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「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の糖尿病と特に関連の深い栄養素の「脂質」の続きを紹介します。

〔脂質〕
2011年のメタ・アナリシスでは、多価不飽和脂肪酸の摂取量の増加は、HcA1c値の低下をもたらすことが示されています。

日本人の観察研究からも、女性では総脂質および脂肪酸の摂取と2型糖尿病発症との関連は見られないものの、男性では総脂質、一価不飽和脂肪酸、n-3系脂肪酸の摂取が多いほど2型糖尿病の発症リスクが低いことが報告されています。

また、一方で、トランス脂肪酸の摂取量が多いことが2型糖尿病の発症リスクとなる可能性も報告されています。

このように、糖尿病の発症・重症化予防の観点から、日本人における適正な脂質および各種脂肪酸摂取比率を設定する積極的根拠は乏しいのが現状ですが、動脈硬化の原因となる脂質異常症の予防・改善のためには、コレステロールや飽和脂肪酸を多く含む食品の摂取過多を避け、多価不飽和脂肪酸を含む食品の摂取が望まれます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の糖尿病と特に関連の深い栄養素の「脂質」を紹介します。

〔脂質〕
糖尿病患者は非糖尿病患者に比べて、脂質摂取量、特に動物性脂質の摂取量が多いとの報告があります。

国外の前向きコホート研究では、総脂質摂取量が糖尿病発症リスクになるとの報告がある一方で、総脂質摂取量をBMIで調整すると糖尿病発症リスクとの関連が消失するとの報告や、総脂質摂取量は糖尿病発症リスクにならないとする報告があります。

しかし、国外の研究では脂質摂取量が30%エネルギーを超えており、30%エネルギーを下回る日本人の平均的な摂取状況にある者については、糖尿病の予防のために総脂質摂取量を制限する根拠は乏しくなっています。

また、脂質摂取制限の体重減少効果を検証した最近のメタ・アナリシスでは、有意な効果が見出されていません。

ただし、多くの研究において、飽和脂肪酸の摂取量が多いことが糖尿病の発症リスクになり、多価不飽和脂肪酸が、これを低減させるとされています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の糖尿病と特に関連の深い栄養素の「たんぱく質」の続きを紹介します。

〔たんぱく質〕
近年、赤身肉や加工肉と2型糖尿病発症リスクとの関連が相次いで報告されており、1日当たり100g超の赤身肉の摂取が糖尿病発症リスクを増加させるとする報告がある一方で、赤身肉や加工肉を卵、乳製品、植物性たんぱく質などへ置き換えることで、糖尿病の発症リスクが軽減される可能性も報告されています。

このように、総たんぱく質摂取量の増加、そして赤身肉や加工肉の過剰な摂取が糖尿病の発症リスクの増加や血糖コントロールの悪化につながる可能性が報告されています。

しかし、これらの報告の多くは国外の観察研究をもとにしたものであり、欧米人と比較して動物性たんぱく質の摂取量が少ない日本人において、さらに動物性たんぱく質の摂取量を減らすことの意義は明らかではありません。

実際、日本人2型糖尿病患者を対象とした観察研究において、75歳以上の高齢者では、たんぱく質摂取量が少ないほど死亡率が高いとの報告もあります。

よって、日本人糖尿病患者におけるたんぱく質摂取量の至適範囲に関しては、画一的な設定をすることは難しく、患者の背景によって柔軟に対応する必要があります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「バウムクーヘンの日」ユーハイムが、1919年3月4日に広島県物産陳列館(後の原爆ドーム)のドイツ展示販売会にバウムクーヘンを出展したことから制定。

「酸蝕歯の日」スミスクラインが、歯のエネメル質の摩耗を防ぐシュミテクトの普及のために酸蝕(3)歯(4)の語呂合わせで制定。

「真っ白なそば・更科そばの日」更科堀井(東京都港区)が、さ(3)らし(4)なの語呂合わせで制定。

「短鎖脂肪酸の日」江崎グリコが、短鎖(3)脂(4)肪酸の語呂合わせで制定。

「サジーの日」日本サジー協会が、奇跡の果物サジーの普及を目的にサ(3)ジー(4)の語呂合わせで制定。

毎月4日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

関東で“たぬき”といえばタネ抜きの略で、天ぷらのタネを抜くと天かすになります。

天かすと揚げ玉とは同じものかどうかという議論はあるものの、そばに揚げ玉が入ったものは“たぬきそば”、うどんは“たぬきうどん”となります。

関西では揚げ玉を入れた麺類はないので、「たぬきうどん」と注文しても、目的のものが食べにくいということだけでなくて、関西では“たぬき”は“きつねうどん”なので、注文が通りません。

この混乱を自分なりに解決できてから京都に行ったときのこと、きつねそばを食べたくて「たぬき」と注文したら、きつねうどんが出てきました。それも刻んだ油揚げと青ネギが具で、餡がかかっていました。京都では、そばがうどんに化けていました。

大阪では、うどんがそばに化けて、たぬきは“きつねそば”のことだと前回書きましたが、どこまで化かし合いが続くのか、つまり注文したものと同じものがスムーズに出てくるのか、やはり関東とは違っているという感覚でした。

注文したものと違うものが出てくるのは、実は関東でもあることです。

久しぶりに東京に行ったときに、懐かしい味でお酒を飲もうと思い、老舗そば屋で「ぬき」を注文したら、なんと“たぬきそば”が出てきました。

そばを食べずに、つまみとして天ぷらそばの“そば抜き”を注文したのに、また滑舌もよかったはずなのに。

聞き間違いではなくて、「ぬき」を“たぬきそば”だと思ったという、今どきの店員の知識(のなさ)のせいで、つまらない食事(その店では初めての経験)になってしまいました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

母親の実家の寺院がある新潟県出雲崎町には今や国内唯一になった手作り紙風船製造所があり、そこは寺院の門徒であったことから、災害の復興の資金づくりのために寺院に門徒の家族が集まり、紙風船づくりの内職を始めました。

紙風船の材料も製品も軽いものなので、小学校低学年の子どもでも紙風船製造所と寺院の間を行き来することができました。

紙風船といえば今では丸型が普通になっていますが、紙風船を全国に広めた富山の薬売りがおまけとして配っていたのは主には四角(立方体)の紙風船でした。出雲崎町には富山の薬売りも訪れていて、子どものときの常備薬は富山の置き薬でした。

「出雲崎では四角の紙風船はおまけにならない」と言って干菓子を置いていった記憶がありますが、それは紙風船の産地ならではのことです。

江戸時代の浮世絵に描かれている紙風船は四角ですが、テレビ時代劇で使われているのは出雲崎の紙風船です。今ではおまけに紙風船を配ることはあっても、それは丸型の出雲崎で仕入れたものです。

四角であれば紙を貼り合わせるのも簡単ですが、丸型の紙風船は8枚の紡錘形の紙を貼り合わせていきます。紙風船のカーブに合わせた曲がった竹ひごに紙を乗せて、外側から指で押して1枚ずつ糊付けしていきます。最後に一周して丸型になったら、紙風船の穴を通して取り出します。

1個が“銭単位”の工賃で、100銭が1円だということを知り、これが単位に興味を持ったきっかけでした。その積み重ねが大きな力になること、それを続けることが大切であることを知った貴重な機会にもなりました。
〔小林正人〕

機能性表示食品は、一定の範囲で機能性を表示することが許可されている健康食品で、その表示内容は、根拠となる資料を消費者庁に届出することで「機能性表示食品」であることを示して販売することができます。

血圧や血糖値などの検査数値で結果がわかることであれば、改善の内容を明らかにしやすくて、消費者も自分の状態に合っているのかを確認して使うことができます。

ところが、「目のぼやけを改善する」という機能性となると、何を言わんとしているのか分かりにくい(わからない)ところがあります。

目のぼやけというと、ピントが合わない、くっきりと見えないという目の老化を意味していることが多くて、その改善をしてくれる機能性表示食品であるというイメージが抱かれがちです。

ところが、実際には老眼や視力を高めてくれる機能となると、それを食品に求めるのは、かなり難しいところがあります。

目のぼやけの改善をうたっている食品素材を見てみると、ルテイン、ゼアキサンチンであって、その素材はマリーゴールドです。

ルテインは、ブロッコリーやケール、マリーゴールドなどに豊富に含まれる眼に多く存在している抗酸化作用のあるカロテノイドで、眼の網膜の黄斑部や水晶体のほか、乳房、子宮頸管部に蓄積されています。

体内には約20種類のカロテノイドが存在していますが、黄斑部に存在しているのはルテインと、ルテインから合成されるゼアキサンチンだけです。この2種類のカロテノイドが黄斑部と水晶体に蓄積されて、活性酸素による酸化から眼を守っています。

紫外線を直接受ける網膜と水晶体は活性酸素が発生しやすく、活性酸素が多く発生することで加齢性黄斑変性症や白内障のリスクが高まります。ルテインには、日光による眼のダメージを防ぎ、黄斑変性症や白内障のリスク低減などの作用があります。

最も多く含まれているのはハーブとして知られるメキシコ原産のマリーゴールドの花弁です。

機能性表示の内容を見てみると、コントラスト感度の改善・向上であって、色の濃淡を識別する能力を指しています。一般にイメージされている視力をよくする機能とは大きく違っているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の糖尿病と特に関連の深い栄養素の「たんぱく質」を紹介します。

〔たんぱく質〕
たんぱく質、特に動物性たんぱく質の摂取量の増加が糖尿病の発症リスクになるとする研究結果が報告されています。

スウェーデンで行われた前向きコホート研究では、たんぱく質エネルギー比率が20%エネルギーと12%エネルギーの者で糖尿病発症リスクを比較すると、高たんぱく質群(20%エネルギー)ではハザード比が1.27であったと報告しています。

また、2型糖尿病患者を対象とした検討では、たんぱく質摂取量と血糖コントロール不良の関連が報告されています。

国外での報告は、動物性たんぱく質の摂取量が多いことが糖尿病発症リスクとなりますが、この関係は植物性たんぱく質では認められないこと、さらに食事から摂取するたんぱく質を動物性から植物性に置き換えることで、2型糖尿病の発症リスクが軽減される可能性も報告されています。

また、中国で行われた追跡研究は、動物性たんぱく質摂取と糖尿病の関連には、インスリン抵抗性の増大が関与することを示唆しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の糖尿病と特に関連の深い栄養素の「炭水化物」の続きを紹介します。

〔炭水化物〕
Glycemic index(GI)とは、炭水化物を含む食品を食べた際の食後の血糖値の上昇しやすさを示す指標です。

日本人において、低GIの食品の摂取量が多いほど、糖尿病発症リスクが減少したとの報告もあります。

また、2型糖尿病の血糖コントロールに対して、低GI食と高GI食とを比較したメタ・アナリシスや、低GIと異なるパターンの食事とを比較したメタ・アナリシスがあり、結果、低GI食ではHbA1cが低下すると報告されています。

日本糖尿病学会の「糖尿病診療ガイドライン2024」においても、2型糖尿病の血糖コントロールのために低GI食は有用であるとされています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の糖尿病と特に関連の深い栄養素の「炭水化物」の続きを紹介します。

〔炭水化物〕
炭水化物の中でも果糖は、血糖コントロールの管理に有益な可能性があるものの、その過剰な摂取は、血中トリグリセリドの上昇や体重増加を来す懸念があります。

純粋な果糖の糖尿病状態への影響を検討したメタ・アナリシスでは、1日100g以内であれば、果糖摂取によって血糖値と血中トリグリセリドは改善して、体重増加は来さないと報告されています。

果物の摂取に関しては、糖尿病の発症リスクの低下と関連するとの報告があります。

一方、果汁飲料摂取は糖尿病患者のHbA1c値を改善しないという報告や、果汁飲料や加糖飲料の摂取は糖尿病の発症リスクを高めたとの報告もあります。

糖尿病では果物の摂取を勧めてよいと考えられますが、その量は病態による個別化が必要です。

また、果汁飲料や、果汁を含むものであっても加糖飲料の過剰な摂取には注意が必要であり、果物と果汁飲料の血糖コントロールに与える影響の差異は食物繊維の含有による影響の差によるものと推察されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕