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L‐カルニチンが医薬品成分だけでなく食品成分としても使用することができるようになったのは2002年のことです。サプリメントの素材にも使われ、代謝促進の効果が期待されたときに、水を差すような発表がありました。

それはL‐カルニチンをサプリメントとして使っても、脂肪のエネルギー代謝が高まらないという海外の研究報告でした。サプリメントや健康食品に否定的な医師などが、これを示して役に立たないというようなことを盛んに言い出したことがあります。

しかし、それはいつしか終息しました。海外での実験と、日本人を対象にした実験では結果が異なることがわかったからです。海外の研究は欧米人を対象として行われたものです。L‐カルニチンは肉に多く含まれ、中でも羊肉と牛肉に多く含まれます。羊肉のマトンでは100gあたり200mg、牛肉は60mg、豚肉は35mgとなっています。

体内のL‐カルニチンの量のうち、欧米人は肉食から3分の2以上も摂っていて、体内で合成されるのは3分の1ほどとなっています。肉食が多い欧米人は体内に多く蓄積されているので、サプリメントとしてL‐カルニチンを摂っても効果が出にくいのです。それに対して日本人は肉食が少ないので、L‐カルニチンを摂取すると効果が出やすくなります。

肉類には飽和脂肪酸が多く含まれ、飽和脂肪酸は血液をドロドロにして、動脈硬化のリスクを高めることが知られています。欧米人はL‐カルニチンが多いことから、脂肪の代謝がよくて、血液温度が高くなります。体内で発生したエネルギーのうち半分ほどは体温の上昇と維持に使われているからです。血液温度が高いために脂肪が固まりにくくて、飽和脂肪酸が多い割に欧米人は動脈硬化のリスクが低くなっています。

それに比べると日本人はL‐カルニチンが少ないことから血液温度が低めで、欧米人に比べて1℃ほどは低くなっています。血液温度を高めるために肉を多く食べる必要はなくて、L‐カルニチンをサプリメントとして摂ることで対応できるということです。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

予防医学は医師だけでなく、薬剤師も取り組んでいます。機能性食品を研究して、これを予防医学に役立てようと考えた京都大学出身の薬学博士がいます。後に健康分野での講演、テレビ番組出演、書籍の執筆・監修などで有名になった久郷晴彦医学博士です。

その逸話ですが、当時の京都大学の医学部には医学科と薬学科があり、基本を学んだあとに進路を選択するという流れとなっていました(現在は医学部医学科、薬学部薬学科です)。

学生のときに、病気にさせない予防医学を目指したいということを担当教授に伝えたところ、手酷く叱られました。「医者の仕事を減らすつもりか」と。他にも理由はあったようですが、患者が減ると困る医師ではなく、医薬品と食品で患者を減らす薬剤師の道へと歩み始めたとのことです。

医薬品というのは病気になってから使われるもの、という印象があるかもしれませんが、初期段階で使われる医薬品は予防の範疇となります。糖尿病を例として話を進めますが、血糖値が上昇しすぎる糖尿病は血糖降下剤を使うことで改善ができます。糖尿病で亡くなるようなことはないものの、進行すると網膜症、腎症、神経障害が起こります。この3つは三大合併症と呼ばれます。合併症さえ出なければ、糖尿病でなかったのと同様に過ごすことができます。

合併症が起こらないように、初期段階で医薬品を使うことのほかに、食事療法と運動療法も必要になります。これは高血圧症でも脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症)でも同じことがいえます。血圧が高いだけ、中性脂肪値やLDL値が高いだけという段階で対処すれば心疾患(心臓病)や脳血管疾患まで進むことなく、元の状態に戻すことができるわけです。

高血圧症も脂質異常症も食事療法と運動療法が重要ですが、中でも糖尿病は食事療法と運動療法を前提として医薬品が使われるのが大原則です。しかし、実際には食事療法も運動療法もなしに、医薬品が出されることは当たり前のように行われています。

食事療法には栄養学的なことだけでなくて、不足する成分を摂取することも含まれていて、久郷晴彦先生は、そこにアプローチしました。ちなみに久郷先生は、私の義父です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

細胞のエネルギー代謝で不完全燃焼状態になると活性酸素が発生すると前回紹介しました。完全燃焼をすれば活性酸素が発生しないということで、そのために何をすればよいのかという研究が重ねられました。その中で解明されていったのが、脂肪代謝で、それを促進させることができる代謝促進の化合物であるL‐カルニチンの有効性でした。

L‐カルニチンは、必須アミノ酸のリシンとメチオニンから体内で生合成される化合物で、エネルギー産生の小器官であるミトコンドリアに脂肪酸を通過させるときに、脂肪酸と結びついて運ぶ役割をしています。重要な化合物ではあるものの、生合成のピークは20歳代前半で、それを過ぎると合成量も体内の蓄積量も減少していきます。年齢を重ねると代謝が低下していく大きな原因がL‐カルニチンの減少なのです。

ミトコンドリアに取り込まれなかった脂肪酸は、余分なものとして肝臓で中性脂肪に合成されて、脂肪細胞の中に蓄積されていきます。そのために、以前と同じ食事量、同じ運動量であっても体脂肪が増えていくようなことになるわけです。

L‐カルニチンは以前には医薬品成分でしたが、2002年に食薬区分の変更で食品成分としての使用も厚生労働省によって許可されました。それを働きかけたのは国際的な製薬企業のロンザ社の日本法人で、現在ではL‐カルニチンの国内シェアの8割を占めています。国内での普及に努めたのは同社のニュートリション部長であった王堂哲薬学博士で、王堂先生は日本メディカルダイエット支援機構の副理事長も務めています。

L‐カルニチンを摂取することで脂肪酸のエネルギー代謝が高まると同時に、活性酸素の発生を減らすことが20年以上の研究で明らかにされています。

L‐カルニチンは一般にはダイエット成分として認識されていますが、正しくはエネルギー代謝促進成分です。代謝促進によって活性酸素の発生を減らすだけではなくて、細胞で発生したエネルギーは細胞内で活性酸素を消去するときのエネルギーとしても使われます。つまり、L‐カルニチンは重要な抗酸化成分でもあったということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

体重計で測定する時代には体重を測定するだけでした。そこから体脂肪計に進んだときには、体重とともに体脂肪率も測定することができました。そして、今は体組成計となり、体脂肪率だけでなくて、内臓脂肪量、筋肉量、BMI、基礎代謝量、体水分量、体内年齢なども測定することができるようになりました。

BMIはBody Mass Indexの略で、体格指数と略されています。「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で計算することができます。BMIは22を標準としています。日本人のBMIは22のときに生活習慣病が少なく、健康であることから標準値として採用されています。

このように多くの数値が測定できるのですが、いまだに体重の増減に反応して、体重が増えた、減ったということに一喜一憂する人が少なくありません。体重が減るということは、一般には体脂肪が減ることが想定されています。ところが、体内の水分が減って体重が下がることで、体脂肪は減っていなくても、体重が下がることがあります。体内の水分の割合は60%ほどもあり、この水分が減るだけで体重は大きく低下していきます。

体重が減ることだけが目的であれば、水分量が減ることでも喜ぶことができるものの、あくまでダイエットで減らしたいのは体脂肪です。体重の減少とともに、どれくらい体脂肪が減ったのかを知らないことには、体重減少に喜んでばかりもいられなくなります。

水分を減らして体重を減らすと、3〜4kgを減らすのは簡単にできます。その分だけの体脂肪を減らすとなると、体脂肪1kgあたりのエネルギー量は約7200kcalなので、4kgなら2万8800kcalとなります。1日に摂取するエネルギー量が2000kcalだとすると14日以上のエネルギー量になります。こんなにも多くのエネルギーを消費するとしたら、フルマラソン1回分の平均の消費エネルギー量が2400kcalとされているので、1日にフルマラソンを12回しなければならないことになります。

そんなことは不可能なので、水分量の減少によって体重が減ったことは、簡単にわかるかと思います。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

日本には“火の用心”という素晴らしい文化があります。火事になってから消すことに力を注ぐだけではなくて、火事にならないように心がけ、見回りをすることの大切さを日本人は理解しています。江戸時代の町火消しのいろは四十八組(江戸市中)も深川本所十六組も、火事場で活躍するとともに、家事を起こさない火の用心の夜回りを繰り返していました。

ひとたび発生すると町中を焼け尽くすような大火事になって家屋敷ばかりか江戸城の天守閣も焼かれたほどで、さらに多くの命を奪うことにもなる恐れがあるからで、手遅れにならないようにすることこそが重要と考えられていました。

落語に「手遅れ医者」という演目があります。なんでも手遅れにしてしまう医者がいて、屋根から落ちた怪我人に対して手遅れだと言います。落ちて、すぐに連れてきたと言うと、「落ちる前に連れてこないと」と応えるという小噺です。

大事(おおごと)になる前に対処しないといけないということで、予防医学を示唆するような話です。その屋根から落ちる前に対処しようという考え方をするのが、私が付き合ってきた医療系学会の先生方です。それは日本未病学会を創設したメンバーで、2代目の理事長は慶應義塾大学医学部の教授を務めた循環器医でした。

大学病院に若手医師として勤めていたときに対応したのは心臓病の急患で、救急処置で命は救えたものの障害が残り、重度の障害者を増やすだけという結果から、予防医学に目覚めたということです。病院には予防医学という診察分野はなくて、特に予防が重要である高齢者を対象として、老年科、老年内科などを立ち上げた慶應義塾大学病院や東京大学病院の教授などが未病医学を推進させていきました。

その活動を近くで見てきて、また活動の支援をしてきて、これを病院以外でも実施できないかと考えたことが、後の「健康・火の用心」の活動へとつながっていきました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

L‐カルニチンは代謝促進成分として優れたもので、かつては医薬品成分であったものが、食品成分としても使用することが許可されて、今では代謝促進サプリメントの雄となっています。全身の細胞の中にはエネルギー産生の小器官のミトコンドリアがあり、この中に脂肪酸が取り込まれるときにはL‐カルニチンが必要になります。脂肪酸はL‐カルニチンと結びつかないとミトコンドリアの膜を通過することができないからです。

L‐カルニチンは代謝の重要成分であるために、体内でアミノ酸から合成されています。それなら必要がないように思われるかもしれませんが、合成のピークは20歳代前半で、それ以降は年齢を重ねるたびに合成量は減っていきます。それにつれてミトコンドリアへの脂肪酸の取り込みが減り、そのために以前と同じだけの食事で、同じだけの運動を続けていても徐々に太っていくことになるわけです。

サプリメントとして摂取できるなら、これまでの生活を続けたままでL‐カルニチンを補えばよいということになるところですが、代謝を高める運動をある程度はしないと、代謝低下は止められません。ミトコンドリアでエネルギーを作り出すTCA回路の働きを高めるためには、身体を動かすことが必要で、L‐カルニチンを摂っているからと安心して、運動をしない、食事も調整しないということではいけないのです。

しっかりとエネルギー源を摂って、それをエネルギー化するのが正しい方法で、そのエネルギー代謝を高める方法がメディカルダイエットです。エネルギー代謝は運動の時間を増やすだけでなく、運動と食事のタイミング、運動と入浴のタイミング、そして食事と入浴のタイミングによって変化していきます。効果的なエネルギー代謝には、どちらを先にするのがよいのか、それについての教育と情報発信もメディカルダイエットの資格認定講習で中心テーマとして実施しています。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

生活習慣病というと、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与していて、それらが発症の要因となる疾患を指しています。一般には高血圧、糖尿病、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症)などがあげられているものの、日本人の死因の上位を占めている疾患(がん、心疾患、脳血管疾患)も含まれています。

食べすぎや栄養の偏りによる塩分の過剰摂取、糖質や脂質の過剰摂取が主な原因と考えられがちですが、運動や休息の不足も大きな要因となっています。日本メディカルダイエット支援機構はエネルギー代謝に注目した健康づくりに取り組んでいます。エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)の過剰摂取によって摂取エネルギー量が多くなりすぎることで血液中のブドウ糖、中性脂肪、LDLコレステロールが多くなると発症リスクが高くなることから、エネルギーコントロール(摂取エネルギー量の調整)が第一のクリアポイントと考えています。

一般には、そこで終了することもありますが、摂取エネルギー量を減らせば生活習慣病の発症を抑えられるわけではありません。エネルギー源をもとにして全身の細胞の中で作り出されたエネルギーは、細胞の中だけで生化学反応を起こす材料になります。生化学反応によって細胞の成長や代謝、二酸化炭素や老廃物の排出、ホルモンや神経伝達物質などの生成などが行われています。

いかに多くのエネルギーを作り出して、そのエネルギーを効率よく使うかというのが、生活習慣病を予防して、健康を維持・増進するために重要なこととなります。このエネルギーを作り出し、効果的に使うというエネルギー代謝が盛んになることが、生活習慣病を起こさないためには欠かせない条件となります。

エネルギー代謝を盛んにするためには、エネルギー源を充分に摂取して、代謝に必要なビタミン、ミネラルを欠かさないようにして、さらに代謝促進物質を摂ることです。代謝促進物質のL‐カルニチンについては、日本メディカルダイエット支援機構の設立時(2008年)から重要課題として取り組んできたことです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

厚生労働大臣認定運動型健康増進施設は、当時の厚生労働省(旧厚生省)が1988年に国民の健康づくりを推進する目的で、一定の基準を満たしたスポーツクラブやフィットネスクラブを認定する制度です。その実施のために「運動型健康増進施設認定規定」が定められましたが、その認定のための実態調査・指導は日本健康スポーツ連盟が唯一担当しています。

規定は厳しくて、すべての筋肉をトレーニングできる設備があり、施設は安全で衛生的で、実施のためのプログラムがあり、どの時間帯にもプログラムに従って指導できる健康運動指導士が在中していることが求められています。また、健康づくりが目的であることから、生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症など)の患者や予備群の方に指導するときには医師と連携することも義務づけられています。それもあって、今でも全国で330施設ほどが認定されているだけです。

日本健康スポーツ連盟が公益財団法人に移行する時期に同法人の理事を務めていたことから、厚生労働大臣認定運動型健康増進施設で実施されている運動について知ることができました。また、施設内では実施できない運動としてウォーキングやノルディックウォーキングについても研究をしてきました。

というのは、生活習慣病がある方は、医師から運動をするように言われ、無理がかからない運動から始めるように言われることが多いのですが、運動型健康増進施設は筋肉トレーニングが多いことから、あまり効果的な指導ができないこともありました。そこで、生活習慣病があっても継続的に実施できる方法として歩くことによって、期待するような結果が得られる方法への取り組みを始めたのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

L‐カルニチンはアミノ酸類縁体で、以前は医薬品の成分として使われていました。2002年に食薬区分の変更によって食品成分としても使用することが許可されて、サプリメントにも使用されるようになりました。

それを働きかけ、L‐カルニチンを広めるのに力を注いだのはロンザ株式会社です。1987年にスイスアルプスに設立された製薬会社ロンザ(Lonza)の日本法人で、35か国に拠点を構えている一つです。L‐カルニチンのサプリメント素材の国内シェアは80%を占めています。

特定非営利活動法人(NPO法人)日本メディカルダイエット支援機構の王堂哲副理事長はロンザ株式会社の出身(元ニュートリション部長)で、L‐カルニチン研究の第一人者として知られ、複数の大学で代謝科学の講習をしています。その研究成果を、メディカルダイエットの研究と実践に役立てています。

細胞の中にはエネルギー産生の小器官のミトコンドリアがあります。直径は0.5μmほどの小さな器官ですが、1個の細胞に100〜2000個があり、その重量を合わせると全体重の10%ほどにもなります。それだけ重要な器官であり、それだけ多くのエネルギーを作り出さなければ人間は生きていけないということです。

エネルギー源の脂肪酸はミトコンドリアの膜を通過して、エネルギー産生のTCA回路に取り込まれていきますが、ミトコンドリアの膜を通過するときにはL‐カルニチンと結びつく必要があります。エネルギー代謝に欠かせないため、アミノ酸のリシンとメチオニンを前駆体として肝臓や腎臓で合成されています。そして、全身に60兆個以上もある細胞に運ばれていきます。

L‐カルニチンは食品では肉類に多く、中でも羊肉や牛肉に豊富に含まれています。これらの肉類を食べていなくても体内で合成されているので代謝ができなくなるほど不足するわけではないのですが、合成のピークは案外と早くて、20歳代前半となっています。それ以降は年齢が進むほど合成量が減り、体内の蓄積量も減り、以前と同じだけの食事で、同じだけの運動を続けていても徐々に太っていくことになるわけです。

〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

吸い込んだ酸素のうち2〜3%は活性酸素になるとされています。体内で活性酸素を発生させているのは、全身の細胞の中にあるミトコンドリアのTCA回路です。ミトコンドリアはエネルギー産生の小器官ですが、非常に数が多くて、全身のミトコンドリアの重量は体重の10%ほどにもなっています。

TCA回路では、エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)をアセチルCoAという有機化合物に変えます。これを使って、9段階の化学変化を起こして、エネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)を作り出しています。このときには酸素が必要になるのですが、酸素を使って完全燃焼状態になれば活性酸素は発生しません。ところが、不完全燃焼状態になると酸素が活性酸素に変化します。

活性酸素にはタイプがあるのですが、共通しているのは電子のバランスが崩れていることです。通常の酸素はプラス電子とマイナス電子が4つずつあるのですが、活性酸素はマイナス電子が1つ欠けた状態になっています。これでは不安定なので、欠けているマイナス電子を他のところから奪います。マイナス電子を奪ったあとには活性酸素は通常の酸素に戻ることができます。

これによって酸素は元に戻るものの、問題はマイナス電子を奪われたほうで、細胞のマイナス電子が欠けると細胞が破壊されていきます。病原菌などが体内に入ってきたときには、細胞を破壊することができるので、免疫の一つにもなっています。ところが、活性酸素が体内で多く発生しすぎると、自分の細胞を破壊することになります。

活性酸素はマイナス電子を奪いやすいところから先に奪っていく性質があります。その奪いやすいのが、つまり人間の細胞よりも先にマイナス電子を奪うのが抗酸化成分です。

植物に含まれる色素は、紫外線によって内部で発生する活性酸素を消去して、細胞を守る役割があります。紫外線が強い地域で育った植物ほど色素が多くなります。その植物のための抗酸化成分を、人間がいただいて活性酸素を消去させているということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕