同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、か行の“き”から始まる異音異義語の第2回です。
生地「きじ」人工を施さない自然のままの質、生れつきの質。化粧を施していない素肌。布・織物などの地質。麺やパン・菓子などを作るときの火を通す前の状態の材料。陶磁器の釉を施さないもの。「せいち」生まれた土地、出生地。生命の安全を期しうる地。まだ調査されていない土地。「しょうち」出生した土地。
気色「きしょく」天気のようす、雲や風などの動き、それらにあらわれた物事の前兆。気持ちが顔色にあらわれること。怒りを顔にあらわすこと。御意向、思し召し。気持ち、気分。様子、外見、態度。「けしき」ようす、ありさま。きざし、前兆。きしょく、機嫌。気うけ、おぼえ。おぼしめし、おおせ。様子をつくろうこと、そぶりをすること。少し、いささか。情趣、おもむき。
生平「きびら」大麻で織った粗い未晒しの麻布。「せいへい」つねひごろ、ふだん。
木目「きめ」もくめ。皮膚の表面のこまかいあや。物の表面に現れたこまかいあや、手ざわりの感じ。「もくめ」材木の断面に年輪・繊維・導管・髄線などの配列が種々の模様をなして表れているもの。横に切った板の木目のように見える刀の地肌。
逆産「ぎゃくさん」政府に反対するものの財産を没収すること。「ぎゃくざん」胎児が頭から生まれないで逆に足の方から生まれること、さかご。
逆手「ぎゃくて」柔道で相手の関節を不自然に曲げいためること。物を握るときなど手を通常とは逆向きにすること。相手の攻撃の手段を逆用して自分の攻め手とすること、通常の方法とは逆の方法で対処すること。売り方が買いの手を振ったり買い方が売りの手を振ったりして相場をみだすこと。「さかて」刀などを逆に持つこと。
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新型コロナウイルス感染が激増する中で、神奈川県が濃厚接触者の検査をしないということを発表して、驚きの反応が全国的に広がりました。日本で新型コロナウイルスの感染が他国のように急拡大しないのは、ファクターXとされる他にない何らかの原因があると言われてきましたが、どうやら、それはないらしいことがわかってきました。国民全体の免疫力は日本人は他国に比べて低いことは以前から指摘されてきたことです。他に何があるのかと探られてきた中で、これではないかと考えられているのが、濃厚接触者への強制的なPCR検査の徹底です。
新型コロナウイルス感染の濃厚接触者は、厚生労働省の定義では「必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分以上接触があった場合」とされています。一般に認識されている濃厚接触者は一緒に暮らす家族や職場が一緒の会社員などですが、実際にはマスクなしで近くで会話をしただけでも濃厚接触者となるということを再度、思い出してほしいところです。
PCR検査で発見された数が毎日発表されていて、これは感染者と表現されます。一般に共通していることなので、私たちも感染者という言葉を使っていますが、正確さを重視するなら“陽性確認者”という言葉になります。この陽性が確認された人の濃厚接触者は、陽性が確認されていなくても感染している可能性があるということで、“疑わしきは罰する”という態度で対応してきたことが、感染拡大を抑えてきたということです。
しかし、ここまで感染が拡大して、過去に想定して、これくらいの保健所の対応、医療機関の対応でよいだろうと考えてきた範囲を超えてしまうと、濃厚接触者に対して検査をしても、それ以上の感染者が出ている段階では役に立たなくなったというのが、濃厚接触者の検査をしないという理由となっています。決して、保健所が忙しくなって限界を超えているから負担を減らすために検査を辞めたというわけではない、という説明もされています。
国のリーダーが、1か月後には必ず事態改善と発言しました。自体改善のためには何でもするということですが、濃厚接触者の検査をしないことが、その対策ではないはずだと考える人は少なくないはずです。
100gの分量が100kcalというように、重量とエネルギー量が同じであれば、これほどわかりやすいことはないのですが、食品によってエネルギー量が異なるので、重量では単純に示すことはできません。
三大エネルギー源のエネルギー量は、1gあたりが、たんぱく質で約4kcal、脂質で約9kcal、糖質で約4kcalとなるといっても、たんぱく質、脂質、糖質には、それぞれ種類があって、種類によってエネルギー量は上下します。ご飯は糖質の代表ではあっても、たんぱく質も脂質も含まれています。
また、それぞれの食品によってエネルギー量は微妙に変化するので、これを同じエネルギー量として摂取できると計算するのは難しくなっています。
そこで、100kcal栄養学をすすめるときには、簡単な目安を示しています。それは手を使う方法で、肉と魚は手の厚さで、手のひら半分(指4本分)の量としています。これが1切れの量となります。卵は手で軽く握れる空間で、これが卵1個分となります。つまり、卵1個(M)は1個が100kcalとなります。豆腐は手を握ったグーの大きさ、果物も手を握ったグーの大きさです。
野菜は両手のひらの上に山盛りに乗せた量が1日分で、これを3回に分けて食べるようにします。1回分は25kcalと計算しています。
みそは親指の第1関節大が目安で25kcalです。これを別のもので示すと、梅干しの大1個の量です。油だけは手で表現するのは難しいのですが、揚げ油は材料の10%としていて、100gのトンカツには10gの油が使用されているとして、これが100kcalの量の目安となります。また、油は大さじ1の量は13gで、100kcalとしています。てんぷら以外の揚げ物は1人前は10g前後を目安としています。
食事をして満腹中枢が働くと食欲にストップがかかります。これとは逆に空腹を感じると摂食中枢が働いて食欲が湧いてきます。満腹中枢と摂食中枢の働きに影響を与えているのは血糖値です。食事で摂った糖質に含まれるブドウ糖は胃から吸収されると血液中に入ります。血液中のブドウ糖が血糖で、その量を示す値が血糖値です。
脳の視床下部まで多くのブドウ糖が届くと、多くの食事を摂ったサインとして感じて、満腹中枢が働き、食欲が抑制されます。血糖値が上昇して満腹中枢が働くまでには15分ほどの時間がかかります。これよりも早く食べ終えたときには満腹中枢が充分に働かずに、胃の中が満杯状態になっていても、まだ食欲が抑制されなくなり、多くの量を食べてしまうことにもなります。
ゆっくりと時間をかけて食事をすると、少ない量の食事であっても徐々に血糖値が上昇して、15分後には満腹中枢が働き、食べすぎを抑えることができます。できるだけ15分を超える時間をかけて食事をしたいのですが、特に重要となるのは夕食です、夕食の時間帯は、自律神経の副交感神経の働きが盛んになっていて、胃液の分泌が増えやすくなっています。そのために食べた量の割には太りやすくなります。また、副交感神経にはインスリンの分泌を増やす働きがあるため、肝臓での中性脂肪の合成が進みやすくなるという、太りやすい食事となっています。
よく噛んで食べると唾液によって消化が進みやすくなり、糖質からブドウ糖に分解されるまでの時間が短くなって、これによっても満腹中枢が働きやすくなるものの、それほどの短縮にはなりません。しかし、よく噛んでから飲み込む咀嚼に時間をかけると、咀嚼筋が刺激されて視床下部からヒスタミンが分泌されるようになります。ヒスタミンは体内でアミノ酸のヒスチジンから合成される活性アミンで、食事によって胃酸分泌を助けるとともに、満腹中枢を刺激する作用があるため、満腹感を早く得ることができるようになります。
同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、か行の“か”から始まる異音異義語の第4回と、“き”から始まる異音異義語の第1回です。
上句「かみのく」短歌の初めの五・七・五の3句、連歌・俳諧で五・七・五の句。「じょうく」上の句。
芥子「からし」カラシナの種子を粉にしたもの。「けし」ケシ科の越年草。カラシナの種子。微小なこと。芥子玉の略。芥子括の略。幼児の髪型、芥子坊主。女が日本髪を結うときに少しばかりの髪を頂の真中で束ね結ぶもの。鎧の金具廻の包み革に打つ細かい留鋲、小桜鋲。
翡翠「かわせみ」ブッポウソウ目カワセミ科の鳥。「ひすい」カワセミの異称(雄は翡、雌は翠)。鳥の尾の長い羽。カワセミの羽の色のように美しくつつやかなもののたとえ。玉(ぎょく)の一。
寒気「かんき」つめたい空気。「さむけ」さむさ、かんき。病気のために身体に不愉快な寒さを感ずること。
生女「きおんな」たしなみのない粗野な女、色気のない女。「なまおんな」未熟な女。身分の低い女。
生薬「きぐすり」薬草のまだ刻まず調剤していない漢方薬。「しょうやく」動植物の部分・細胞内容物・分泌物・抽出物あるいは鉱物でそのまま薬品として用いるあるいは製薬の原料とするもの。
生酒「きざけ」まぜもののない純粋の酒。「なまざけ」製造過程で通常行う加熱殺菌を廃した清酒。
新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するために発令された一都十県の緊急事態宣言が、当初の予定通りに1か月間で改善されるのは無理だろうという意見が多数を占めています。しかし、国のリーダーも1か月後の改善と発言しているのだから、感染者を減らすための行動を起こさなければならないはずです。もちろん、検査を受ける人を減らして、その分だけ感染確認者を減らそうという邪道はないというのはもちろんのことです。
感染抑制を人任せにしないで、自分ごととして考える必要はないという意見もあります。しかし、新型コロナウイルス感染は健康問題そのもので、それを認めるなら、健康増進法に従うべきです。
健康増進法の第一条には法律の目的が書かれています。「この法律は、我が国における急速な高齢化の進展及び疾病構造の変化に伴い、国民の健康の増進の重要性が著しく増大していることにかんがみ、国民の健康の増進に総合的な推進に関し基本的な事項を定めるとともに、国民の栄養の改善その他の健康の増進を図るための措置を講じ、もって国民保健の向上を図ることを目的とする。」と、要は健康のためにするべきことを定める法律ですよ、ということが書かれています。
問題は第2条で、「国民は、健康な生活習慣の重要性に対する関心と理解を深め、生涯にわたって、自らの健康状態を自覚するとともに、健康の増進に努めなければならない。」と“国民の責務”が書かれています。日本国民は、健康の増進をするのが義務だということで、今回の新型コロナウイルスの感染拡大にも積極的に取り組まなければならないということです。
責務は国民にだけ科せられているわけではなくて、第3条は「国及び地方公共団体の責務」が書かれています。コロナ対策は日常的な行動が関わっているので、これは生活習慣そのものです。国などは教育活動、広報活動を通じた正しい知識の普及に努めることが求められているので、コロナ対策として何をしなければならないのか、はっきりと伝えて、国民が責務を果たせるようにしなければならないはずですが、そうではないと感じている人は少なくありません。
エネルギー量から1日の理想的な栄養バランスを食品に分類すると、1日に摂取するべきエネルギー量のうち50%が主食、25%が主菜、25%が副菜となります。1日の摂取エネルギーが1600kcalだとすると、エネルギーバランスは主食が800kcal、主食が400kcal、副菜が400kcalの割合になります。主食は、主に糖質(炭水化物)で構成される食品で、ご飯やパン、麺類などが該当します。主菜は主にたんぱく質で構成される食品で、肉、魚、卵、豆腐などが、また副菜はビタミン、ミネラル、食物繊維、油を多く含む食品で構成されます。
エネルギー量の割合で、何を、どれくらい食べればよいのかを知る方法として用いられるのが100kcal単位の栄養摂取法です。これは食品を100kcal単位で考えて、紙1枚を100kcalとして、紙の色と枚数で、料理に使用する食品のバランスを考える方法となっています。
ここでは主食は黄色、主菜は赤色、副菜は緑色として、100kcalの紙が主食の黄色が8枚、主菜の赤色が4枚、副菜の緑色が4枚となります。それぞれ100kcalを示す紙が、どの種類の食品で、どれくらいの量になるかがわかれば、1日に食べるべき食品の種類と量を知ることができるようになります。
色別に食品名と目安量を示すと、黄色:ごはん1/2杯、もち1個、パン10枚切り1枚、そば1/3玉、うどん1/3玉、スパゲティ1/2カップ、赤色:肉1切、魚1切、卵1個、豆腐1/2丁、緑色:牛乳1カップ、果物(りんご小)1個、油大さじ1杯、野菜3皿プラスみそ汁1杯となります。野菜(サラダ)1皿と、みそ汁1杯は25kcalで計算してあります。
この量にピタリと当てはまるわけではなく、食品は栽培によっても、食材の切り方によってもエネルギー量は異なります。微妙な差はあっても、毎日、毎食の繰り返しの中で調整されていきます。大きな目安に従って食べていくことが大切で、食べすぎないようにするブレーキの役割も100kcal栄養学には期待されています。
ファスティングによってダイエットができるメカニズムとして、食べない期間が続くことによって胃が小さくなることがあげられることが多くなっています。胃は伸び縮みしやすい臓器で、食事の量によって容量は大きく変化します。食事をせずに胃に何も入っていない状態では100ml程度となっています。これはコップの半分ほどの容量です。食事をすると拡がり、食事の量に合わせて通常では1500mlにもなります。これは大型と中型のペットボトルの中間くらいの容量です。
空腹状態で100mlというサイズは最小のサイズで、食事を何日もしていない状態が続いても、これ以上は小さくはなりません。ずっと少食の生活を続けていると胃のサイズは100mlほどにしか拡がらなくなるということはあるものの、これが50mlほどにも小さくなって、多くの量が食べられなくなるということはありません。これとは逆に大食を続けていると胃が拡がりやすくなり、2000mlを超える量でも胃に入れられるようになります。
これは飢餓状態が長く続いた時代に身体に備わった生命維持のための機能です。何も食べられない状態のときに食べ物に巡り合ったら、限界まで胃の中に詰め込んで、栄養補給をするために胃のサイズが限界まで大きくなるようになっていったと考えられています。
少ない量の食事でも満腹感が得られるのは、食べたものによって胃が内側から圧迫されて、これによって多くの食事を摂ったことを感じられるようになりますが、これは満腹感を得る一つのメカニズムでしかありません。これ以上に満腹感に影響するのは、脳の満腹中枢の反応です。食事量を減らして胃が小さくなったとしても、満腹中枢が正常に反応しなければ、なかなか満腹感が得られず、ついつい多くの量を食べてしまうことにもなります。
ファスティングをすることによって、脳の視床下部にある満腹中枢の感覚の乱れを改善して、通常の食事量でも満腹を感じるようにして、自然と食べる量を適量に抑えることができるようにするのがファスティングのダイエット効果です。
同じ漢字で発音が違う異音異義語を紹介しています。今回は、か行の“か”から始まる異音異義語の第3回です。
月日「がっぴ」月と日。「つきひ」月と太陽。暦の上で月と日。
勾引「かどわかし」子供や女をかどわかすこと、誘拐。「こういん」ひきよせること、とらえて無理につれていくこと。かどわかすこと。被告人・証人その他の関係人を一定の場所に引致する強制処分。
仮名「かな」漢字から発生した日本固有の音節文字。「かめい」本名を伏せてかりにつける名。
金目「かねめ」金銭に換算した価値、値段。値段の高いこと。「きんめ」江戸時代の金貨の価値表示の単位、猫などの眼球が金色をしたもの。
下部「かぶ」下の部分。「しもべ」身分の低い者。雑事に使われる者。検非違使庁の下級官使で盗賊の逮捕・囚人の拷問・流人の押送などをつかさどったもの。鎌倉時代に侍所・政所の雑事に従事した下役。
甲虫「かぶとむし」コガネムシ科の大形甲虫。「こうちゅう」コウチュウ目の昆虫の総称。
下文「かぶん」下にある文章。「くだしぶみ」上位者から管轄下の役所や人民などに下した公文書。
上方「かみがた」明治維新以前京都に皇居があったため京都およびその付近、広く畿内地方を呼びならわすようになった称。「じょうほう」うえの方。山上の仏事、山寺、奥の院。禅寺の住職。地位の高い人。
上座「かみざ」上位の人や客が着く席、上席。芝居の舞台で観客席から向かって右方。「じょうざ」かみざ、上席。教団内の長老、禅宗で年長者に用いる敬称。
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからなかったということで、一都三県に緊急事態宣言が発令されて、外食店は20時までの時短営業が求められました。メディア報道では外食店の窮状や苦情ばかりが取り上げられていて、肝心な外出自粛のほうが軽んじられたような伝えられ方がされています。特に感じるのは「特に」という言葉がついているのに、それを勘違いされるような表現ばかりがなされていることです。
外出自粛は「不要不急」という言葉がつけられているものの、時間については掲げられていません。1日24時間、一都三県に住んでいる人は、いつでも外出自粛です。勘違いの原因となっているのは「特に20時以降の外出自粛」と書かれていることです。不要不急であれば時間は関係ないはずなのに、わざわさ「20時以降」と書かれて、その前に「特に」と書かれていることで、なんだか20時前の外出が自由と思われてしまっているということです。しかし、言わんとしていることは「常に自粛」です。
国のリーダーが、感染拡大防止のためには何でもする、という主旨の発言をしていますが、それなら、まずは勘違いしないでよい表示を示すべきです。これを放置したままでは、まるで外出自粛と言っておきながら、実は20時までは飲食に出かけてください、といった、GoToトラベルキャンペーンのような印象さえ抱いてしまいます。
だから、テレビのインタビューに「20時前だから大丈夫」「11時から20時までとなっているから昼間に飲みに行く」といった発言を堂々としてしまうことになります。
緊急事態宣言のエリアは一都三県だけから、これは近畿エリアや福岡にも広がり、その後に全国に広げられたときに、20時までに飲食を済まそう、買い物を済まそうということで閉店時間間際にドッと出かける人が増えて、それが3密になり、かえって感染を拡大させる原因になってしまった、ということにもなりかねないのです。





