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「国に預けている金」というと、年金のことを思い浮かべる人が多いようですが、これは預けているわけではないことを、国民全員が承知しているということが前提となっています。

公的年金制度は、現役世代が支払った保険料を高齢者の年金給付に充てるもので、いわば仕送りのようなものを想定しています。自分が出した金が積み立てられて、それを一定の年齢になったら受け取れるという制度ではありません。

しかし、払ったものを取り戻すという感覚の人は依然として多くて(そちらの考えをする人のほうが多い?)、支払った金額よりも少ない給付しか受けられないと損をした、支払った金額よりも多く受け取ったら得をしたということを口にする人は相変わらず多く存在しています。

こんな考え方になるのも“損益分岐点”という用語を使って説明しているメディアやネット情報のせいで、もちろん給付金額にもよるものの、年金受給年齢を引き上げると全体的に受け取れる金額が増えるというのは事実です。

損益分岐点は総支払額と総受給額が逆転する年齢を指しています。その分岐点の年齢は、60歳繰り上げなら約80歳10か月、75歳繰り下げなら約86歳11か月が目安となります。

この年齢に達する前に亡くなると繰り上げたほうが総額は多くなり、その年齢を超えて長生きすれば繰り下げたほうが総額は多くなります。こういった説明をされると、どうしても損得の感覚になりがちです。

65歳の受給を70歳の受給にすると、得をするのは81歳からとなり、ちょうど男性の平均寿命と同じくらいになります。なんだか長生きすることがギャンブルのような感覚で、これは「自分の金を預けているだけ」という感覚と重なってきてします。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのマグネシウムの欠乏回避の「目安量の策定方法」を紹介します。

〔目安量の策定方法〕
*乳児(目安量)
日本人における母乳中のマグネシウム濃度の平均値は、27mg/Lと報告されています。

これに0〜5か月児における基準哺乳量(0.78L/日)を乗じると21.1mg/日となり、丸め処理を行って20mg/日を目安量としました。

6〜11か月児については、母乳中のマグネシウム濃度(27mg/L)と6〜11か月の哺乳量(0.53L/日)から計算される母乳由来のマグネシウム摂取量(14mg/日)と、離乳食由来のマグネシウム摂取量(46mg/日)を足し合わせて、60mg/日を目安量としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのマグネシウムの欠乏回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」の続きを紹介します。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*妊婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
妊婦に対するマグネシウムの出納試験の結果によると、430mg/日のマグネシウム摂取で、そのほとんどが正の出納を示しています。

妊娠時の除脂肪体重増加量を6〜9kg(平均7.5kg)、除脂肪体重1kg当たりのマグネシウム含有量を470mgとして、この時期のマグネシウムの見かけの吸収率を40%と見積もると、1日あたりのマグネシウム付加量は31.5mgとなり、丸め処理を行って30mgとなりました。

これを妊娠期の推定平均必要量の付加量としました。

推奨量は、個人間の変動係数を10%と見積もり、推定平均必要量の付加量に推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。

*授乳婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
授乳婦については、母乳中に必要な量のマグネシウムが移行しているにもかかわらず、授乳期と非授乳期の尿中マグネシウム濃度は同じであるため、授乳婦にマグネシウムを付加する必要はないと判断しました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「身体検査の日」文部省(現・文部科学省)が身体検査を実施する訓令を1888年12月28日に発したことにちなんで制定。

「冬のごちそう『ゆめぴりか』の日」北海道米販売拡大委員会(北海道札幌市)が、高級ブランド米の販売促進のために12月第4日曜日を制定。

毎月28日:「にわとりの日」(日本養鶏協会)、「ニワトリの日」(都道府県食肉消費者対策協議会)

今回のお題の「真逆」は、どのように読むのが正しいのかというと、通常は「まぎゃく」となります。

真逆は、逆であることを強調した言葉で、“真”は名詞や形容詞などの前について、完全な、正確な、全くの、という意味があります。

真をつけなくても間違いではなくて、大きな意味では違ってはいないものの、真横、真北、真冬、真っ黒といったように、さまざまな言葉につけられて、より強い印象を持たせるために以前から使われてきました。

逆に真がつけられた「真逆」も同じように長く使われてきたのかというと、辞書には載っているものの新語扱いをされています。辞書の中には「2000年以降に広まった言葉」と解説しているものもあります。

国語学的には、真は訓読みで、逆は音読みであるので、それが一緒になるのは重箱読みと呼んで変則的な読み方とされています。重箱(じゅうばこ)は「かさねばこ」と読むのが正しいとのこと。

逆は訓読みでは「さか」と読むので、真逆(まぎゃく)は「まさか」と読まれてしまうこともあるので、元からあった「正反対」という言葉を優先して使うことにして真逆(まぎゃく)は積極的には使われてこなかった、という説が有力となっています。

言葉づかいにうるさい(厳しい)NHKが実施した全国調査では、「正反対も真逆もおかしくない」との回答が62%であるのに対して、「真逆の言い方はおかしい(正反対はおかしくない)」との回答は28%と、半数以下という結果でした。

若い世代のほうが「正反対も真逆もおかしくない」の割合は高くて、年齢が上がると低くなってきて、「真逆の言い方はおかしい」は逆の傾向(真逆?)が出ています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

L-カルニチンは細胞のミトコンドリア(エネルギー産生器官)における代謝促進成分で、L–カルニチンなしには脂肪酸(一般的な長鎖脂肪酸)はミトコンドリアに取り込まれることはなくて、その減少が代謝低下の大きな原因となっています。

L–カルニチンは必須アミノ酸のリシンとメチオニンを材料にして、体内(主には肝臓、腎臓)で合成されるものの、そのピークは20歳代前半で、それ以降は低下する一方です。

合成量が低下しても、L–カルニチンが含まれる食品を多く摂っていれば補われるようなことが言われることはあるものの、L–カルニチンが多く含まれるのは肉類で、中でも飽和脂肪酸が多い牛肉に多く含まれているので、脂肪も多く摂取することになってしまいます。

日本人の平均的な食生活から、1日のL-カルニチンの摂取量は80mgと推定されています。正常な代謝のためにはL-カルニチンは1日に200mgは必要とされていて、安全な摂取量は体重1kgについて20mgとされています。体重が50kgなら1日に1000mgを摂っても安全だということになります。

市販のサプリメント製品に含まれているL-カルニチンの量を見てみると、500〜750mgとなっています。これは主成分をL-カルニチンとしている製品であり、複数の代謝促進成分と組み合わせているものはL-カルニチン含有量が少なくなっています。中には20mg程度しか含まれていないものもあります。

L-カルニチン製品の多くは粒状となっていますが、750mg以上を1日分として加えるとなると、粒状では摂りにくくなります。それは味に問題があるからで、これ以上の量を摂るためには味覚の問題を解決するためにカプセルが使われます。カプセルなら味覚に関係なく摂って、小腸から吸収させることができるものの、価格面で高くなります。

そのために品質面で疑問が抱かれているL-カルニチンを用いて、含有量を増やしている製品があるのも事実です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのマグネシウムの欠乏回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」の続きを紹介します。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*小児(推定平均必要量、推奨量)
3〜6歳の日本人の小児を対象にした研究では、通常食摂取下における出納を観察して、得られた回帰直線から推定平均必要量を2.6mg/kg体重/日と推定しています。

一方、アメリカ・カナダの食事摂取基準では、マグネシウム安定同位体を用いて行われた出納試験などを参考に、推定平均必要量5mg/kg体重/日と推定しています。

安定同位体を用いた試験が妥当な値を示していると判断して、後者の結果を採用して、推定平均必要量5mg/kg体重/日としました。

これに参照体重を乗じて推定平均必要量として、推奨量は成人と同様に、個人間の変動係数を10%と見積もり、推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのマグネシウムの欠乏回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」を紹介します。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*成人・高齢者(推定平均必要量、推奨量)
18〜26歳の日本人の女性を対象とした出納試験(13試験の合計131人)では、マグネシウム出納の分布は正となり、出納値の中央値が0(ゼロ)となるように補正した結果、平衡維持量は4.18mg/kg体重/日でした。

一方、20〜53歳のアメリカ人を対象とした出納試験では、男性でマグネシウムの摂取量が323mg/日、女性で234mg/日の場合にマグネシウムの出納は僅かに負のバランスとなり、この時の体重当たりの摂取量は4.0mg/kg体重/日であったことが報告されています。

また、既に報告された27の出納試験のうち、カルシウム、銅、鉄、リン、亜鉛のいずれかが推定平均必要量以下または99パーセンタイル以上の人を除外して、男女243人について再解析したアメリカの報告によると、出納が0(ゼロ)になるマグネシウムの摂取量は、2.36mg/kg体重/日でした。

これを比較検討した結果、前回までの策定方法を踏襲して、4.5mg/kg体重/日を成人の体重当たりの推定平均必要量としました。

これに、性別および年齢区分ごとの参照体重を乗じて推定平均必要量として、推奨量は個人間の変動係数を10%と見積もり、推定平均必要量に推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。

近年、アメリカでは現時点での体重を考慮して、マグネシウムの必要量を再検討することが提案されていますが、現在の我が国のマグネシウムの食事摂取基準は体重当たりの必要量を算出しているために問題はないと考えられています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「寒天発祥の日」伏見寒天記念碑を建てる会が、12月末に寒天の元となるところてんが伏見で提供されたとの資料から12月とふしみ(24+3=27)から制定。

毎月27日:「ツナの日」

「三歩進んで二歩下がる」と聞いて、水前寺清子さんの「三百六十五歩のマーチ」の歌詞だと即座にわかって、歌い出しの「しあわせは歩いてこない だから歩いてゆくんだね」も出てきて、歌うこともできるのは、リリースされた1968年には少なくとも小学生になっていた人のはずです。

“はず”と書いたのは、今は「三歩進んで二歩下がる」とネット検索すれば、すぐにネタ元がわかる時代で、歌詞も曲も知ることができるので、限定しにくいところがあります。

「三百六十五歩のマーチ」については、金言の真理57の「人生楽ありゃ苦もあるさ」4で少しだけ書いたのですが、そのときには歌唱した歌手を“水前寺清子”と呼び捨て感覚で描きました。

それは「三百六十五歩のマーチ」の歌詞の内容とテレビ時代劇『水戸黄門』のテーマ曲の「あゝ人生に涙あり」の歌詞と似通ったところがあるという話題であったので、敬意を表する書き方にはなっていませんでした。

今回は“さん”付けで水前寺清子さんと書いたのは、今回のお題の「三歩進んで二歩下がる」の主人公の一人であることを意識してのことです。

本題に入る前に、共通点について書いておくと、テレビ時代劇『水戸黄門』の初回放送は1969年8月4日で、「三百六十五日のマーチ」がリリースされたのは1968年11月10日のことです。

「三百六十五日のマーチ」は、その歌詞の斬新さから国民に浸透していたので、聞き慣れた歌詞が毎週流される「あゝ人生に涙あり」と同じ歌詞が出てくることを、なんとなく感じたという声は多くありました。

その歌詞については次回(金言の真理78)に続きます。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕