投稿者「JMDS」のアーカイブ

発達障害の学習障害は、自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害と並ぶ三大発達障害とされています。

自閉症スペクトラム障害と注意欠陥・多動性障害については、脳のセロトニン不足が影響していることは前に紹介しましたが、学習障害についてもセロトニン不足の影響が指摘されています。

セロトニンは脳内の神経伝達物質で、ドーパミン、アドレナリンを制御して精神を安定させる働きがあります。また、セロトニンには脳の扁桃体に働きかけて恐怖や不安といったストレスを軽減させる作用はあります。

セロトニンが不足するとドーパミンとアドレナリンのコントロールが不安定になり、ストレスのコントロールができにくくなり、意欲や集中力がなくなる、気分が優れない、疲れやすい、眠れないといった状態が起こるようになります。

神経伝達は、一つの神経細胞から別の神経細胞に神経伝達物質を使って伝えられていきます。神経伝達物質が不足すると、それだけ情報の伝達が遅れることになります。

正常な発達では脳の前頭前野の神経伝達が成熟することで思考、学習、注意、意欲、創造などの精神機能の調整が行われています。

発達障害は神経伝達のネットワークの機能不全が指摘されますが、一般には電線のような働きをする神経の配線に異常があるように理解されることがあります。これもあるとしても、それに加えて神経伝達物質のセロトニンの不足から伝達がスムーズにいかないことも大きな理由と考えられています。

セロトニンは遺伝的な要素もあるものの、環境因子のほうが大きく、セロトニンの材料となる必須アミノ酸が不足することによって、脳内で減少していくことが知られています。

セロトニンが増えると興奮作用があるドーパミンとアドレナリンの働きが抑えられ、セロトニンが減るとドーパミンとアドレナリンの働きが高まるというバランスになっています。

セロトニンが減っているために、興奮しやすくなり、それが学習障害にも影響を与えるという結果につながっているということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「おむすびの日」米穀安定供給確保支援機構(東京都中央区)が阪神淡路大震災でおむすびの炊き出しが喜ばれたことから震災発生の1月17日を制定。

毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)、「森のたまごの日」(イセ食品)

新潟県の漁師町の出雲崎町で生まれ、その後は小学3年生まで山奥で暮らした自分としては、上京して大学に通うようになってからも、きっと都会には馴染まないのだろうなと感じていたものです。

大学で知り合った原宿の自宅から通ってきている同期は、都会生まれそのものの雰囲気があり、初めて竹下通りにつれていってもらったときも、原宿駅を出た途端に足が止まるような感覚がありました。

その原宿に住むことになり、しかも19年間も暮らし、メディア業界では「原宿の小林」と呼ばれるようになることは、その当時は想像もできないことでした。吉祥寺から原宿に移動したのは27歳のとき(1982年)でした。

竹下通りを抜けて、明治通りに出て見えるビルが初めの住まいでした。その後に移動したのは竹下通りから明治通りを渡って、2本目の道を曲がって3軒目の一軒家で、いわゆる裏原宿の一角でした。

原宿地域(住所としては渋谷区神宮前)には親戚もいて、のちに親戚になる人も複数いました。その中には、のちに叔父さんと呼ぶことになる日本社会事業大学の学長を務めた社会福祉学者がいて、当時の日本社会事業大学は近所にあったので、よく行っていました。

教育関係の大学教授(日記文学の雄)、有名な産婦人科医(逆子の権威)もいましたが、そのルーツを辿っていくと新潟県・糸魚川の相馬家につながりました。相馬家の最も有名な人物は相馬御風です。

相馬御風は明治期から昭和期の日本文学者で、良寛和尚の研究者として有名です。良寛和尚は出雲崎町の出身で、私は出雲崎町で生まれたこともあって、親しみを感じていました。

その糸魚川に父親の転勤で中学生時代に転校して住むことになり、1年半を過ごしました。通学に使っていたバス停の目の前が相馬御風記念館で、よく通っていました。

相馬御風の作品として知られているのは母校の早稲田大学の校歌(京都の西北、早稲田の杜に〜)、「カチューシャの唄」(カチューシャかわいや別れのつらさ〜)、「春よ来い」(春よ来い、早く来い〜)など数々あります。

原宿の一族が相馬御風の血筋であることを知ってから、相馬御風、良寛和尚などに関心を示しましたが、これらの文献は日記文学の叔父の家(歩いて3分)に数多くあって、図書館に通うことなく学ぶことができました。

相馬御風記念館に通っていたときは、長い文章は無理でも詩なら書けるのではないか、と思っていたのですが、相馬御風の書いたものを読ませてもらい、だんだんと長文の世界にハマっていきました。

それがあったから、大手出版社で150冊のゴーストライターを続けることができたのではないか、と考えています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

浄土真宗の宗祖の親鸞聖人の教えの中に「地獄」という言葉は出てこない、というか地獄の概念がなくて、別の文字で表現されています。それは「自業苦」(じごく)です。

自業は自業自得の前の部分のことで、自分が行ってきたことによって苦しむのは「自業苦」だとされています。

他の人よりもよい生活をしている人が今の生活を崩したくない、もっとよい生活をしたいと望み、それがかなえられないこと、思ったよりも歩みが鈍いことを苦しみのように感じることがあります。これも自業苦となります。

地獄という概念がないので、一生懸命に信心しないと「地獄に落ちる」ということもありません。地獄に落ちたくなければ善行を積めばよい、と言って苦行や、苦行がわりの金品を求めるということもありません。

浄土真宗には苦行もなければ、宗教行為でも葬式も含めて堅苦しいことも本来はありません。“本来は”と書いたのは、今の時代では宗祖が定めた通りに受け継がれていないところもみられるからです。

時代を経て他の宗派が当たり前にやっていていることを徐々に受け入れて変化してきた部分もあります。門徒(浄土真宗の信者)だけでなく、葬式に参加する方々がイメージする宗教行為との違いを薄めてきたところもあります。

詳しいことは別の機会に書かせてもらいますが、このようなことを地獄のような思いをして学ぶこともありません。

「足るを知る」という言葉があります。元は中国古代の思想家・老子によって説かれたことで、その後には「富む」という言葉が続きます。老子が説いたのは「知足者富」で何事に対しても満足するという意識を持つことによって精神的に豊かになり、幸せな気持ちで生きていくことができるということを表しています。

満足するといっても「身分相応に」という附則はつくかと思いますが、あれこれと求めることは、その人と関わる人、周囲にいる人にも影響を与えます。本人だけの「自業苦」だけではなく、関わる人たちにとっても、その人の自業の結果が「自得」で済まずに、「自業」でもないのに「自業苦」へと導くことにもなります。

そのような実例を紹介していくのは、「自業苦」と対に語られる「業苦楽」を次回(業苦楽4)以降に紹介してからにします。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

カルシウムを摂取することでダイエットができるメカニズムについて前回(カルシウム代謝8)紹介して、カルシウムを多く摂ることでダイエットができるということを主張している専門家がいる、ということを書きました。

そのメカニズムについての詳細は前回の文を見てほしいのですが、カルシウムが不足すると肝臓で脂肪酸を合成する酵素が働き、太ってしまうことになるという説明をしました。

それについては多くが認めるところですが、これはカルシウムを多く摂ることによって正常な機能になっているということで、積極的にダイエットできるという証明には、これだけの説明では不十分です。

それを補っているのはプラスのダイエット効果となっている胆汁酸の働きを抑える機能です。

胆汁酸は肝臓の中に蓄積されているコレステロールを材料に作られ、十二指腸から分泌されて、脂肪を分解する働きがあります。胆汁酸が多く分泌されるほど脂肪が多く分解されてエネルギーとなっていきますが、エネルギーとして使われなかった脂肪は肝臓で中性脂肪に合成されて脂肪細胞に蓄積されていきます。

胆汁酸が十二指腸で分泌されたときに、そこにカルシウムが多くあると胆汁酸はカルシウムと反応して石鹸化が起こります。変化した胆汁酸は、胆汁酸の働きをしなくなるので、その変化した分だけ脂肪が分解されなくなり、脂肪細胞に蓄積される脂肪が少なくなるというわけです。

肉類には脂肪とともにカルシウムも多く含まれています。肉食が多い欧米人はカルシウムも多く摂っているので、胆汁酸が分泌されてもカルシウムによって一部が変化して働きが抑えられることから脂肪による害が少なくなります。

日本人は脂肪の摂取が少なくても、カルシウムの摂取量が少なくなっているので、胆汁酸の働きが抑えられにくく、脂肪をエネルギー源として取り込みやすくなっているということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「囲炉裏の日」囲炉裏の愛好家が、い(1)い(1)炉(6)の語呂合わせで制定。

毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)

今回のお題の「沖縄に絡んでの修行」は、沖縄で特別の修行をしたということではなくて、あくまで“絡んで”のことです。これは前回(日々修行130)のテレビ業界の「誰かの意図」でのことで、意図を受けて沖縄に関連する番組づくりを私もしていました。

表向きの番組内容は沖縄の観光や文化で、情報番組の一部に定期的に沖縄のネタを入れていました。“表向き”ということはテレビ局(民放全国キー局)の担当者も知らないことで、ただスポンサー付きで沖縄のネタを持ってきてくれる親切な人(ありがたい人)という立場を貫いていました。

これで終わってくれれば、私の仕事は沖縄の紹介や、たまに取材などで沖縄に行くくらいのことで、楽すぎる仕事でした。

急に忙しくなるのは、駐留している部隊が不祥事などを起こして、基地問題に発展しそうなときに、基地の必要性を感じさせる情報を提供するときだけでした。

日本は地政学的にみると中国、ロシア、北朝鮮が極めて近くにあり、中国と台湾の問題などもあって、非常に危険な位置にあることは誰もがわかっているはずです。

わかっていても平時には忘れてしまう(忘れようとする)ことから、ただ注意を促すということなのですが、基地は必要かもしれないというムードを高めるタイミングによっては資金が動くことになります。

そのムードづくりの金額は、さすがに書きにくいことですが、基地地主が国から受け取っている年額の1%くらいです。その潤沢な(?)予算を各局に振り分けることもさせてもらっていましたが、観光シーズンでないときには沖縄の音楽、沖縄出身のミュージシャンも取り上げ、とにかく定期的に情報を発信し続けることは、楽でもあり、また精神的には辛いことでもありました。

その仕事は、岡山に移住することが決まったときに、大手広告代理店に移すことができて、私の手から離れました。今、関わっているのは、1年間の報告が送られてきたときに目を通すことくらいです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

血圧を上昇させる作用があるのはナトリウム、逆に血圧を降下させるのはカリウムということは今では普通に知られていることです。

従来は、なるべくナトリウムの摂取量を減らして、カリウムの摂取量を増やすことがすすめられていましたが、実は明確な数値が示されています。

それは日本高血圧学会による「尿ナトカリ比」(尿ナトリウム/カリウム比)で、健常な日本人の尿ナトカリ比の至適目標として「2未満」、実現可能目標として「4未満」が提唱されています。

尿ナトカリ比は、尿の中に排泄されたナトリウム濃度(mmol/L)とカリウム濃度(mmol/L)の比率を指しています。

食事から摂取したナトリウムの90%程度、カリウムの70〜80%が尿中に排泄されることから、尿ナトカリ比は食事から摂取したナトリウムとカリウムの量の比率を評価する指標として用いられています。

ナトリウムの過剰摂取とカリウムの摂取不足は、それぞれ独立して高血圧のリスク因子であることは以前から知られていました。

尿ナトカリ比については9114人の日本人を対象にした研究では、尿中ナトリウム濃度や尿中カリウム濃度、それぞれ単独と比べて血圧値と強い相関値が示されたと報告されています。

日本高血圧学会が提唱した至適目標は、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」のナトリウムとカリウムの摂取目標を満たす値として、平均尿ナトカリ比2未満が設定されました。

実現可能目標は、複数の日本人の集団における平均値を下回る値として、平均尿ナトカリ比4未満が設定されました。

日本高血圧学会は、尿ナトカリ比を広めることを目指して、年齢、身長、体重、スポット尿のナトリウム濃度、クレアチニン濃度などの必要項目を入力することで、尿ナトカリ比を自動で算出するツール(スポット尿による食塩・カリウム摂取量推定ツール)を公開しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達栄養は子どもが発達するために必要な栄養を指すことが多く、この場合であれば通常に発達するために必要とされる栄養素が摂れていればよいと考えられます。ところが、栄養摂取の対象が発達障害の特性がある子どもの場合には、必要とされる栄養素が不足していなければよいという単純な対策では済まなくなります。

充分な栄養摂取のための食事を用意しても、特性のために食べられないものがある、食べられるものであっても量が限られているということが起こります。そして、充分な状態であっても発達障害の特性である自律神経の調整の乱れがあって、食べたものが想定通りに吸収されない、余分に消費されてしまうということが起こります。

その実態を伝え、個々の状態に合わせた“充分な摂取”ができるようにしなければなりません。そのためには「支援する人を支援する」流れが必要で、保護者(中でも家族のための調理をする人)への支援が重要になります。

保護者に対する発達栄養の支援は、実際の料理をするための技術や注意点ではなくて、発達と栄養の関係を正確に伝えることが第一義となります。

これは総論のようなもので、千差万別とされる発達障害の特性に合わせて、細かなアレンジができるような情報と、これでも通じないことを想定して、個別に相談をして対処する情報支援も重要になります。

保護者に伝える人とは発達支援の専門家のことですが、発達障害の特性と栄養について詳しい方は少数でしかないというのが現状です。その専門家に発達栄養を伝える専門家が必要ですが、これはもっと少なく、ほぼいない地域もあります。

となると、発達栄養の専門家を地域で養成するか、発達障害支援の専門家や栄養支援の専門家に伝える活動が必要になります。発達障害も栄養も完全に解明されているわけではなくて、医学や健康に関わることは変化が激しく、常に情報更新をしていく必要があります。

こういった支援する人を支援する活動の連続に対しては、最も上流にいる方に発達栄養の最新情報を伝えるために、また別の支援する人が必要になります。それを、どこまで私たちが担うことができるのか、そこは走りながら考え続け、実践し続けていくしかありません。
〔特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「適サシ肉の日」すきやき店ちんや(東京都台東区)が適度な霜降りの入った適サシ肉を使うと宣言した日の2017年1月15日にちなんで制定。

「フードドライブの日」カーブスジャパン(東京都港区)が、い(1)い(1)ご(5)はんの語呂合わせで制定。

毎月15日:「お菓子の日」(全国菓子工業組合連合会)、「惣菜の日」(日本惣菜協会)