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体脂肪を燃焼させるという言い方は、普通にされていることです。体脂肪は脂肪細胞に蓄積されている中性脂肪のことで、内臓脂肪と皮下脂肪を合わせたものです。体内に蓄積されている体脂肪が減るのは、燃えるといったほうがイメージしやすいとしても、実際にどうなのかというと、燃えるようなことはありません。

脂肪を燃やすには相当の温度が必要になります。脂肪よりも、もっと燃えやすい紙であっても発火点は200℃以上(218〜245℃)となっています。発火点というのは、火をつけて燃える温度を指しています。油の燃焼温度は、燃えやすい灯油が255℃、ガソリンが300℃、菜種油が360℃にもなっています。

体内で、そんなにも高温になることがあるのかというと、人間の体温は42℃が限界となっています。これ以上の温度にならないのは、体温計でもわかります。現在の主流の体温計はデジタル式で、何度が限界なのかはわかりません。以前から使われてきた水銀体温計は目盛りが42℃までしかありません。これ以上になると死んでしまうからです。

人間の細胞は42℃以上になると、たんぱく質が変性して、細胞本来の働きが失われます。

これは卵を温めるとたんぱく質の性質が変わって半熟になり、もとの生卵の状態が保たれなくなるのと同じことです。人間の細胞と卵では違うのではないかと思われるかもしれませんが、卵は単細胞で、1個の細胞でできているだけで、同じ特性があります。

体内で脂肪が燃えていないとしたら、何が起こっているのかということですが、エネルギー源の脂肪酸、ブドウ糖、アミノ酸は細胞の中のミトコンドリアに取り込まれ、その中にあるTCA回路で化学的な変化が起こっています。その変化によって発生したエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)がエネルギーを発生させているのです。

この仕組みについては、次回に取り上げます。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

食物繊維の量を比較する野菜としてレタスが使われるきっかけになったのは、食物繊維飲料のファイブミニからだと言われています。大塚製薬のファイブミニにはレタス1.8個分、6000mgの食物繊維が含まれているということがテレビCMで広まってからです。

食物繊維が多く含まれる食品といえば根菜類という印象で、ごぼうの食物繊維は100g当たり6.1gもあります。それに対してレタスの食物繊維は100g当たり1.1gで、キャベツの1.8gと比べても少ないほうです。わざわざ食物繊維が少ないレタスと比較したのは、食物繊維が多い印象を抱かせるためのことです。

その印象がよほど強かったようで、今でもレタスは比較対象に頻繁に使われています。最も食物繊維は多く含まれるのは、実は根菜類ではなくて、こんにゃく粉で79.9gで、それに次ぐのはきくらげ粉の79.5g、てんぐさ粉の79.0gで、これは乾燥した粉であるために水分量が少なくて、食物繊維が多くなっています。板こんにゃくは15.5gで、食べられる状態に加工したり、煮たものは水分が多い分だけ、食物繊維の割合が低くなります。

ひじきは食物繊維が多いものの代表とされていますが、それでも乾燥ひじで51.8gでしかありません。

こういった食品と比べると、ファイブミニの食物繊維が多くなっています(1本100ml当たり6g)が、食物繊維と言われてイメージされるのは不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維は野菜に多く含まれるもので、水に溶けることはありません。水分と一緒に摂っても増えることはありません。ファイブミニに含まれているのは水溶性食物繊維です。そのために、ファイブミニの液体を見ても繊維は確認できません。

レタスに含まれる食物繊維のうち不溶性食物繊維は1.0gで、水溶性食物繊維は0.1gです。そのような割合なので、水溶性食物繊維のファイブミニを不溶性食物繊維が多いレタスと比較することには違和感があります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達栄養学は教育によって広めることを目指しています。非常に対応が細かく、それぞれの子どもの特性、保護者の状態、生活環境などを充分に知って、千差万別の対応をしなければならないので、最もよい方法は個別面談、個別対応となるはずです。そのことは充分に承知していながら、あえて教育講習の方式を採用しています。

個別の状況に応じて、困っていることとして相談を受けたことだけに答えるのは、発達障害児の栄養指導は大変だといっても、不可能ということではありません。栄養学に詳しいだけ、発達障害に詳しいだけということでは対応ができないこともあるでしょうが、その両方を熟知していれば、的確な指導をすることはできます。

しかし、その指導が、いつまで通じるかは、子どもによってわからないことがあります。その例として“ストライクゾーン”という話をしています。通常の野球のストライクゾーンは左右がホームベースの長さとなっています。ルール上は、ボールがホームベースの端に少しでもかかっていればOKです。ストライクゾーンの上は肩とスボンの中間、下は膝頭の下となっています。こちらもボールが少しでもかかっていればよいわけです。

野球のストライクゾーンは上・中・下、左・中・右で9分割されます。その範囲で投げればストライクと判定されます。ところが、発達障害児ではストライクゾーンが狭くて、場合によっては9分の1の範囲でないとストライクとならない、つまりちゃんと反応してくれないことになります。その狭いストライクゾーンも変化をすることがあります。

これは発達障害児に共通することですが、食事の面においても変化が起こって、そのたびに対応を変えなければならないことがあります。その変化に保護者が対応できるようにするためには、しっかりと教育をしておく必要があります。その教育も資格認定式の講習を選択しているのは、ずっと情報を出し続けて、そのたびごとの変化に対して継続支援をすることを考えているからです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

広く健康に関わる記念日について紹介します。

10月4日 徒歩を楽しむ会(宮崎県宮崎市)が徒(10)歩(4)の語呂合わせで「徒歩の日」と制定。月桂冠が糖質ゼロの日本酒の普及のために糖(10)質(4)の語呂合わせで「糖質ゼロの日」と制定。ヤマガタ食品(静岡県沼津市)が1893年10月4日の日刊時事新報にロールキャベツの原型のキャベーヂ巻きが紹介されたことにちなんで「ロールキャベツの日」と制定。カバヤ食品(岡山県岡山市)が清涼菓子ジューCの普及でジュー(10)C(4)の語呂合わせで「ジューCの日」と制定。毎月4日は「みたらしだんごの日」(山崎製パン)。

10月5日 ヨコオデイリーフーズ(群馬県甘楽町)が田楽みそおでんにみそだれをつけて販売した1994年10月5日にちなんで「みそおでんの日」と制定。ケベック・メープルシロップ生産者協会がカナダ産のメープルシロップの普及のためにメープルの葉が赤く色づく10月と葉が人の手で数字の5を示す形に似ていることから「カナダ・メープルの日」と制定。毎月5日は「みたらしだんごの日」(山崎製パン)。

10月6日 日本チェーンドラッグストア協会が登(10)録(6)の語呂合わせで「登録販売者の日」と制定。入浴施設メディカル(医療)スパ(温泉)トロン(放射性元素)を運営するヘルシーピープル(東京都北区)がト(10)ロ(6)ンの語呂合わせで「メディカルスパトロンの日」と制定。オリバーソース(兵庫県神戸市)が、ど(10)ろ(6)の語呂合わせで「どろソースの日」と制定。でん六(山形県山形市)が、でん=テン(10)六(6)の語呂合わせで「でん六の日」と制定。毎月6日は「メロンの日」(全国メロンサミットinほこた開催実行委員会)、「手巻きロールケーキの日」(モンテール)、「手巻きロールの日」(モンテール)。

10月7日 大人のダイエット研究所(東京都渋谷区)が、おと(10)な(7)の語呂合わせで「大人のダイエットの日」と制定。ネスレ日本が大人の前向きの一歩を讃える日として、おと(10)な(7)の語呂合わせで「キットカットのオトナの日」と制定。ビオフェルミン製薬が重要な(10)おなか(07)の語呂合わせで「おなかを大切にする日」と制定。毎月7日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)。

10月8日 糖尿病治療研究会が血糖値の適正管理を目的として糖(10)をは(8)かるの語呂合わせから「糖をはかる日」と制定。日本歯科技工士会が、入れ(10)歯(8)の語呂合わせから「入れ歯感謝デー(歯科技工の日)」と制定。髪型をチェックすることで気分を高めることと、理容師の技術と接客力を高めることを目的として頭(10)髪(8)の語呂合わせで「頭髪の日」と制定。東京都麺類生活衛生同業組合が十はそ、八はばと読めることから「そばの日」と制定。ニチレイフーズが米を分解すると十と八になり、10月は新米の時期、醤油の香ばしさがじゅ(10)わっとパチパチ(8)とした歯触りの焼きおにぎりの語呂合わせで「焼きおにぎりの日」と制定。林原(岡山県岡山市)がト(10)レ(0)ハ(8)の語呂合わせで「トレハロースの日」と制定。紅葉屋本舗(和歌山県串本町)が食欲の秋の10月と縁起のよい言葉の八福、いと(10)おいしいよう(8)かんの語呂合わせで「ようかんの日」と制定。宮城県亘理町が10月は阿武隈川の鮭漁の解禁時期で、は(8)らこの語呂合わせで「はらこめしの日」と制定。グレープストーン(東京都中央区)が木の文字が十と八の組み合わせでできていることから「シュガーバターの木の日」と制定。東ハトが東(10)ハ(8)トの語呂合わせで「東ハトの日」と制定。サントリースピリッツが角瓶が発売された1937年10月8日にちなんで「角ハイボールの日」と制定。毎月8日は「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)。

10月9日 睡眠栄養指導士協会が、じゅ(10)く(9)の語呂合わせで「熟睡の日」と制定。糖尿病とこころ研究会が糖(10)尿病とここ(9)ろの語呂合わせで「糖尿病とこころの日」と制定。シブヤ散歩会議がテクテクのテ(10)ク(9)の語呂合わせで「散歩の日」と制定。トクホの日推進委員会が特定保健用食品はト(10)ク(9)ホの語呂合わせで「トクホの日」と制定。益野製菓(宮城県石巻市)が、と(10)ろけるクッ(9)キーの語呂合わせで「とろけるクッキーの日」と制定。全日本マカロン協会がマカロンを立てると1に、置いて上から見ると0に見えることから10月、吉兆のシンボルの勾玉の形から9日で「マカロンの日」と制定。仙台牛銘柄推進協議会と全国農業組合連合会宮城県本部が1009がセンキューとなり、仙台牛がセンギューとなる語呂合わせで「仙台牛の日」と制定。牛心(大阪府大阪市)が、じゅ(10)く(9)せいの語呂合わせで「熟成肉の日」と制定。フルタフーズ(富山県富山市)がドッ(10)ク(9)の語呂合わせで「アメリカンドックの日」と制定。道南食品(北海道函館市)が明治サイコロキャラメルが発売された1927年10月9日にちなんで「サイコロキャラメルの日」と制定。毎月9日は「クレープの日」(モンテール)。

10月10日 全国トマト工業会がト(10)マト(10)の語呂合わせで「トマトの日」と制定。JA全農おかやまが10月はトマトのおいしさが増す時期で、ト(10)マト(10)の語呂合わせで「岡山県産桃太郎トマトの日」と制定。日本転倒予防学会が転(10)倒(10)の語呂合わせで「転倒予防の日」と制定。スポーツで汗をかいたあとの入浴が健康増進につながるということでセントウ(1010)の語呂合わせで「銭湯の日」と制定。鼓月(京都府京都市)が創業が1945年10月で、せんじゅが1010になることから「千寿せんべいの日」と制定。紀文が、いい(1)お(0)でん(10)の語呂合わせで「紀文・いいおでんの日」と制定。デリア食品(東京都調布市)が北海道産じゃがいもの収穫時期の10月、ポテト=PoTaToのTaToが1010をイメージさせることから「ポテトサラダの日」と制定。日本冷凍めん協会が10月の0(冷)と10日の凍の語呂合わせで「冷凍めんの日」と制定。全国餅工業協同組合が角もちと丸もちがならぶと1010に見えることから「おもちの日」と制定。全日本寝具寝装品協会が10が2つで、ふ(2)とん(10)の語呂合わせで「ふとんの日」と制定。オタフクソースが、鉄板のジュー(10)ジュー(10)から「お好み焼きの日」と制定。千鳥饅頭総本舗(福岡県福岡市)がチロリアンが縦から見ると1に、横から見ると0に見えることから10が並ぶ日を「チロリアンの日」と制定。井村屋グループが小豆などの農産物の収穫時期の10月、やわもちアイスの容器を横にしたアイスとあんを1に、丸いおもちを0に見立てて「やわもちアイスの日」と制定。阿部善商店(宮城県塩釜市)が、ちくわぶの棒状の形と穴があいていることを10に見立てて「ちくわぶの日」と制定。大関(兵庫県西宮市)がワンカップが誕生した1964年10月10日(東京オリンピック開会式の日)を「ワンカップの日」と制定。毎月10日は「糖化の日」(AGE測定推進協会)、「パンケーキの日」(日本ハム)、「コッペパンの日」(全日本丸十パン商工業協同組合)、「アメリカンフライドポテトの日」(米国ポテト協会)。

半身浴は、ダイエットのために実施する入浴法で、特に努力をすることなしに、体脂肪を減らすことができるということで、一般のダイエット目的から、スポーツ選手の体重管理、生活習慣病対策の体脂肪管理まで、さまざまなシーンで使われています。

スポーツ選手や生活習慣病改善のために半身浴を行っている人から、よく聞かれることに「寒くて半身浴が続かない」という言葉があります。寒さを感じるために、体脂肪を減らす効果があると言われていても、なかなか続かないという人が多くいます。

半身浴を定義するなら、ヘソから下をお湯に浸けて入浴するということになるのですが、寒さを感じてしまったら、これは半身浴と言うことはできません。実際の半身浴は、半身(ヘソから下)をお湯に浸けていても、全身浴と同じ効果が得られることを指しています。

全身浴は、単に全身(肩まで)をお湯に浸けるだけではなくて、その温度が重要になります。その温度というのは42℃以上の温度で、これは自律神経の交感神経の働きを盛んにする温度帯です。この温度で全身浴をすると、10分間で100kcalほどの消費エネルギーがあるのですが、全身浴を続けていると脳が温まってしまい、いわゆる“のぼせ”になります。

のぼせとは、顔面が熱くなって頭に血がのぼるような状態になることですが、脳が温まりすぎて脳に運ばれる酸素量が少なくなります。そのために、ふらついてしまうことを指しています。

このようなことが起こらないようにしながらも、温浴効果を得るために行うのが半身浴で、脳が温まらないようにすることで、長く入浴し続けることができます。長く入浴していると徐々にお湯の温度が下がってきて、体温も下がってきます。消費エネルギーが高まるのは42℃以上の温度での入浴をしているときであって、その温度がキープされていることが重要です。

追い炊きによって温度を調整できるタイプの浴室なら、再び全身浴をして体温を上昇させてから、また半身浴をします。そうでないタイプでは、お湯を足すか、シャワーで温度を42℃以上にして半身浴を続けるようにします。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

ダイエットの基本は食事による摂取エネルギー量を減らして、運動による消費エネルギー量を増やすことだと一般には認識されています。食べる量を減らして、運動をすればダイエットできる(やせられる)と考えられているようですが、これまでの食事を変えずに、生活パターンを変えるだけでも体脂肪を減らすことができます。その手法をメディカルダイエット講習で伝えています。

食事を減らして、エネルギー源(糖質と脂質)だけが減るならよいのですが、食べ物の中には代謝を促進するために欠かせないビタミン、ミネラル、代謝促進成分も含まれています。それが減ってしまったために代謝が低下して、かえってやせにくくなるというのは普通にみられることです。

それが何であるのか、どのように代謝に関わっているのかという仕組みがわかれば、効率よく栄養摂取をすることができるようになります。その仕組みと摂取すべき栄養素、そして摂取のタイミングを知って実践することが重要になります。せっかく栄養素を摂取しているのに、摂取のタイミングが違っているために、食事療法や運動療法の効果が充分に得られないという例も少なくないのです。

「ダイエットと書いて我慢と読む」と言われることがあります。これは食べたいものを我慢する、太りやすい脂肪と糖が多い食べ物を避けるというのがダイエットのイメージにもなっています。なぜ太りやすいのかというと、脂肪は1gあたり約9kcalと糖やたんぱく質の約4kcalと比べると2倍以上のエネルギー量があるからです。また、糖(ブドウ糖)は血糖値を上昇させて、肝臓での脂肪合成を進める作用があるからです。

それだけのエネルギー量がある脂肪が増えるということは、代謝を高めることができれば大きくエネルギーを発生させて、このエネルギーが身体を作り、健康を維持するために多く使うことができるということです。そして、食事を減らさずにエネルギー代謝を高めて、体脂肪を減らすことで、健康の維持と増進ができるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

サプリメント・健康食品は、法律上では食品です。効能効果を述べることができるのは医薬品ですが、食品であっても特定保健用食品、機能性表示食品として認められると、機能性の一部を述べて販売することができます。その一部の機能というのは血糖値や血圧が下がるといったことであって、病気の予防、診断、治療に使えるような表現をすることは許可されていません。

ここでいう表現というのは販売にあたってのことで、純然たる研究の結果や、表現の自由の範疇の出版などでは有効性があることを伝えることはできます。その法律に私が関わることになったのは、厚生労働省が「保健機能食品等のアドバイザリースタッフの養成に関する基本的考えについて」という通知を出したときです。

この検討の委員の一角を占めていたこともあって、各団体がアドバイザリースタッフ制度を立ち上げるときにアドバイスを求められました。そして、制度の一つのNR(国立健康・栄養研究所認定)が始まったときに、サプリメント・健康食品を規制する法規の講師の依頼を受けました。

規制は、ただ表現が法律に合っているかというだけでなくて、表現されたことが実際の機能性を超えるものではないことも重視されます。ということで、実際の素材の機能、サプリメント・健康食品としての機能について知らないことには、画一的に表現の○×、セーフ・アウトを判断することはできません。

そこで、法律講習や雑誌の取材で知り合った会社にインタビューさせてもらい、徹底的に研究をさせてもらいました。そのときには関連法規を指導する立場、取材して伝えるジャーナリストとしての立場を有効に活用させてもらいました。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

運動をして身体が温まってくるのは、体内で脂肪が燃焼しているわけではなくても、代謝が高まってきた結果です。前回で触れたことですが、細胞の中にあるミトコンドリアのTCA回路で生化学反応が起こることによって、エネルギー物質のATPが発生しています。

その過程では多くの種類のビタミンが必要であり、多くの酵素が働く必要があります。酵素を働かせるためには補酵素が必要で、その補酵素の役割をしているのが複数のミネラル(鉄、銅、亜鉛、マグネシウムなど)です。

酵素が働くためには温度が必要で、ある程度の温度になることで酵素の活性度が高まり、代謝も高まっていきます。運動をして筋肉が温まり、身体が全体的に温まってくるのは酵素の働きがよくなって、代謝が進んできている証拠といえます。

酵素は温まればよいというわけではなくて、酵素の種類によっては温度に差はあるものの、ほとんどは37℃前後の温度帯で活性が高まります。そして、38℃を超えると酵素の活性は低下してきます。運動によって身体が温まると代謝が高まり、高まりすぎると代謝が低下するということで、身体が温まると汗が出てきます。汗による気化熱で皮膚から放熱をして体温が下がるようになります。

ところが、汗をかくのは代謝が高まっている証拠だと思って、汗を多くかくために身体を温まったままにしようとする人がいます。その特徴的な例がサウナスーツで、ボクサーはサウナスーツで汗を多くかくようにしています。これは体内の水分を減らして体重を減らすためです。

汗が出て体重が下がるとしても、汗が出続けるような状態は全身の細胞が温まりすぎて、脂肪の代謝は低下しています。運動によって減らしたいのは体脂肪です。汗をかき続けるのは代謝が低下するということがわかれば、汗が出るまでは上着を着ていても、汗が出てからは上着を脱ぐか、前をはだけで体温が上がりすぎないようにするのが効果的な方法だということがわかります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

特定非営利活動法人(NPO法人)日本メディカルダイエット支援機構が認定するメディカルダイエットアドバイザーの中級認定者が、新たに講習・認定ができる制度は、メディカルダイエットアドバイザーの初級講習を始める段階から公言してきました。

メディカルダイエットアドバイザーは初級、中級、上級の3段階方式を採用していて、上位資格者が下位の講習を開催することができる制度となっています。その方式であることから、ただ学ぶだけでなく、学んだ人が主体となって講習事業を実施できる制度であることがわかって、教える側の立場で学ぶという真剣な講習を実施することができました。

また、私たちが用意した資格認定だけでなくて、新たに講習を構築して、その主催者となって講習ビジネスを実施できる仕組みにもしました。その第一号となるのは「ダイエットデザイナー講習」で、メディカルダイエットアドバイザーが講師として教えることができるように、徹底して講師養成を行っています。講師が充分に理解して、自信をもって講習を進められるように、講習テキストの案を作り、本人の要望を取り入れながら、教えやすく、学びやすい内容としています。

講師として自立して講習ができる実力がついたからといって、突き放すようなことはありません。実際の講習では想定していないことが起こることもあります。そんなことがあっても動じないようにするためには、絶対に大丈夫と本人も周囲も納得できるまでは、日本メディカルダイエット支援機構の講師が講習に立ち合って、見守り、場合によっては部分的にサポートもします。

講師養成講習のテキストは、“あんちょこ”(安直)と教育業界で呼ばれる講師専用のテキストを作っています。これは左ページに受講生用のテキストがあり、右ページに講師のためのアドバイスが掲載されているものです。それをアレンジしたダイエットデザイナー専用の講師テキストを作り上げました。これがあれば独立して安心して講習ができるという内容です。

さらに、数多くの受講生がいるときのことを考えて(希望して)、パワーポイントを作成して、画像を説明しながら進められるようにもしました。パワーポイントでの説明は見やすくても、メモをしている時間もないということがあります。それを配慮して、その内容と同様の受講者用の講習テキストを渡すようにしています。これがあれば、安心して画面に向かい、意味がわかるようになる、という思いのもとに制作をしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

血糖値が上昇すると膵臓からインスリンが多く分泌されます。インスリンは血液中のブドウ糖を細胞に取り込ませるホルモンとして知られています。ちなみに、血糖は血液中のブドウ糖のことで、ブドウ糖以外の糖(果糖や乳糖など)が血液中で増えても血糖値が上昇しないのは当たり前のことです。

糖質は胃で消化されるまでの時間が短くて、ブドウ糖に分解されてからも素早く吸収されます。そして、血液中のブドウ糖が多くなるとインスリンが分泌されて細胞、中でも骨格筋に多くのブドウ糖が吸収されます。そして、ブドウ糖が細胞内ですぐにエネルギー化されます。

このブドウ糖によって細胞内で発生したエネルギーは、いわば導火線のようなものです。ブドウ糖が変化して発生したエネルギーを使って、細胞の中では次に取り込まれた脂肪酸をエネルギー化しています。同じ重量でもブドウ糖と脂肪酸では2倍以上(2.25倍)のエネルギー量の違いがあります。1gあたりではブドウ糖は約4kcalなのに対して、ブドウ糖は約9kcalのエネルギー量となっています。

エネルギー量が多ければ、それだけ多くのエネルギー代謝が起こり、そして細胞の生化学反応が進みやすくなります。細胞を正常に働かせるためには、ブドウ糖が必要になるということです。

ブドウ糖があることによって、脂肪のエネルギー代謝が進むということは、ダイエットにとってはプラス効果があるということですが、ブドウ糖が多くなりすぎると、インスリンが多く分泌されすぎることになります。細胞へのブドウ糖の取り込みということでは分泌量が多くても問題はないのですが、インスリンには肝臓での脂肪酸の合成を進める作用もあります。

血液中で多くなりすぎたブドウ糖は、肝臓で脂肪酸になり、脂肪酸が3個結びついた中性脂肪となって血液中に放出されます。インスリンには血液中の中性脂肪を脂肪細胞の中に取り込ませる作用もあるため、結果として太ることになります。このことが、甘いものを食べすぎると太る理由となっています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)