最新情報

学びの伴歩41 リクエストに応える内容

学ぶ人に寄り添って、一緒の歩んでいこうとするときに、空回りしていると感じさせられることがあります。それは教えるべきことを強く意識しているために、学ぶ側の都合や感覚に合わなくなってしまうというシチュエーションです。 これだけは知っておいてほしい、覚えておいてほしいという気持ちが強すぎると、ついつい押しつけにもなりがちです。 一生懸命に聞きたい、学びたいという気持ちがあっても、知りたいこと


健康デザイン43 個別対応という“総論”

健康づくりの手法は、どれだけ科学的な根拠があり、実例があげられていても、自分自身の個人にとってよい結果が得られるのかということは、実際に試してみなければわからないことです。 メディアを通じて伝えられる健康情報は、多くの人に共通することを重視していることから総論であって、一人ひとりに適したものでないのは当たり前のことです。 同じ方法を実施すれば同じような結果になる、というのは健康づくりに


8月18日の記念日

「お米の日」米づくりは八十八の工程からなると言われることにちなんで制定。 「オリザの米油の日」オリザ油化(愛知県一宮市)が、米は八十八(818)と分解されることから制定。 「健康食育の日」日本健康食育協会が、米は八十八(818)と分解されることから制定。 「ビーフンの日」ビーフン協会(兵庫県神戸市)が、米は八十八(818)と分解されることから制定。 「糸ようじの日」小林製薬


日々修行353 常識を押しつけない発想

天下取りの三英傑である織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人の武将の性格の違いを表すために引き合いに出されるのはホトトギス(時鳥)です。 信長が「鳴かぬなら殺してしまえ時鳥」と句を詠んだのに対して、秀吉は「鳴かぬなら泣かせてみせよう時鳥」と詠み、家康は「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」と詠んだと伝えられています。 実際に読んだのか、それとも後の作なのかは別にして、信長が結果をすぐに求める短気


言い間違い30 はらわたが煮え繰り返る

「はらわたが煮え繰り返る」という表現は、メディアでも日常的な会話の中でも、よく耳にすることです。はらわたを漢字にすると、腹わたと書くこともあるのですが、正式の漢字は「腸」です。 他にも臓、腑と書くこともありますが、はらわたは腹のわた(曲)の意味で、わたは曲がりくねったところを指します。そこから転じて曲がりくねった腸を指すようになり、さらに内臓の総称とされるようになりました。 こう考える


食事摂取基準83 生活習慣病等の発症予防4

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から生活習慣病等の発症予防の「生活習慣病及びフレイルとの関連」の目標量の策定方法を紹介します。 〔目標量の策定方法〕 *成人・高齢者・小児(目標量) 推奨量と目標量のそれぞれの定義から考えて、そのいずれか一方を満たすのではなく、推奨量を満たした上で、主な生活習慣病やフレイルの発症予防を目的


食事摂取基準82 生活習慣病等の発症予防3

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から生活習慣病等の発症予防の「生活習慣病及びフレイルとの関連」の続きの後半を紹介します。 〔生活習慣病及びフレイルとの関連〕 たんぱく質が直接的に大きく影響するとともに、サルコペニアの診断基準項目の1つである筋量に着目した、70歳以上の高齢者男性を対象にした10週間の無作為化比例試験では、た


健康デザイン42 疾病の最大リスクは“加齢”

健康づくりのために身体の状況を知っておくためには、健康診断で実施される血液検査や身体測定などがあげられますが、健康デザイン活動では身体年齢測定を健康づくりの基本としています。 それは心身の機能低下や疾病は年齢との関わりが大きく、「疾病の最大のリスクは加齢」との考えがあるからです。 身体に負荷がかかることをしていても年齢が若いときには問題なく過ごすことができるのは、対応力があるからです。


8月17日の記念日

「パイナップルの日」ドールが、パ(8)イ(1)ナ(7)ップルの語呂合わせで制定。 毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)、「森のたまごの日」(イセ食品)


日々修行352 切実な“間違い表現”

「甲州の“ず”言葉」と呼ばれる独特の方言があります。 山梨の「ず弁」とも呼ばれていて、語尾に「ず」や「ずら」をつけるのは国中弁です。 国中弁の「ず」は「〜しよう」の意味があり、行くことは「行かず」となります。「ずら」は「〜でしょう」の意味で、「いい天気ずら」といった使われ方をします。 国中というのは山梨県の中・西部で、笹子峠より西側の甲府盆地が広がるのが国中地方、東側の急峻な山林