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感染拡大から考えるテレワークでの健康教育
新型コロナウイルスの流行で高校野球やコンサートが中止になった、大相撲やプロ野球が無観客開催となった、卒業式などのイベントが縮小されたということが伝えられると、その被害や選手・参加者などへの心情が強くなってメディアで支えられることもあります。できることから、もっと他に困っている人のことも紹介してほしいところですが、そこまで手が回らないという状況です。3月は新年度を控えて、その準備のための会合が軒並み
抗酸化に関わる健康食品とメディカルダイエット4
抗酸化作用のある健康食品素材について4回目の紹介です。 セレンは微量元素の必須ミネラルの一種で、体内の過酸化物質を分解する酵素の成分であり、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。血圧を調整するホルモンのプロスタグランジンを作るために欠かせず、セレンの補給で細胞の老化を遅らせ、生活習慣病を予防することができます。ビタミンEとともに摂取すると抗酸化効果が高まります。 ブルーベリーは北アメリカ原産の
感染拡大から考えるインフォデミック
新型コロナウイルスの流行への不安心理から、マスクや消毒剤、トイレットペーパーなどの日用品に限らず、なんでこんなものまでと思われるようなものまで売り切れとなり、次の入荷がいつになるのかわからないという表示を店舗がしなければならない状況も起こっています。このことに対して、メディアではオイルショックのときのトイレットペーパーの買い占めを例にして話している専門家がいましたが、1973年の出来事を引き合いに
発達障害児はタイプに合わせて対応する
タイプ分けをして、それに従ったマニュアルで対応することは、個性を活かす育児や教育では避けるべきだという考えもあります。しかし、相手を見極めて、相手の行動に合わせて器用に反応するということが苦手な発達障害の子どもたちと付き合うときには、タイプ分けも有効になります。 発達障害児に伝わりにくいときには、伝わるようにする工夫が必要で、言葉で説明したほうがわかるようならキーワードを用いて理解できるように積
感染拡大から考える高齢者の健康と寿命
新型コロナウイルスの高リスク層は免疫力が低い人、基礎疾患(高血圧症、糖尿病、脂質異常症による心疾患や脳血管疾患など)がある人、高齢者となっています。高齢者は免疫力が低くなり、病気になる人も増えていきます。免疫力は20歳代をピークに下がり続け、80歳ではピーク時の10%にも低下していると言われます。一生涯にかかる国民の医療費は厚生労働省から生涯医療費として毎年平均が発表されていますが、50代後半から
抗酸化に関わる健康食品とメディカルダイエット3
抗酸化作用のある健康食品素材について3回目の紹介です。抗酸化成分は空腹時の摂るのが原則ですが、コエンザイムQ10は油脂に溶けてから吸収されるので食事の後に摂ります。 カテキンは緑茶などの茶葉の渋味成分のポリフェノールで、ビタミンEの約20倍の抗酸化作用があり、殺菌・抗菌作用、血糖降下作用、中性脂肪降下作用があります。緑茶に含まれるカテキンの半分ほどがエピガロカテキンガレートで、そのほかにエピガロ
感染拡大から考える免疫強化の代謝成分
新型コロナウイルスの感染拡大から特に気をつけなければならないこととして、免疫の強化が言われるようになりました。免疫は敵と味方を区別して、身体に害をなす外敵だけを攻撃して排除する能力のことを指しています。その免疫を司っているのは、免疫細胞の白血球とリンパ球です。白血球は外敵を取り込んで処理するもので、リンパ球は攻撃するための抗体を作り出したり、直接的に攻撃をしています。リンパ球のほうが攻撃力は強いも
感染拡大から考える医師の高齢化
新型コロナウイルスが広まってきたときに、対策の第一段階は地域の診療所(クリニック、医院)であり、そこで働く医師が感染しないことが重要だということが伝えられました。これは医師が感染して、医師から感染させてしまう院内感染を心配してのことでしたが、高齢者は免疫力が低下しているので注意が必要という報道もありました。地域の診療所では医師の高齢化は進んでいて、医師の平均年齢は49.6歳となっています。これは都
抗酸化に関わる健康食品とメディカルダイエット2
抗酸化作用のある健康食品素材について2回目の紹介です。 アントシアニンは紫色の抗酸化作用がある色素で、ブルーベリー、ビルベリー、アサイーベリー、ブドウなどに豊富に含まれています。アントシアニンは目の毛細血管、水晶体、網膜に届きやすく、眼精疲労などの軽減作用が認められています。また、強い抗酸化作用によって、目の老化抑制、目の血流の促進のほか、網膜の色素体である脳への信号物質であるロドプシンの再合成
感染拡大から考える院内感染
院内感染というと、病院から感染することを指していますが、その感染源は病原菌などに侵された患者というイメージがあります。しかし、実際には感染源となっているのは医師や看護師などの医療関係者です。医師も看護師も常に病原菌に接することから、頻繁に消毒をしています。消毒によって病原菌が死んでくれればよいのですが、病原菌は全部が素直に退治されるわけではありません。生き延びるために変異をして強くなることがありま





