投稿者「JMDS」のアーカイブ

「雪が溶けると何になるのか?」という問いに対して、「水になる」というのが学校教育では正解になっています。

これでは、あまりにも情緒がないというので、お題の「雪が溶けると春になる」とテストで答えても×や0点にしないという動きもあります。

しかし、あくまで例外の扱いであって、雪が溶けて水になる仕組みとして、気温が0℃以上、空気が乾燥している、直射日光が雪に当たる、雨と風によって溶ける速度が早くなる、といったサイエンス的なことを説明しないと高得点にはなりません。

詩的な表現の「雪が溶けると春になる」は、○か×かの判断がつきにくくて、判断をしたとしても点数で評価することは難しいことから、「水になる」との返答を駆逐するのは、まだまだ先(不可能?)になりそうです。

「雪が溶けると何になる?」というのは、かなり前から子どもとの問答で出てきていたことですが、それが広く知られるようになったのは1980年2月10日の朝日新聞の朝刊1面コラムの「天声人語」で取り上げられてからでした。

その前に、家庭欄の記事として掲載されていましたが、天声人語の威力は大きくて、知識の詰め込みや学校教育の“正答主義”や“紋切り型思考”への批判として広まっていきました。

天声人語の記事を取り寄せて読んでみると、広く知られていることとは違っていることが書かれていました。

それは理科のテスト問題で「氷が溶けたら何になる」との問いに対して、大半の子どもが「水」と答える中、1人だけが「春」と答えたというエピソードが紹介されていたのです。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

脳の機能の偏りは発達障害だけの特徴ではなくて、パーソナリティ障害でも認知や感情のコントロール、対人関係などの機能の偏りによって周囲の人と違う反応や行動をすることがあります。

そのために本人が苦しさを感じると同時に、周囲を困らせることにもなり、対人関係や社会生活に支障をきたす精神疾患とされています。この場合の認知というのは、認知症でいう理解や判断能力のことではなくて、ものの捉え方や考え方を指しています。

パーソナリティ障害は生まれつきの要因に加えて、親との死別、虐待といった養育環境や発達段階でのつらい体験が関係していると考えられています。

周囲と違った考えや行動が、意地悪な気持ちや性格の悪さと感じられることがあるものの、そのような感情的な問題ではなくて、脳の機能が影響して起こっています。

統合失調症や気分障害(うつ病、双極性障害)といった他の精神疾患と症状が似ていることから判断しにくくなっていますが、他の疾患と比べると症状が慢性的に長く続くという特徴があります。

長い期間を経ても変化しにくいということでは発達障害と間違われることもありますが、パーソナリティ障害は同じ障害という用語が使われていても、こちらは疾患に分類されています。

発達障害とは異なるものですが、発達障害が社会との関わり、周囲の理解によって状態が変化するのと同じように、パーソナリティ障害も社会との関係性で起こります。そのために周囲の対応によって症状が重くなることがある一方で、軽くなり、目立たなくなるという特徴もあります。

発達障害によって子どものときに周囲からの疎外感を感じたり、いじめを受けたことが要因となることもあります。そのことによって悲観的になったり、他者を恨むことがあり、これが発達障害の二次障害として起こることもあります。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔2026/3/24〕
人を呼び寄せるために着目される存在は、「客寄せパンダ」と表現されることがあります。
東京の上野動物園のジャイアントパンダは、まさに来園者を集める存在で、パンダを見に訪れた人が他の動物も見る、お土産を買う、飲食もするということで、全体的に売り上げが増えました。
上野動物園だけでなく、上野公園の各店の売り上げも増え、上野公園の近くの店舗、デパートなども増収となりました。さらに上野駅を利用する人も増えて、地域全体に貢献することになりました。

これを例として、商品販売やサービスの世界でも「客寄せパンダ」を作り上げることが戦略として広まりました。
「客寄せパンダ」のほかに「人寄せパンダ」という言葉もあって、どちらが先なのかが話題になることもあります。
パンダが初来日したのは1972年のことで、「人寄せパンダ」は1981年の流行語なので、「客寄せパンダ」が先だと思われがちです。

しかし、先に世の中に登場したのは「人寄せパンダ」です。
この言葉を初めて使ったのは、中国からのパンダ来日に一役買った田中角栄総理大臣で、自民党の演説会で「あえて人寄せのためのパンダになろう」と言ったことから世に広まりました。
このことは本人から直接聞いています。

「たとえ晒し者になっていても、頼まれれば、どこにでも行く」という意味で発せられたもので、ただ人数を集めればよいということではなくて、目的に合致した人でなければ集まってところで、すぐに消えてしまう“烏合の衆”ともなりかねません。
同じ手法を用いて、一定期間に目標数に達すれば、それでよいということではないのは歴史が証明していることで、SNSで集客した人たちが、どうなったかを見ればわかることです。

集まってくれた人が、さらに人を集める原動力になっていくのが「人寄せ」の重要ポイントであり、どのような人が初めに集まるかが「人寄せパンダ」となるか、結果として「客寄せパンダ」となるかの分かれ道となります。
「たとえ晒し者になっていても、頼まれれば、どこにでも行く」と言い切る人が、何を目指しているのか、何を求めているのかを的確に把握することが重要ということです。
〔小林正人〕

「ホスピタリティ・デー」日本ホスピタリティ推進協会が、3は新しいものを創り出すエネルギー、自己表現、2は思いやり、協力、4は全体を作り上げる基礎の数字とされることから制定。

毎月24日:「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京削節類卸協同組合)

実生活化で道路・鉄道・航空機による騒音を屋外で測定して、主観的な睡眠との関連を調査した国際的な大規模研究では、騒音は住民の主観的な睡眠障害と関連していました。

さらに近年の研究では、寝室内で測定した騒音が、アクチグラフィー(超小型超精密加速度計を内蔵した装置)で測定した睡眠効率の低下、入眠潜時・中途覚醒時間の延長と有意に関連したことから、静かな睡眠環境の確保が重要と考えられます。

睡眠中に騒音曝露をさせた実験研究から、騒音によって覚醒頻度が増加して、深い睡眠が減少する結果が報告されています。しかし、騒音による睡眠への影響は、慣れによって減少することがみられたことから、実験研究では影響を過大評価している可能性が示されています。

騒音に対する感受性には個人差があり、騒音による影響を受けやすいとされる子ども・高齢者・疾病を有する人の健康を守る観点から、欧州WHOガイドラインは夜間の屋外騒音を40dB未満とすることを推奨しています。

屋外の騒音が気になる場合には、十分な防音機能をもった窓や壁を設置して、騒音を遮蔽することも重要と考えられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

オリンピックの金メダルに挑戦して、それがかなえられなかった選手に対して、「お前はお前で丁度よい」という金言を引き合いにして、慰めなのか、それとも励ましなのか、わからないようなことを報道していたメディアがありました。

金メダルに届かなかったオリンピック選手の中には、銀メダルを初めて獲得した選手もいれば、これまで日本人が決勝にも進出できなかった競技も含まれているのに、「丁度よい」はないだろうという思いをした人は多いはずです。

そのメディア報道は読み込んでみると、選手の現在の立場によって書き分けられているところもあれば、一緒くたになっているところもあって、慰めでよいのかという気持ちにもさせられます。

次のオリンピックの出場を目指す選手には、今回の結果は、自らの力や環境から考えると丁度よい結果だったと考えて、次は力を蓄えて、周囲の変化にも耐えられる力をつけるという意味であれば、“丁度よい表現”であるかもしれません。

また、今回でオリンピック出場を最後にする選手の場合には、次の活躍の場(セカンドステージ)に進むためには“丁度よい機会”だった、自らの結果を多くの人が目にしたことで同じ競技を目指す人や世界レベルのスポーツを志す人が増えることになれば“丁度よい結果”と言えるかもしれません。

メディアに限らず、他人の成果に対して「丁度よい」ということを言う人には、そこまで思いを巡らせてほしかった、と感じています。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

「世界気象デー」世界気象機関が、世界気象機関条約が1950年3月23日に発効したことにちなんで制定。

「ホットサンドを楽しむ日」国分グループ本社が、「サンドイッチの日」の3月13日からサンドイッチを焼く音のジュウ(10)を足して制定。

「スジャータの日」スジャータめいらくグループが、1976年3月23日に褐色の恋人スジャータを初めて販売したことから制定。

毎月23日:「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)

身体の深部体温(皮膚温でなく、脳や臓器などの身体の内部の温度)は、およそ24時間周期で変動していて、日中の覚醒時に上昇し、夜間の睡眠時には低下します。就寝前に、手足の皮膚血流が増加することで体温が外部に放散され、深部体温が低下し始めると、入眠しやすい状態となります。

入眠のタイミングの調整などによって、このような睡眠時の体温変動が円滑に行われやすい温度環境を整えることは、良好な睡眠を得るために重要です。

就寝前の入浴は手足の血管を拡張させることで、入浴後の熱放散を促進すると考えられています。いくつかの実験研究では、就寝前に身体を温めることで、入眠潜時(就床から入眠までの時間)が短縮することが報告されています。

実生活下で実施された研究からも、就寝の約1〜2時間前に入浴した場合は、しなかった場合に比べて速やかな入眠が得られることが報告されています。

夏の寝室の室温上昇時に、睡眠時間が短縮して、睡眠効率が低下することが、実生活下の調査によって報告されています。夏の寝室はエアコンを用いて涼しく維持することが重要と考えられます。

冬に寝室温が低下した場合に、睡眠が悪化することを示した報告は乏しく、十分に寝具を用いることによって寝床内で暖かく維持された場合には、睡眠への影響は少ないと考えられます。一方で、冬の寒さについては、心疾患や脳卒中を予防する観点も重要です。

夜中にトイレに行く場合や、早朝起床時に、急な寒さに曝されると、血圧が急激に上昇して、脳卒中・心筋梗塞の発症につながるおそれがあります。WHO(世界保健機関)の住環境ガイドラインは冬の室温を18℃以上に維持することを推奨しています。

冬に実施した調査研究からは、就寝前に過ごす部屋の室温が低いと、入眠潜時が延長することが示されていることから、冬季は就寝前にできるだけ温かい部屋で過ごすことも重要だと考えられています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ」は、良寛和尚の辞世の句として伝えられているものの、相馬御風さんの研究では、辞世の句というのは違っているという結論です。

「自分の悪い面も良い面も全てさらけ出した。それを受け止めてくれた、あなたに看取られて旅立つことができる」という意味であって、弟子の貞心尼に対する愛情と感謝の念が込められていたというところまでは認めるとしても、膨大な資料の中から貞心尼が後に語った言葉を探し出しています。

「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ」について、「これは良寛さん自身の歌ではないが、師の心にかなうもので尊いもの」と書かれています。
真実を暴くのが正しいのか、それとも人柄を伝える言葉を世に残すべきなのか、考えが分かれるところではあります。

その丁度いいところを考えたい、という気持ちもあって「お前はお前で丁度よい」というお題で書いてきました。

「お前はお前で丁度よい」の最後に書いておきたいのは、相馬御風さんの親戚筋が集まる場では「都の西北 早稲田の杜に〜」で始まる早稲田大学の校歌を歌唱するのが儀式になっていることです。私を含めて、早稲田大学で校歌を歌ったのは一人もいない(誰の母校でもない)のですが、そのような儀式を続けているのは相馬御風さんが校歌の作詞者だからです。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」に基づき、独立行政法人日本学生支援機構が「合理的配慮ハンドブック」を作成しました。

大学生に関する内容ですが、学習支援の参考になることから、発達障害児の注意欠陥・多動性障害の項目を例に、合理的配慮について紹介します。

(1)注意欠陥・多動性障害
注意欠陥・多動性障害は、対人関係の困難さと限定的な興味・関心・行動の2つの主症状からなる発達障害である。自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害等の診断を受けている学生も注意欠陥・多動性障害に含まれる。対人関係の構築の難しさや状況理解の困難さ等から、大学等では、授業・研究室活動・サークル活動等の多くの場面でトラブルを起こしてしまう場合も少なくない。また、診断を受けている学生の数も多くないために、本人が自分の障害を理解・受容することが難しい場合もある。さらに他の発達障害や二次障害としての精神疾患を併せ持つ学生もいる。修学上の困難がどのような要因で生じているのかを正確に把握し、配慮・支援していくことが大切となる。

(2)修学において起こりがちな困難さの例(制限・制約)
*教職員から言われたことを正確に理解できずに、指示どおりに行動できなかったり、指示とは異なる行動をしてしまうことがある。
*会話の細部にこだわってしまい、本質から外れたやり取りをすることがある。
*良好な対人関係を構築できずに、同級生の集団から孤立してしまうことがある。
*休講や教室変更等予定外の出来事に対して、スムーズに行動を切り替えられないことがある。
*聴覚過敏により、周囲の学生の声や特定の機械音に対する苦痛を訴えて、通常の教室環境では受講できないことがある。
*他者の表情や感情等の読み取りが難しいために、場にそぐわない発言や周囲の人の気分を害する言動をしてしまうことがある。
*緊張や不安が高まった場合に、自分の感情をコントロールできずに、急に退室してしまうことがある。

(3)合理的配慮の例
①試験時
試験問題やレポート課題において、問題文は、あいまいな表現(意味を取り違える可能性のある表現)を避け、明確な表現を心がける。また、回答方法の例示をする。

②授業
*授業中の支援機器の使用を許可する(授業の録音、PC筆記、板書の写真撮影等)。
*本人が受講しやすい座先を確保する。
*途中入室・退出に関する明確なルールを決めるとともに、本人が途中入室・退出した場合は、その理由を確認する。
*グループディスカッションでは、挙手してから順番に発言するなどの基本的な(暗黙な)ルールを確認するとともに、必要に応じて発言内容を板書するなどの工夫を行う。
*感覚過敏がある学生に、サングラスやノイズキャンセリングヘッドフォンの着用を認める。
*実験・実習授業において、本人と相談した上で、必要に応じて追加のマニュアル等を用意する。
*学外実習授業等において、本人が事前に実習施設を見学する機会を設ける。

③その他
*会話において伝わりにくさを感じる場合、主語述語等を省略せずに、5W1Hを明確にした、より直接的な表現を使う。
*口頭で伝わりにくい場合、文字や図を書いて説明する。
*休講等予定が変更される場合に、本人が情報を確認しやすい手段をあらかじめ相談して決めておく。
*本人の希望に応じて、コミュニケーションスキルの支援を提供している学内の専門部署や学外の支援機関を紹介する。
〔発達の伴歩:小林正人〕