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サプリメント・健康食品の素材と医薬品成分の相互作用については、アメリカにおいて研究が大きく進み、『NaturalMedicine DataBase』(ナチュラルメディシン・データベース)がアメリカ保健研究所(NIH:National Institutes of Health)の委託事業によって発表されました。

相互作用というのは、サプリメント・健康食品の素材(成分)と医薬品成分を同時に使うことによって身体に起こる状態のことで、マイナス作用(健康被害)とプラス作用があります。プラス作用はアメリカの医療では、医薬品の有効性を高めることや、医薬品の使用量を減らすことを指しています。

アメリカでは医療費は定額制で、同じ病気で、同じ治療法なら同じ請求金額となります。医薬品を多く使っても少なくても、医療機関は同じ金額が受け取れる制度であるので、できるだけ医薬品を使わないようにします。

患者がサプリメント・健康食品を摂っていて、それを摂り続けることを希望した場合には、その効果を考慮して、医薬品を減らすことができます。また、サプリメント・健康食品を使うことを優先させて、医薬品の種類を変更することも行われます。

この判断は『NaturalMedicine DataBase』を用いて行われます。

これに対して日本では、医療費は出来高払いであるので、医薬品を減らすことはしないで、相互作用が発生する可能性がある場合には、サプリメント・健康食品は禁止されます。

禁止されて、その通りに患者が従ってくれればよいものの、“医者に黙ってコッソリと使う”ということをすると、相互作用が起こる危険性があるのです。

日本の医療機関でも『NaturalMedicine DataBase』の日本対応版を使っている医師はいるのですが、本来の目的とは逆の使い方をしているのが大半ということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルの亜鉛の「指標設定の基本的な考え方」と、欠乏の回避の「必要量を決めるために考慮すべき事項」を紹介します。

〔指標設定の基本的な考え方〕
日本人を対象とした報告がないので、目安量を設定した0〜5か月児を除き、推定平均必要量をアメリカ・カナダの食事摂取基準を参照して、要因加算法によって算定しました。

〔必要量を決めるために考慮すべき事項〕
要因加算法によって算定する手段は、以下の方法です。

1 腸管以外への体外(尿、体表、精液または月経分泌物)排泄量の算出

2 腸管内因性排泄量(組織から腸管へ排泄されて糞便中へ移行した量)と真の吸収量との回帰式の確立

3 総排泄量(腸管以外への体外排泄量に腸管内因性排泄量を加算)を補う真の吸収量の算出

4 総排泄量を補う真の吸収量の達成に必要な摂取量の算出
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルの亜鉛の基本的事項の「消化、吸収、代謝」を紹介します。

〔消化、吸収、代謝〕
亜鉛の恒常性は、亜鉛トランスポーターによる亜鉛の細胞内外への輸送とメタロチオネインによる貯蔵によって維持されます。

小腸では、小腸上皮細胞刷子縁膜に存在する亜鉛トランスポーターであるZrt-,Irt-like protein(ZIP)4と側底膜に存在するZn transporter(ZNT)1によって、食事由来の2価亜鉛イオンが吸収されます。

腸管吸収率は亜鉛摂取量に伴って変動します。

亜鉛の尿中排泄量は少なく、体内亜鉛の損失は、小腸上皮細胞の剥離、膵液や胆汁の分泌などに伴う糞便への排泄、発汗と皮膚の剥離、精液または月経分泌物への逸脱が主なものになります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害の診断は、医療機関の専門医によって発達の特性と生活において困難さを感じているかによって判定されています。

発達障害はすべての子どものうち10%ほどに発現していますが、その10%の子どもを発達障害児としているのは法律的には間違いといえます。

発達障害者支援法の第二条(定義)には、発達障害は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」と書かれています。

これは発達障害の定義をしたもので、発達障害者の定義ではありません。第二条の2には「発達障害者とは、発達障害がある者であって発達障害及び社会的障壁により日常生活又は社会生活に制限を受けるもの」と書かれています。社会的障壁がなければ、発達障害があっても発達障害者ではないということになります。

社会的障壁というのは、「発達障害がある人が日常生活や社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物、制度、慣行、観念その他一切のもの」を指しています。これも第二条に書かれていることですが、発達障害がある人が暮らしにくいのは、その人にだけ原因があるわけではなくて、社会的障壁がなければ、発達障害として生きにくいような状況にはならない、という考え方が根底にあるのです。

そして、社会的障壁を取り除くための行動を発達障害がある人の周囲にいる人たちが起こさないことには、発達障害者(18歳以上)、発達障害児(18歳未満)を増やし続けることになります。発達障害者と発達障害児の支援は、発達障害児支援施設(児童発達支援事業所、放課後等デイサービスなど)に任せれば済むわけではなくて、その施設での活動がスムーズに行われるように社会的障壁を取り除くための社会的な理解度を高める活動も同時に求められているということです。
〔発達の伴歩:小林正人〕

「囲炉裏の日」囲炉裏の愛好家が、い(1)い(1)炉(6)の語呂合わせで制定。

毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)

閃輝暗点(せんきあんてん)は脳の後頭葉の血流低下が原因であることから、血流をよくすること、血流を低下させる原因を少しでも減らすということで、何よりもストレスの解消が専門医からも言われています。

ストレスによって血流が低下するのは、自律神経の交感神経が働くことによって血管が萎縮して、心臓から送り出されてきた血液の本来の量が送られなくなるためです。視覚から得た画像情報は後頭葉で正常な画像に変えていますが、そのためには充分な血液が必要となります。

血流をよくするだけで閃輝暗点が改善される人もいるのですが、私の場合は、そもそも血流が弱いので、他の血流を低下させる要因が少しでも重なると、閃輝暗点が起こってしまいます。

その血流が弱い理由は心臓弁膜症です。

心臓弁膜症というと、なんだか恐ろしい印象があるかもしれませんが、私の場合は心臓の弁の老化でも異常によるものでもありません。

心臓の拍動を調整している洞結節(身体に備わったペースメーカーのような器官)から発せられる電気信号の流れの一部にバイパスができています。そのために弁が閉じ切るタイミングの前に拍動が起こって、血液の一部が逆流しています。

そこまではわかっていても、治す方法となると何もわかっていないのと同じ状態です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

将軍が乗っている馬は、さぞかし立派であったのだろうということで、サラブレッドを思い浮かべる人が多いかと思うところです。ところが、サラブレッドは明治時代になって持ち込まれたもので、それまでは在来馬で、その多くは木曽馬などの小柄の馬種でした。

江戸時代の馬の体高(肩の高さ)は120cmほどで、高いものでも140cmでした。サラブレッドは160〜170cmなので、40〜50cmもの差があります。

サラブレッドに乗ってみると、その高さに戸惑います(実際に乗ってみたことがあります)。体高が120〜140cmというとポニーよりも小さなサイズです(ポニーの体高は147cm以下)。

体高が違うと、馬にまつわるシーンも随分と違ってきて、それだけでも時代劇の印象が大きく違ってきます。

しかし、当時の馬を時代劇ドラマ(テレビや映画)では用意できないので、サラブレッドで代用するしかありません。それでもドラマ出演者の身長を考慮して、できるだけ小型の馬(サラブレッド)を探すようにしています。

日本人の現代の男性の平均身長は約168cmで、江戸時代は約155cmです。現代の女性の平均身長は約154cmなので、江戸時代の男性の身長は想像がつきやすいことです。

身長の伸びの割合(1.08倍)を、江戸時代の馬の体高(120cm)に当てはめて単純計算すると130cmほどで、サラブレッドは大きすぎる存在です。

違っていることを、あれこれ言わずに現実に合わせることは、以前に紹介した米山正夫先生(大作曲家)のコラムの「軍隊の靴」のテーマでしたが、細かなことを言わずに時代考証などはせずに、楽しめればよいという考えで、“将軍の馬”、“将軍と馬”を見ていれば問題ないということになりそうです。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

学習障害の算数障害は、算数問題を解くことに困難があることを指します。計算障害とも呼ばれ、数量のイメージができなかったり、数量のイメージと数字を一致させることがうまくいかないことがあります。そのために、加減乗除(+−×÷)の操作(計算)がうまくいかなくなります。

計算のほかに図形や空間の認知、数学的推論などでも困難をきたすことがあります。全体的な知能には大きな遅れはないものの、他の教科に比べて不自然に習得が遅れる状態があります。

算数障害の具体的な特性としては、以下のことがあげられます。

*数の概念が身につかず、数系列の規則性などの習得が難しい

*計算を習得することが難しい

*指を使わなければ簡単な計算ができない

*繰り上がりや繰り下がりが正しくできない

*九九を覚えにくい

*九九を暗記できても応用して掛け算をすることができない

*掛け算ができても割り算ができない

*物差しや計量器で計測した目盛りを読むのが苦手

*図形の認知や構成ができないことがあり、正しく書き写すことができない

*文章題を解くのが難しい
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

無償ボランティアで、ギャラも交通費も出なくて、むしろボランティアが寄付をするという形のところもあるという話を前回(時間塾39)、ボランティア貯金の説明として書きました。

ボランティア貯金の発想が始まったのは、東京の自治体での高齢化対策でしたが、そのときの会議の座長が私の叔父の社会福祉学者であったことから、会議の席にも加わらせてもらっていました。

その当時の私は、臨床栄養の専門分野を高齢福祉の配食にも役立てる話を受けて、有料福祉としての弁当配布のボランティア活動を貯金のように積み立てていくプログラム(そのときはメニューと呼んでいた)を担当していました。

本人としては自分のやっていたことが評価されてのことと感じていたのですが、実際には叔父との関係を知った方々の忖度の影響が大きかったようです。

ボランティア貯金は仕組みとして始めることは簡単ではあっても、貯めたボランティアの実績を使おうとしたときに、預けた先が存続していなければ破綻してしまいます。当時は、金融機関の破綻が始まっていた時期でもあったので、そこは重要な議論テーマでした。

ボランティア貯金の考えは、徐々に広まっていきましたが、うまくいかなかった例も見られるようになっています。

破綻が考えられない(と期待する)自治体で始まった例を、他の自治体・団体などが実施するときには少なくとも貯金が失われるようなことがないように母体の活動の維持が何よりも重要となります。

「ボランティアだから仕方がない」という言葉を吐いた失敗例とされる代表もいましたが、ボランティアという気持ちが重要なことであるので、金銭的に保証すればよいというものではありません。

「母体の活動が崩れてはいけない」というのは、叔父が会議で話していたことで、それを今でも覚えているのは、失敗例の多くが母体の活動が揺らいだ結果だということを見てきたからです。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルの亜鉛の基本的事項の「定義と分類」と「機能」を紹介します。

〔定義と分類〕
亜鉛(zinc)は原子番号30、元素記号Znの亜鉛族元素の1つです。

〔機能〕
亜鉛は、成人の体内に約2000mg存在します。

亜鉛の生理機能は、たんぱく質との結合によって発揮され、触媒作用と構造の維持作用に大別されます。

亜鉛欠乏の症状は、皮膚炎、味覚障害、慢性下痢、免疫機能障害、成長遅延、性線発育障害などです。

亜鉛の栄養状態を反映する生体指標は確立していません。

血清亜鉛濃度は亜鉛摂取量指標であり、生理的な亜鉛の充足度を表すものではありません。

我が国の食事性亜鉛欠乏症は、亜鉛非添加の高カロリー輸液や経腸栄養剤での栄養管理時および低亜鉛濃度の母乳を摂取していた乳児に報告されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕