということが以前から言われてきました。いまだに、そのようなことを言って、朝食抜き、昼食抜きを戒めるような発言をする医師も少なくありません。

しかし、これは都市伝説のようなもので、それが本当なら食事量が少ない人は、1日に2食にして同じ量を食べることでエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を多く吸収させることができることになります。しかし、そのようなことはありません。

1食を抜いても、朝食か夕食を抜くのではなくて、昼食を抜いたときには、それほど大きな血糖値の上昇は起こりにくくなっています。その理由は、朝食と夕食で摂るエネルギー代謝のためのビタミンの摂取量が違ってくるからです。

糖質に含まれるブドウ糖が血液中に入ると血糖となります。血糖値は、血液中のブドウ糖の量を示す値です。血液中のブドウ糖が高くなると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されて、全身の細胞にブドウ糖が取り込まれるようになります。細胞に取り込まれたブドウ糖は、エネルギー産生の小器官のミトコンドリアに取り込まれ、その中で4種類のビタミンB(ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂)を使って、エネルギー産生が行われます。

ビタミンB₁とビタミンB₂は体内で24時間ほど保持されるのですが、ビタミンB₆とビタミンB₁₂は12時間ほどしか保持されません。そのため、ビタミンB₆とビタミンB₁₂が含まれた食品は朝食と夕食で摂らなければならないのです。だから、朝食か夕食を抜いてはいけないということです。

ブドウ糖のエネルギー化が低下すれば、血糖値は下がりにくくなります。そのことから食後血糖値に影響を与えているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕