感覚過敏は通常なら問題なく過ごせると思われることであっても、非常に過敏に反応して、日常生活にも支障が出ることを指しています。感覚過敏には触覚過敏、視覚過敏、聴覚過敏、嗅覚過敏、味覚過敏があります。
このうち触覚過敏、視覚過敏、聴覚過敏、嗅覚過敏が食事にも学習に影響を与えています。また、学校においては給食は教育の一環としても実施されるものであり、味覚障害も学習障害に影響を与えることが考えられます。
感覚過敏は自閉症スペクトラム障害の診断基準に入っていることから、自閉症スペクトラム障害に多いと考えられています。
感覚過敏の状態は、その日の体調によって変化があり、日によって感じ方に強弱がみられることがあります。年齢が進み、発育するとともに改善されていく例がある一方で、年齢が進んでも改善がみられないこともあります。また、体調の変化につれて感覚過敏が強くなることもあります。味覚と嗅覚は関連することから、一方が過敏になることで、もう一方も過敏になっていくこともみられます。
感覚過敏は精神的な影響も受けやすく、心理状態によって強弱が変化することもあります。好きになれない人が作った料理は味覚や嗅覚、触覚などが強く感じることがあり、心理状態によって食べられないだけでなく、感覚過敏が激しくなったことによって生理的に受けつけない、食べられなくなるということも起こっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






