投稿者「JMDS」のアーカイブ

「あかりの日」日本電気協会が、1879年10月21日にエジソンが発熱電球を完成させたことにちなんで制定。

「バック・トゥ・ザ・リサイクルの日」日本環境設計(神奈川県川崎市)が、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で自動車型タイムマシンのデロリアンが、ごみを燃料にしていたことから、デロリアンが到着する2015年10月21日にちなんで制定。

毎月21日:「木挽BLUEの日」(雲海酒造)、「漬物の日」(全日本漬物協同組合連合会)

「兵隊の靴」の前回では、ウォーキングの両陣営から同時期に「兵隊」という言葉を聞いた、靴(ウォーキングシューズ)の利権についての話も聞いたと書きました。

両陣営というのは、最大組織の一般社団法人日本ウオーキング協会と別のウォーキング団体ということではなくて、日本ウオーキング協会の構成団体である47都道府県協会の分裂の危機があり、守る側と攻める側の両方から私と、私が関わってきた団体にアプローチがありました。
(ウォーキングは一般名称で、ウオーキングは日本ウオーキング協会の固有名称)

そのきっかけとなったのは、2011年に日本ウオーキング協会が粉飾決算を自主公表して、執行部が引責辞任をしたことです。再生委員会が設立されて、内部からの改革を主導する会員がいれば、それに反発する既存の会員がいるのは、どこの世界でも似たようなものです。

中には新たなウォーキングの全国団体を作ろうという動きがあって、ウォーキングを科学的に解析して、正しい歩き方と、それを実現するウォーキングシューズをメーカーと共同開発していたメンバーが中心となって呼びかけていました。

私は健康科学としてのウォーキングを研究していたこともあって、分裂・独立を目指した方々に知り合いが多くて、その秘密裏の会合にも呼ばれました。

そのときに出たのが「兵隊」という言葉で、いくつかの都道府県協会を抜けさせて、多くの兵隊(ウオーキング大会参加者)を確保したほうが勝つという話であって、これには反発がありました。

兵隊が多ければ、それだけ多くの靴(ウォーキングシューズ)が売れて儲かる、という話があってからは、ウオーキングの研究は既存の組織から離れて、独自に実施しようと考えるに至りました。

ウォーキングシューズは、全国各地で販売されているのですが、大規模のウオーキング大会では日本ウオーキング協会の協賛会社の大手メーカーがブース出店をして、安く提供していました。

その多くは型落ち品(最新モデルの登場で古くなった製品)でしたが、長年愛用されてきたものだけに、それが手に入るというのもウオーキング大会の魅力の一つでした。

それを利権にしたいと思う人が出てくるくらい、組織を運営する側にとっても魅力的なことだったということです。

ウォーキングに関わる話は、別のお題(休まないで歩け)で次回(金言の真理42)も続きます。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

活性酸素を消去する作用があるポリフェノールといえば、赤ワインのポリフェノールがあまりにも有名です。ポリフェノールは植物の渋みや苦味のもとになる成分で、紫外線を浴びることによって生じる色素です。

ポリフェノールの抗酸化作用が注目され始めたのは1990年前後のことで、フランス人は脂肪摂取が多いにも関わらず動脈硬化が少ないことから「フレンチパラドック」と呼ばれて、その理由が世界中の研究者によって追及されていました。

その中でも世界に評価されたのは、当時は国立栄養研究所(後の国立健康・栄養研究所)の臨床栄養部長であった板倉弘重先生(医学博士)で、1994年に赤ワインに含まれるポリフェノールの動脈硬化予防作用がイギリスの医学雑誌に発表されました。

空前の赤ワインブームのきっかけでしたが、ポリフェノールの抗酸化作用が日本国内で知られるようになったのは赤ワインではなくて、ココアが先でした。

日本チョコレート・ココア協会がカカオの健康効果を伝える講習会を1995年に開催しましたが、そのときのメイン講師が板倉先生でした。テーマはカカオの健康効果ということで、それに絞っての話でした。

講習会の最中にテレビの全国キー局の健康番組(昼間の帯番組)の担当者に連絡を取りました。といっても、現在のようにスマホで簡単に情報を送ることができる時代ではなかったので、途中で抜け出して携帯電話で情報を伝えました。

講習会の終了間際には担当者が会場に駆けつけて、板倉先生を紹介して、ココアの健康効果を番組で取り上げることが決まりました。

カカオが材料となっているチョコレートとココアには、活性酸素を消去する抗酸化作用があり、血管の老化を防ぐということで話を進めていましたが、1995年の12月の番組で取り上げたのはココアが血圧の上昇を抑えるという内容でした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

口先は口の端のことで、口先だけの人という使われ方をすると、「言うことは立派なようだが、実質が伴わない」というように、あまりよい印象が抱かれない言葉です。

口先だけの約束というと、約束には当たらないということで、よく使われるのは「口先三寸」です。

しかし、これは誤用とされていて、正しい使い方は「舌先三寸」です。その意味は、心がこもっていなくて、表面的な言葉だけを相手をうまくあしらうこと、その弁舌(ものの言い方)を指しています。

一寸は約3cmなので、三寸は約9cmです。日本人の舌の長さは7cmほどであるので、三寸は長い感じですが、「舌先三寸」と使われるときには、舌先から出る短い範囲の言葉を表しています。

短い範囲の言葉で済まずに、本心とは違うこと、誤魔化したり人を騙すような言葉を使うときには、饒舌(口数が多く、くどい)になる人が少なくありません。

舌先三寸と口先が混同したのが「口先三寸」ということですが、これが案外と多く使われています。

文化庁の『国語に関する世論調査』では、「本心でない上辺だけの巧みな言葉」として、舌先三寸と口先三寸のどちらを使うか聞いています。
本来の使い方の「舌先三寸」と回答したのが23.3%だったのに対して、本来の使い方ではない「口先三寸」と回答したのが56.3%という結果が発表されています。

残りは両方を使う、両方とも使わない、わからないとの回答でした。

誤用のほうが多い、それも大きな差をつけているということは、そのうち誤用の「口先三寸」が慣用句として使われるようになり、いつしか正しい使い方と認識される日も遠くはないのかもしれません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの欠乏回避の「目安量の策定方法」の続きを紹介します。

〔目安量の策定方法〕
*小児(目安量)
ビタミンD欠乏性くる病における血清25−ヒドロキシビタミンD濃度の基準は、20ng/mL以上とされており、小児でも血清25−ヒドロキシビタミンD濃度20ng/mL以下で骨折リスクが増大します。

したがって、成人と同様に小児においても、血清25−ヒドロキシビタミンD濃度の参照値として20ng/mLを採用しました。

日本人に12〜18歳の男女1380人のビタミンD摂取量を評価して、血清25−ヒドロキシビタミンD濃度を測定した報告があり、ビタミンD摂取量の平均値は対象者の性・年齢を問わず約10μg/日でしたが、血清25−ヒドロキシビタミンD濃度が20ng/mL未満であった者は、男子で30.1%、女子で47.1%存在しました。

また、血清25−ヒドロキシビタミンD濃度20ng/mLを越えるには、男子で12μg/日以上、女子で14μg/日以上のビタミンD摂取が必要となることも示されています。

しかし、日本人においてビタミンD摂取量と血清25−ヒドロキシビタミンD濃度の比較検討を行った報告が乏しいことから、小児を対象とした研究結果に基づいて目安量を算定することは困難と考えられました。

そこで、成人で得られた目安量を用いて外挿をして求めました。なお、算定値が成人より大きい場合には、成人と同値としました。

また、性別を考慮した値の算定は困難と考え、男女において数値が多いほうの値を採用して、男女別の値は示しませんでした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの欠乏回避の「目安量の策定方法」の続きを紹介します。

〔目安量の策定方法〕
*高齢者(目安量)
高齢者においても、成人と同様に血中25−ヒドロキシビタミンD濃度の参照値は20ng/mLとしました。

高齢者では、ビタミンDが不足状態にある者が多いことは日本人でも報告されています。

また、血中25−ヒドロキシビタミンD濃度を20ng/mLに維持するのに必要なビタミンD摂取量の検証として、日光曝露の機会が非常に乏しい日本人の施設入所高齢者に対する介入試験があり、血清25−ヒドロキシビタミンD濃度を20ng/mL以上とするためには、5μg/日では無効で、20μg/日でも1か月間の介入では20ng/mLを超えたのは約40%に留まったとの報告があります。

諸外国の食事摂取基準では、高齢者に対して20μg/日という推奨量を定めている者がありますが、この値は日光曝露が乏しいことを前提としたものです。

したがって、これらの結果を我が国の自立した高齢者全体に適用できるか否かについては、さらなる検討が必要であると考えられます。そのため、65歳以上にも、適切な日光暴露を受けることを推奨して、成人(18〜64歳)の目安量(9.0μg/日)と同じとしました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

10月21日
「あかりの日」日本電気協会が、1879年10月21日にエジソンが発熱電球を完成させたことにちなんで制定。
「バック・トゥ・ザ・リサイクルの日」日本環境設計(神奈川県川崎市)が、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で自動車型タイムマシンのデロリアンが、ごみを燃料にしていたことから、デロリアンが到着する2015年10月21日にちなんで制定。
毎月21日:「木挽BLUEの日」(雲海酒造)、「漬物の日」(全日本漬物協同組合連合会)

10月22日
「ドリップコーヒーの日」ブルックスが、ドリップコーヒーの普及を目的として、ドリップコーヒーがおいしく感じる10月と、ド(10)リップコーヒーをフーフー(22)の語呂合わせで制定。
「あんこうの日」魚の宿まるみつ(茨城県北茨城市)が、あんこう研究所の開業日にちなんで制定。
毎月22日:「カニカマの日」(スギヨ)、「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)、「夫婦の日」(毎日新聞、味の素など)、「ラブラブサンドの日」(日糧製パン)

10月23日
「おいもほりの日」東洋アルミエコープロダクツ(大阪府大阪市)が、二十四節気の霜降の頃の10月23日がサツマイモの収穫時期であることから制定。
「家族写真の日」日本おひるねアート協会が、撮(10)ろうファミリー(23)の語呂合わせで制定。
「じゃがりこの日」カルビーが、じゃがりこが発売された1995年10月23日にちなんで制定。
「オーツミルクの日」HARUNA(東京都中央区)が、オー(0)ツ(2)ミ(3)ルクの語呂合わせで制定。
毎月23日:「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)

10月24日
「マーガリンの日」日本マーガリン工業会が、マーガリンを開発したフランス人のメージュ・ムーリエ・イポリットの誕生日の1817年10月24日にちなんで制定。
毎月24日:「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京削節類卸協同組合)

10月25日
「新潟米の日」JA全農にいがたが、新潟産のコシヒカリ、こしいぶきが、いい米の代表であるとして、い(1)いお(0)米、に(2)いがた(5)コシヒカリ、こしいぶきの語呂合わせで制定。
「信濃の国カレーの日」セントラルフーズ(長野県松本市)が、信濃の国カレーのPRを目的に、長野県の県歌「信濃の国」が1900年10月25日に長野県師範学校の創立記念大運動会で女子生徒の遊戯に初めに使われたことにちなんで制定。
毎月25日:「プリンの日」(オハヨー乳業)、「歯茎の日」(佐藤製薬)、「いたわり肌の日」(ライオン)

10月26日
「柿の日」全国果樹研究連合会カキ部会が、明治28年10月26日に正岡子規が奈良旅行をした際に「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」と詠んだことから制定。
「きしめんの日」愛知県製麺工業協同組合が、食欲の秋の10月と、きしめんのツルツル感を2(ツ)6(ル)の語呂合わせで制定。
「青汁の日」アサヒ緑健(福岡県福岡市)が、10を英語のIO(アイオー)と読むことから青、26を汁と読む語呂合わせで制定。
「アルファベットチョコレートの日」名糖産業(愛知県名古屋市)が、アルファベットチョコレートはひとくちチョコ(一口)で10、アルファベットが26文字であることから制定。
「どぶろくの日」武重本家酒造(長野県佐久市)が、ど(10)ぶろく(26)の語呂合わせで制定。
「フルタの柿の種チョコの日」フルタ製菓(大阪府大阪市)が、柿もチョコレートも10月が最盛期で、柿の日にちなんで制定。
「青森のお米つがるロマンの日」JA全農あおもりが、米の実りの10月と、つがる(2)ロマン(6)の語呂合わせで制定。
毎月26日:「風呂の日」(東京ガス)、「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)

10月27日
「世界新記録の日」1931年10月27日に走り幅跳びの南部忠平、三段跳びの織田幹雄が日本人として初めて世界記録を樹立したことから制定。
毎月27日:「ツナの日」

10月28日
「おだしの日」太鼓亭(兵庫県宝塚市)が、鰹節の燻乾カビ付け製法を考案した江戸時代の紀州藩の漁民・角屋甚太郎の命日の1707年10月28日にちなんで制定。
「豆花記念日」Aito&Co(愛知県名古屋市)が、台湾のスイーツ豆花の普及のためにトウ(10)ファ(28)の語呂合わせで制定。
「豆腐バーの日」アサヒコ(東京都新宿区)が、トウ(10)フ(2)バー(8)の語呂合わせで制定。
毎月28日:「にわとりの日」(日本養鶏協会)、「ニワトリの日」(都道府県食肉消費者対策協議会)

10月29日
「国産とり肉の日」日本食鳥協会が、国産とり肉のPRのために干支の10番目が酉であることから10月、肉(29)の語呂合わせで制定。
「トニックの日」花王が、育毛ト(10)ニック(29)の語呂合わせで制定。
「ドリアの日」ニューグランド(神奈川県横浜市)が、ドリアを考案した初代総料理長がスイスから来日した1927年10月29日にちなんで制定。
「てぶくろの日」東和コーポレーション(福岡県久留米市)が、て(10)ぶ(2)く(9)ろの語呂合わせで制定。
「ジビエ(獣肉)の日」サンセイ(大分県宇佐市)、宇佐ジビエファクトリー、日本ジビエアカデミーが、獣(10)肉(29)の語呂合わせで制定。
毎月29日:「ふくの日」(日本アクセス)、「クレープの日」(モンテール)、「Piknikの日」(森永乳業)、「肉の日」(都道府県食肉消費者対策協議会)

10月30日
「香りの記念日」石川県七尾市が、1992年10月30日に開催された世界の香りフェアIN能登を記念して制定。
「リラクゼーションの日」日本リラクゼーション協会が、総務省の日本標準産業分類にリラクゼーション業(手技を用いるもの)が新設された告示日の2013年10月30日にちなんで制定。
「たまごかけごはんの日」日本たまごかけごはんシンポジウム実行委員会が、第1回シンポジウムの開催日の2005年10月30日にちなんで制定。
「健康に役立つ咀嚼の日」小西デンタルクリニック(大阪府泉大津市)が、10月は食欲の秋で、健康のためには一口30回噛むことが推奨されていることから制定。
毎月30日:「EPAの日」(日本水産)、「サワーの日」(宝酒造)、「みその日」(全国味噌工業協同組合連合会)

10月31日
「出雲ぜんざいの日」出雲観光協会が、ぜんざい発祥の地とされる出雲地方では旧暦の10月を神在月と呼んで、神在(じんざい)もちを振る舞ったことから神在月(出雲以外では神無月)の10月で、ぜん(10)ざい(31)の語呂合わせで制定。
「てん菜・てん菜糖の日」JA北海道中央会が、てん(10)さい(31)の語呂合わせで制定。
毎月31日:「菜の日」(ファイブ・ア・デイ協会)

「頭髪の日」日本頭髪科学協会が、頭(10)髪(20)の語呂合わせで制定。

「床ずれ予防の日」日本褥瘡学会が、床(10)ずれ(20)の語呂合わせで制定。

「ゴースト血管対策の日」Tie2・リンパ・血管研究会が、毛細血管の長さが10万kmであることから10月、Tie2の2と血液循環を意味する0を合わせて制定。

毎月20日:「ワインの日」(日本ソムリエ協会)、「信州ワインブレッドの日」(信州ワインブレッド研究会)、「シチューライスの日」(ハウス食品)、「発芽野菜の日」(村上農園)

「兵隊の靴」のお題で5回にわたって書いてきましたが、金言として気にはなっていたものの、長らく忘れていたところがありました。

それを思い出すきっかけとなったのは、ウォーキングの両陣営から、ほぼ同じタイミングで「兵隊」という言葉を聞き、靴(ウォーキングシューズ)の利権についての話も聞いた時でした。

ウォーキングは歩くことがメインの活動であるので、複数の団体があるのも当たり前であれば、歩き方に特徴があるのも普通のことだと思われがちですが、団体のほうは最大組織があり、歩き方も同じでした。

その団体は一般社団法人日本ウオーキング協会です。発祥は1964年(前の東京オリンピック開催の年)のことで、歴史の長さもあり、ピラミッド型の全国組織(傘下に都道府県協会)にもなっています。

ウォーキングは一般名称で、ウオーキングは日本ウオーキング協会の固有名称です。各地域の協会の名称(ウオーキング)を見れば、傘下なのか別の団体なのかを判別することができます。

歩き方のほうは、「まるで兵隊の行軍のようだ」と指摘されることもあるのですが、一列になって(広めの道では2人の横列も)黙々と歩く集団の姿はコックローチ・マーチング(ゴキブリの行進)と揶揄されることもありました。

そのような歩き方になるのには理由があって、全国各地で開催されるウオーキング大会では30km、40kmという長距離を歩くのが大きな目的とされています。これだけの距離を都道府県での開催では2日とも歩くことで“距離を稼ぐ”ことができます。

全国体内に当たる日本スリーデーマーチ(埼玉県東松山市)では50kmコースもあります。3日で合計150kmも歩こうとするのは、地球1周分の4万kmを完歩することで表彰される制度があるからです。

この記録は日本ウオーキング協会の公式の大会での完歩距離だけで、それが継続のモチベーションでもあり、継続のための資金の一部にもなっていました。

ウォーキングと靴に関わる話は、次回(金言の真理41)へと続きます。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

この原稿(連載コラム)のタイトルの“正念”は「しょうねん」と読みます。正念の後に場をつけると正念場となり、そのことから別の読み方(せいねん)をされることは、ほぼありません。

正念場(しょうねんば)は、人の価値や真の実力などが試される、非常に重要な局面のことです。歌舞伎や人形浄瑠璃などでは、その役の性根(根本的な心構え)、役柄を発揮する最も重要な場面(見せ場)を指しています。

こういった説明をされると、気力、体力を充実させて(ギアを上げて)、一気呵成に進めていくことが想像されるところですが、興奮状態になってはいけないのが正念場に取り組む姿勢とされています。

重要な局面であればこそ、冷静な判断を下す必要があって、興奮状態になってしまうのではなく、その一方で冷静に自分を見つめるという心身ともにバランスの取れた状態でいることが求められます。

タイトルに掲げた“正念”については、さまざまな解釈があるのですが、その中でも多くの賛同が得られているのは「この瞬間に意識を集中させる念」という解釈です。

“念”は、常に心の中に往来している想いのことで、注意をするという意味もあります。前者は「悔恨の念」ということになり、後者は「念の為に」という意味合いとなります。

文字の作りから、上下に分けると「今」と「心」を組み合わせた形となります。このことから「今を大事にする心」が念であると説かれることもあります。

「今を大事にする心」といっても、それが正しいものでなければいけないはずで、今を大事にして、正しいことをするのが“正念”を言葉として使う人に求められることであるとの思いを抱いています。

このような解釈でよいのか、意識を集中させることでよいのか、意識を集中させるために何をすべきなのか、意識を集中させたことによって何が変わっていくのか、ということを書き進めていく中で明らかにしていくことを目的として、連載コラムの形式で書くことにしました。

“正念”を強く意識した生活や活動を進めていけば、無理をすることなく、正念場を迎えることができるはずです。

その生活と活動の手段も、さまざまな方法が存在していますが、私が続けてきたのは“書くこと”であり、書くために考え、書くことによって正念場を迎えることができて、それが人生の転換点になることを信じて、この文章を書き始めています。
〔小林正人〕