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学習障害の識字障害、書字障害がある子どもは、読み書きという基本中の基本とされることが充分にこなすことができないために、学校の中でも社会の中でも非常に苦労をしています。

日本の社会的な標識は小学校で教わった読み書きができれば苦労をしないように作られています。その社会的な基準とされることが、発達障害の学習障害のために身につけることができない子どもたちは大きな困難を抱えたまま生活をしています。

視覚系の課題がある場合には、苦手な読み書きを集中的に覚えさせることは、学習そのものを嫌いにさせる可能性もあります。

無理に覚えさせるのではなく、簡単なところから問題を解いてみて、その意味することを理解したところで、学習に取り組む支援をするように、まずは楽しみながら学ぶことを身につけるように指導することが大切になります。

文章の読みが困難な場合には、細かく区切って理解できるように、単語や文節ごとに区切り(/=スラッシュ)や空白を入れるといった工夫が求められます。一つの言葉は色を変えるようにして、ひとまとまりとして理解できるようにする方法もあります。

漢字の書きについては、書き写す回数よりも重要になるのはパーツごとに書き方を教えて、そのパーツの組み合わせによって漢字が構成されていることが理解できるようにすることです。

漢字カードというと、漢字が書かれたカードを示して、その読み方を正解とするものが主流となっていますが、偏(へん)と旁(つくり)が別々に書かれたカードを組み合わせて遊びながら覚えるという合わせ漢字ゲームがあります。

「氵」と「中」を合わせて「沖」というような偏と旁のほかに、冠(かんむり)と脚(あし)、垂(たれ)、構(かまえ)、繞(にょう)も取り入れた漢字カードもあります。

カードで覚えた漢字の書き順(筆順)を手の動きで覚えて、実際にペンで書いてみる、といった楽しみながら覚えられる方法も視覚系に課題がある子どもには有効となります。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、目的に応じた活用上の留意点を説明しています。

◎個人と集団における食事摂取基準活用の相違点
個人のエネルギー・栄養素摂取量を食事摂取基準の指標と比較する際にわかることは、その個人におけるエネルギー・栄養素摂取量が不足または過剰である可能性の有無、あるいは確率の高低です。

集団において食事摂取基準を使用する場合は、当該集団においてエネルギー・栄養素摂取量が不足または過剰である者が存在する可能性の有無、あるいはその割合の大小となります。

いずれの場合も指標に合致する摂取状況であるのが好ましいのは同じですが、食事摂取基準の活用が個人であるか集団であるかによって、摂取量と食事摂取基準の指標との比較の方法および比較によってわかることが異なることには注意が必要です。

そこで、以下の活用上の留意点は個人を対象とした場合と集団を対象とした場合を分けて記述します。

◎個人の食事改善を目的とした活用
〔基本的概念〕
個人の食事改善を目的とした食事摂取基準の活用については、摂取量推定を行い、食事摂取基準と比較して個人の摂取量から摂取不足や過剰摂取の可能性などを検討します。

その結果に基づいて、摂取不足や過剰摂取を防ぎ、生活習慣病などの発症予防のための適切なエネルギーや栄養素の摂取量について目標とする値を提案し、食事改善の計画および実施につなげます。

また、目標とするBMIや栄養素摂取量に近づけるためには、料理・食物の量やバランス、身体活動量の増加に関する具体的な情報の提供、効果的なツールの開発など、個人の食事改善を実現するための栄養教育の企画や実施、検証も併せて行うこととなります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

〔いる〕
「入る」中にはいる。ある状態になる。
念入りに仕上げる。仲間入り。気に入る。恐れ入る。悦に入る。

「要る」必要とする。
金が要る。保証人が要る。親の承諾が要る。何も要らない。

〔うける〕
「受ける」与えられる。応じる。好まれる。
注文を受ける。命令を受ける。ショックを受ける。保護を受ける。相談を受ける。若者に受ける。

「請ける」仕事などを行う約束をする。
入札で仕事を請ける。納期を請け合う。改築工事を請け負う。下請けに出す。

〔うた〕
「歌」曲の付いた歌詞。和歌。
小学校時代に習った歌。美しい歌声が響く。古今集の歌。

「唄」邦楽・民謡など。
小唄の師匠。長唄を習う。馬子唄が聞こえる。

〔うたう〕
「歌う」節を付けて声を出す。
童謡を歌う。ピアノに合わせて歌う。

「謡う」謡曲をうたう。
謡曲を謡う。結婚披露宴で「高砂」を謡う。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あわせる〕
「合わせる」一つにする。一致させる。合算する。
手を合わせて拝む。力を合わせる。合わせみそ。時計を合わせる。調子を合わせる。二人の所持金を合わせる。

「併せる」別のものを並べて一緒に行う。
両者を併せ考える。交通費を併せて支給する。併せて健康を祈る。清濁併せのむ。

〔いく・ゆく〕
「いく」移動する。進む。過ぎ去る。
電車で行く。早く行こう。仕事帰りに図書館に行った。仕事がうまく行かない。行く秋を惜しむ。

「逝く」亡くなる。
彼が逝って3年たつ。安らかに逝った。多くの人に惜しまれて逝く。

〔いたむ・いためる〕
「痛む・痛める」肉体や精神に苦痛を感じる。
足が痛む。腰を痛める。今でも胸が痛む。借金の返済に頭を痛める。

「傷む・傷める」傷が付く。壊れる。質が劣化する。
引っ越しで家具を傷める。家の傷みがひどい。髪が傷む。傷んだ果物。

「悼む」人の死を嘆き悲しむ。
故人を悼む。親友の死を悼む。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あらい〕
「荒い」勢いが激しい。乱暴である。
波が荒い。荒海。金遣いが荒い。気が荒い。荒療治。

「粗い」細かくない。雑である。
網の目が粗い。きめが粗い。粗塩。粗びき。仕事が粗い。

〔あらわす・あらわれる〕
「表す・表れる」思いが外に出る。表現する。表に出る。
喜びを顔に表す。甘えが態度に表れる。言葉に表す。不景気の影響が表れる。

「現す・現れる」隠れていたものが見えるようになる。
姿を現す。本性を現す。馬脚を現す。太陽が現れる。救世主が現れる。

「著す」本などを書いて世に出す。
書物を著す。

〔ある〕
「有る」備わる。所有する。ありのままである。
有り余る才能。有り合わせの材料で作った料理。有り金。有り体に言えば。

「在る」存在する。
財宝の在りかを探る。教育の在り方を論じる。在りし日の面影。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あぶら〕
「油」常温で液体状のもの(主に植物性・鉱物性)。
事故で油が流出する。ごま油で揚げる。火に油を注ぐ。水と油。

「脂」常温で固体状のもの(主に動物性)。皮膚から分泌される脂肪。
牛肉の脂。脂の多い切り身。脂ぎった顔。脂汗が出る。脂が乗る年頃。

〔あやしい〕
「怪しい」疑わしい。普通でない。はっきりしない。
挙動が怪しい。怪しい人影を見る。怪しい声がする。約束が守られるか怪しい。空模様が怪しい。

「妖しい」なまめかしい。神秘的な感じがする。
妖しい魅力。妖しく輝く瞳。宝石が妖しく光る。

〔あやまる〕
「誤る」間違う。
使い方を誤る。誤りを見付ける。言い誤る。

「謝る」わびる。
謝って済ます。落ち度を謝る。平謝りに謝る。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あてる〕
「当てる」触れる。的中する。対応させる。
胸に手を当てる。ボールを当てる。くじを当てる。仮名に漢字を当てる。

「充てる」ある目的や用途に振り向ける。
建築費に充てる。後任に充てる。地下室を倉庫に充てる。

「宛てる」手紙などの届け先とする。
本社に宛てて送られた書類。手紙の宛先。

〔あと〕
「後」順序や時間などが遅いこと。次に続くもの。
後の祭り。後から行く。後になり先になり。事故が後を絶たない。社長の後継ぎ。

「跡」通り過ぎた所に残された印。何かが行われたり存在したりした印。家督。
車輪の跡。船の通った跡。苦心の跡が見える。縄文時代の住居の跡。立つ鳥跡を濁さず。父の跡を継ぐ。旧家の跡継ぎ。

「痕」傷のように生々しく残る印。
壁に残る弾丸の痕。手術の痕。台風の爪痕。傷痕が痛む。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あたたかい・あたたかだ・あたたまる・あたためる〕
「温かい・温かだ・温まる・温める」冷たくない。愛情や思いやりが感じられる。
温かい料理。スープを温める。温かな家庭。心温まる話。温かい心。温かい人柄。温かいもてなし。

「暖かい・暖かだ・暖まる・暖める」寒くない(主に気象や気温で使う)。
日ごとに暖かくなる。暖かな日差し。暖かな毛布。暖まった空気。室内を暖める。

〔あつい〕
「熱い」温度はとても高く感じられる。感情が高ぶる。
お茶が熱くて飲めない。熱い湯。熱くなって論じ合う。熱い声援を送る。熱い思い。

「暑い」不快になるくらい気温が高い。
今年の夏は暑い。暑さも寒さも彼岸まで。日中はまだまだ暑い。暑い部屋。暑がり屋。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あし〕
「足」足首から先の部分。歩く、走る、行くなどの動作に見立てたもの。
足に合わない靴。足の裏。足しげく通う。逃げ足が速い。出足が鋭い。客足が遠のく。足が出る。

「脚」動物の胴から下に伸びた部分。また、それに見立てたもの。
キリンの長い脚。脚の線が美しい。机の脚。

〔あたい〕
「値」値打ち。文字や式が表す数値。
千金の値がある。称賛に値する。未知数のXの値を求める。

「価」値段。価格。
手間に見合った価を付ける。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あがる・あげる〕
「上がる・上げる」位置・程度などが高い方に動く。与える。声や音を出す。終わる。
二階に上がる。地位が上がる。料金を引き上げる。成果が上がる。腕前を上げる。お祝いの品物を上げる。歓声が上がる。雨が上がる。

「揚がる・揚げる」空中に浮かぶ。場所を移す。油で調理する。
国旗が揚がる。花火が揚がる。たこ揚げをして遊ぶ。船荷を揚げる。海外から引き揚げる。天ぷらを揚げる。

「挙がる・挙げる」はっきりと示す。結果を残す。執り行う。こぞってする。捕える。
例を挙げる。手が挙がる。勝ち星を挙げる。式を挙げる。国を挙げて取り組む。全力を挙げる。犯人を挙げる。

〔あく・あける〕
「明く・明ける」目が見えるようになる。期間が終わる。遮っていたものがなくなる。
子犬の目が明く。夜が明ける。年が明ける。喪が明ける。らちが明かない。

「空く・空ける」からになる。
席が空く。空き箱。家を空ける。時間を空ける。

「開く・開ける」ひらく。
幕が開く。ドアが開かない。店を開ける。窓を開ける。そっと目を開ける。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕