発達栄養学154 学年段階別に整理した資質・能力4

文部科学省の「食に関する指導の手引」の食に関する指導は、児童・生徒の実態に応じて軽重をつけることが必要として、学年段階別に整理した資質・能力の例をあげています。
【中学校】
〔食事の重要性〕
*日常の食事に興味・関心をもち、食環境と自分の食生活との関わりを理解できる。
〔心身の健康〕
*自らの健康を保持増進しようとし、自ら献立をたて、調理することができる。
*自分の食生活を見つめ直し、望ましい食事の仕方や生活習慣を理解できる。
〔食品を選択する能力〕
*食品に含まれている栄養素や働きがわかり、品質を見分け、適切な選択ができる。
〔感謝の心〕
*生産者や自然の恵みに感謝し、食品を無駄なく使って調理することができる。
*環境や資源に配慮した食生活を実践しようとすることができる。
〔社会性〕
*食事を通してより良い人間関係を構築できるよう工夫することができる。
〔食文化〕
*諸外国や日本の風土、食文化を理解し、自分の食生活は他の地域や諸外国とも深く結びついていることがわかる。