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「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのカルシウムの欠乏回避の「目安量の策定方法」を紹介します。

〔目安量の策定方法〕
*乳児(目安量)
乳児については、母乳から必要なカルシウム量を摂取できるとして、母乳中のカルシウム濃度と哺乳量から目安量を算出しました。

0〜5か月児については、日本人を対象とした報告から母乳中のカルシウム濃度を250mg/Lとして、基準哺乳量(0.78L/日)を乗じると195mg/日となり、丸め処理を行って200mg/日を目安量としました。

なお、乳児用調製乳は母乳に近い組成となっていますが、母乳の吸収率が約60%であるのに対して、その吸収率は約27〜47%とやや低いと報告されています。

6か月以降の乳児については、母乳と離乳食、双方に由来するカルシウムを考慮する必要があります。

6〜11か月の哺乳量(0.53L/日)と母乳中のカルシウム濃度の平均値(250mg/L)から計算される母乳由来の摂取量(131mg/日)に、各月齢における離乳食由来のカルシウム摂取量から得られる6〜11か月の摂取量(128mg/日)を足し合わせたカルシウム摂取量は261mg/日となり、丸め処理を行って250mg/日を目安量としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

毎月25日:「プリンの日」(オハヨー乳業)、「歯茎の日」(佐藤製薬)、「いたわり肌の日」(ライオン)

「お客様は神様です」の金言が今でも伝えられる国民的歌手の三波春夫さんのことは幼い頃から長らく記憶から離れていたのですが、それを思い出すことになったのは新潟県柏崎市から上京したときのことです。

大学の保証人になってくれた東京在住の遠い親戚に会い、暮らすところとなる住所を知らせたときに、「チャンチキ通りの近くだね」と言われました。チャンチキといえば三波春夫さんの歌手デビュー曲にして大ヒット曲の「チャンチキおけさ」を思い浮かべたものの、そのときには似たような名前の通りがあるのかな、と感じた程度でした。

上京して初めて住んだのは、中野区江古田で、再び親戚の方に会ったときにチャンチキ通りは江古田通りのことで、その途中に大豪邸があって、それが三波春夫さんの家族が暮らす家だということを知りました。

近所の方に聞いたら、歩いて行けるところだということで、入学式の前に見に行きました。そのときに驚いたのは、観光バスが近くに泊まっていて、東京の名所の一つ(物好きな人だけ?)になっていることも知りました。

近所の方には、三波邸ではなくてチャンチキ屋敷と呼ばれていて、当時はタクシーに乗って、チャンチキ通りに行ってほしいと告げると、間違わずに行くだけでなくて、「チャンチキ屋敷の手前か先か」と聞かれるくらいでした。

このときのことを後に三波春夫さんに直接話す機会がありましたが、それは三波春夫さんが著者の書籍『歌藝の天地』(PHP研究所刊)の編集の手伝いをした1984年のことでした。

その書籍の中には「お客様は神様です」の本当の意味についても書かれていましたが、これについては、金言の心理72「お客様は神様です」3で紹介させてもらっています。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

発達障害は、生まれつき脳の発達が通常と違っているために、身体や学習、言語、行動において幼児のうちから症状が現れ、通常の育児ではうまくいかない状態を指しています。

成長するにつれて、自分自身のもつ不得手な部分に気づき、生きにくさを感じることがあります。

発達障害は通常は生涯にわたって継続するものですが、その特性を本人や家族、周囲の人がよく理解して、その人に合ったやり方で日常的な暮らしや学校、職場での過ごし方を工夫することができれば、持っている本来の力が、しっかりと活かされるようになります。

発達障害は、発達障害者支援法には「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」(第2条)と定義されています。

発達障害は、自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥(欠如)・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)の3つに大きく分類されています。このほかにトゥレット症候群、チック障害、吃音(症)なども発達障害に含まれます。

発達障害の特徴が重なり合っている場合も多く、どのタイプにあたるのか発達障害の種類を明確に分けて診断するのは難しいとされています。年齢や環境によって目立つ特性が違うことから、診断された時期によって診断名が異なる場合もあります。

これらは、生まれつき脳の一部の機能に障害があるという点が共通しています。同じ人に、いくつかのタイプの発達障害があることも珍しくなくて、そのため同じ障害がある人同士でも、まったく似ていないように見えることがあります。個人差が非常に大きいという点も発達障害の特徴といえます。

また、複数の状態が重なり合って現れることもあり、そのために発達障害の種類を明確に分けて診断することは難しく、早期発見が遅れることにもつながっています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

バナナは今でこそ安価なフルーツの代表的な存在ですが、かつては高級品として扱われていて、果物店ではメロンと並ぶ位置に置かれて販売されていた時代もありました。それは昭和40年代のことで、輸入されるフルーツはバナナに限らず高級品という感覚でした。

その一方で、昭和40年代には高級フルーツのバナナが安売りされていたことを記憶している人も少なくないかと思います。それは“バナナの叩き売り”で、高級なバナナが露店で売られて、飛ぶように売れると言われるほど早く、大量に売れていました。

これはバナナの日持ちが関係しています。当時は、ほとんどが台湾産バナナで、熟す寸前に輸入されるので、短期間のうちに売り切らないといけないという事情がありました。

現在のように熟していない状態で輸入して、青酸ガスなどで燻蒸して、黄色くなってから流通させるという制度ではなかったので、とにかく傷みが早かったのです。

燻蒸処理を行う方法だと、遠い地域から大量に運ぶことができるので、安く、安定して販売することができるようになりました。

現在のバナナの輸入割合は、約80%はフィリピン産で、それに続いてエクアドルが約9%、メキシコが約7%となっています。その他は、グアテマラ、ベトナム、ペルーと続き、台湾は9位となっています。

遠くから運ばれてくるバナナは、日本まで赤道を通過して運ばれてくる国で栽培されたものがほとんどです。高温多湿の地域を通過する船の中ではカビが生えやすく、それだけ多くの防カビ剤が使われる可能性が高くなります。

輸入されるフルーツに使われる防カビ剤は、MBC(カルベンダジム)という農薬を主成分としたベノミルやチオファネートメチルが使われています。これらの薬剤が入れられた水槽を通過させるか、スプレーで噴霧する形で殺菌処理がされています。

台湾やフィリピンからの輸送なら赤道を超えるわけではなく、台湾の場合には収穫から日本に届くまでの期間は5日ほどです。そのため、ミョウバン(硫酸アルミニウム−硫酸カリウム複合体)を使ってきたので、まだ安心度が高いといえます。

農薬が使われて防カビ処理がされていても、皮にだけ残留しているなら問題は少ないかもしれないのですが、バナナの場合は軸の部分と花がつく先の部分に微細な穴があって、そこから成分が浸透して、残留農薬となっています。

これは不都合な真実として、できるだけ業界内に限っての話にしてきたものの、今のネット時代には即座に知られてしまうことです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのカルシウムの欠乏回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」を紹介します。

〔推定平均必要量、推奨量〕
*成人・高齢者・小児(推定平均必要量、推奨量)
体内カルシウム蓄積量、尿中排泄量、経皮的損失量と見かけのカルシウム吸収率を用いて推定平均必要量を算定しました。

推奨量は、個人間の変動係数を10%と見積もり、推定平均必要量に推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。

*妊婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
新生児の身体には約28〜30gのカルシウムは含まれており、この大半は妊娠後期に母体から供給され、蓄積されます。

一方、妊娠中は母体の代謝動態が変化して、腸管からのカルシウム吸収率は著しく増加します。日本人を対象とした出納試験でも、カルシウム吸収率(平均±標準偏差)は、非妊娠時23±8%に対して、妊娠後期には見かけ上、42±19%に上昇していました。

その結果、カルシウムは胎児側へ蓄積され、同時に通常より母体に取り込まれたカルシウムは、母親の尿中排泄量を著しく増加させることになります。そのため、付加量の設定は不要と判断しました。

なお、アメリカ・カナダの食事摂取基準、EFSA、北欧諸国の食事摂取基準も、この考え方を採用しています。

*授乳婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
授乳中は、腸管でのカルシウム吸収率が非妊娠時に比べて軽度に増加して、母親の尿中カルシウム排泄量は減少することによって、通常よりも多く取り込まれたカルシウムが母乳に供給されます。

そのため、付加量は必要がないと判断されています。アメリカ・カナダの食事摂取基準、EFSA、北欧諸国の食事摂取基準も、この考え方を採用しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのカルシウムの欠乏回避の「要因加算法による値の算定に用いた諸量」を紹介します。

〔要因加算法による値の算定に用いた諸量〕
*体内蓄積量
二重エネルギーX線吸収法(DXA法)を用いて全身の骨塩量を測定した報告を基に、性別および年齢区分ごとに平均骨塩量を算出して、年間増加骨塩量を求めて、この値から性別および年齢区分ごとの年間カルシウム蓄積量を算出しました。

なお、日本人の小児を対象とした横断的な研究では、対象者が少ない年齢もあるものの、今回推定した蓄積量が近い値が報告されています。
6歳以下については、年齢ごとの骨塩量増加量に基づいて年間のカルシウム蓄積量を算出しました。

*尿中排泄量および経皮的損失量
カルシウムの尿中排泄量は、カルシウム出納の平衡が維持されている場合には、体重(kg)0.75×6mg/日と計算されます。

この計算式で求められるカルシウム排出量は、実際に日本人女性の出納試験時の24時間尿中カルシウム排泄量とほぼ等しくなっています。
また、カルシウムの経皮的損失量は尿中排泄量の約1/6と考えられています。

したがって、性別と年齢区分ごとの参照体重から尿中カルシウム排泄量を算出して、さらに経皮的損失量を算出しました。

*見かけの吸収率
カルシウムの見かけの吸収率は摂取量に反比例します。

ただし、海外の研究で用いられた摂取量の多くは、日本人の平均的な摂取量よりも多いため、報告された見かけの吸収率をそのまま日本人に用いると過小に評価する可能性があります。

また、ダブルアイソトープ法によって真の吸収率が推定されますが、この値は見かけの吸収率よりも高く算出されます。

そこで、出納試験(見かけの吸収率が求められる)あるいはアイソトープを用いた試験(真の吸収率が求められる)の報告を基に、日本人のカルシウム摂取量の現状を踏まえて、性別と年齢区分ごとの見かけの吸収率を推定しました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

毎月24日:「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京削節類卸協同組合)

「20年振りの閉店セール」については前回(表町学6)に概要を書きましたが、その話を岡山市表町商店街の連合会の理事長から初めて聞いたときには、こんな想像をしていました。

1 食器店を20年前に閉じることになって、閉店セールを行った

2 閉店セールをしたものの、そのまま店も食器も残った

3 食器を売り尽くして本当の閉店とする

商店街のメインストリートの有名食器店が、20年間もシャッターが閉まっていた理由は、店頭に立ってボランティアをする中で関係者と話をしたり、20年前の店のことを知っている人から話を聞く中で、だんだんと実際のところがわかってきました。

20年前には閉店セールは行われていなくて、20年前にシャッターを閉めた、そのままの状態になっていました。これは「20年振り」ではなくて、「20年を経ての」とか「20年越しの」というのが正しいのだろうという感じで、NHKの地元番組で生中継されたときのタイトルは「20年越しの閉店セール」となっていました。

閉店セールのボランティアとして知ったことを物語的に書いてみると、こんな感じになりました。

1 食器店のオーナーは閉店させるつもりはなくて、いつもと同じようにシャッターを閉めた

2 ところが、体調を崩してシャッターを開けることなく、後を継ぐ人もいなくて、そのまま20年間もシャッターが閉まったままだった

3 表町のアーケード街の超一等地にある店と食器を全うさせて次へと続けていくために、商店会の有志が立ち上がった

今や手に入れることができない高級食器を20年前の値札から4割引き(途中から5〜7割引に変更)で販売して、有効に使ってほしいという思いを伝えました。

「20年前の値札からの割引」という端的なフレーズが小さな疑問を生み、それに短い説明をすると納得をして買ってもらえる、つまり売れ残りを少なくして、食器を食器として使ってもらえるということになります。

このことは短期的な目的で、閉店セールが3か月で終了したときには、次の展開が始まっているという絶好のスタートを切ることができるのです。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

活性酸素は多くの疾患や身体機能に影響を与えることから、体内で活性酸素を消去することの重要性を伝え、そのための方法を紹介することは大切であるとの認識で、“抗酸化業界”と長らく付き合ってきました。

抗酸化業界というのは、研究者や医師、健康食品やサプリメントの販売会社、抗酸化成分を多く含む食品の販売会社などを含めています。こういった方々や企業を登場させるメディア(テレビや健康関連雑誌、書籍など)も抗酸化業界の一部ともいえます。

抗酸化成分を摂取すると、体内で発生した活性酸素を通常の酸素に戻すことができます。

活性酸素は簡単に説明すると、酸素分子にあるプラス電子4つ、マイナス電子4つのバランスが崩れたもので、主にはマイナス電子が欠けています。そこにマイナス電子を与えるのが抗酸化ビタミン(ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE)です。

活性酸素は電子を奪いやすいところから取っていく性質があるので、人間の細胞よりも電子を奪いやすいものが近くにあったら、そちらから取っていくことになります。その電子が奪われやすいものが抗酸化成分で、その代表が植物の色素です。

抗酸化成分というと赤ワインのポリフェノール、トマトのリコピン、ブドウなどのアントシアニン、大豆のイソフラボン、玉ねぎのケルセチン、ゴマのセサミンなど、さまざまなものが登場して、その都度ブームを起こしていました。

そういった流れの中で、一般的な認識となったのは色素が多いものは抗酸化力が強いということで、色の濃いものが選ばれるようになりました。

しかし、そうとは言えないものがあって、緑茶のカテキンは通常の食品類では最も抗酸化力が強いのに、色が薄くなっています(ほとんど無色)。

緑茶といえば濃い緑色という印象があって、この緑色がカテキンの色だと思われがちですが、緑色の正体は葉緑素(クロロフィル)です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕