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inpaneは「inter personal net」を意識して、インターネットとパーソナルネットを結びつけた造語です。

インターネット(Internet)は、今さら説明するまでもなく、網の目のように張り巡らされたコンピュータによる情報のやり取りを指しています。単に通信環境をつなげたというよりも、小規模のネットワークを結びつけて巨大な情報環境を作り上げたということから、「ネットワークのネットワーク」と言い換えることもできます。

パーソナルネット(personal net)は、個人が他の個人と取り結ぶつながりのことで、正式名称はパーソナルネットワーク(personal network)です。

これを結合させたinter personal netは、個人のつながりが基本にあって、それが一つひとつ結びついていって、最終的には大きなネットワークになっていくことをイメージしています。

ただ個人のつながりによって情報が拡大、拡散していくだけでなく、大きな目的や方向性があって、それを確認しながら進めていくものでなければ、単なるネットワークで終わりかねません。

inpaneという6文字を見て、ここで書いていることと別の印象を持った人も少なくないかと思います。それは「instrument panel」という用語があって、複数の業界でinpaneと略されて使われているからです。

instrument panelは計器盤のことで、自動車業界では複数のメーターが計測した値を表示するメーターパネルを指しています。走行中の自動車の状態を的確に知り、安全に効率よく走り続けるための装置で、これが可視化されることで、より安全かつ効率的な走行ができるようになります。

健康の面でも可視化と行動の修正は重要なことですが、まだ充分ではないと感じていることから、勘違いされることがあるのは承知して、あえて「inpane」をタイトルにした連載コラムを始めることとしました。
〔小林正人〕

階段を上るときには、手すりを使わずに、自分の足だけで登っていくのが筋肉トレーニングになるというのが普通の感覚です。そのほうが下半身の筋肉が刺激されて、筋力が高まることから、これが身体のバランス能力を高めるという考えです。

手すりを使う場合には、腕の力で支えながら階段の1〜2段を登る、手すりの上のほうを握って、腕の力を使って上体を引き上げるようにして階段を上るというのが、よくある方法です。

これでは下半身の負荷が弱まってしまうように感じるかもしれませんが、階段上りがスムーズにいかない人にとっては、負荷が弱くても上る行動を繰り返して徐々に筋力をつけていくことが大切になります。

身体のバランスは、下半身だけで保たれているわけではなくて、上半身と下半身の動きをつなぐ役割をしている腹筋と背筋が鍛えられていることも大切です。上半身の力を使って、身体を引き上げる階段上りは腹筋と背筋のトレーニングにもなります。

下半身の筋力をつけることによって、身体の揺れを抑える、揺れを小さくすることができるようになるのは当然のように考えられることですが、上半身が下半身に比べて大きすぎる、つまり腹部が肥満状態にある人では、上半身と下半身のバランスがよくないことから、どうしても平衡を保ちにくくなります。

上半身が太っていて、下半身が細いという人は、後になってから太った人に多い体型です。そのため下半身の筋肉が全体の量に比べて少ないので、どうしてもバランスが崩れやすく なります。そこで太っているためにバランス能力が低下している人は、内臓脂肪を減らすための有酸素運動も必要になってきます。

内臓脂肪は食事量が多いか運動量が少ないと増えやすく、それとは逆に食事量が少ないか運動量が多いと減りやすくなっています。比較的短期間で結果が出やすいのが内臓脂肪であるので、内臓脂肪の代謝作用が高いウォーキングなどの有酸素運動がすすめられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「知育菓子の日」クラシエフーズが知(7)育(19)の語呂合わせで制定。

「やまなし桃の日」山梨県果樹園芸会が1月1日から200日目(百が2つ)であることから制定。

「愛知のいちじくの日」JAあいち経済連が、いちじくが出回る7〜10月と、いち(1)じく(9)の語呂合わせで制定。

毎月19日:「いいきゅうりの日」(いいきゅうりの日プロジェクト)、「松阪牛の日」(やまとダイニング)、「熟カレーの日」(江崎グリコ)、「シュークリームの日」(モンテール)、「クレープの日」(モンテール)、「食育の日」(食育推進会議)、「イクラの日」(カッパ・クリエイト)

商品やサービスを無償で提供する代わりにCM費が請求されることがないタイアップは、テレビの世界ではタイアップ番組、文字媒体(新聞や雑誌など)ではタイアップ記事と呼ばれています。

情報や記事を提供してもらって、その分のギャラ(費用、謝礼)が発生しない分だけ節約になるという当たり前のことに、あえて“タイアップ”という言葉を使うのは“純然たるタイアップ”ではない場合が少なからずあるからです。

タイムCMとスポットCMについては前回(欺瞞錯誤3)、“お知らせ”と“宣伝”の違いを例にして説明する流れで、タイアップCMについても触れました。タイアップCMは、一見するとタイアップのようでも、実際にはお金が動いていることを指しています。

以前はCM扱いされるようなことはなくて、取材の協力費の形で、かかった費用の分だけを出してくれるのがほとんどでした。

番組の中に取材を1本入れるだけでも、取材者・アナウンサー、カメラマン、音声マンの人件費、交通費、飲食費などがかかり、取材先によるものの10万円以上がかかるのが普通です。番組によっては3〜4か所に出向く、日帰りでは済まない遠方に出向く“豪勢な取材”もあります。

映像を撮りに行くのではなくて、取材先から映像を借りることもありますが、それでも無料で番組を制作するというわけにはいかないので、タイアップが費用のかかるタイアップCMになってしまいます。

これをスムーズに進めるためのタイアップ代理店も存在していて、どの局の、どの番組にタイアップを仕掛けるには、この会社という情報が当たり前に飛び交っていました。

ところが、宣伝広告費がテレビ業界よりもネット業界のほうが多くなり、テレビ局の広告収益が減ってきてから、タイアップCMが急に減りました。普通に考えると、広告収入が減って、制作費用が減るので、その分をタイアップCMで補うということになりそうです。

しかし、これでは賄いきれないほど広告収入が減り、根本的な見直しが行われました。

これまで定価があってないような状態であったタイアップの費用が、スポットCMと同様に定価をつけて販売されるようになり、広告主の意向に沿った取材先がインサートされるようになりました。
〔小林正人〕

アナリスト(analyst)というと、メディアなどで見聞きするのは経済アナリスト、証券アナリストという用語が多いことから、動向を調査・分析して顧客に役立つ情報を提供する専門家という認識を一般にはされています。

この世界に限らず、社会情勢全体を分析したり、スポーツ競技で互いのチーム分析をして作戦や戦術を指導する専門家、他には精神分析医を指す場合もあります。大きく言うと、利益を与えるべき人に対して有益な情報を提供する専門家であり、よりよい結果をもたらすために働く人と言うことができます。

このほかにもアナリストは存在していて、今ではあまりに有名なIT業界の雄(親戚関係にして上場企業の代表)が展示会を回るときに会社名ではなく、個人としての名刺を作ろうということになり、その名称として「電子通信アナリスト」とのアイデアを出しました。

そのときに、一緒に展示会を回る私の名刺も作られていて、そこには「健康アナリスト」と書かれていました。その当時、私は複数の団体の代表や役員を務めていて、分野も広く、一言で表現するのが難しいところがありましたが、確かに「健康アナリスト」で一括りにできた感があります。

ただ、電子通信つまりインターネット業界のアナリストに比べると、健康アナリストというのはわかりにくくて、どんなことをしているのかと聞かれて、説明するために名刺入れに入っていた8種類の名刺を渡すことになり、それで理解してもらえたということがあります。

健康という言葉は定義があり、一般のイメージと大きくは違っていないのですが、具体的に何をしているのかを“健康”という二文字だけで的確に言い表すのは難しいところがあります。

医学も薬学も栄養学も運動科学も健康分野であり、一つの分野だけでも細分化されているというのに、私は医学、薬学、栄養学、運動科学のすべてに関わっていて、さらに理学、工学、法学、情報学も加わってきたので、名刺の数だけ仕事をしている人という感じだったのかもしれません。

その世界の仕事を40年以上も続けてきて、今さら新たな肩書きは必要ないのかもしれませんが、あえて「健康アナリスト」を使うことを考えたのは、今の健康分野の情報が分析なし、分析があったとしても捻じ曲げられて伝えられている、健康情報の受け手の利益とは離れた内容が多過ぎるからです。

そのために不利益を被っている、場合によっては健康被害を受けている、それも気づかないような状況になっている人の存在、健康になりたくて努力をしているのに間違ったこと、無駄なことをしている人が多いことを知っているからです。

「正しい健康情報を正しく伝える」という当たり前のことをするためには、健康アナリストが必要であり、求められていると考えてのスタートです。とはいっても、今はサイト内でのコラムからのスタートです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「防犯の日」セコムの設立日は1962年7月7日だが、1を棒に見立てて、ぼう(1)は(8)んの語呂合わせで7月18日を制定。

毎月18日:「防犯の日」(セコム)、「おにぎりの日」(中能登町)

民放(民間放送)のテレビ番組は、番組の内容と、その番組のスポンサーによるコマーシャル(広告収入)で成り立っています。コマーシャルを展開する企業などは広告宣伝費を使っていて、このうち番組の広告枠を購入する費用をCM費と呼んでいます。

テレビのCM費はタイムCMとスポットCMに分かれていて、番組スポンサーとして放送されるのがタイムCMです。「この番組は○○の提供でお送りします」というアナウンスとともに社名や商品・サービス名が流されています。

これは民放に限っての話で、公共放送の場合のスポンサーは受信料を支払っている国民です。そのため、「この番組は受信料でお送りしています」とアナウンスされることはないわけです。

広告宣伝に見えるような紹介であっても、公共放送では“お知らせ”と呼ばれます。公共放送には“宣伝”は存在していないわけです。

民放は、タイムCMとスポットCMだけが収入ではなくて、CM枠とは異なる“宣伝”もあり、これはタイアップCMと呼ばれています。もともとタイアップ(tie up)は、結びつくという意味で、ビジネスの世界では協力や提携の意味で使われています。

私が初めてテレビ局と関わったタイアップは、新譜のレコードと資料を無料で提供して、その代わりに番組の一部で紹介してもらうというもので、今ではCDやDVDに変わっています。

番組を制作するには時間も金もかかるので、その一部のネタを提供してくれたのは制作費を減らしてくれたということで、番組内で紹介をしてもらうことができます。この紹介が情報だけで終われば“お知らせ”、商品販売に直接的につながる場合(詳しい内容、価格、購入法など)には“宣伝”の役割を果たしてくれることになります。

その“お知らせ”と“宣伝”の境界線が、大きく変化した分岐点は2011年3月11日で、それから境界線は今も元の状態に戻ってはいません。
〔小林正人〕

血圧は内臓脂肪の蓄積によっても上昇します。内臓脂肪が蓄積すると悪玉の生理活性物質のアンジオテンシノーゲンが分泌されます。この生理活性物質はインスリン抵抗性を引き起こして血糖値を上昇させることが知られていますが、それと同時に血管を収縮させ、さらに血液中の塩分濃度を高めるために、血圧を上昇させます。

肥満になると、血管の外側にある脂肪細胞が膨らむことになり、血管が圧迫されて血液が送り出されたときに弾力をもって膨らみにくくなります。そのために血液による圧力が血管に強くかかるようになって、血圧が高くなっていきます。

また、肥満になると、脂肪細胞の中にたまっている脂肪を血液中に放出するために、自律神経の交感神経の働きが盛んになり、脳からアドレナリンが多く分泌されるようになります。アドレナリンは血圧を上げるホルモンでもあるので、多く分泌されるほど血圧は上昇していくようになります。

20歳のときよりも10kg以上も太った人は、脂肪細胞が肥大増殖型になっています。脂肪を多くためているのは正常な状態ではないために、常にアドレナリンが多く分泌され、常に血管が収縮して血圧が上昇することになります。

内臓脂肪を減らすのに効果があるのは有酸素運動です。有酸素運動は、その名のとおり、酸素を吸いながらの運動で、酸素を体内に取り込みます。脂肪を分解する働きをする酵素のリパーゼは酸素を使って筋肉細胞の中で代謝させています。

有酸素運動といえば、ウォーキングやサイクリング、ジョギング、エアロビクスなどがありますが、運動をしなれていない人にとってはジョギングやエアロビクスは体への負担が大きく、負荷がかかりすぎると通常の酸素摂取では間に合わずに無酸素運動にもなりかねません。

リパーゼは平常の体温では、それほど働きがよくはなくて、身体を動かして筋肉が温まってくると働きがよくなっていきます。歩き始めてから10分くらいまではブドウ糖が盛んに代謝していて、そのあとに脂肪が代謝していきますが、10分間という時間は筋肉が温まるまでに必要な時間でもあります。

有酸素運動は、無酸素運動に比べると血管への負担が少なく、血管の弾力性を高めることにも役立つので、血圧が高めの人でも安心して続けることができます。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「理学療法の日」日本理学療法士協会が1966年7月17日の設立日にちなんで制定。

「喜多方ラーメンの日」福島県喜多方市が喜の旧字の㐂は七十七と読めることから制定。

毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)、「森のたまごの日」(イセ食品)

ミスリードを、あえて行うようになったメディアの変化の分岐点が2011年3月11日であったということを前回書きましたが、これはメディアのミスリードの定義も変わるきっかけとなりました。

ミスリード(mislead)というと、「誤解を招くこと」「判断を誤らせること」「人を欺くこと」というのが辞書的な説明で、伝える側の知識不足や勘違いが大きな原因と考えられてきました。

メディア報道という権力を握っている側の意図が加わるときには、知識不足でも勘違いでもないことから、“わざと”間違えるようなことをするのが普通の感覚です。紙媒体の記事やテレビ番組の内容などは、そのまま伝えることをしても、“あえて”内容と違う見出しをつけるということが行われてきました。

伝えられる内容や画像は、まったく同じであっても、見出しや放送後の解説のコメントで情報操作をすることができます。過去には、実験としてテレビ番組の一部で情報操作の影響について調査が行われたことがあり、それを仕掛けた大手広告代理店の企画の場に立ちあっったこともあります。

1から10まで、AからZまで、すべてを伝えたら、見出しと内容が違っていることは簡単に見抜かれてしまいます。情報操作をする側も、そこまで視聴者や読者は感覚が鈍いという侮った感覚は持ってはいません。

ところが、事実の一部をカットしたり、伝えたいことに関わるところだけを残した報道をされると、操作された見出しも違和感なく受け入れられるようになります。

実際に経験したことの一部を出させてもらうと、取材をして意見を述べてもらった専門家が長々と説明したことから一部を抜き出すのは普通にあることです。実際に話をしたことであっても、「ここだけは注意してほしい」「別のこともある」といった注意喚起がカットされると事実と違った内容になることがあります。

以前は遠慮しがちに行ってきた情報操作が、今では堂々と(あまりに堂々と)されていることから、疑いの目を持って見ることができなくなりつつあります。それだけに情報を受けるときには、常に何かの意図が含まれているのではないかと疑いの気持ちが必要になってきてしまっているのです。
〔小林正人〕