投稿者「JMDS」のアーカイブ

広く健康に関わる記念日について紹介します。
12月14日 バウムクーヘンのカウカウフードシステムが川村信子(マダム信子)会長の誕生日にちなんで「マダムシンコの日」と制定。
12月15日 1925年12月15日に遊覧バスが初めて運行したことにちなんで「観光バス記念日」と制定。
12月16日 1875年12月16日に初めての製紙工場創業にちなんで「紙の記念日」に制定。毎月16日は「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)。
12月17日 明治がブルガリアヨーグルトの発売日の1973年12月17日にちなんで「明治ブルガリアヨーグルトの日」と制定。毎月17日は「減塩の日」(日本高血圧学会)、「森のたまごの日」(イセ食品)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)。
12月18日 亀屋万年堂が和菓子のナボナの発売日の1938年12月18日にちなんで「ナボナの日」と制定。ライオンが年末の掃除や洗濯の準備を始めるのが12月の第3週が多く、取り組みやすい土曜日を「大洗濯の日」と制定。毎月18日は「防犯の日」(セコム)。
12月19日 毎月19日は「いいきゅうりの日」(いいきゅうりの日プロジェクト)、「熟成烏龍茶の日」(日本コカ・コーラ)、「松坂牛の日」(やまとダイニング)、「熟カレーの日」(江崎グリコ)、「シュークリームの日」(モンテール)、「クレープの日」(モンテール)。
12月20日 ブリは師走の魚で、20日はブ(2)リ(0)の語呂合わせで「ブリの日」と制定。毎月20日は「シチューライスの日」(ハウス食品)、「発芽野菜の日」(村上農園)。

サプリメントや健康食品の機能性の講習の講師をしていますが、講習会場で「サプリメントアドバイザーですか」と聞かれることがあります。私がサプリメント教育に関わり始めたときには、「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的な考え方」という通知が厚生労働省から出されたばかりで、各団体がアドバイザリースタッフの養成の検討を始めたころでした。
国立健康・栄養研究所がNR(栄養情報担当者)、日本臨床栄養協会がサプリメントアドバイザー、日本健康・栄養食品協会が食品保健指導士、日本食品安全協会が健康食品管理士と、それぞれ特徴のある団体が、特徴のある資格認定者を養成しました。この他にも複数の団体が、それぞれ資格認定をしていますが、紹介した4つの資格が質も高く、人数も多いという状況になっています。
NRとサプリメントアドバイザーは合併して、今ではNR・サプリメントアドバイザーとなって日本臨床栄養協会が運営しています。私が教育に関わったNRは名前こそ残りましたが、国立健康・栄養研究所の認定資格ではなくなりました。
長々と書きましたが、質問への答えは「サプリメントアドバイザーではありません」「NRの先生でした」「今のNR・サプリメントアドバイザーには教え子がいます」です。
日本臨床栄養協会がサプリメントアドバイザー制度を立ち上げるときには関係資料を提供しました。というのは、当時の日本臨床栄養協会の副会長の管理栄養士(元日本栄養士会理事長)の研究所に所属していたからです。また、研究所の所長は当時の国立病院栄養士会の会長であり、厚生労働省の栄養士は国立病院出身ということで、「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的な考え方」の通知のための準備委員会にも派遣されていたからです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

10分のウォーキングを1日に3回行うことで、30分のウォーキングを1回だけするよりも脂肪酸の代謝を高めて、余分な体脂肪を減らす効果があるということについて説明をします。
脂肪酸の代謝は歩いているときにだけ起こっていることではなくて、歩き終わってからも筋肉が温まっている間は続いています。それは脂肪分解酵素のリパーゼが関係しています。リパーゼは筋肉の中にあって、筋肉が温まってくると脂肪(中性脂肪)の分解が盛んになってきます。リパーゼは温かな環境で働きやすくなっているからです。
ウォーキングを終えてもリパーゼによって脂肪の分解が続き、脂肪酸は細胞の中のミトコンドリアに取り込まれて代謝が起こっています。リパーゼの活性は運動後に筋肉の温度が下がってくるにつれて低下してきます。個人差や運動の状態にもよるものの、30分ほどは続いています。
10分のウォーキングだけでも筋肉は温まっていて、脂肪の分解と代謝は30分ほど続きます。これを1日に3回、これを繰り返すと30分の脂肪代謝が3回起こることになります。30分の連続したウォーキングの場合にはリパーゼの特徴が活かされた脂肪の代謝は1回だけです。
もちろん、どんな歩き方をしたのか、どれだけ筋肉に負荷がかかっているのかによって違いはあるものの、少なくとも「10分×3回」のウォーキングは1回だけ30分のウォーキングよりも効果が下回ることはないということです。
だから、長く歩く時間がないからと言い訳するのではなくて、歩けるときには歩くようにするという心がけが体脂肪の減少には大切なことなのです。

文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは体育、保健体育の中学校の食に関連する内容を紹介します。
ア 目標
体育や保健の見方・考え方を働かせ、話題を発見し、合理的な解決に向けた学習過程を通して、心と体を一体として捉え、生涯にわたって心身の健康を保持増進し、豊かなスポーツライフを実現するための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1)各種の運動の特性に応じた技能などおよび個人生活における健康・安全について理解するとともに、基本的な技能を身に付けるようにする。
(2)運動や健康についての自他の課題を発見し、合理的な解決に向けて思考し、判断するとともに、代謝に伝える力を養う。
(3)生涯にわたって運動に親しむとともに健康の保持増進と体力の向上を目指し、明るく豊かな生活を営む態度を養う。
イ 教科の特徴
保健体育科は、体育や保健の見方・考え方を働かせ、生涯にわたる豊かなスポーツライフを実現するための資質や能力、健康で安全な生活を営む実践力およびたくましい心身を育てることによって、現在および将来の生活を健康で活力に満ちた明るく豊かなものにすることを目指す教科です。
特に、保健分野では、保健の見方・考え方を働かせ、健康・安全についての科学的理解を通して、生徒が現在および将来の生活において健康・安全の課題に直面した場合に、的確な思考・判断力などの資質や能力を育成することが重要です。
保健体育科(保健分野)における食に関する指導については、健康に関わる食に関する内容について、科学的に理解させるとともに、健康的な生活習慣の形成に結びつくように配慮することが大切です。

同じ目的をもった人たちには知らないことを聞くべきだと前回書きましたが、絶対に同じ目的であるはずで、手法も同じであっても、一緒に行動をしない人がたくさん存在しています。その代表的なもの、ということではなくて、たまたま知っている世界なので例とさせてもらうのがノルディックスタイルのウォーキングです。
2本のポールを用いて歩くノルディックスタイルのウォーキングの始まりは、北欧が発祥のノルディックウォーキングです。同じ北欧や欧州であっても、各国の団体ではポールの使い方に特徴があって、それぞれのスタイルの普及を目指しています。それが伝わった各国にも団体が設立されて、それぞれのスタイルが伝承されています。日本には、同じノルディックウォーキングなのに、別の団体が複数あり、流派のように独自の普及活動をしています。
日本で生まれたノルディックスタイルのウォーキングもあります。ノルディックウォーキングはポールを後方に突いて勢いよく前進するスタイルですが、日本生まれはポールを前方に突いて安定性を保持しながら歩くものです。こちらはポールウォーキングと呼ばれていますが、日本ウオーキング協会の元会長が始めたものはノルディック・ウォークとして普及されています。ノルディック・ウォークは他の歩き方を否定するのではなく、共存共栄を目指していて、異なる歩き方の異なるポールであっても使用を認めています。
すべてのノルディックスタイルのウォーキング団体が集合しての大会が開催されたことはあるものの、一つの活動として国民の健康づくりに取り組むということになると、まだまだ道のりは遠いという状況です。
これが茶道や華道の世界であれば、流派は異なるものの、用いているのは茶であり華であり、目指すところも同じであるはずなので、大同団結はしなくても、同じ考えをもった人たちの集まりを別の形で作るということは、これまでもされてきました。それぞれに頑張ってきた流派には、他派が学ぶべきところは数多くあり、それを活かして国民のための活動、世界に目を向けた活動にも取り組んでいます。
ところが、なぜか健康づくりとなると、それぞれの流派が独自に動くことが目立ちます。活動が似ているから受け入れられない、嫌うようになるということは、過去の民族同士の争いの歴史でも見られてきたことです。となれば、これまでとは異なる切り口での活動に、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という思いで取り組むべきだと考えます。それこそ「聞くは一時の恥知らず」と言われようとも進めるべきだと考えているのが、“脳の健康寿命の延伸”のための活動です。

体と脳の健康維持のためには、必要な栄養素を摂るとともに、それぞれの栄養素のバランスです。栄養素は、それぞれに役割があり、一つでも不足したものがあると身体の機能が充分に働かなくなることから、バランスの取れた栄養補給が必要となります。そのことを指示されたときに、一番に考えなければならないのは摂取エネルギー量のバランスです。一般にはPFCバランスと呼ばれています。
Pはprotein(たんぱく質)、Fはfat(脂質)、Cはcarbohydrate(炭水化物)の頭文字で、1日の食事で摂取するエネルギー源のうち、三大栄養素が占めるエネルギーの割合を示しています。炭水化物のうちエネルギー源となるのは糖質で、糖質と食物繊維を合わせたものが炭水化物となります。
食事で推奨されるバランスは『日本人の食事摂取基準』(2020年版)でエネルギー産生栄養素バランスとして示されています。それによると、たんぱく質は13〜20%、脂質は20〜30%、炭水化物は50〜65%とされています。10年前に発表された2010年版では脂質は20〜25%となっていました。それが増えたのは、脂質を多く摂ってもよくなったということではなく、飽和脂肪酸が7%以下とすることが示され、不飽和脂肪酸を多めに摂ることが求められたからです。
飽和脂肪酸は肉類や卵などに多く含まれる脂肪酸で、多く摂りすぎると動脈硬化のリスクが高まることが指摘されています。不飽和脂肪酸は魚類、植物油などに多く含まれる脂肪酸で、動脈硬化のリスクは低く、多めに摂ることによって動脈硬化のリスクを低くすることが知られています。不飽和脂肪酸の摂取で注意しなければならないのは、酸化しやすい脂肪酸だということです。魚類は早めに食べること、植物油は酸化を防ぐために空気に触れない保存が必要になります。

肝臓には糖質(ブドウ糖)、たんぱく質(アミノ酸)のうち体内で使われなかったものを脂肪酸に合成する働きがあります。その働きを抑えることは血液中の中性脂肪が多すぎる人にとっては必要なものとなります。その素材はガルシニアと紅麹です。
合成された脂肪酸は結合して中性脂肪となり、脂肪細胞に運ばれて、エネルギー源として蓄積されます。身体を動かしたり、運動をするとアドレナリンの分泌によって分解が促進され、脂肪酸は血液中に放出されます。その働きを高める素材がキノコキトサン、コレウスフォルスコリ(フォースコリー)です。
アドレナリンを分泌させるのは興奮作用があるカプサイシンです。
血液中に放出された脂肪酸は全身の細胞に運ばれていきますが、特に多くの量が運ばれて盛んにエネルギー代謝されるのは筋肉細胞です。L‐カルニチンは脂肪酸と結びついてミトコンドリアの膜を通過する作用があります。L‐カルニチンは体内で合成されるものの、20歳をピークに合成量が減少していきます。年齢を重ねた人や、運動をして脂肪の代謝が盛んな人は摂取することが大切になります。
脂肪酸がミトコンドリアのTCA回路の中で代謝するときには、ビタミンB群(ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂)が必要となります。その中でもビタミンB₂は特に脂肪酸の代謝に作用することから、脂肪の摂取が多くなるとビタミンB₂が不足するようになります。そのため、代謝が低下することになります。
ビタミンB₁とビタミンB₂は体内で24時間ほど維持されるので、1日に1回だけ補給すればよいのですが、ビタミンB₆とビタミンB₁₂は12時間ほどしか保持されないので、1日に2回補給する必要があります。4種類のビタミンB群が含まれたサプリメントを摂る場合には、1日に2回の摂取を習慣づけることです。

書字障害の例について簡単に解説をします。
*年相応の漢字を書くことができない
小学1年生の1学期では、ひらがなとカタカナを学びます。また、1年生のうちの80字の漢字も覚えます。漢字が読めない識字障害では書くことも難しくなります。漢字を読めても書けない書字障害は、記憶に残った漢字のアウトプットができないことが考えられます。書字の規則性がわからないために書けないことも多くなっています。
*書き順を間違える
漢字の書き順は規則性が定められていますが、それが理解できないと形として覚えたままを書こうとします。繰り返し書いて書き順を覚えるだけでなく、規則性を理解して、一つずつ規則性を思い出しながら書くようにすることが大切です。
*書き順を気にしない
書き順を気にしないのは、書き順を間違えたことが修正できないことのほかに、文字を図形として記憶していて、その図形どおりになっていれば正解だという認識があるからです。書き順のとおりでないと早く書けないこと、ペン字や毛筆など筆記具が変わったときの対応がしにくいことを伝えることも大切になります。
*書き文字がマス目や行から大きくはみ出してしまう
マス目の中に文字が収まることが認識できると、その範囲で書こうとします。また、それぞれの文字の部位などのバランスがわかっていればマス目に収まるようになります。それができないのは視界でとらえた範囲と手の動きが連動していないことがあります。また、正しい鉛筆の持ち方ができず、握るように持つと手首の動きで書こうとするために小さく書くことができなくなります。

「聞くは一時の恥」という言葉は単独で使われることが多いのですが、これには「聞かぬは一生の恥」という続きがあります。
知らないことを他人に聞くのは、そのときは恥ずかしいと思っても、聞かなければ一生知らないまま過ごすことになるので、そのほうが恥ずかしいことだ、ずっと恥を抱えたまま過ごすことになるという意味があります。そして、知らないことを恥ずかしがったり、知ったかぶりをすることなく、素直に聞いて学ぶべきだという教えの言葉でもあります。
「一生の恥」ではなく、「末代の恥」という使われ方もします。末代というのは自分が死んだ後の世のことで、子孫の時代ということです。子々孫々にも恥を残すようなことになるなら、それは聞いたほうがよいというのは当然の感覚ですが、では、何を聞くべきかということについては、それぞれが考えよ、自分や子孫のことを考えて決めろ、ということで、特には示されていません。
そこで、コロナ後の社会を考えるために聞くべきこととして提案したいのは、同じ目的をもった人たちの集まりを、さらに複数を集めて、大きな活動の集団にすることです。私どもは健康ウォーキングを提唱して、歩くことと、歩くことによる健康効果、その効果を高めるための生活法などを学ぶ機会を設けています。ウォーキングの団体は、全国組織の日本ウオーキング協会や日本万歩クラブ、日本ウエルネスウォーキング協会、POSTUREWALKING協会や、その傘下団体、ノルディックスタイルのウォーキングの各団体など数多くありますが、歩いて健康になることに関しては、少なくとも反対されることはないはずです。
そこで健康を目的として歩くことを目指している団体や、それに個人として参加している方々で健康について学びたい意向がある人を対象としてすすめているのが健康ウォーキングです。
歩くことが脳の健康維持にも重要であることは多くの研究で明らかにされていますが、歩くだけでなく、ありとあらゆる方法で脳の健康寿命を延伸させようということで、健脳指導に絞った活動も始めています。

今から76年前の終戦直後には、極端な食糧難から肉を食べられる人はほとんどいなかったのですが、2〜3年もすると以前の消費量に向けて回復してきました。それでも今の肉の消費量と比べると6分の1ほどの量でしかありません。日本人の食生活が落ち着いてきたのは今から66年前の昭和30年以降とされています。
戦後生まれは肉を食べて、動物性のたんぱく質を多く摂るようになったので血管が丈夫になり、健康度が高まり、平均寿命も延び続けました。私は昭和30年生まれなので、肉を食べて元気に、そして健康になってきたと言われ続けてきましたが、子どものときには母の実家のお寺に住んでいて、そこは漁師町だったので、魚は買う必要がないくらい檀家から持ち込まれていました。肉を食べる機会は、ほぼありませんでした。
小学校に入学してからは親と住むようになりましたが、そこは山間地で、魚屋はあっても肉屋はなくて、肉が食べたいときには魚屋さんが町場の市場まで行くときに、ついでに豚肉を買ってきてもらうということで、ここでも肉を食べる機会は極端に少なかったのです。
鶏は食べるものではなくて卵を産んでくれるもの、鶏肉は農家で食用にするときに分けてもらって食べるという状況でした。
学校給食は1年生のときにはないので弁当を持っての通学で、2年生になって弁当持参で牛乳(といっても脱脂粉乳)だけが出る牛乳給食が始まりました。3年生で初めて通常のおかずにパン、牛乳の三点給食を経験しました。4年生からは父の転勤の関係で町場に移りましたが、そこの同級生は1年生から給食がありました。町の商店にも肉屋があり、いつでも買える、いつでも食べられるということに驚きを感じたものです。
以前は肉は高かったのですが、今では魚が高いものになり、経済的に厳しいという向きには、肉食は生活習慣病の予防と改善にはよくないと言われても、肉を食べるしかないという人も多くなっています。東京にいたときには魚は高級品でなくても、なかなか手が出ないものになっていましたが、岡山に移住してからは魚は肉と価格が変わらないという状態で、また魚が中心の生活になっています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)