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感染拡大から考える免疫の男女差
男性と女性を比べると免疫は女性のほうが強い、ということは以前から言われてきました。それを裏付ける証拠の一つとして、がんの感染者数と死亡者数の比較がされています。感染者では男性は55%、女性は45%ほど多くなっていますが、死亡数では男性は58%、女性は42%と、やはり男性のほうが多くなっています。これに対して、新型コロナウイルスの男女差を見ると、その違いは極端で、男性は女性の3倍ほども感染率が高くな
発達障害児の考える前に行動する特徴
新型コロナウイルスの感染拡大から、繁華街の外出を避けるように大人がいくら言っても、若者は言うことを聞かず、東京の渋谷や原宿に多くの若者が出歩いていました。不要不急の外出を避けることは必要だと言われても、密閉空間、密着場所、密接場面の3つの密でなければ感染リスクが低いということが報道されると、外だから感染しないと考えるのもわからないではない気がします。 繁華街を歩くだけで、店にも入らないから安全だ
感染拡大から考える独居老人率
新型コロナウイルスの感染率には国による違いがあります。それはウイルスの強さに関係があるのか、それとも国の感染防止対策の成果なのか、議論があるところですが、イタリアで感染が急拡大したのは都市の形態と家族関係が影響しているようです。ヨーロッパの都市が城郭都市から発展したもので、行政や仕事場、商業地が城郭都市内にあり、そこで働く人の多くは城郭都市の外側に住んでいます。そのために、祖父母、親、孫の3世代で
腸管刺激に関わる健康食品とメディカルダイエット
便通を改善するためには、腸内細菌のバランスを整えることと同時に、腸壁を刺激して腸の蠕動活動を盛んにすることも大切になります。その働きをする成分はカルシウムとマグネシウムです。カルシウムとマグネシウムというと骨を強化する成分として知られていますが、吸収度は低くてカルシウムは30%ほどの吸収率です。マグネシウムの吸収率は30〜50%とされています。吸収されなかったカルシウムとマグネシウムは腸壁を刺激し
感染拡大から考える免疫の低下
新型コロナウイルスの感染拡大は、ウイルスの増加を抑える免疫力が低下していることが大きく影響しています。日本人は免疫力が低下していると言われるので、免疫力の低下を抑えることが重要となります。免疫低下の原因としてあげられることに腸内環境の乱れ、低体温による冷えなどもありますが、最も影響しているのは免疫細胞の働きの低下です。免疫細胞は病原菌などと戦っている免疫の本体で、白血球とリンパ球があります。 免
発達障害の不安を掻き立てるニセ科学
科学的な説明をさせると信じやすいということは以前からあったことです。科学的な説明をしたほうが商品が売れやすい、サービスが受け入れやすいということで、商品販売、サービス提供の手法として、もっともらしい説明をしていることが目立っています。これはニセ科学と呼ばれていますが、その一つとしてあげられるのが「好転反応」です。好転反応というのは、身体によいものを摂ると、改善する前に一時的に悪い状態になることを指
感染拡大から考える嗅覚障害での把握
嗅覚障害というと、発達障害の自閉症に多くみられる感覚過敏と感覚鈍磨が一般には知られています。匂い・臭いに過敏に反応するのは嗅覚過敏で、反応が鈍いのが嗅覚鈍麻です。どちらにしても本人にしてみれば厳しい状態で、生活しにくいことですが、新型コロナウイルスの感染拡大で新たに知られるようになった嗅覚障害は、感覚鈍麻に近い反応です。 新型コロナウイルスに感染して陽性になった人に、感染発覚するまでに特に気にな
プレバイオティクスに関わる健康食品とメディカルダイエット
プレバイオティクスは善玉菌の増殖を促進する食品成分で、プレバイオティクスを摂ることで善玉菌を増やすことができます。摂取タイミングですが、食事の後に摂ることで、腸まで届きやすくなります。 プレバイオティクス作用のある素材としては、オリゴ糖、フェカリス菌、サイリウムがあげられます。 オリゴ糖は消化酵素によって分解されず、大腸内でビフィズス菌などの善玉菌の栄養源になる難消化性の糖です。オリゴは「少な
感染拡大から考えるロックダウン
新型コロナウイルスの感染がイタリアやスペインのように急速に拡大するオーバーシュートになってしまったら都市封鎖をするロックダウンが避けられないということを東京都知事が発表してから、実際に何が起こるのかを想像するだけでも恐ろしい気分になります。陸路の封鎖なら東京都と接している千葉、埼玉、神奈川、山梨の4県との境にある道路や橋を封鎖することによって県境を超える1日に270万人をシャットアウトすることがで
発達障害児に対する目の運動能力
発達障害児は運動が苦手なことが多いのですが、中でもボールやシャトルなどの飛んでくるものに対する感覚が充分に備わっていないことから、他の運動の能力には問題がなくて、運動能力に優れたところがあっても飛んでくるものには的確に対応できないことから、一定の運動能力では“運痴”(運動の音痴)みたいなことが指摘されることがあります。この動くものに対する運痴は、脳の機能が発達していないことのように言われることが多





