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豚肉と牛肉の脂肪酸の違い

肉まんは中華饅頭の具として肉が入ってるものですが、「肉まんなのに豚肉じゃないか」と話している人がいました。これは関西出身の人なら、あるあるの反応で、関西では“肉”といえば牛肉を指します。だから、豚肉を使ったものは、わざわざ「豚まん」と言わないと、牛肉じゃないのかとツッコミをされます。豚まんで有名な551蓬莱のサイトを見ると「豚まん(肉まん)」と書かれています。かつては551蓬莱では牛肉入りの肉まん


中国が高齢化率30%になる日

高齢化が最も高いのは日本です。今は国民の30%には達していないのですが、これは男女平均の話で女性だけに30%に達しています。男女平均で30%に達するのは2020年と予測されています。このことは日本国内にとっては大問題ですが、世界的に見ると大きな問題は指摘されていません。高齢になると外出が減り、消費金額も減り、その分だけ医療費や介護費に回る分が多くなっていくわけですが、日本の高齢化は徐々に進んでいて


大陸系の方は体温が高い

身体が冷えやすい日本人には温泉は絶好の身体を温める機会です。温泉は低めの温度であっても身体が温まりやすく、冷めにくくなっています。その理由については以前に紹介しています。紹介はしているものの、過去の文章から探し出してくれというのは無責任とも言われかねないので、ここで簡単に振り返ると、まずは家庭の浴槽よりも深いことによる水圧の深さです。深いほど水圧が強くかかるようになって、特に下半身の血管が圧迫され


“稼ぐ力”が自治体から求められる

公的な事業や公共団体の仕事を受けるとき、以前だったら「損だけはしないようにしてください」と、本来なら仕事を出す上の立場の役所や団体から言われたものでした。公(おおやけ)の金、つまり税金を使うのだから、「儲けろとは言わないが、少なくとも損だけはしないようにしてくれ」という意向を伝えられても、実際に損をしないことだけに気を使っていれば“成功”と言われた時代があったものです。 ところが、今では、損をし


腕を横に振って歩く原因

歩くときには腕を前後に大きく振って、というのは西洋式の歩行法で、日本人には合っていない歩行法だと考える人もいます。長い江戸時代が終わり、明治時代になって持ち込まれた軍隊式の歩き方である、とうようなことを言う人もいます。私たちは日本人の体質を研究していて、体質に合った生活法による健康づくりを提案しています。それもあって、日本人に適した歩き方について聞かれることもあります。 以前の日本人は腕を大きく


多彩な歩き方ができるポールのパッド

ノルディックスタイルのウォーキングは、ポールを後方に突いて勢いよく前進するノルディックウォーキングと、ポールを前方に突いて身体を安定させて歩くポールウォーキングに大きく分けられています。ノルディックウォーキングをアクティブ、ポールウォーキングをディフェンシブと呼ぶこともあります。 ノルディックウォーキングは北欧でクロスカントリースキーの夏場のトレーニングから始まったこともあり、スポーツ感覚で身体


今さら正しい足裏の使い方の話

ウォーキングの基本は足の裏に路面を感じながら歩くことです。足の構造を見ると、かかとが厚くなっているのは、かかとから着地する歩き方を歩行の歴史が始まってから続けてきたことによる進化です。クッション役のかかとから着地した後は足の側面を路面に徐々に触れさせながら体重を前方向に移動していって、もう一つのクッションの踏みつけ部が当たった後、指へと体重を移し、そして第一趾(親指)の腹で蹴り出す感じで足裏を浮か


「転ばぬ先」の先の“杖”

転ばぬ先の杖は、失敗しないように、万が一に備えて充分に準備しておくことを指したことわざです。まだまだ杖などなくても普通に歩けるはずなのに、杖をついて歩けと言われても、実際には杖を使う人はいないでしょう。杖をついて歩くことで、杖なしで不安定なまま歩くよりも筋肉が刺激され、歩く能力を低下させないことはできます。そう言われても、積極的に杖を使おうとは思わないでしょう。それくらい杖をつきながら歩くことは“


介護保険制度改革で注目される歩行指導

介護保険制度が平成29年4月に改正され、要支援と要介護の負担が変わりました。負担というのは金額の負担の意味と、心身への負担の意味がありますが、今回の改正では両方の負担が変わりました。要介護は専門家の介護福祉士の仕事であることに変わりはないのですが、要支援は1と2の段階があり、これは以前には介護福祉士だけの仕事でした。急激な高齢化社会の進展を背景に、介護を受ける人に対して介護する側の介護福祉士が足り


腸を動かすことを意識して歩く必要があるのか

腰を大きく左右に振りながらウォーキングをしている人を見かけました。65歳前後と見える男女2人組でした。どうして、そんな歩き方をしているのかと聞いて見たら、「腰を動かして歩くと腸の調子がよくなるから」との返事。ここのところウォーキングと腸の状態に関する健康雑誌の記事を見かけていたので、それを実践している人たちだったわけですが、私たちの理解とは少し違っていました。 歩くと腰が動いて腸が揺り動かされる