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塩分が多く含まれる食事をすることは、高血圧の原因であるから避けるべきだと言われることがあります。健康診断で高血圧を指摘されると、減塩が指導され、それができないなら降圧剤を飲むことがすすめられることも多くなっています。

厚生労働省の国民健康・栄養調査(令和元年)では、高血圧と指摘される収縮期(最高)血圧が140mmHg以上の割合は男性で29.9%、女性で24.9%にもなっています。

同じ調査で食塩の摂取量の平均を見ると、男性は10.9g、女性は9.3gで10年間の推移では減少傾向にあります。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」の塩分摂取目標量(食塩相当量)は1日あたり男性が7.5g未満、女性が6.5g未満と設定されています。

高血圧や慢性腎臓病がある人の場合は、重症化予防のために男女ともに6.0g未満とすることがすすめられています。

国立循環器病研究センターは「かるしおプロジェクト」という塩を軽くふって美味しさを引き出す減塩運動を進めています。減塩食品には、かるしお認定を実施して、少しでも塩分を減らすことを推奨しています。

それだけに、塩分はいけないもの、減らすことは健康づくりの基本という認識が広まっているのですが、それは本当のことなのかという疑問も同時に高まってきました。

塩分を摂取しないと、かえって血圧は上昇すると主張する医師もいます。

塩分を減らすと、ナトリウムを排出する力が低下するので、適度に塩分を摂ることを示すデータがないわけではないのですが、塩分を多く摂るほど血圧が下げるということではないので、ここだけは間違わないようにしたいものです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害の特性として現れやすい感覚過敏は五感(味覚、触覚、視覚、聴覚、嗅覚)に関するものが多くみられますが、五感とは関係がない感覚過敏もみられます。

直接的には関係がないとしても、そのきっかけには五感を強く刺激され、それが記憶に残っていて、感覚過敏として現れるということも少なくありません。

五感以外の食事に関連する感覚過敏としては、以下のことがあげられます。

・ストローを使う牛乳パックが嫌い

・牛が嫌いだから牛乳が飲めない

・友達が吐いたものは食べられない

・冷めたご飯が食べられない

・餅は喉に詰まると思って食べられない

・家で飲食しているものと銘柄が違うと食べられない

・使い慣れた食器でないと食べられない

・加工食品しか食べられない

・不衛生な台所で作ったものは食べられない

・母親が強制したことで嫌いになった食べ物がある

・苦手な食品を知らない間に入れられたから家で食べたくない

この中には、食べたり、飲んだりしてみることで、実は過敏に反応する状態でなくなったということもあります。その反面、口にすることさえ拒否する例も少なからずみられます。

例としては母親をあげていますが、母親に限らず、身近な人が無理に食べさせた、見た目でわからないように料理に加えたということがあったために嫌な思いをしたことが心から消えずに、その食べ物を身体が受けつけないということがあります。

その一方で、例えば母親が作ったものでなければ食べることができて、給食では問題なく食べているということもあるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「なすび記念日」冬春なす主産県協議会が、よ(4)い(1)な(7)すの語呂合わせで制定。

毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)

偏食は多くの子どもにみられることですが、単に好き嫌いだけが原因ではありません。偏食には成長過程の味覚の変化の遅れや発達障害の感覚過敏のほか、食物アレルギーが原因となって食べられないものが増えている場合もあります。

また、噛んで飲み込むまでの機能や歯科分野での問題があることもあり、これまでの偏食対策が通じにくい場合も増えてきています。この改善のために、ハビリテーションの手法が重要となる子どもも、また増えてきています。

ハビリテーションは、リハビリテーションと似た用語であることから勘違いされることもあります。

リハビリテーション(rehabilitation)とハビリテーション(habilitation)の違いですが、先に一般に知られているリハビリテーションのほうから説明すると、「元の状態に回復させる治療」を指しています。

これに対してハビリテーションは「幼少時からの障害を対象として持っている機能を活かして発達させる治療」です。

治療(治す)というよりも、元々ある能力を伸ばしていくということで、成長過程の子どもを対象に使われ、発達障害の療法の考え方の一つとも認識されています。

発達障害の改善では、脳機能の根本となる脳幹の機能を高める方法が重視されていますが、それと同時に改善のために必要とされている技術的な部分にアプローチする方法があげられます。

発達栄養を例にすると、感覚過敏から食べることができないほどの苦手となることがある子どもに、五感(味覚、触覚、嗅覚、聴覚、視覚)の感覚を弱めるようにしてあげても、噛むために必要な歯と口腔の状態が整っていなければ改善の手法が通じにくくなります。

食べるために必要な機能を高めることは、栄養に関わる機能を発達させるために欠かせない条件となります。

しっかりと噛んで、充分に咀嚼することができれば、飲み込むことができるというのが一般的な感覚かもしれませんが、飲み込むためには喉の筋肉の働きが充分にあり、喉の感覚が正常に働いていることが必要となります。

舌の使い方や吸い込む力の強さも大切で、これらの能力が低い場合には、機能トレーニングとしてのハビリテーションが必要になってきます。飲み込む能力(嚥下機能)が低いと飲み込みに時間がかかり、飲み込みにくい状態が食事をすることへの抵抗感を生むことにもなることから、こういった当たり前と思えるようなトレーニングも重要になります。

そういった食に関する子どもの健康づくりの話題は、発達栄養学の講習などを通じて伝えています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

学習障害の識字障害、書字障害の改善支援の壁となっていることに、ひらがなの特有の表記があげられます。

この表記には法則があるので、それを充分に理解して学習が進められるように、「学んで知っているはず」という認識ではなく、「念のために再学習する」という考えで、一つひとつ確かめていくことが大切です。

法則の1は用法の異なりで、1音に2文字が対応しているものが5種類あることです。それは「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」、「わ」と「は」、「お」と「を」、「え」と「へ」です。

法則の2は拗音で、1音を2文字で表すものです。それは「きゃ、きゅ、きょ」、「ぎゃ、ぎゅ、ぎょ」、「しゃ、しゅ、しょ」、「じゃ、じゅ、じょ」、「ちゃ、ちゅ、ちょ」、「にゃ、にゅ、にょ」、「ひゃ、ひゅ、ひょ」、「びゃ、びゅ、びょ」、「ぴゃ、ぴゅ、ぴょ」、「みゃ、みゅ、みょ」、「りゃ、りゅ、りょ」です。

法則の3は長音で、母音を2音分の長さにして2文字で表すものです。あ段、い段、う段の長音は「あ」「い」「う」をつけるのが原則です。あ段の場合は、例えば「お母さん」は「おかあさん」と表記して、「かあ」ではなく「かー」と発音します。

え段の場合は「え」ではなく「い」をつけます。例えば「英語」は「ええご」ではなく「えいご」と表記して、「えいご」ではなく「えーご」と発音します。

お段の場合は「お」ではなく「う」をつけます。例えば「王様」は「おおさま」ではなく「おうさま」と表記して「おうさま」ではなく「おーさま」と発音します。

ただし、え段とお段には例外があります。え段の例外としては「い」ではなく「え」と表記するものがあり、例えば「お姉さん」は「おねいさん」ではなく「おねえさん」と表記します。

お段の例外としては「う」ではなく「お」と表記するものがあり、例えば「大きい」は「おうきい」ではなく「おおきい」と表記します。

お段の長音の例外の中で、小学生で覚えるのは「大きい」「多い」「遠い」「通る」「氷」「十」「狼」です。これを覚えるために、多くの小学校では「遠く(とおく)の大きな(おおきな)氷(こおり)の上に、多く(おおくの)の狼(おおかみ)、十(とお)ずつ通った(とおった)」というフレーズを覚えるように教えています。

法則の4は促音で、無音の1音分の部分を「っ」と表すものです。例えば、切手は「きって」と表記して「っ」は読まないようにします。

法則の5は撥音で、子音を鼻音の「ん」で表すものです。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

前回(100kcal栄養学18)は、実際に食べている分量から、どれくらいのエネルギー量(kcal)を摂取しているのかを知る方法を紹介しました。

主食では、ご飯類は茶碗1杯(軽い盛り)で200kcal、麺類は1玉(1食分)で300kcalとわかりやすいのですが、食パンは例として10枚切り1枚が100kcalの目安であることを示しました。

10枚切りは一般にはサンドイッチのパンの厚さで、食パンは全国的に出回っているのは6枚切りです。これに対して関西で多く出回っている5枚切りは1枚が200kcalとなります。これは食パン1斤(きん)が約1000kcalとなっているからです。

主菜と副菜は食品の種類や切り方などによってエネルギー量が変わってきますが、手を使った簡単な目安の付け方があります。

以下に、100kcalの分量の目安の付け方を紹介します。

肉:手の厚さで、手のひら半分(指4本分)

魚:手の厚さで、手のひら半分(指4本分)

卵:手を軽く握れる空間(卵1個分)

豆腐:手を握ったグーの大きさ

果物:手を握ったグーの大きさ

野菜::両手のひらの上に山に載せた量が1日分

揚げ油:材料の10%(100gの豚カツは10gの油)

油大さじ1:13g(てんぷら以外の揚げ物は1人前10g前後)
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「エスプレッソの日」デロンギ・ジャパンがイタリア国際カフェテイスティング協会のイタリアエスプレッソデーを日本で行った日にちなんで制定。

「女子マラソンの日」1978年4月16日に東京・多摩湖畔で日本で初めて女子フルマラソン大会の第1回女子タートルマラソン全国大会が開催されたことにちなんで制定。

毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)

学習のための栄養補給で最も重視されるのは糖質です。糖質は、ご飯、パン、麺類などの中心的な栄養素で、糖質が含まれている食品は唾液と胃液によって分解されて澱粉(でんぷん)になります。

澱粉はブドウ糖が数多く(数千個)つながった形をしていて、さらに分解されると麦芽糖になります。よく噛んでいると甘くなってくるのは麦芽糖に変化するからで、麦芽糖はブドウ糖が2個つながったものです。

ブドウ糖は脳が正常に働くためには欠かせないもので、脳の細胞は三大エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)のうち、糖質のブドウ糖しか取り込むことができません。

脳細胞につながる毛細血管には、血液脳関門というゲートがあって、必要なものだけを通過させて、不必要なものを通過させないという機能があります。この機能によって、余計な成分が脳細胞に運ばれないように調整して、脳が正常に働くようにされているのです。

疲れたときに甘いものを食べると元気が出るのも、甘いものを摂ると頭の働きが回復してくるのも脳細胞に不足したブドウ糖が補われた結果です。

脳の働きを正常に保って、学ぶ能力を高めるためにはブドウ糖が必要だということですが、ブドウ糖は素早く吸収される特徴がある一方で、消費も早くて、ブドウ糖が不足すると集中力や記憶力が低下したり、気力が続かないようなことが起こります。

そのため、夕方以降にも学ぶ必要がある場合には、ブドウ糖が含まれた食品をとっておくのがよいことになります。

ところが、空腹のまま学んでいる例もあり、岡山自主夜間中学校では夕食を提供することができないため、栄養補給は各人に任されています。

実際には、自主夜間中学校の生徒は空腹のまま学んでいて、講師だけ食べるわけにはいかないと空腹のまま教えているところがあります。

少なくともブドウ糖が摂取できる糖質が多い食品を摂ってほしいのですが、経済的に、それができない実情があります。

ちなみに、脳の重量は全身の体重のうち2〜3%しかないのに、1日に消費されるエネルギー量の20〜23%を占めています。頭を集中的に使っているときには25%にも達しているのです。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「8020運動」は、80歳になっても自分の歯を20本以上残すことによって健康を維持することを目的として厚生労働省によって始められました。

運動が始まった当時は、80歳まで生きるために20本の歯を残す方法を知りたいという声もあったのですが、男女ともに平均寿命が80歳を超えた現在(2023年:男性81.09歳、女性87.14歳)では、80歳というのは途中経過となりました。

8020運動は、単に高年齢になっても自分の歯が20本以上あればよいということではなくて、歯が丈夫であれば外出して飲食を楽しむことができて、結果的に身体活動量が高まることによる健康増進を目的としています。

これを裏付ける調査は数多く行われていて、最新の調査結果が広く着目されています。調査を実施したのは国立がん研究センターが中心となった次世代多目的コホート研究で、秋田県横田地域の40〜74歳の男女2160人の歯科健診の結果に基づいて4年間に渡って研究が進められました。

口腔内の慢性炎症性疾患である歯周病は歯の喪失の主な原因の一つであり、糖尿病などの全身疾患と関連されることが示唆されています。

歯周病は世界で11億人が重度歯周病に罹患していると推定されています。日本国内では歯科疾患実態調査(2016年)によると歯周病の有病率は49.4%でした。

今回の研究による歯周病の有病率は、女性では中等度が56.3%、重度が13.2%、男性では中等度が51.7%、重度が20.8%でした。女性は身体活動量が多くなるにつれて、歯周病の重度の傾向が下がりました。身体活動が少ない人を1とすると多い人は0.64のオッズ比となっています。

これに対して男性では身体活動と歯周病との間に関連は見られず、身体活動が少ない人を1とすると身体活動が多くなると増える傾向にあり、多い人は1.36のオッズ比となっていました。

男性は喫煙率が高く、歯科定期受診をする人の割合が低く、1日に2回以上のブラッシングをする人や歯間清掃補助器具の使用が少ないことが、身体活動が歯肉に与える影響が少ない原因と考えられています。

日常的に身体活動量が多い人は、炎症性サイトカインの血中濃度が低いことが報告されていて、運動には臓器・組織の炎症を抑制する効果があることが示唆されています。

また、運動には末梢血液循環を促す効果があるとされることから、これが歯肉の健康に好影響を与えている可能性が考えられています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

元気なことはよいことで、実際に元気でなくても「元気そう」と言われるのは気分的にはよいことです。少なくとも「元気そう」と言われて嫌な思いをすることは、よほどのことがなければないはずです。

よほどのことというのは、元気そうに見せているものの、実際には苦しい思いをしていることで、それが自分の努力や工夫では、どうにもならないところまで追い込まれていると、「元気そう」は精神的なダメージを与える“悪魔の言葉”にもなりかねません。

これは受け手側の事情や対応という話ですが、こちらの心情に関係なしに、ダメージを与える言葉を投げかける人に出会うことがあり、それを京都で経験したという人も少なくありません。

それは京都人に特有とされる言い回しで、「いつ見ても元気そうやね」と言われたら、これは元気であることへの褒め言葉ではありません。

これまで京都の言い回しとして、言っている言葉の裏に本音があること、逆の意味で使っていることを紹介・説明してきました。それからすると、「元気そうやね」は「うるさい」「騒々しい」という意味が含まれているということになりそうです。

実際に、そのような気持ちを伝えようとして使っている人もいるにはいるのですが、「いつ見ても」という言葉が「元気そうやね」の前につけられていると、ちょっと意味合いが違ってくます。

元気に見えるだけではなくて本当に元気に働いてほしい、もっと元気に働いてくれという気持ちが込められていて、「休まずに働け!」という厳しい意図もあります。その言葉を優しそうに感じるイントネーションで言われると、“いけず”と感じさせられてしまいます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕