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「表舞台」というのは目立つステージというだけでなく、活躍ぶりを見せるところという意味もあり、そこから活躍そのものを指す言葉としても使われています。

「表舞台」対する言葉として「裏舞台」が使われることがあります。この言葉を使う多くのは活躍する人に隠れて、なかなか活躍する姿が見えない(見られない)人のことや、舞台でスポットライトが当てられる人のために、影になって見えない人という意味として使っているようです。

しかし、多くの辞書では「裏舞台」の項目は見られません。「裏舞台」という用語が登場しても、それは表舞台について説明する中で、誤用として取り上げられているくらいです。

「裏舞台」は、表舞台と舞台裏の混同だと考えられています。

舞台裏は、客席からは見えない舞台の裏側のことで、一般には大道具の置き場や楽屋のあるところを指しています。表側から見えてはいけない舞台ということですが、そこから転じて「ある物事が行われている裏面」という意味で使われています。

その例としては、政治の舞台裏、舞台裏での交渉という使い方があげられています。

「裏舞台」という言葉を使われると、舞台裏よりも、もっとブラックなイメージが抱かれがちで、「裏社会」「裏工作」「裏アカウント」といったように、外から見ようと思ったら見ることが可能なところの、さらに裏側という感じになります。

見てはいけないところ、見えたとしても見なかったことにして逃げ出そうとするようなところが「裏+○○」で、「○○の裏側」を示す「○○+裏」とは大きく違っています。

それだけに勘違いされかねない「裏舞台」は使わないことに越したことはありません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

講習などの途中で閃輝暗点(せんきあんてん)が起こると、講習テキストに書かれていることが充分に見えなくなることから、途中で余談を入れるなどして、閃輝暗点の原因である脳の後頭葉の血流低下が回復するまで時間稼ぎをして乗り切っていた時期もあります。

初めのうちは5分ほどで元の状態に戻っていたものの、だんだんと閃輝暗点の時間が長くなり、状態も悪くなってきていました。

閃輝暗点のために、よく見えない、受講者の皆さんと同じように見えていないことを説明しても、他の人には、どのように見えているのかを想像することができないことなので、それは諦めていました。

このことについては前回(負の歴史28)書きましたが、閃輝暗点が出たら対処のしようがないので、講習の途中でも、モザイクのために講習テキストに書かれていることが充分に見えなくなっても、そのまま講習を続けるために考え出したのが“読めばわかるテキスト”を使っての講習でした。

自分で作った講習テキストなので覚えているということもあるのですが、テキスト通りに話をしなくても、後で読み返してもらえれば理解できるようにしていることから“読めばわかるテキスト”と呼んでいます。

そのテキストは、メディカルダイエット、サプリメント、健康管理指導、発達栄養、ウォーキングなどの講習で使っているもので、全部で1000枚(A4サイズ)を超えています。

読めばわかるということを重視した工夫として、「である調」の文章を「ですます調」に変えました。私が話す口調に近くなるように心がけたことから、「まるで私から話を聞いている感じで読めた」という受講者もいました。

“読めばわかるテキスト”が知られるようになってきてから、講習テキストだけでなく、私の書く文章を「ですます調」にしてほしいという要望がありました。ついにはホームページに掲載する文も同じ調子で読みたいという要望があって、それに応えているうちに、従来の講習テキストの文体(固い感じの文)では書けなくなってきてしまいました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのナトリウムの基本的事項の「消化、吸収、代謝」を紹介します。

〔消化、吸収、代謝〕
摂取されたナトリウムは、その大部分が小腸で吸収され、損失は皮膚、便、尿を通して起こります。

空腸では、ナトリウムの吸収は中等度の濃度勾配に逆らい、糖類の存在によって促進されます。

回腸では、高度の濃度勾配に逆らって能動輸送されますが、糖類または重炭酸イオンの存在とは無関係です。

便を通しての損失は少なく、摂取量に依存しません。ナトリウム損失の90%以上は腎臓経由による尿中排泄です。

ナトリウムは糸球体でろ過された後に、尿細管と集合管で再吸収され、最終的には糸球体ろ過量の約1%が尿中に排泄されます。

ナトリウム再吸収の調節は、遠位部ネフロンに作用するアルドステロンによります。

糸球体でのろ過作用と細尿管での再吸収が体内のナトリウムの平衡を保持しているので、ナトリウム摂取量が増加すれば尿中排泄量も増加して、摂取量が減少すれば尿中排泄量も減少します。

したがって、24時間尿中ナトリウム排泄量からナトリウム摂取量を推定することができます。

腎臓外のナトリウムの調節の仕組みとして、食塩摂取欲、口渇、血漿レニン活性、血漿アンジオテンシンII、アルドステロン産生、心房性ナトリウム利尿ペプチド、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどのカテコールアミン、血管作動性腸管ポリペプチドなどをあげることができます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのナトリウムの基本的事項の「定義と分類」と「機能」を紹介します。

〔定義と分類〕
ナトリウム(sodium)は原子番号11、元素記号Naのアルカリ金属元素の1つです。

〔機能〕
ナトリウムは、細胞外液の主要な陽イオンであり、細胞外液量を維持しています。
浸透圧、酸・塩基平衡の調節にも重要な役割を果たしています。

ナトリウムは、胆汁、膵液、腸液などの材料です。

通常の食事をしていれば、ナトリウムが不足することはありません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「胃腸の日」日本OTC医薬品協会が、胃腸薬のPRのために胃に(12)いい(11)の語呂合わせで制定。

毎月11日:「果物の日」(全国柑橘宣伝協議会、落葉果実宣伝協議会)、「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)、「ロールちゃんの日」(山崎製パン)

米の重量についての前回の話を受けて、今回は「米百俵の価値」について書いていきます。

「米百俵の精神」の長岡藩は、これを売って教育の礎にしたというので、現在の感覚では、いくらくらいになるのか、ということは「米百俵」の話をするたびに聞かれることでした。

1俵は60kgで、米価格が高騰している現在では、5kgが4000円以上は高くなりすぎなので、以前の価格の2000円として計算をすると、2万4000円となります。

これが合っているのかを検証するために、よく使われているのが江戸時代の下級武士の俸禄の「三十俵二人扶持」で、これは1年間の給料に相当します。

1年間に30俵分の米の他に、2人分の扶持米が支給されます。扶持米は1日について米が5合であるの、これ食べていたのかというと、そうではなくて下男などの支払いに当てられていました。

1俵が2万4000円とすると、30俵で72万円ほどとなります。これで家族が暮らすのは大変かと思いがちですが、現在の感覚では約5倍とされるので、年収360万円の公務員と似たようなものとなります。

米が社会経済の基準であったので、米の価格が上がれば受け取る金額が増えそうな感じがするものの、米価格の上昇は物価全体の上昇につながるので、生活に大きな影響は出ないという仕組みでした。

さて、本題の「米百俵」の価値ですが、1俵が2万4000円を基準にして100俵分を計算すると240万円となり、現在の感覚に合わせるために5倍にしても1200万円です。いくら時代が違うといっても、これだけで学校をつくる金額としては少なすぎます。

「米百俵の精神」の逸話は、一般には学校をつくる資金にしたと伝わっていますが、その一部にしたというのが正しいのではないか、との考えで調べていくと、学校をつくるきっかけとなり、他の資金は官民合わせて集めてきたというのが事実のようです。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

発達障害の理解が重要であるというのは、理解しないままの対応は発達障害がある人たちを苦しめるだけでなく、これが社会的な問題にもなりかねないからです。すでに社会的な問題を起こしている場面も多々あります。

発達障害はすべての子どものうち10%ほどに発現していますが、その10%の子どもを発達障害児としているのは法律的には間違いといえます。

その法律は発達障害者の支援を目的とした発達障害者支援法を指していますが、その第二条(定義)には発達障害は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」と書かれています。

これは発達障害の定義をしたもので、発達障害者の定義ではありません。第二条の2には「発達障害者とは、発達障害がある者であって発達障害及び社会的障壁により日常生活又は社会生活に制限を受けるもの」と書かれています。社会的障壁がなければ、発達障害があっても発達障害者ではないということになります。

社会的障壁というのは、「発達障害がある人が日常生活や社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物、制度、慣行、観念その他一切のもの」を指しています。これも第二条に書かれていることですが、発達障害がある人が暮らしにくいのは、その人にだけ原因があるわけではなくて、社会的障壁がなければ、発達障害として生きにくいような状況にはならない、という考え方が根底にあるのです。

そして、社会的障壁を取り除くための行動を発達障害がある人の周囲にいる人たちが起こさないことには、発達障害者(18歳以上)、発達障害児(18歳未満)を増やし続けることになります。発達障害者と発達障害児の支援は、発達障害児支援施設(児童発達支援事業所、放課後等デイサービスなど)に任せれば済むわけではなくて、その施設での活動がスムーズに行われるように社会的障壁を取り除くための社会的な理解度を高める活動も同時に求められているのです。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

睡眠時間の長さによる心身への影響は個人差が大きく、睡眠時間が短いからといって必ずしも健康リスクが高まるということは言えません。

これまで明らかにされた科学的知見に基づくと、成人では6〜8時間が適正な睡眠時間と考えられていて、1日の睡眠時間が少なくとも6時間以上確保できるように努めることが推奨されています。

ただし、適正な睡眠時間には個人差があり、6時間未満でも睡眠が充足する人もいれば、8時間以上の睡眠時間を必要とする人もいます。こうした個人差や日中の活動量による補正を考慮すると、成人では8時間より1時間程度長い睡眠時間も適正な睡眠時間の範疇と考えられます。

睡眠時間に関する調査は繰り返し行われていますが、令和元年の国民健康・栄養調査結果では、1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合は、男性37.5%、女性40.6%であり、性・年齢階級別にみると、男性の30〜50歳代、女性の40〜50歳代では4割を占めていました。

また、令和元年国民健康・栄養調査の結果によると、労働世代である20〜59歳の各世代において、睡眠時間が6時間未満の人が約35〜50%を占めており、睡眠時間が5時間未満の人に限定しても約5〜12%と高率です。

令和3年のOECD(経済協力開発機構)の調査報告でも、日本人の平均睡眠時間は加盟33カ国の中で最も短いことが指摘されています。

睡眠時間は季節によっても変動することが知られていて、夏季に比べて冬季に10〜40分程度、睡眠時間が長くなることが示されています。

この主な原因として、日中時間(日の出から日の入りまでの時間)の短縮が考えられています。逆に夏季には、睡眠時間は他の季節に比べて短く、寝つきや眠りの持続が他の季節よりも難しくなることが示されていて、日中時間の延長に加え、高湿・多湿な寝室環境も一因と考えられています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンCの「生活習慣病の発症予防」と「活用に当たっての留意事項」を紹介します。

〔生活習慣病の発症予防〕
ビタミンC摂取量と糖尿病、脂質異常症、高血圧の発症率、慢性腎臓病の発症率との関連について、観察研究とコホート研究による報告が複数あります。

ビタミンC摂取量の多い集団の方が少ない集団よりも発症リスク等が低いという報告、関連が認められないという報告が混在しています。

以上より、ビタミンCの積極的な摂取と生活習慣病の発症予防の関連については不明な点が多いことから、目標量は設定されていません。

〔活用に当たっての留意事項〕
喫煙者では、非喫煙者よりもビタミンCの必要量が高く、同様のことは受動喫煙者でも認められています。

該当者は、まず禁煙が基本的対応であることを認識して、同年代の推奨量以上にビタミンCを摂取することが推奨されます。

また、推定平均必要量は、ビタミンCの欠乏症である壊血病を予防するに足る最小摂取量からではなく、良好なビタミンCの栄養状態の維持の観点から算定しているため、災害時などの避難所における食事提供の計画・評価のために、当面の目標とする栄養の参照量として活用する際には留意が必要です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンCの過剰摂取の回避の「摂取源となる食品」と「耐容上限量の策定」を紹介します。

〔摂取源となる食品〕
通常の食品で可食部100g当たりのビタミンC含量が100mgを超える食品が少し存在しますが、通常の食品を摂取している人で、過剰摂取による健康被害が発現したという報告は見当たりません。

〔耐容上限量の策定〕
健康な者がビタミンCを過剰に摂取しても消化管からの吸収率が低下して、尿中排泄量が増加することから、ビタミンCは広い摂取範囲で安全と考えられています。したがって、耐容上限量は設定していません。

ただし、腎機能障害を有する者が数gのビタミンCを摂取した条件では、腎蓚酸結石のリスクが高まることが示されています。

ビタミンCの過剰摂取による影響として最も一般的なものは、吐き気、下痢、腹痛といった胃腸への影響です。

1日に3〜4gのアスコルビン酸を与えて下痢を認めた報告があります。

ビタミンCの摂取量と吸収や体外排泄を検討した研究から総合的に考えると、通常の食品から摂取することを基本として、通常の食品以外の食品から1g/日以上の量を摂取することは推奨できません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕