発達栄養/食の困難さ17 注意欠陥・多動性障害の3タイプ

注意欠陥・多動性障害は、3つのタイプに分類されています。

①注意欠陥優位型
男児よりも女児に多くみられるタイプで、ボーッとしていて、話を聞いていないことが多いために勉強が遅れがちになります。片付けが苦手、忘れ物が多い、物をなくしやすいという特徴があります。

②多動・衝動性優位型
男児に多くみられるもので、落ち着きがなく、じっとしていられずに動き回ります。感情のコントロールが苦手で、考える前に行動をすることがあるために、衝動的な行動が多く、友達との関係に問題が生じやすくなっています。

③混合型
多動性、衝動性、不注意のすべての特徴を持ち合わせているタイプで、注意欠陥・多動性障害の8割ほどを占めていると言われます。
3種類の特徴が組み合わさると、さまざまなトラブルが引き起こされます。周囲の状況を確認せずに、いきなり行動を起こしてしまうために怪我をしやすい、興味をひかれるものの方に衝動的に駆け寄る、そのために迷子になるということもあります。
友達といい関係を作るのも苦手で、不注意によって注意力に欠けると他人の感じ方など場の空気が読めず、自分勝手な行動とみられるようになります。
不注意に衝動が加わるとルールを無視して行動することで友達から非難されることも多くなります。友達関係がうまくいかないイライラに加えて、衝動性からカッとなって手を出すことも多くなり、ますます友達との関係が悪化することにもなります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕