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諺もじり10「位置を聞いて自由を知る」

「位置を聞いて自由を知る」という諺(ことわざ)はなくて、正しくは「一を聞いて十を知る」です。論語に出てくる言葉で、物事の一部を聞いただけで全部を理解できるということで、賢明で察しがよいことのたとえに使われます。 似たようなものに「一を以って万を知る」という十に比べたら千倍の理解力を示すような言葉もありますが、十だろうが万だろうが、驚くほどの理解力を持っている人がいます。 資格認定講習で


6月7日の記念日

「緑内障を考える日」緑内障フレンド・ネットワークが、緑(6)内(7)の語呂合わせで制定。 「むち打ち治療の日」むち打ち治療協会が、む(6)ち打ちをな(7)おそうの語呂合わせで制定。 毎月7日:「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「Doleバナ活動の日」(ドール)


日々修行281 転ばぬ先のポール(杖)

歩くのは仕事のうちということを前回(日々修行280)書いたのですが、普通のウォーキングだけしかできない状態に近づいてきました。普通のウォーキングではないのは、どんなな歩き方かというと、それはノルディックスタイルのウォーキングです。 ノルディックスタイルというのは、ポールを使って歩く方法で、発祥は北欧で始まったクロスカントリースキーの夏場のトレーニングとしてのウォーキングでした。それは一般には


食のリテラシー19 栄養学の変遷3

エネルギー代謝が特に注目されるようになったのは、メタボリックシンドローム対策として栄養の過剰摂取を抑えると同時に、運動によるエネルギー消費を高めるが重視されるようになってきたタイミングです。その始まりは2008年のことです。 メタボリックシンドロームは「内臓脂肪症候群」と訳されて、内臓脂肪の過剰な蓄積が血管の健康に関わる血圧、血糖値、中性脂肪値などに影響を与えることが強調されました。


発達特性32 神経伝達のトランスポーター

神経細胞の間にはシナプス(隙間)があり、神経細胞の電気信号がシナプスに到達すると、手前の細胞の神経終末から神経伝達物質が放出され、これを次の受容体(レセプター)が受け取り、電気信号が発生します。 シナプスでは、神経伝達物質は神経終末から別の神経細胞の受容体に伝えられるときには、すべてが伝わらずに、シナプスに残されるものがあります。これを神経終末のトランスポーターが取り込んで、再び神経伝達に使


諺もじり9「端より談合」

日本メディカルダイエット支援機構は、「メディカルダイエット」と冠した資格認定ができるメリットを活かして、さまざまな講習を資格認定方式で実施しています。 メディカダイエットという言葉は、「メディカル」という重みがある言葉が先についているので、それなりの知識を持っている人に名乗ってほしいので、入門的なレベルの場合には“初級”をつけています。資格認定名としては「メディカルダイエットアドバイザー(初


6月6日の記念日

「飲み水の日」東京都薬剤師会公衆衛生委員会が、世界環境デー(日本では「環境の日」)の翌日を制定。 「らっきょうの日」岩下食品(栃木県栃木市)が、6月はらっきょうの旬で、漢字の六は根菜のらっきょうが土の中で成長するのをイメージさせ、数字の6がらっきょうの形に似ていることから制定。 「山形さくらんぼの日」全国農業組合連合会山形県本部が、6月がさくらんぼの収穫の最盛期で、6がさくらんぼのシル


日々修行280 歩くのは仕事のうち

私と運動との関わりというと、付き合い始めた期間によって抱かれるイメージが違っています。 岡山に移住した8年前からはウォーキングくらいしかしていないので、ウォーキングの指導者かと思われているところがあります。お題の「歩くのは仕事のうち」は、実際に歩くことに関係することで食べていた(稼いでいた)ことを指しています。 東京にいたときには公益財団法人日本健康スポーツ連盟の理事として、日本ウオー


学習特性サポート45 最良の学習環境の考え方

学習塾は学校の学びを補うもので、発達障害の学習障害に限らず、自閉症スペクトラム障害でも注意欠陥・多動性障害でも、学校では達成することができないことを身につける場として重要な位置付けとなっています。 学習塾というと、学ぶ環境が整えられていることが期待されていて、静かに、集中して学べる室内環境、学習環境が求められます。発達障害児の場合には周囲が気を使って、できるだけ最良の学ぶ環境を与えようとする


食事摂取基準41 エネルギー・栄養素2

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から、エネルギーの基本的事項を紹介します。 ◎基本的事項 生体が外界から摂取するエネルギーは、生命機能の維持や身体活動に利用され、その多くは最終的に熱として身体から放出されます。このため、エネルギー摂取量、エネルギー消費量、身体への蓄積量は、これと等しい熱量として表示されます。 国際単