投稿者「JMDS」のアーカイブ

血糖値を安定させる健康食品の素材というと糖質がブドウ糖に分解されるのを阻害するサラシアなどがあり、ブドウ糖が吸収されるのを阻害するギムネマ・シルベスタがあります。また、サプリメントとしてはブドウ糖が細胞のミトコンドリアに取り込まれるのをサポートするα‐リポ酸、ミトコンドリアでの代謝を促進する補酵素のコエンザイムQ10があります。そして、これにプラスされるのがミネラルの亜鉛です。
細胞内にあるインスリン受容体がインスリンに反応すると、ブドウ糖の取り込み口が細胞膜に移動するために細胞内にブドウ糖が多く入るようになります。インスリン受容体の働きは亜鉛によって高まるので、亜鉛が充分にあることで血糖値が安定するという仕組みになっています。
また、亜鉛はインスリンの構成成分ともなっているので、インスリン不足の人には有効に働きます。
亜鉛についての情報は、このサイトの「サプリメント事典」に掲載されていますが、豊富に含まれるのは牡蠣(かき)が極めて多く、牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵(卵黄)となっています。食事だけでは充分に摂れないことからサプリメントの使用がすすめられています。こういった情報も「サプリメントプロ検定」で提供していきます。

三大ヒトケミカルのα‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10は、ダイエットのためのサプリメント製品の素材として使われてきました。コエンザイムQ10は抗酸化作用もあるものの、人気の健康食品のように直接的にブドウ糖や脂肪の吸収を妨げたり、血圧を抑えるというような直接的な働きはみられません。
細胞のミトコンドリアの中でエネルギー代謝によって作り出されるエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)は全身の細胞を働かせるエネルギー源であるので、細胞の集まりである内臓や期間の働きを間接的に高め、その結果として血圧や血糖値、中性脂肪値に影響を与えてくれます。健康食品を使っている人が、その働きを、さらに高めるために三大ヒトケミカルを摂ることは役立ちます。そういった意味では三大ヒトケミカルは“健康食品のサプリメント”ということができます。
また、医薬品が体内で有効に作用するためにも、全身の細胞の働きを高めるATPを多く作り出すことは重要であり、医薬品の副作用を抑える効果も期待できます。ということで、三大ヒトケミカルは“医薬品のサプリメント”ということもできるというわけです。
こういったサプリメントの考え方の提供も、「サプリメントプロ検定」が進めていることです。

三大ヒトケミカルのα‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10は、今では代謝促進のためのサプリメント成分、ダイエットや疲労回復のための健康食品成分となっていますが、以前は医薬品としてだけ使うことができました。それが食品としても使用することが許可され、細胞のミトコンドリア内でのエネルギー代謝を盛んにして、作り出したエネルギーによって細胞レベルから全身の健康を支える源とすることができるようになりました。
三大ヒトケミカルのα‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10のほかに、サプリメント成分とされているのはビタミンとミネラルです。そのビタミン、ミネラルも医薬品に分類されていた時代があります。ビタミンが食品として許可されたのは1997年(平成9年)、ミネラルが食品として許可されたのは1999年(平成11年)のことです。
ビタミンとミネラルはバランスよく食品を食べていれば充分に摂れるようなイメージがありますが、野菜は品種改良、促成栽培、旬以外の流通などによってビタミンもミネラルも低下傾向にあります。植物に有害物質が入ってきたときには、ビタミンとミネラルを使って排除、解毒されます。農薬や化学肥料を使うことで、さらに低下していきます。食肉となる動物の場合もエサに含まれる農薬や食品添加物、抗生物質などによって、やはりビタミンとミネラルが低下していきます。
私たちの身体も、有害物質の分解、除去に多くのビタミンとミネラルが使われます。活性酸素を消去するためにもビタミンとミネラルが使われます。食品からだけでは充分に摂ることは不可能になりつつあります。
こういった現状を伝えて、サプリメントの摂取を考え、何を摂るべきなのかに気づいてもらうのも、「サプリメントプロ検定」が目指しているところです。

「サプリメントプロ検定」の座学講習を開催しました。これは上位資格者として普及に務める方々を対象としたものですが、その講習の中でサプリメントと健康食品の区分についての質問がありました。一般向けの講習ということで詳しくは分けてはいませんが、私たちはサプリメントと健康食品を明確に分けて研究を進めています。
サプリメントはアメリカの「ダイエタリー・サプリメント」(Dietary Supplement)を略したもので、「日常の食生活では不足する栄養成分を補うもの」とされています。「ダイエタリー」は食事、食べ物を指しています。ダイエタリーというと、“やせるための”という意味だと感じている人もいます。ダイエット(Diet)は、やせる、食事制限、運動といった意味に一般に使われているので、そんな意味に捉える人も出てくるのでしょう。
しかし、Dietの元々の意味は戦略、作戦、方針といった意味で、英語では国会もDietと表記されます。正しい方針に基づいて行動することがダイエットであり、そこから転じて正しい食事、正しい運動がダイエットとされるようになりました。「サプリメント」は補助、補充、補足といった意味があり、食事からでは充分に摂ることができない成分を補うのがサプリメントです。
サプリメントは、食事のバランスが取れていれば必要がない、と言われることがあります。この場合に指しているのは主にはビタミン、ミネラルのことです。だから、バランスが崩れたときにはサプリメントとしてビタミン、ミネラルを摂ることがすすめられるわけです。
これに対して健康食品は身体によい機能成分が含まれているものですが、摂らなければ生命維持ができない、内臓や器官が働かなくなるというものではありません。絶対に必要なものを補うのがサプリメントで、必ずしも必要とはいえないものが健康食品という分類です。
ビタミン、ミネラルの他に、三大ヒトケミカルのα‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10もサプリメントとしています。というのは、この3成分は、細胞のミトコンドリアの中でブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸を燃焼させてエネルギーとするために必要な成分で、他に代わりとなるものがないからです。食品に含まれているものの、体内で合成されるために吸収率が極めて低くなっています。そして、20歳代をピークに減少し続けるので、年齢を重ねるほど常に不足した状態になる成分です。
しかし、サプリメントの形状となったものからは効率的に吸収できるので、まさに生命維持に必要な“サプリメント”と位置づけられているのです。

日本メディカルダイエット支援機構がサプリメント研究をして、「サプリメントプロ検定」まで始めたのは、サプリメントの効能効果を広めることが目的ではありません。
健康食品やサプリメントが法律の規制によって治療的な効能効果を表示することができず、摂取タイミングをはじめとした用法も各人に合った用量も表示できないことから、何を選べばよいかがわからないという問題点があります。
また、規制されているために、よい製品と、そうではない製品を見抜けないのを逆手に取るように、私たちからすると“正しくない製品”が氾濫している状況があるからです。
そこで、私たちは「教育と情報発信」に活動が特化している団体として、業界が明らかにしたがらない情報まで含めて、教育と情報を通じて伝えていくために、あえてサプリメントを取り上げました。
私たちが力を入れているのは、健康食品ではなくサプリメントです。サプリメントは不足すると体調が維持できなくなる成分のことで、ビタミン、ミネラル、三大ヒトケミカルを指します。ビタミンもミネラルも、それぞれの成分は働きが異なっています。三大ヒトケミカルのα‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10も働きが異なり、他のもので代わりをすることができません。だから、食品に含まれている成分は、その食品を欠かすことができず、食事で不足する場合には補うしかありません。その補うものがサプリメントです。
三大ヒトケミカルはα‐リポ酸はブドウ糖を細胞のミトコンドリアに取り込む作用があり、L‐カルニチンは脂肪酸をミトコンドリアに取り込む作用があり、そしてコエンザイムQ10はミトコンドリア内でエネルギー産生を促進する補酵素となっています。食品に含まれているものの、もともと三大ヒトケミカルは体内で合成される為に吸収率が極めて低くなっています。食品からは摂りにくいのですが、医薬品でもあったものがサプリメントとしても使えるようになったことから、口から摂ることができるようになりました。

メディカルダイエットを研究して、効果的な食事法、運動法を提案している日本メディカルダイエット支援機構が“ヒトケミカル”の普及に力を注いでいることに対して、交流しているメディアや健康づくり団体から疑問が寄せられることがあります。
医学的・科学的に正しい方法を用いれば誰もが同じような結果(身体の状態に合った体脂肪コントロール)ができることを目指して調査・研究を進めてきました。しかし、研究すればするほど原則に当てはまらない人が次々と出てきて、その違いは何なのか、どこに原因があるのかを追求していく中で、よい結果が得られない人は疲れやすく、気力が続かず、自律神経が乱れやすく、身体が冷えやすく、体脂肪の燃焼が低いことがわかりました。
それが何に由来しているのか、さまざまな研究者と話を重ねている中で巡り合ったのが、細胞のミトコンドリアの中でエネルギー産生を行うために欠かせない三大ヒトケミカル(α‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10)の量の違いでした。三大ヒトケミカルは、体内で合成され、20歳代をピークに減少し続けるもので、他に同じ働きをすることができない機能成分です。その三大ヒトケミカルの体内での蓄積量の違いによってエネルギー効率に違いが出て、これが疲れる、冷える、血流が悪い、内臓の働きが悪いといった、いわゆる“体質”の違いで語られることが多い状態を起こしていることがわかりました。
体内で合成されるため、その合成が少ない人はエネルギー効率の低さを改善することができないということではありません。三大ヒトケミカルは体内で合成されるために、それらの成分が含まれる食品を食べても吸収率は低くなっています。しかし、三大ヒトケミカルは医薬品として使われたことで吸収率を高めることに成功しました。それが今ではサプリメント素材として使用することが許可され、口から摂ることができるようになりました。これによって、私たちが悩んでいた“体質の違い”を解決できるようになったことで、普及に努めることになったのです。
三大ヒトケミカルとエネルギー代謝については「サプリメントプロ検定」で詳しく紹介しています。

日本メディカルダイエット支援機構が実施する「サプリメント情報知識検定」では、2級検定で生活習慣病の基礎知識の講習を行っています。これは単に血圧安定によい、血糖値改善によいというサプリメントを使うのではなく、目的に合った摂り方をするために生活習慣病の正しい知識を身につけて対応してほしいと考えているからです。
生活習慣病の危険性を訴えるには、患者と、その予備群の数を示すのは効果があり、そのデータとして厚生労働省による国民健康・栄養調査の結果を示していました。ところが、今は、それができなくなっています。
国民健康・栄養調査は20歳以上の国民の一部を対象に調査をして、その割合を20歳以上の人口に当てはめて、予備群が1500万人とか国民の10人に1人が該当という発表をしていました。ところが、平成20年の調査からは割合だけを発表するようになりました。
20歳以上人口は約1億400万人とされるので、それに当てはめて人数を出すことは可能ですが、国がやっていないことを勝手にするわけにもいかず、どの機関も割合だけを発表しています。そのために見えにくくなっている実態や危険性などについても「サプリメントプロ検定」では伝えさせてもらっています。

今ではビタミン、ミネラル、アミノ酸は食品として摂ることができるのは当然のことと認識されていますが、以前は医薬品に分類されていました。ビタミンが医薬品から食品として販売許可されるように規制緩和されたのは1997年(平成9年)です。これによってビタミンの価格が大きく下がり、広く使われるようになりました。
1998年(平成10年)にはハーブが医薬品としての扱いから食品として販売許可されました。続いて1999年(平成11年)にはミネラル12種類が食品として販売許可されました。アミノ酸が食品として販売許可されたのは2001年(平成13年)のことです。
そして、同年には錠剤・カプセル・粉末などの医薬品に似たサプリメントの販売が許可されました。それまではサプリメントは医薬品と異なる三角形や六角形、カプセルの場合などは水滴型という工夫がされていました。
このような国による法律・通知・通達の変遷についての情報も「サプリメントプロ検定」に盛り込まれています。

活性酸素を消去する機能があるサプリメントは複数あります。機能には違いがあり、大きく4つに分けられます。活性酸素は通常の酸素の電子のバランスが崩れたものです。簡単に言うと、酸素はプラスの電子とマイナスの電子が4つずつありますが、活性酸素はマイナスの電子が1つ欠けたものです。この欠けた電子を補うために、人間の細胞から電子を奪います。
ビタミンのうちビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは活性酸素にマイナス電子を与えて、元の酸素に戻す作用があります。私たちの身体の中には活性酸素を消去する酵素がありますが、この酵素を働かせるためには補酵素が必要で、亜鉛やマグネシウムなどのミネラルが補酵素となっています。
活性酸素にはマイナス電子を奪いやすいものから奪っていく性質があり、人間の細胞よりも奪いやすいものが近くにあると、そこから奪っていき、細胞の破壊を抑えてくれます。その奪われやすいものが抗酸化成分です。基本的には植物の色素が抗酸化成分となっていて、ブルーベリーやカシス、アスタキサンチン、ウコンなどの種類があります。
もう一つの機能は活性酸素の発生を少なくするものです。活性酸素は細胞のミトコンドリアの中でエネルギーが作り出されるときに多く発生しますが、ヒトケミカルのα‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10はエネルギー産生を効率的に行うことによって活性酸素の発生量を減らしてくれます。
身体の状態によって使うべきものが異なってきますが、その情報について「サプリメントプロ検定」で紹介しています。

サプリメント・健康食品の機能性については研究が進み、身体のどこに、どのように作用するのかも明らかにされています。そのために、どんな身体の人に、どんな働きがするのかもわかっています。しかし、それが伝わっていないために無駄な摂り方をしている人も少なくなりません。
サプリメントによってダイエットに成功した友人がいて、その人が使っていたものと同じものを摂ろうというのは、よく聞くことです。同じものを摂って、同じ結果が得られる確率は実は低いと考えられます。身体の特徴も、太った原因も、食べているものの、運動などの身体活動も同じであれば、同じような結果が得られることもあるでしょう。
脂肪の分解が進みやすい人が、それを抑制するサプリメントを摂れば効果はあります。脂肪に関係するサプリメントでは、脂肪の分解を抑制する作用のほかに、脂肪の吸収を抑制する作用、脂肪が細胞のミトコンドリアに取り込まれるのを促進する作用、ミトコンドリア内での燃焼を進める作用など、多くの働きが重なることによって脂肪に関わるダイエット効果が得られています。
自分は、どの作用が弱いのかを知り、それを解決する成分を知り、身体に影響を与える成分の量を知り、他に組み合わされた成分によって効果が下がることがないのかを知り、その効果的な摂り方を知り、そして最も効果が得られるタイミングで摂ることが必要です。
こういった情報は、メディアの情報や販売会社からに情報でも充分に知ることはできません。その情報を伝えるのが、「サプリメントプロ検定」の役割です。