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痛風の基礎知識5 尿酸値が高まるメカニズム

体内の尿酸の量は、通常では一定に保たれていて、1日に作り出された尿酸量とほぼ同量の尿酸が排泄されてバランスが取れています。 通常では、体内で合成される尿酸は約500mg、体内で作られる尿酸は約600mg、食べ物から約100mgで、尿中に排泄されるのは約500mg、便中に排泄されるのは約100mgとなっています。 新陳代謝によって古い細胞が分解されるときに、細胞の中の核酸に含まれているプ


7月2日の記念日

「うどんの日」香川県製麺事業協同組合が、農繁期が一段落する半夏生にうどんを食べて労をねぎらう習慣があったことから制定。 「北海道米ななつぼしの日」北海道米販売拡大委員会が、ブランド米ななつぼしの全国普及を目指して、なな(7)つ(2)ぼしの語呂合わせで制定。 「アマニの日」ニップンが、1年のほぼ真ん中の半夏生の頃で夏の健康管理にふさわしい日として制定。 「全国なまずサミット・なまず


学びの伴歩33 新たな活動の仲間

伴歩という言葉は、寄り添っていくという意味合いがあることから、「学びの伴歩」として使う場合には、いくつかのイメージで捉えられます。 わざわざ伴歩を求めるのは、自分に欠けたところがあって、それを補ってもらいたい、補ってもらうことによって本来の力が発揮できる(ことが期待される)ということがあります。 欠けたところはなくても、自分一人では勝ち抜く気力が充実しにくい、怠け心が出かねないというこ


日々修行306 出生数と死亡数が逆転したとき

厚生労働省が2024年の年間出生数を発表したときに、今までにない驚きの数字がありました。それは68万6061人と初めて70万人を下回ったことです。 これがメディアで取り上げられたときには、出生数の年次推移表が使われていて、確かにピークから比べると、ずっと減り続けていました。ピークは終戦後のベビーブームで数多く誕生した団塊の世代の時代(1947年〜1949年)には、この間に約806万人が誕生し


学習特性サポート58 算数障害:計算できるようにする工夫

算数障害がある子どもは、数の概念を理解するのが困難という例も少なくありません。 1という数字は個数でいうと1個(●)というのはわかりやすく、2は2倍の2個(●●)、3は3倍の3個(●●●)というところまでは簡単に進むことができます。 これが4以上になると急に困難さが出てきて、4という数字は「よん」と読んで、4という文字になって、●+●+●+●、●+●●+●、●+●+●●、●+●●●、●


業苦楽32 社風のこだわり

企業にも性格のようなものが存在していて、それは大きく“社風”と表されています。社風は企業の独自の雰囲気や文化、価値観などを指していて、組織の歴史や社員の性格、仕事の進め方など、さまざまな要素が複合して形成されます。 その会社ならではの個性と言ってもよいもので、一朝一夕に作られるものではなくて、また簡単に変えることができないもの、ということです。 社風の違いについては、これを研究する大学


痛風の基礎知識4 痛風患者と性差

我が国の痛風の患者数は約130万人で、そのうち男性が約123万人、女性が約7万人で、男性が圧倒的に多くなっています。痛風の予備群である高尿酸血症の人は1000万人以上と推定されています。 年齢的には30〜50歳が多いものの、患者数のピークは30代になり、20代後半でも痛風に悩まされる人が増えてきました。 女性に痛風患者が少ないのは、女性ホルモンに尿酸を体外に排泄しやすくする作用があるか


7月1日の記念日

「内科の日」日本内科学会、日本臨床内科医会が、な(7)い(1)科の語呂合わせで制定。 「アマタケサラダチキンの日」アマタケ(岩手県大船渡市)が、サラダチキン専用工場の竣工の日(2016年7月1日)にちなんで制定。 「さしみこんにゃくの日」ヨコオデイリーフーズ(群馬県甘楽町)が、1999年7月1日に月のうさぎおさしみこんにゃくを発売したことから制定。 「じゅんさいの日」三種町森岳じ


日々修行305 労働人口大減少時代の対応

少子高齢化は行き着くところまで進んでいて、これまで「脅かしているだけじゃないか?」と思われるようなデータも、身に迫った危機的状況として把握されるところとなっています。 これまでは“随分先の話”とされてきた2040年の危機的データは、2025年も半年が過ぎて、あと15年後のこと、15歳の中学生が30歳になる年ということで現実感を持って語られるようになりました。 その危機的データは複数存在


食のリテラシー22 善玉菌の特性

腸内細菌の善玉菌は多いほうがいい、という認識が一般にはあって、善玉菌を増やす効果があるものを摂取しようと頑張っている例も少なくありません。 腸内細菌と呼ばれるのは乳酸菌やビフィズス菌が代表的なものですが、善玉菌が腸の調子に大きく影響するのは大腸です。小腸と大腸で働く腸内細菌は違っていて、乳酸菌は小腸で活性化して増殖していきます。 乳酸菌の活性化には酸素が必要で、小腸には酸素が多く存在し