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代謝促進成分のL‐カルニチンがサプリメントとして摂取できるなら、これまでの生活を続けたままL‐カルニチンを補えばよいと考えられがちです。しかし、L‐カルニチンの役割は脂肪酸を細胞のミトコンドリアに通過させることです。ミトコンドリアに取り込まれる脂肪酸が増えるだけで代謝が高まるものの、脂肪酸の取り込み量に応じて自動的にエネルギー産生が高まっていくわけではありません。

脂肪酸が多く取り込まれても、ミトコンドリアの中のTCA回路のエネルギー産生が進まなければ材料過多になります。自動車に例えると、ガソリン(脂肪酸)を多く入れても、エンジン(TCA回路)が盛んに動かなければ充分に走行(エネルギー産生)することはできません。TCA回路が盛んに働くのは運動をしたときです。

運動が不足していたら、なかなかやせないのと同じことですが、TCA回路の働きを高めるためには、身体を動かすことが必要で、L‐カルニチンを摂っているからと安心して、運動を減らす、食事も調整しないということではいけません。

脂肪酸の代謝には有酸素運動が有効となります。TCA回路にはブドウ糖も脂肪酸もアミノ酸もアセチルCoAという高エネルギー化合物に変化して取り込まれていきます。アミノ酸は体内のタンパク質を構成する重要な成分であるので、できることならエネルギー源としては使われるのは避けたいものです。

アミノ酸はブドウ糖と脂肪酸が不足したときに初めてエネルギー源となります。だから、脂肪酸が不足しないように、脂肪酸を通過させるL‐カルニチンが重要になるのです。

TCA回路では、アセチルCoAが変化したクエン酸から9段階の変化を経て、エネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)が作られています。そのときには酸素が必要で、酸素が不足していたのではエネルギー代謝が盛んになりません。だから、L‐カルニチンを使うなら合わせてウォーキングなどの有酸素運動も行ってほしいのです。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

参加者や受講者が知りたいことを話すのは講習会やセミナーの基本中の基本です。聞きたくもないことを1時間以上も座って聞かされるのは苦痛でしかありません。これは話をする立場のときには気づかないことではあっても、自分が聞く立場になれば簡単にわかることです。

面白く感じない話は、どんなに重要なことであっても、頭の中に入ってきません。入ったとしても、すぐに抜けてしまって、記憶に残ることもなくなります。そんな無駄とも感じるようなことに、貴重な時間を奪うようなことはあってはいけないはずです。講習会などの時間だけでなく、会場までの行き来の時間、そのための準備や後片付けなどの時間も無駄にしてしまうことにもなりかねません。

その簡単にわかることであっても、講師として話をするときには忘れてしまうこともあります。私が、そうだということではなくて、著名な先生、話が上手な先生にも多くいて、先生の話したいことが中心になってしまい、聞いているほうは放っておかれるということも、たびたび経験しています。

そんなときの参加者などの声を聞くと、「ためになった」「勉強になった」「楽しい時間が過ごせた」ということが多くて、本来伝えたかったであろう内容の評価や感想が聞かれないということがあります。

一番よいのは、聞きたいことと話したいことが一致していることで、講演会などの主催者がうまく調整していれば、話す側と聞く側のズレは起こらない、ズレがあったとしても少しだけで済むということになるはずです。

そういった講習会になるように、事前に何を聞きたいのか、それを叶えるためには何をすればよいのか、その打ち合わせの濃密さこそが満足度の高さに現れるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害の子どもには特徴的な感覚の偏りがみられ、中でも感覚過敏と感覚鈍麻が大きな特徴としてあげられています。五感の偏りは、発育につれて神経発達が進む中で、初めのうちは抵抗感があることであっても、五感の慣れから受け入れられるようになっていくものです。

味覚の酸味や苦味は有害な物質として判断される味であることから乳幼児には嫌われるものですが、食べ続けているうちに慣れていき、五味が重なった複雑な味わいを受け入れられるようになるのは通常の感覚です。

発達障害の感覚過敏は、栄養摂取の面でも大きく影響を与えます。その中でも特に影響が大きいのは味覚過敏です。味覚過敏の特性としては、以下のことがあげられます。

・特定の味(酸味、苦味、渋味、辛味、塩味)をすごく嫌がる

・味が違うことに敏感で、決まったものをずっと食べる

・味や食感が混じり合うことを嫌がる

・臭みのある野菜(きゅうり、トマトなど)が食べられない

・牛乳などとろみのある飲み物が飲めない

特定の食感に対する反応は味覚ではなく触覚の特徴的な反応で、ネバネバや揚げ物の衣のチクチク感が気になります。コロッケは衣が刺さるような感触が嫌で食べられないという子どもがいれば、衣は平気なのにコロッケの中身の感触のネバネバ、グチャグチャが嫌で食べられないということもあります。中には、キノコがプラスチックを口に入れたような感触で食べられない、衣の中に何が入っているか外からはわからないから食べられない、ということもあります。

煮物は一つひとつの食材は食べることができても、肉、じゃがいも、ニンジン、タマネギが一緒に煮込まれて出てくると、味が混じることで食べられない、食材の味がわからなくなるから食べられないということがあります。そのために、食材を目で確認して選択して食べられる肉じゃがは大丈夫でも、同じ食材が使われたカレーやシチューは食べられない、食べるように言われることに耐えられない、ということも、よくみられることです。

塩分は高血圧の原因であるとして、減塩運動が行われています。塩分さえ減らせば高血圧にならないのかというと、塩分調整によって効果があるのはナトリウム(食塩)感受性のある人で、その割合は高血圧の人の20%ほどでしかありません。それでも減塩を呼びかけるのは、ナトリウムが水と結合して血液量を増やすことで血管の圧迫を高めることと、血管の細胞にナトリウムが入ることで細胞内の水分が増えることによって血管が内側に膨らんで、血管が狭くなることがわかってきたからです。

塩分摂取の量は、厚生労働省の国民健康・栄養調査(平成元年度)によると、平均値は10.1g(男性10.9g、女性9.3g)で、男性は減少が大きくて、女性はゆるやかであるものの減少はしています。血圧は収縮期(最高)血圧は、低下傾向にあるといっても、ここ10年を見ると男女ともに大きな変化はありません。

高血圧症患者は全国で4300万人以上と推定されていて、日本人の3人に1人は高血圧という状況です。国民健康・栄養調査によると高血圧症の有病率は男性の約60%、女性の約40%にもなっています。高血圧患者は増える一方で、減塩運動によって全体的には血圧は下がっているようでも、発症する患者は増えていることがわかります。

高血圧が原因とされる心疾患(心筋梗塞、狭心症など)は全死因の第2位(がんが1位)となっています。脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)は第4位です。その間の第3位は老衰で、これは日本の超高齢社会(65歳以上の高齢化率は29.1%)が影響しています。

塩分摂取量が減っても高血圧症患者が増え、血管系の疾患での死亡者数が増えているのは、他の原因が大きいと考えられます。血圧は塩分のほかには、肥満、糖尿病、ストレス、過剰な飲酒、喫煙などがあげられています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

サプリメント・健康食品の摂取タイミングについては、表示を規制する法規によって表示することができません。摂取タイミングを明らかにできるのは医薬品だけで、サプリメント・健康食品については、いつ摂るのかの表示も禁止されていて、摂取タイミングによる摂取量を表示することはできません。

そのため、いつ摂っても効果があるのではないかと思われることがあるのですが、成分の性質によっては摂取タイミングが違うと、まったく効果がないことになります。

例えば脂溶性の成分は脂肪に溶けてから吸収されるので、脂肪がない状態で摂ったときには、素通りして、まったく吸収されないことになります。効果のある摂取タイミングは食事の後ということで、脂溶性ビタミンのビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKのほか、コエンザイムQ10などが該当します。

脂溶性に対するのは水溶性で、水に溶ければ吸収されるので、いつ摂っても吸収されます。そのため、摂取する成分が脂溶性なのか水溶性なのか、調べておく必要があります。

水溶性の成分としては、ビタミンではビタミンB群とビタミンCがあります。水溶性ビタミンは体内に保持されにくいものの、一般には24時間は保持されるので、どのタイミングでもよいので1日に1回摂っておけばよいわけです。

ビタミンB群のうちビタミンB₁とビタミンB₂が体内で24時間は保持されますが、ビタミンB₆とビタミンB₁₂は12時間ほどしか保持されません。ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂は細胞の中でエネルギーを作り出すときにセットで必要となります。そのため、不足するとエネルギー産生が低下することになります。

だから、ビタミンB₆とビタミンB₁₂が含まれた食品、もしくは含まれたサプリメントを摂る場合には、朝食と夕食のタイミングで摂ることがすすめられるのです。

メディカルダイエットは、特定非営利活動法人(NPO法人)日本メディカルダイエット支援機構が研究・実践している食事と運動、食事と入浴、運動と入浴の実施タイミングによって代謝を促進する方法を指しています。

食事と運動のタイミングでは、どちらを先に行うのか、つまり食事の後に運動をする場合と、運動の後に食事をする場合で、エネルギー代謝が変わってきます。より代謝を促進させる方法は運動の後の食事で、空腹時に運動をすることで筋肉を増やしてエネルギー代謝を高め、体脂肪として蓄積される体脂肪を減らすことができます。

詳しいメカニズムについては別の機会に紹介していきますが、「食事×運動」の組み合わせで同じ食事量、同じ運動量であっても、どちらが先かによってエネルギー代謝が促進される場合と、逆にエネルギー代謝が低下する場合とがあるのです。「食事×入浴」、「運動×入浴」の組み合わせでも、同様のことが起こります。

その代謝を高めるタイミングの結果を、さらに高めてくれるのが代謝促進のサプリメントであるL‐カルニチンです。代謝促進成分には他にα‐リポ酸、コエンザイムQ10、ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂などがあります。その中でメディカルダイエットの代謝促進にL‐カルニチンを用いるのは、日本メディカルダイエット支援機構の王堂哲副理事長がL‐カルニチン研究の第一人者で、エネルギー代謝促進の研究者としても成果をあげているからです。

L‐カルニチン以外でも、使い方によってエネルギー代謝を高める方法はあるのかもしれないのですが、自分たちで研究して、その成果を確認しているから安心して伝えることができるものです。そして、代謝促進によるメディカルダイエットを望む方々の期待に応えることができるとの確信のもとに、実践の活用法を提供しています。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

血糖値を上昇させるのはブドウ糖です。血糖は血液中のブドウ糖のことで、食品に含まれているブドウ糖が多いほど血糖値は上昇します。ブドウ糖以外の糖類は血糖値を上昇させないので、果糖が多く含まれる果物(フルーツ)を選ぶようにと、よく言われます。

果物に含まれる糖質の割合は、種類によって違うものの、果糖が50%、ショ糖が20%、ブドウ糖が15%ほどとなっています。ショ糖というのはブドウ糖と果糖が同じ割合で結合したもので、その代表的なものは砂糖です。ショ糖の半分がブドウ糖だとしても、合わせて25%なので、果物なら血糖値が上昇しにくくて、糖尿病の予防にもダイエットにもよいとされます。

血液中へのブドウ糖の吸収の度合いを示すGI値はブドウ糖を100とした場合の割合で示されますが、それでみると果糖は20と、5分の1の値となっています。果糖の割合が多ければ、それだけ太りにくいということがわかります。

果糖はフルクトースとも呼ばれる単糖で、果物やはちみつに多く含まれます。果糖はブドウ糖の1.4倍ほどの甘みがあり、砂糖の1.2〜1.7倍の甘み(糖度)があります。

それなら安心して甘い果物を食べることができそうな感じもしますが、最近では品種改良によってブドウ糖の割合が増えた果物も増えています。特にブドウ糖の割合が増えているのは桃やブドウです。ブドウ糖が半分にもなっている品種も増えています。フルーツ王国の岡山に住んでいて、特に甘い果物を食べる機会が多いと、果物を食べれば大丈夫とは言いにくくなっています。

果糖が多いのはスイカや梨などの水分が多く含まれるものです。果糖は甘いものだから、甘くても安心して食べられるというのは今や常識ではなくなってきているので、そのことを知って果物選びをしてほしいのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

筋肉は赤筋と白筋があって、赤筋が有酸素運動による持久力の筋肉、白筋が無酸素運動による瞬発力の筋肉となっています。この筋肉が繊維状になって、混ざり合って存在しています。持久系の運動をすると赤筋が太くなり、瞬発系の運動をすると白筋が太くなります。これは人間の筋肉の特徴です。

赤筋が赤い色をしているのは筋肉に含まれるミオグロビンという筋肉色素タンパク質が多く含まれているからで、ミオグロビンには鉄が多く含まれています。鉄には酸素を結びつける機能があって、酸素を取り込んで代謝させる作用をしています。

人間の筋肉に含まれるミオグロビンは2%ほどですが、牛肉の赤身肉は0.8%、豚肉は0.2%、鶏肉は0.005%となっています。鶏肉は赤身肉というよりも薄いピンク色で、白色に近いのはミオグロビンが少ないからです。その理由は、鶏が飛ばない鳥だからです。飛ぶ鳥の肉は豚肉に近い色をしています。飛ぶ鳥の肉の色は居酒屋の焼き鳥で見ることができます。

動物は一定の活動をしているので、人間のように活動によって筋肉の色が変わるようなことはありません。魚の筋肉も種類によって色が違っています。魚は赤身魚と白身魚に大きく分かれます。赤身魚は長く泳ぎ続けている魚で、赤身にはミオグロビンが多く含まれている(0.15%)ので、酸素を多く取り込んで遠泳することができます。

白身魚は普段はあまり動かず、餌を獲るときや逃げるときに素早く動くことができます。激しく動くことがないのでミオグロビンが少なく(0.01%)、白い色をしています。そして、瞬発系の白筋と同じような動きをすることができます。

人間の筋肉の特性を覚えるときには、肉や魚と比較して考えることをすすめています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

高血圧の人に第一に指導されるのは「塩分を控えること」です。食塩に含まれるナトリウムには水分と結合する作用があり、血液中のナトリウムが増えると血液中の水分が増えるために血圧が上昇する、というのが一般的な説明です。これは事実であったとしても、誰もが同じように起こるわけではありません。

血液中のナトリウムが増えると、腎臓から排泄される量が増えて、ナトリウムの量は一定に保たれるようになっています。ところが、ナトリウム(食塩)感受性といって、ナトリウムが増えても腎臓での排泄が進みにくくて、血圧が上昇する人もいます。その割合は20%だとされています。

ナトリウム感受性がある人は、ナトリウム摂取量が増えると血圧が上昇して、逆にナトリウムを減らせば血圧が下がるので対処しやすくなっています。これに対してナトリウム非感受性の人(全体の50%ほど)はナトリウム摂取量が増えても血圧は上昇しないのですが、血圧が上昇したときにナトリウムを減らしても血圧が下がらないという特性があります。

塩分を減らせば血圧が下がるわけではない人に対しては、肥満の解消や有酸素運動、生活習慣病がある場合には改善が求められます。内臓脂肪が多くなると、その脂肪が血管を圧迫して、血管が弾力性をもって収縮しにくくなります。心臓から送り出された血液の勢いを血管の弾力性で受け止めることができなくなるので、どうしても血圧が上昇するようになります。

そんな人は、やせただけで血圧が下がることが多く、内臓脂肪を減らす効果がある有酸素運動がすすめられるのは、運動による効果と内臓脂肪による圧迫の減少の効果もあるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

メディカルダイエットアドバイザーの資格認定講習は、初級、中級、上級の3段階方式を採用していて、初級認定者は中級講習を受講して合格したら、次は上級講習をできるというステップアップ方式になっています。そして、上位資格認定者が下位講習を開催することができる制度としています。つまり、中級資格認定者は初級講習を、上級資格認定者は中級講習を開催できるもので、日本特有の家元制度を見習って考えたものです。

受講をしたあとに、資格認定試験が実施されますが、その内容は講習テキストを読み直さなければならないようにしてあります。講習のときにテキストで学び、試験回答のときに再びテキストを見直すということで、自分で学ぶことを重視した形にしてあります。

初級の講習テキストはA4サイズで80ページなので、講習時間(本部講師が担当する場合)の6時間(1日講習)でも全ページを時間内に学ぶことは可能です。ところが、中級の講習テキストは120ページ、上級の講習テキストは150ページあって、同じ6時間講習では学びきれないほどの内容となっています。

講師の能力と教え方、それに受講者の理解度によって違いはあるものの、時間内で終わらなかったときには、残った部分は通信講習方式で、テキストを読んで学び、その後に回答してもらうようにしています。

もちろん、直接の講習を希望されるときには実施しますが、そのときには交通費と時給だけは用意していただく形にさせてもらっています。

このような繰り返し講習だけでなくて、資格認定者は、本部講師による講習を開催して、そこに同席することで下位講習(中級資格認定者の場合は初級講習)を再度学ぶことができるようにしています。

しかし、下位講習だけでなく、資格認定を受けた講習を再度学びたいという意向は以前からありました。中級資格認定者が中級講習を学び直すということです。そこで、中級資格認定者が開催する初級講習で再度学ぶことに加えて、上級認定者が開催する中級講習にも参加して、中級講習も再度学べるようにしています、

まだ、上級認定者は少ないので、中級資格認定者には開催場所まで出向いてもらわなければならない状態ですが、徐々に上級資格認定者も増やして対応できるように整えていくことにしています。

それまでは、本部講師を派遣して、学びたいことを学んでもらう講習で対処していくこととしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕