新型コロナウイルスの感染が広がっていく中で、マスクの感染防止の有効性については否定的な意見が多く、自分のウイルスを拡散させないための効果で終わることが語られてきました。効果がないと言いつつも、一斉休校した学校を再開するに当たってのガイドラインには児童・生徒のマスク着用が記載されました。マスクを欲しくても購入できないという現状に対して、1世帯につき2枚のマスクを郵送で配布するとの発表が政府からありました。首相が最初に着用していたのはガーゼマスクで、学校給食用かとのツッコミもありましたが、これで少なくとも子どもの通学用だけは最低限であっても確保されることになります。
マスク着用は感染をさせないためのものということで、咳やくしゃみをしたときに、上下からも横からも飛沫が漏れないようにする形が必要です。ガーゼマスクはノーズパッドがないものがほとんどで、横も伸びやすいので、左右から漏れる心配があります。不燃布の使い捨てのマスクならフィットして漏れにくい構造ではあるものの、それは正しく装着した場合のことです。正しく装着できていないと左右から漏れてしまいます。
使い捨てマスクは、耳にかける紐が取り付けられているほうが外側です。それなのに、紐が取り付けられているほうを内側にしている人がいます。いるどころから、街中でもテレビでも半分は表裏が逆の人を多く見ます。外側に紐が取り付けられていると、この紐でマスクの端を押さえて、フィットするようになっています。裏返しだと、この機能が失われるだけでなく、端が浮いた形になって漏れるルートができてしまいます。
医療関係者が使用するサージカルマスクは色で表裏が決まっているので、間違いにくくなっています。そのために紐が内側に取り付けられているものであってもフィットするようになっています。立体構造のマスクは装着する方向が明らかなので、紐の位置は関係なしにフィットします。医療関係者が内側に紐がついた状態で使っているのを見ると、それを真似てつけてしまいがちですが、プロ用と一般用は同じではないので、そこは確認しておく必要があるのです。
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アルコールは肝臓で分解されることから、アルコール飲料を飲むと肝臓に負担をかけます。肝臓に負担がかかって分解能力が低下すると他の有害物質の分解も低下します。肝臓に負担をかけるアルコールと有害物質の分解を促進する成分がウコンとオルニチンです。
摂取タイミングですが、ウコンはアルコールの分解を促進するので、飲酒前に摂ります。肝機能が促進して飲みすぎる人の場合には飲酒後に摂ります。飲酒をしない場合にはウコンは肝臓に負担をかけるようになるので、飲酒をしない人は摂らないようにします。オルニチンは有害物質の分解を行うので、飲酒前か飲酒後に摂ります。
ウコンはショウガ科の多年草で、アジア、アフリカ、中南米の熱帯から亜熱帯の高温多湿地域で自生しています。漢方薬の材料の「鬱金」として、根茎部が肝機能の向上のほか気血の流れを調整する生薬として古くから使われてきました。ウコンはカレーの黄色い色の香辛料のターメリックであると説明されますが、ウコンは3種類あります。ターメリックは秋ウコンのことです。春ウコンの正式名称は姜黄(キョウオウ)で、ウコンが正式名称となっているのは秋ウコンです。このほかに紫ウコンと呼ばれるガジュツがあります。ウコンの有効成分のクルクミンは黄色の色素成分で、春ウコンのクルクミンの含有量は0.3%で黄色なのに対して、秋ウコンは3.6%と12倍の含有量でオレンジ色となっています。紫ウコンにはクルクミンはわずかしか含まれていないため、色は薄い紫色となっています。クルクミンには強い抗酸化作用とともに、アルコールが肝臓で分解されてできるアセトアルデヒドの分解を早める解毒作用を高める作用があります。ウコンの精油成分には胃を保護し、肝臓から分泌される消化液である胆汁酸の量を増やす働きがあります。紫ウコンに精油成分が多く含まれ、春ウコンは含有量が少なく、秋ウコンにはわずかしか含まれていません。ウコンは漢方の医薬品成分でもあることから、摂りすぎると肝臓に悪影響を与えることもあります。また、飲酒をする人の場合にはアルコールの分解を進める有効性がある反面、飲酒しない人の場合には摂りすぎと同じように悪影響を与えることもあります。
オルニチンは体内でアミノ酸の形のままで機能する遊離アミノ酸の一種で、腸から吸収されて肝臓、腎臓、筋肉などに移行します。肝臓で有害なアンモニアを解毒するオルニチン回路(サイクル)を活性化させ、肝臓を保護して、肝臓でのたんぱく質合成を高め、アルコールの分解を促進する働きがあります。抗疲労作用、脂肪燃焼作用なども認められています。食品では、シジミに特に豊富に含まれ、他には平目、鮪、チーズなどに含まれます。
男性と女性を比べると免疫は女性のほうが強い、ということは以前から言われてきました。それを裏付ける証拠の一つとして、がんの感染者数と死亡者数の比較がされています。感染者では男性は55%、女性は45%ほど多くなっていますが、死亡数では男性は58%、女性は42%と、やはり男性のほうが多くなっています。これに対して、新型コロナウイルスの男女差を見ると、その違いは極端で、男性は女性の3倍ほども感染率が高くなっています。感染した人の死亡の割合には大きな差はないので、そのまま計算すると男性は女性の3倍もの危険性があるということになります。
男性と女性で、何が違っているのかというと、がんの場合には免疫細胞のT細胞が直接的に攻撃をしますが、新型コロナウイルスの場合にはB細胞が作り出した抗体が攻撃をしています。この抗体を作り出す能力が男性と女性では違っています。男性ホルモンは抗体を作る能力を低下させるのに対して、女性ホルモンは抗体を作る能力を向上させます。
がんの場合には、若い人は進行が早いとされますが、それはがん細胞が成長ホルモンによって増殖が促進されるからです。それに対して新型コロナウイルスの場合には、成長ホルモンの影響を受けるわけではなくて、高齢者のほうが死亡率が高くなっています。
若い人は新型コロナウイルスに関してはリスクが低いと考えられてはいるものの、抗体を作り出す能力の男女差を見ると、男性は若いほど男性ホルモンの分泌が多いので、男性の場合には若いことがデメリットにもなります。それに対して女性は若いほど女性ホルモンの分泌が多くて、新型コロナウイルスには若いほどメリットがあることになります。
新型コロナウイルスの年齢と性別の感染率と死亡率のデータは、まだ明らかにはされていないものの、数が多くなるとデータが明確になってきます。できることなら、数が爆発的に多くなって明確になってほしくはないのですが、そのタイミングが迫ってきています。
新型コロナウイルスの感染拡大から、繁華街の外出を避けるように大人がいくら言っても、若者は言うことを聞かず、東京の渋谷や原宿に多くの若者が出歩いていました。不要不急の外出を避けることは必要だと言われても、密閉空間、密着場所、密接場面の3つの密でなければ感染リスクが低いということが報道されると、外だから感染しないと考えるのもわからないではない気がします。
繁華街を歩くだけで、店にも入らないから安全だという感覚のようですが、繁華街に来るまでの移動手段が3つの密に該当する混雑した電車であれば、繁華街に行くのは安全ではないということになります。しかし、そのことを考えることもなく、家の中にいるのはつまらないから、友達を遊びたいからという気持ちが優先されて、詳しいことを考えることなく行動に移しています。
この状態についてテレビ番組のコメンテーターが「発達障害ではないか」という発言をしていました。考える前に行動を起こすのは、発達障害障害の注意欠如・多動性障害に特徴的にみられることです。じっとしていられないという特性は、今回の深く考えることなくリスクが高いところに行くという若者の行動と共通しているようにも感じます。リスクの高いところに、リスクの高い移動法で来たことを他から指摘されて、初めて気づいたという声もありました。
不要不急の外出は自粛するように言われていることはわかっていても、本人にしてみると不要不急だという感覚を持っています。感染防止のために一斉休校となった小学校、中学校、高等学校、特別養護学校は4月から一斉開校されるとの話があったとき、それまでの期間しか友達と遊ぶ機会がないからというのは、当事者にとっては不要不急ではなくて“必要火急”の用件となっています。発達障害児のような行動を多くの若者が我慢できずにやってしまうことを見ると、考える前に行動をするのは発達障害児だけの特性ではないようにも思われます。発達障害児を考えた対応を、子どもに対してもやらなければならない状況になっているのかもしれません。
新型コロナウイルスの感染率には国による違いがあります。それはウイルスの強さに関係があるのか、それとも国の感染防止対策の成果なのか、議論があるところですが、イタリアで感染が急拡大したのは都市の形態と家族関係が影響しているようです。ヨーロッパの都市が城郭都市から発展したもので、行政や仕事場、商業地が城郭都市内にあり、そこで働く人の多くは城郭都市の外側に住んでいます。そのために、祖父母、親、孫の3世代で暮らす家族が非常に多くなっています。
若い人は感染をしていても症状が現れず、その状態で濃厚接触者に感染させるというところが恐ろしい感染症であることから、都市部で感染した若者が家庭に持ち帰って、高齢者が感染するという急拡散をする条件が揃っているのがイタリアに限らず、城郭都市から発展したヨーロッパの特徴となっています。
イタリアの高齢化率は2018年データでは23.3%で日本に次ぐ第2位となっています。日本は28.1%と相当の高齢化率ですが、まだ新型コロナウイルスの感染者が多くはないのは日本の高齢者の生活形態が影響しています。日本の高齢者(65歳以上)の独居率は2020年推計で男性が15.5%、女性が22.4%となっていて、これも世界一の割合です。
外で遊んだ若者が感染して家庭内で高齢者に感染させないように繁華街に出ないことを言われたときに、「うちには高齢者がいない」ということを遊びに出る理由としていた声もありました。そう言わせるほど、身近なところに高齢者がいない世界は都市部には多くなっています。
独居の高齢者は外出を自粛すれば若者から感染するリスクは低くなるといっても、デイサービスなどのサービス提供者から感染するリスクは当然のようにあります。今は感染が強く疑われる人しか検査が受けられない状態ですが、高齢者の感染を本気で防止するなら、医療や福祉で多くの人と接触する人は是非とも検査を受けて、安全の証明をもって仕事に当たってほしいということです。
便通を改善するためには、腸内細菌のバランスを整えることと同時に、腸壁を刺激して腸の蠕動活動を盛んにすることも大切になります。その働きをする成分はカルシウムとマグネシウムです。カルシウムとマグネシウムというと骨を強化する成分として知られていますが、吸収度は低くてカルシウムは30%ほどの吸収率です。マグネシウムの吸収率は30〜50%とされています。吸収されなかったカルシウムとマグネシウムは腸壁を刺激して、便通を改善するために働くということです。
摂取タイミングですが、食事の後に摂ることで、食品とともに腸管を刺激するようになります。ただし、カルシウムのサプリメントの場合には吸収率を高めるタイミングがあります。
カルシウムは骨や歯に必須のミネラルで、体重の約2%を占め、そのうち約99%が骨や歯にあり、約1%が血液や筋肉中にカルシウムイオンとして溶け込んでいます。血液凝固、筋肉収縮、神経系の調整のほか細胞内外のカルシウム濃度の調整によって細胞の機能の調整、ナトリウム排泄による血圧調整をする作用があるほか、腸壁を刺激して蠕動運動を盛んにし、便通を促進する作用があります。カルシウムの吸収率は約30%とされているものの、吸収率を高める方法があります。それは空腹時にも摂ることです。カルシウムは胃の中でイオン化してから吸収されるので、食後に摂るとイオン化が低下しているので吸収率が高まりにくくなっています。そこでサプリメントの場合には、胃の中に食べ物がない空腹時、つまり起床直後が就寝前に摂るようにします。
マグネシウムは多量元素のミネラルで、体内では60~65%は骨に含まれ、残りは肝臓、筋肉、血液などのタンパク質と結合して存在しています。300種類以上の酵素に作用する補酵素であり、筋肉の収縮、神経の興奮抑制、血管拡張による血圧降下などの作用があります。にがりの主成分であり、腸壁を刺激して便通が促進されますが、過剰に摂ると下痢になる危険性もあります。
ヨーロッパに旅行をすると水道水を飲むことが注意されます。これは水道水に含まれるカルシウムとマグネシウムが多い硬水であるために腸壁が刺激されすぎて、下痢を起こすからです。それくらいカルシウムとマグネシウムは便通に効果があるということです。
新型コロナウイルスの感染拡大は、ウイルスの増加を抑える免疫力が低下していることが大きく影響しています。日本人は免疫力が低下していると言われるので、免疫力の低下を抑えることが重要となります。免疫低下の原因としてあげられることに腸内環境の乱れ、低体温による冷えなどもありますが、最も影響しているのは免疫細胞の働きの低下です。免疫細胞は病原菌などと戦っている免疫の本体で、白血球とリンパ球があります。
免疫細胞は軍隊のようなもので、常に戦っていると強くなっていきます。日本は衛生的な国で、島国であることから外からの病原菌などの侵入が少なく、細菌やウイルスと戦う機会が少ないことから、どうしても免疫細胞の戦闘力が高まりにくくなっています。白血球の中のマクロファージは細菌やウイルス、がん細胞などを内部に取り込んで、その中で活性酸素を発生させて身体にとって有害なものを破壊して処理しています。ただ処理するだけでなく、サイトカインという生理活性物質を放出することによって外敵の種類、数などの情報をリンパ球に伝えています。
リンパ球には抗体を作り出して外敵を攻撃するB細胞、直接的に攻撃するT細胞があります。マクロファージが常に戦っているとサイトカインが分泌されやすくなり、抗体が多くなり、的確に外敵を攻撃できるようになります。
初めて経験したウイルスについては、抗体が作られたとしても、まだ充分に攻撃するほどの数は作られることはないのですが、何度かウイルスに触れ合っていると抗体の攻撃力が高まっていきます。しかし、高まってくるのは同じウイルスに対抗する力であって、ウイルスが変異すると別のタイプになってしまうので、再び新たなウイルスに遭遇したのと同じこととなります。
こういうことでは、免疫細胞の攻撃力は日本人でも欧米人でも変わりがないことになります。それなのに欧米のほうが感染力が高くなっているのは、免疫細胞の力の差というよりも、変異したウイルスの強さのせいかもしれないという考えが広まってきているのです。
科学的な説明をさせると信じやすいということは以前からあったことです。科学的な説明をしたほうが商品が売れやすい、サービスが受け入れやすいということで、商品販売、サービス提供の手法として、もっともらしい説明をしていることが目立っています。これはニセ科学と呼ばれていますが、その一つとしてあげられるのが「好転反応」です。好転反応というのは、身体によいものを摂ると、改善する前に一時的に悪い状態になることを指しています。
身体の中に蓄積されている有害物質を排出するものを摂った場合には、一時的に排出量が増えるために、皮膚からも排出されて、皮膚が赤くなる、かゆみが出るといった症状が現れることがある、といった説明をされています。だから、ある成分を摂取したことによって反応が起こったら、これは身体にとってよい反応なので、成分の摂取を続けるべきだと主張しているわけです。
普通の感覚なら、何かの成分を摂って普段とは異なる反応が出たとすると、これは副作用ではないか、アレルギーではないか、と考えるのは当たり前の反応のはずです。ところが、よくなる前の悪い反応という説明を受け入れてしまいがちです。というのは、好転反応は以前からあった言葉で、思った以上に浸透しています。東洋医学では好転反応は教科書にも載っていることで、漢方薬では当たり前のように起こっていることだからです。
発達障害の改善については好転反応が起こるかということですが、改善する前に一時的であっても悪い状態になるということはあってはならないことです。自閉症スペクトラム障害で外部との交流が苦手な人を無理に交流させたとすると、当然の反応として状態が悪くなることもあります。本来ならやるべきではないことをやって、よくない状態になっても、これが改善される前兆だと思い込んで続けてしまったら、どんどん悪くなる方向に進むことが考えられます。しかし、好転反応のようなことを主張する人は少なくなくて、しかも治療やコンサルタントを仕事としている人にもいます。
こういった不安を感じたときに相談することができる、身近な存在であり、しかも科学的に的確に返答してくれる存在は重要であると考えています。
嗅覚障害というと、発達障害の自閉症に多くみられる感覚過敏と感覚鈍磨が一般には知られています。匂い・臭いに過敏に反応するのは嗅覚過敏で、反応が鈍いのが嗅覚鈍麻です。どちらにしても本人にしてみれば厳しい状態で、生活しにくいことですが、新型コロナウイルスの感染拡大で新たに知られるようになった嗅覚障害は、感覚鈍麻に近い反応です。
新型コロナウイルスに感染して陽性になった人に、感染発覚するまでに特に気になる反応があったかを聞いたところ、嗅覚が鈍くなった、匂い・臭いが感じなくなったということがあげられていました。どうやら、新型コロナウイルスに感染すると嗅覚が鈍くなることがあるのがわかったということで、嗅覚の鈍麻は重要な判定基準の一つになることがわかったということです。しかし、この判定基準は個人差が大きくなっています。
嗅覚の鈍麻の前に、味覚が鈍くなったということを訴える人もいました。味覚は舌にある味蕾でキャッチして脳が反応していると思われがちですが、これだけでは味を感じることはできません。味を感じるときには味蕾による反応と合わせて、嗅覚を感じる鼻腔にある神経の反応が合わさって、味を感じています。風邪で鼻が詰まっていると味を感じなくなるという経験をしたことがある人は多いかと思いますが、嗅覚が低下すると味覚も低下してしまいます。
嗅覚鈍麻が現れたときだけでなく、味覚鈍麻が現れたときにも、新型コロナウイルスの感染が疑われるということになります。味の変化は、重要な判定基準となることなので、しっかりと味わい、しっかりと匂い・臭いを嗅ぐことは健康を守るためには重要なセンサーとなります。昔の子どもは食べられるものを判別するときには臭いを嗅いで判断していましたが、安全な食品が増えてきた、というか、ほとんどが安全という時代には嗅いで判断する能力が低下しています。それだけ、危険なウイルスを判別する能力が低下しているということになります。
プレバイオティクスは善玉菌の増殖を促進する食品成分で、プレバイオティクスを摂ることで善玉菌を増やすことができます。摂取タイミングですが、食事の後に摂ることで、腸まで届きやすくなります。
プレバイオティクス作用のある素材としては、オリゴ糖、フェカリス菌、サイリウムがあげられます。
オリゴ糖は消化酵素によって分解されず、大腸内でビフィズス菌などの善玉菌の栄養源になる難消化性の糖です。オリゴは「少ない」の意味で、最小単位の単糖が2~20個、鎖状に結合したものです。代表的なオリゴ糖にはフラクトオリゴ糖(アスパラガス、ニンニクなど)、大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖(母乳や牛の初乳)、キシロオリゴ糖(食物繊維を発酵させた難消化性オリゴ糖)などがあります。シクロデキストリン(環状オリゴ糖)では、6個のブドウ糖が結びついたα‐シクロデキストリンがオリゴ糖の役割をします。腸内細菌の善玉菌の代表であるビフィズス菌の増殖のほか、便秘や下痢の改善、たんぱく質の消化吸収の促進、ミネラルの吸収の促進、脂質代謝の改善などの作用があります。
フェカリス菌は菌体が小さい乳酸菌の一種で、乳酸菌の中でも球形のため乳酸球菌に分類されています。乳酸菌は生菌が食品などに添加されますが、フェカリス菌は過熱殺菌処理した死菌となっています。フェカリス菌は死菌で摂ると腸内細菌の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やすほか、免疫力の向上、コレステロール低下、血圧降下、抗アレルギー、美肌作用などが確認されています。サイズは1μm(1㎜の1000分の1)と通常の乳酸菌の5分の1ほどで、少量で大量の菌を摂ることができます。1回分で1兆〜4兆個が摂れる製品もあります。
サイリウムはインドや地中海地域で栽培されているオオバコ科の植物で、種子の半透明の膜に水溶性と不溶性の食物繊維が豊富に含まれています。善玉菌を増やす作用があるほか、水を吸収して固形になって有害物質や不要な物質を吸着して排泄させる作用があります。便通の促進、血糖値の抑制、コレステロールの抑制などの効果があります。





