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5.資格認定者支援

 資格認定者には、継続教育とともに普及に尽力できる知識付与と特典を与えます。

1)下位資格認定講習開催
 上位資格認定者は下位資格認定講習を開催することができます。
 〔中級〕シニアマイスター → 〔初級〕ジュニアマイスター
 〔上級〕エキスパート   → 〔中級〕シニアマイスター
 ※座学講習運営・講師では受講料の半額を提供

2)講習優遇
 普及を進めるため、初期段階では3人以上で〔中級〕シニアマイスターを受講する場合には、〔初級〕ジュニアマイスター認定講習を同時に実施し、受講料金は〔中級〕シニアマイスター認定講習の受講料のみで実施します。
 座学講習時間の延長もしくは通信講習時間の延長で対応します。

3)講習開催支援
 上級資格認定者が下位資格認定講習を開催する場合には、必要な関連資料・テキストなどを提供し、運営を支援します。〔上級〕エキスパートが〔中級〕シニアマイスター認定講習を通信講習で実施する場合には、募集以外の運営は本部が担当します。この場合は〔上級〕エキスパートには運営費(募集費)として1人につき5,000円を提供します。

4)情報提供
 メディカルダイエットアドバイザーは定期的に指導に必要な情報が取得できます。健康に関わる情報は常に更新されており、古い情報は間違いともなることがあるだけに、資格認定者には更新情報を定期的に提供し、社会の要請に応じた人材として健康づくり運動の普及に取り組んでいけるよう支援し続けます。

5)メディカルダイエット実践指導
 メディカルダイエットアドバイザーの各資格認定者に対して、メディカルダイエットの実践の運動の機会として、インターバルウォーキングの指導会をグループごとに実施します。インターバルウォーキングは速歩と普通歩行を交互に繰り返すウォーキングで、短時間でも効果が得られる方法です。それぞれの体質や目標に合った方法を身につけて、継続して効果を実感することを目指しています。

4.講習内容

〔初級〕メディカルダイエットアドバイザー資格認定講習
認定資格 メディカルダイエットアドバイザー〔初級〕ジュニアマイスター
認定団体 特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構
講習講師 メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスター
講習趣意 一般に対してメディカルダイエットの実践知識が身につけられる講習を実施。
講習方式 座学による資格認定講習及び通信講習修了後、資格認定試験を実施
講習時間 座学6時間〔1〜3日講習〕(通信講習は5時間相当)
講習内容 メディカルダイエットの基礎知識
     栄養代謝と運動代謝の基礎知識
     食品摂取の組み合わせとダイエット
     肥満遺伝子とダイエット
     食生活調査票によるダイエット
講習教材 〔初級〕ジュニアマイスター資格認定講習テキスト
認定試験 二者択一30問試験(合格点:100点満点中70点以上)
     試験問題を持ち帰り。設問回答・レポートの提出により審査実施
     ※合格者には試験結果と認定証を送付
     (不合格の場合には再試験を実施)
更新方式 認定資格の更新には、情報メールによる継続講習のほか、更新試験が必須
受講料金 10,000円(税別)
     〔内訳〕受講料5,000円
         (運営2,500円/講師2,500円)
         試験料1,000円
         認定料2,000円(審査料・登録料含む)
         教材料2,000円
再試験料 2,000円(税別)
更新試験 3年ごとに認定更新

〔中級〕メディカルダイエットアドバイザー資格認定講習
認定資格 メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスター
認定団体 特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構
講習講師 メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕/認定本部講師
講習趣意 広くメディカルダイエットの実践知識が身につけられる講習を実施。
講習方式 座学による資格認定講習及び通信講習修了後、資格認定試験を実施
講習時間 座学6時間〔1〜3日講習〕(通信講習は5時間相当)
     ※通信講習のみは15時間相当
講習内容 メディカルダイエットの中級知識
     タイミングダイエット実践法
     自律神経調整
     デトックスとダイエット
     ダイエットサプリメントの理解
     ダイエットのための食生活指導
講習教材 〔中級〕シニアマイスター資格認定講習テキスト
認定試験 二者択一30問試験(合格点:100点満点中80点以上)
     試験問題を持ち帰り。設問回答・レポートの提出により審査実施
     ※合格者には試験結果と認定証を送付
     (不合格の場合には再試験を実施)
更新方式 認定資格の更新には、情報メールによる継続講習のほか、更新試験が必須
受講料金 20,000円(税別)
     〔内訳〕受講料10,000円
         (運営5,000円/講師5,000円)
         試験料2,000円
         認定料4,000円(審査料・登録料含む)
         教材料4,000円
再試験料 3,000円(税別)
更新試験 3年ごとに認定更新

〔上級〕メディカルダイエットアドバイザー資格認定講習
認定資格 メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパート
認定団体 特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構
講習講師 認定本部講師
講習趣意 メディカルダイエット指導の実践知識が身につけられる座学講習を実施。
講習方式 座学による資格認定講習及び通信講習修了後、資格認定試験を実施
講習時間 座学6時間〔1〜3日講習〕(通信講習は5時間相当)
講習内容 日本人の体質とダイエット
     生活習慣病対策の知識
     ダイエットウォーキング
     活性酸素対策
     サプリメントの法律知識
講習教材 〔上級〕エキスパート資格認定講習テキスト、サブテキスト
認定試験 二者択一30問試験(合格点:100点満点中90点以上)
     試験問題を持ち帰り。設問回答・レポートの提出により審査実施
     ※合格者には試験結果と認定証を送付
     (不合格の場合には再試験を実施)
更新方式 認定資格の更新には、情報メールによる継続講習のほか、更新試験が必須
受講料金 40,000円(税別)
     〔内訳〕受講料20,000円
         (運営10,000円/講師10,000円)
         試験料4,000円
         認定料8,000円(審査料・登録料含む)
         教材料8,000円
再試験料 4,000円(税別)
更新試験 3年ごとに認定更新

3.資格認定事業

◎資格認定体制
 メディカルダイエットアドバイザーの資格認定は3段階方式を採用し、上級資格のメディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパート資格認定者はメディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスター認定講習(通信講習、座学講習)を実施して、収益を得ながら普及に取り組める教育システムを採用しています。また、メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスターは各地域においてメディカルダイエットアドバイザー〔初級〕ジュニアマイスターの認定講習を開催して普及を加速させる講習システムとしています。
 メディカルダイエットアドバイザー〔初級〕ジュニアマイスターは、メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスターの認定講習を受講して、試験に合格することによってメディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスターとなることができます。
 メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスターは、メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートの認定講習を受講して、試験に合格することによってメディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートとなることができます。
 メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートの認定講習の講師は、認定本部講師が担当します。メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートは推薦によって、認定本部講師として活躍することができます。
 広範囲の教育であることから座学講習に加えて、その一部は通信教育システムを用いた自宅における講習によって知識を充実させる内容としています。また、メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスター認定講習は地域の実情に合わせて、通信講習での教育を実施する場合もあります。
 教育や健康に関わる情報は常に変化するものであり、最新情報に更新するために定期的(月2回予定)にメールや情報紙による情報発信を行います。これによって、常に最新情報を基にして的確な教育・指導のサポートを継続的に実施していきます。

◎講習概要
 メディカルダイエットアドバイザー認定講習は、日本メディカルダイエット支援機構のメディカルダイエットアドバイザー認定委員会の指導のもとに実施されます。
 メディカルダイエットアドバイザーの資格認定講習は、メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートが講師としてメディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスター認定講習受講者の講習を実施します。また、各地の事情に合わせてメディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートが募集をして、通信講習によって認定講習を実施することを認めています。
 資格認定者による講習開催は義務ではなく、メディカルダイエットアドバイザー認定講習を開催し、実際の講習は日本メディカルダイエット支援機構の認定本部講師が実施することも可能としています。また、複数の資格認定者が協力して認定講習を開催することもできます。講師としての講習も受講者を募集しての開催も、ともに受講料より実費を差し引いた分を得ることができます。
 メディカルダイエットアドバイザー資格認定講習の内容は生理学、代謝科学、栄養学、サプリメント科学、運動科学などを中心として、メディカルダイエットアドバイザー〔中級〕シニアマイスター講習では医科学に基づいた食事と運動のタイミングによるメディカルダイエットなど、メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパート講習では日本人の体質、生活習慣病など広範囲の知識教育を実施します。
 広範囲の教育であることから座学に加えて、その一部は通信教育システムを用いた自宅における講習によって知識を充実させる内容としています。
 講習内容の熟知度を確認する試験が実施され、合格者は日本メディカルダイエット支援機構が認定し、認定証が与えられます。一定のレベルに達していなかった場合には、再試験が実施されます。資格認定の有効期限は3年間とし、有効期限内に更新教育を受講し、更新試験に合格した方には、次の3年間の資格認定が行われます。
 試験問題は講習会場で講習後に渡し、自宅などで解答し、認定事務局に郵送する持ち帰り式の試験方法を採用しています。試験内容は二者択一式の設問と、レポートによる筆記試験となっています。
 また、メディカルダイエットアドバイザー〔上級〕エキスパートは講師養成講習を受講し、認定試験問題に合格した方は本部講師として認定し、メディカルダイエットエキスパートの認定講習を開催することができる権利を与えることとしています。
 資格認定方式の講習を実施するのは、継続した情報発信によって、正しい健康情報を正しく伝えていくためです。健康に関わる情報は更新が早く、古い情報は間違いとなって、健康づくりにマイナスとなることがあります。そのため、日本メディカルダイエット支援機構では常に更新情報を提供し続けます。

2.活動背景

 日本人の食事摂取量は減少しているにも関わらず、太っている人は増え、検査数値に異常を抱える人も生活習慣病になっている人も増え続けています。現在の摂取エネルギー量は男女平均でも終戦直後を下回っており、食うや食わずの時代よりも食べる量が減っています。それにも関わらず太っている人が増えたのは運動不足だけではなく、食べている内容と食べ方に問題があることがわかっています。
 メディカルダイエットは、食事と運動のタイミングによって、食事量と運動量が同じであっても、体脂肪を効果的に減らすことができる一方で、オーダーによっては逆に体脂肪を増やして筋肉を減らさないこともできます。この一見すると矛盾するようなことを無理なく無駄なく実施できるのは、生理学に基づいた日本人の体質に合ったダイエット指導の研究の積み重ねがあるからです。
 しかし、その研究成果が一般にまで広まっていない状況があり、そのために間違ったダイエット法が伝わり、努力のわりには成果が得られていない人が多いのも事実です。このような不幸なことが起こらないようにするためには、正しいダイエット法を学ぶと同時に、それぞれのダイエット希望者の体質や性格に合った方法を伝え、実感してもらえるようにすることです。そのための方法は、日本メディカルダイエット支援機構のオリジナルテキストに盛り込んでいます。
 日本メディカルダイエット支援機構の理事長は、一般社団法人日本臨床栄養学会、一般社団法人日本臨床栄養協会、一般社団法人日本未病学会などを通じて医学と栄養の人脈を構築してきました。
 また、公益財団法人日本健康スポーツ連盟の理事として、健康運動指導士の更新教育を担当してきました。日本健康スポーツ連盟の理事長であった玉利齊先生は各健康関連団体の役員であり、その人脈である公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟、一般社団法人日本市民スポーツ連盟、特定非営利活動法人日本ワールドゲームズ協会、特定非営利活動法人医療機関支援機構などの人脈とも交流を重ね、運動科学の研究を進めてきました。
 日本メディカルダイエット支援機構は、これまでの人脈と研究成果をダイエットSNS最大の「ダイエットクラブ」(運営:株式会社イード)との連携で、ダイエットコンテンツ241本を提供しており、これを活用した情報発信も行っています。
 また、健康情報メール(毎週1回発信)を2008年4月から11年9か月に渡って続けており、健康関連の情報収集とともに、情報発信先の専門家(医師、研究者、団体役員、メディア関係者など)との連携も構築し続けています。
 メディカルダイエットに関わる情報は、常に更新されるものであり、資格認定後にも継続して情報発信を続け、最新情報をもってメディカルダイエット講習と情報発信を続けられる支援体制も整えています。

1.活動趣意

 特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構は、生活習慣病対策のための医学、生理学、栄養学、薬学、運動科学、食品学、サプリメント科学などの科学的な研究に裏付けられたEBM(Evidence Based Medicine)に基づくメディカルダイエットについて研究を進め、健康づくり団体・健康スポーツ団体などを通じて、広く健康づくりに取り組む方々に向けて情報発信に取り組んできました。
 また、専門家向けに資格認定講習も実施してきましたが、正しいダイエット情報を正しく伝えるために必要な人脈との連携が深まったことから、メディカルダイエットの専門家を育成するメディカルダイエットアドバイザー資格認定を実施します。
 日本メディカルダイエット支援機構は、2008年に内閣府によって特定非営利活動法人として認証され、栄養と運動を組み合わせた医科学に基づいたダイエット法による生活習慣病対策の研究と教育を実施してきました。
 特定非営利活動法人はNPO法人との略称でも呼ばれますが、これはNon Profit Organizationの略で、営利を目的とせずに公益的な市民活動を行う民間団体を意味しています。NPO法人には一般には収益事業が認められていますが、日本メディカルダイエット支援機構は公益活動100%の法人で、教育と情報発信のみが公益活動として認められています。その条件を受け入れることで、「メディカルダイエット」を冠した資格認定を実施できる唯一の団体として認められました。
 メディカルダイエットアドバイザーは、現状のエビデンスを元に教育を実施するだけでなく、得た知識を多くの方々に広め、健康づくりに役立てることを目指した情報発信を組み合わせています。資格認定は卒業試験という認識ではなく、今後学んでいく力を確認するための入学試験の位置付けであり、認定後に更新していくことを重要視しています。メディカルダイエットは生理学を駆使したものであるために、広範なオリジナルテキストを使用して、これを理解した方々がそれぞれの活動の場において裏付けのある情報を自信を持って伝え、提供する支援になることを目指しています。
 メディカルダイエットアドバイザー資格認定者が事業活動として健康教育に努め、資格認定者が教育担当者として資格認定講習を実施することができる3段階方式(初級、中級、上級)の教育体制を採用しています。
 上位資格を取得すると下位の資格認定講習を開催することができるもので、上級資格認定者は中級資格認定講習を座学講習もしくは通信講習を開催して、受講料の一部を得ることができます。また、中級資格認定者は初級資格認定講習を座学講習で開催して、受講料の一部を得ることによって普及を進めていくことができる教育体制となっています。
 本資格認定制度の趣意を理解していただき、同じ目的を持ったメディカルダイエットアドバイザーとして一緒に活動できることを望んでおります。

“8020運動”という厚生労働省の健康づくり運動があります。運動といっても、身体を動かすほうの運動ではなくて、みんなで行動を起こすほうの運動です。これは1989年に当時の厚生省と日本医師会が一緒になって始めたもので、「80歳になっても20本の以上の自分の歯を保とう」というスローガンが掲げられました。
永久歯は親知らずを含めて32本がありますが、このうち20本以上の歯があれば食生活に問題なく、生涯にわたって自分の歯で食べることができて、健康も保てるということが示されています。20本以上の歯があれば咀嚼も充分にできて、消化も吸収もよくなるということですが、1989年の平準寿命は男性が75.91歳、女性が81.77歳で、80歳というのは健康状態が高い人の年齢と考えられていました。
実際に、どれくらいの人が8020運動を達成できているのかというと、開始当初は7%ほど(残存本数では4〜5本)でした。厚生労働省は2005年に「歯科疾患実態調査」を実施していますが、そのときの結果は80〜84歳で21.1%、85歳以上では8.3%と達成率が上がりました。
そこで厚生労働省は国民的な健康づくり運動の「健康日本21」で8020運動の達成率を20%の目標を掲げましたが、2007年の中間報告では25%の達成率となっていました。さらに2017年の「歯科疾患実態調査」では51.2%にもなっていました。
20本の歯があれば80歳までは生きられるという意味ではないのですが、8020運動には歯の本数が多いほど行動的になり、それが健康づくりに役立つとの考えもあります。美味しいものを食べに外出する、外出して友人などと会うという行動が身体の健康にも脳の健康にもプラスに働くということです。
噛むことは脳の刺激にもなり、歯が失われるほど認知症になりやすいことは以前から指摘されていました。神奈川歯科大学の研究では歯が20本以下の人は20本以上の人に比べて1.9倍も認知症リスクが高いことが報告されています。
脳の健康寿命を延ばすためには、歯の健康も重要だということがわかります。

感覚過敏の視覚過敏が疑われる状態であっても、アーレンシンドローム(Hren Syndrome)であることが少なくありません。アーレンシンドロームは視覚の過敏症と呼ばれていて、視覚と過敏の用語が使われているものの、まったく異なるもので、光の一部に対する感受性が高いために起こっています。これとは逆に、光の一部に対する感受性が低いために色が見えなくなっているのが色盲や色弱となります。
光は3原色から構成されていて、青い光を感じやすい人、緑の光を感じやすい人、赤い色を感じやすい人がいます。中には2つの色、すべての光を感じやすい人もいます。光の違いは波長の長さによるもので、一定の光に対する感受性が高くなると見えにくくなります。
そのために見えるはずがない紫外線を見ることができたり、蛍光灯の光が波のように揺れて見える、光がチラチラして見えるということもあります。他の人には何も見えない、何も感じないものであっても、余計なものが見えるために疲れやすく、それが原因で体調を崩すことにもなります。眩しく見えることから頭痛や吐き気を起こすこともあります。
アーレンシンドロームの子どもは、学習障害の識字障害と勘違いされることもあります。それは単語を読み飛ばす、1行ごと抜けてしまうということがあるからで、その原因としては文字の背景の白が強く光って、文字がかすむ、一部が消える、二重に見えるといったことが起こるためです。
よく見えなくなることから文字を正しく読むことができなくなり、早く読めない、本に書かれていることが理解できない、間違って読むということから書字障害と勘違いされることもあります。また、よく見えないことから文字や図が上手に書けないという書字障害にも間違われます。光を避けるために室内を暗くしたり、暗いところに閉じこもることもあり、これが自閉症スペクトラム障害と間違われる要因ともなっています。

体脂肪の蓄積量の変動は、食事で摂るエネルギー量と、運動など身体を動かすことによって消費されるエネルギー量のバランスだと一般には説明されています。また、摂取エネルギー量が同じであれば、同じように体脂肪が蓄積されると説明されることも多いのですが、必ずしも摂取エネルギー量と蓄積される体脂肪の量が比例するわけではありません。
食事で摂ったエネルギー源の糖質、脂質、たんぱく質は、エネルギーとして身体に蓄積されるときには、脂肪細胞の中に体脂肪として蓄積されます。体脂肪として蓄えるのは、中性脂肪のほうがエネルギー効率がよいからです。
たんぱく質と糖質は1gあたり約4kcalのエネルギー量がありますが、脂肪は1gあたりが約9kcalと2倍以上のエネルギー量があります。中性脂肪に変換することで、少ない容積で多くのエネルギーを蓄えることができるわけです。
慶應義塾大学スポーツ医学研究センターの研究によって、食品に含まれる脂肪が体脂肪としての中性脂肪に合成されるときには、似たような構造に変換されるため、脂肪合成に使われるエネルギー量は少なく、エネルギーロス率は約3%となっていることが明らかになりました。それに対して、たんぱく質と糖質が中性脂肪に合成されるときには、異なる形に変換されるため、エネルギーロス率は糖質で約20%、たんぱく質で約23%にもなります。
同じエネルギー量の食品を摂っても、脂肪が多いと体脂肪として蓄積されるときには20%前後のエネルギー量の差が生まれることになります。
夕食時には、自律神経の副交感神経が盛んに働き、副交感神経によって膵臓からインスリンが多く分泌されます。インスリンは昼間には糖質を筋肉細胞に取り込み、代謝させるように作用しますが、夕方からはインスリンは糖質を脂肪に合成させると同時に、中性脂肪を脂肪細胞に多く取り込むように働きます。
これは夕食で摂ったものを、重要なエネルギー源の体脂肪として蓄えるために体に備わった機能です。夕食では脂肪を減らした食事内容とし、脂肪は朝食と昼食で多めに摂ったほうが、体脂肪の蓄積を減らす効果が高いことになります。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

コロナ禍を経験して、さまざまな制度の見直しが検討されていますが、選挙区の区割りも、その一つです。次の衆議院選挙では、選挙区の区割りの変更による10増10減の方針が掲げられています。まだコロナの影響で、どうなるか見えないところではあるのですが、現状では小選挙区が289議席、比例代表が176議席となっています。
区割りの変更は1票の格差を是正するための方策で、総務省が国勢調査の確定値から割り出した定数では、小選挙区は東京都が5増、神奈川県が2増、埼玉県が1増、千葉県が1増、愛知県が1増で合計10増となり、宮城県、福島県、新潟県、滋賀県、和歌山県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、長崎県が各1減の合計10減となっています。
比例代表ブロックでは東京が2増、南関東が1増、東北が1減、北陸信越が1減、中国が1減の3増3減となっています。比例代表ブロックでは東北は宮城県と福島県、北信越では新潟県、中国では岡山県、広島県、山口県が小選挙区でも減るので、厳しい地域となっています。
必ずしも小選挙区で減らされるのは現在の人口が少ないということではなくて、かつては人口が多かったので選挙区が多くなっていたか、人口実態に合わない多くの選挙区が与えられていたということです。
今回の衆議院選挙の小選挙区で勝てずに、比例復活した議員にしてみれば、次の戦いの厳しさを感じているところで、ましてや比例復活で初当選した議員にしてみれば次はないかもしれない「一期当選」ともなりかねない状況です。
この「一期当選」は、パソコンで「一騎当千」と打ち込むつもりが、分割して打ち込んだために出てきた言葉です。厳しい選挙の中で、一人で千人分にも相当するような大活躍をするために勝ち抜いてきた議員のことを文章にしようとしていたのですが、そのときに出てきたものです。一騎は他に「一気」と変換されることもあり、これだけ一気に頑張って当選したのに、選挙区の区割り変更で頑張りが通じなくなるというような意味にもなり、それが一期だけで落選するという悲しいことにもなってしまいます。
与党が野党との一騎打ちで小選挙区では敗れても比例復活したのなら、次は与党の力を結集して選挙区が減らされても勝てるという見込みはあっても、保守分裂での選挙区で比例復活した議員となると、これは厳しすぎることになります。そんな選挙区があります。

脂肪燃焼という言葉はイメージしやすく、効果も伝えやすいことから講演などで言葉としては使うことがあるのですが、受講者に渡す資料でも講習テキストでも“代謝”に統一しています。
一時期「燃焼系サプリメント」が流行していましたが、その販売メーカーに知り合いがいたことから、何を意味する言葉として使っているのか聞いたことがあります。そのときの答えは「健康的に活き活きと燃焼した生活をしてほしい」という理解が難しいような表現でした。要は、脂肪を燃焼させる意味ではないということで、確かにパッケージにもチラシにも“脂肪”“燃焼”も使われていませんでした。
燃焼というのは燃えることで、脂肪を燃焼させようとしたら300℃以上の温度が必要になります。燃えやすい紙でも200℃ほどにはしないといけません。体内では最高の温度は42℃で、これ以上の温度になったら生命維持ができなくなります。というのは、細胞を構成しているタンパク質は42℃を超えると変成して、生きたタンパク質ではなくなるからです。だから、体温計の目盛りは42℃までしかないのです。
では、どうやって脂肪からエネルギーを作り出しているのかというと、細胞のミトコンドリアの中にあるTCA回路で、電子と水素のやり取りをしながら酸の化学反応を起こして、エネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)を作り出しています。と書くと、ATPという物質が新たに作り出されているようにも思われがちですが、実際にはADP(アデノシン二リン酸)にリンが一つ追加されて、ATPになっているだけです。このATPからリンが離れてADPになるときにエネルギーが発生しています。
脂肪の最小単位の脂肪酸はTCA回路に入るときに、アセチルCoAという化合物になっています。このアセチルCoAに変化することで脂肪酸は減っていきます。これがエネルギー代謝の始まりで、燃焼のほうがイメージしやすくても、代謝を使って説明しています。そのために説明が長々と必要で、理解するのにエネルギーが必要となるのですが、燃えてはいないという事実があるので、あえて面倒なことをしています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)