投稿者「JMDS」のアーカイブ

「肩をなでおろす」という言葉の意味として、「心を占めていた心配事がなくなって安心する、安堵する」と説明されることがあるのですが、これは誤用です。

正しい使い方は「胸をなでおろす」で、その意味を辞書で引くと「心を占めていた心配事がなくなって安心する、安堵する」といった言葉が出てきます(辞書によって表現は違う)。

肩と胸は近いところで、両方とも「なでおろす」と行為も同じなので、どちらでも構わないと考える向きがあるものの、日本語はそんな大雑把な感覚で済ませられるようなものではありません。

「肩をなでおろす」という誤用は、「肩を落とす」や「肩をすくめる」からきたのではないかと説明されることがあります。

「肩を落とす」は、期待した結果が得られない(失敗した)ために、ガッカリして気力がない状態を指しています。「肩をすくめる」は、どうしようもないこと、あきらめの心境のことで、両肩を上下させて手のひらを上に向ける欧米人が見せることが多い、まさに“すくめる”ポーズです。

肩は多くの慣用句に使われていますが、なぜ「胸をなでおろす」が「肩をなでおろす」と誤った使い方をされるようになったのかというと、これは「肩の荷が下りる」と混同した結果と考えられています。

「肩の荷が下りる」は責任や負担から解放されて楽な気分になることを指していて、「胸をなでおろす」の心を占めていた心配事がなくなって安心すると意味合いが似ていることも、混同の原因と考えられています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から炭水化物の「定義と分類」を紹介します。

〔定義と分類〕
炭水化物は、組成式Cm(H₂0)nからなる化合物です。

炭水化物は、単糖あるいは、それを最小構成単位とする重合体です。

炭水化物は、生理学的にはヒトの消化酵素で消化できる易消化性炭水化物と消化できない難消化性炭水化物に分類できます。

食物繊維という名称は生理学的な特性を重視した分類法ですが、食物繊維の定義は国内外の組織間で少しずつ異なり、また測定法の進歩とあいまって時間とともに変化しています。

通常の食品だけを摂取している状態では、摂取される食物繊維のほとんどが非でんぷん性多糖類であり、難消化性炭水化物とほぼ一致します。

食物繊維の定義はまだ十分には定まっていませんが、食事摂取基準では、その科学性をある程度担保しつつ、活用の簡便性を図ることを目的として、難消化性炭水化物を食物繊維と呼ぶこととして、炭水化物から食物繊維を除いた部分を糖質と呼びます。

また、食事摂取基準では、単糖類と二糖類を合わせたものを糖類と呼ぶこととしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から炭水化物の「基本的事項」を紹介します。

〔基本的事項〕
炭水化物(carbohydrate)は、細分類(特に、糖質・多糖類の別、多糖類はさらにでんぷんと非でんぷん性多糖類の別)によって栄養学的意義は異なります。

日本食品標準成分表2020年版(八訂)では炭水化物成分表の充実が図られ、細分類ごとの摂取量を推定できる条件が整いつつあります。
一方、食物繊維については従来のプロスキー変法ではなく、AOAC.2011.25法を用いて測定した成分値が多く収載されました。

プロスキー変法とAOAC.2011.25法では測定している食物繊維の範囲が異なり、食品によっては日本食品標準成分表2015年版(七訂)と日本食品標準成分表2020年版(八訂)との間で食物繊維含有量が大きく異なります。

また、いまだプロスキー変法による測定値のみが示されている食品も多く、食物繊維のうちどの物質が測定されているのかは食品ごとに異なる状態になっています。

こういった現状を踏まえた上で、ここでは総炭水化物と食物繊維について、その栄養素的意義と食事摂取基準としての指標とその値について記します。

また、糖類(単糖類、二糖類)については、諸外国・組織において推奨される摂取量が定められている場合が多く、日本における現状と課題を記します。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

10月1日
「日本酒の日」全日本酒造組合中央会が、新米の酒造りが10月から始まり、酒造年度が10月1日から始まることから制定。
「コーヒーの日」全日本コーヒー協会が、コーヒー年度が10月1日から始まることから制定。
「日本茶の日」伊藤園が、豊臣秀吉の北野の大茶会の開催日にちなんで制定。
「食物せんいの日」アサヒ飲料が、10月1日を1001に見立てて、せんいちと読む語呂合わせで制定。
「天ぷら粉の日」昭和産業が、世界で初めてアメリカで天ぷら粉を販売した1960年10月にちなんで月の最初の日ということで制定。
「たまご蒸しパンの日」フジパンが、たまご蒸しパンを十五夜・十三夜のお月見シーズンに食べてほしいということで、その日に近い10月1日を制定。
「超熟の日」敷島製パンが、超熟が販売された1998年10月1日にちなんで制定。
「ピンクリボンの日」、「乳がん検診の日」エスティローダーグループが乳がん早期発見月間の初日の10月1日を制定。
「頭皮ケアの日」資生堂プロフェッショナルが、頭(10)皮(1)の語呂合わせで制定。
「トンカツの日」味のちぬや(香川県三豊市)が、トン(10)カツ(勝つ=1番)の語呂合わせで制定。
「塩ふき昆布(えびすめ)の日」小倉屋山本(大阪府大阪市)が、塩ふき昆布の元祖のえびすめが販売された1945年10月1日にちなんで制定。
「食文化の日」日本食研ホールディングスが、創業記念日(1971年10月1日)にちなんで制定。
「ヤマモトヤ・玉子サンドの日」ヤマモトヤ山本幸子(神奈川県厚木市)が、1をパンに、0を玉子に見立てて制定。
「井村屋ゆであずきの日」井村屋グループが、あずきの収穫時期が10月であることと、毎月1日が「あずきの日」であることから制定。
「電話健康相談の日」ティーペックが、24時間年中無休の電話健康相談サービス「ハロー健康相談24」が1989年10月1日に開始されたことにちなんで制定。
毎月1日:「あずきの日」(井村屋グループ)、「釜めしの日」(前田家)、「Myハミガキの日」(ライオン)、「もったいないフルーツの日」(ドール)

10月2日
「豆腐の日」日本豆腐協会が、豆(10)腐(2)の語呂合わせで制定。
「跳びの日」日本なわとびプロジェクトが、跳(10)び(2)の語呂合わせで制定。
「グラノーラの日」カルビーが、1をスプーン、0を皿、グラノーラの原料のオーツ麦(02)の語呂合わせから制定。
「杜仲の日」日本杜仲研究会が、杜(10)仲(2)の語呂合わせで制定。
「とんこつラーメンの日」久留米ラーメン会が、とん(10)こつ(2)の語呂合わせで制定。
「芋煮会の日」山形県中山町が、い(1)も(0)に(2)の語呂合わせで制定。

10月3日
「とろみ調整食品の日」介護医療食品のフードケア(神奈川県相模原市)が、誤嚥防止の普及のために、と(10)ろみ(3)の語呂合わせで制定。
「榮太棲飴の日」榮太棲總本舗が、榮太棲飴の生みの親の細田栄太郎の誕生日にちなんで制定。
「飲むオリーブオイルの日」クオリティライフ(和歌山県白浜町)が、トルコ産のエクストラバージンオリーブオイルを飲む習慣による健康の提案からトルコ(10)サンシャイン(3)の語呂合わせで制定。
「ドイツパンの日」ドイツパン研究会が、1990年に東西ドイツが合併された日にちなんで制定。
「洗浄の日」日本洗浄技能開発協会が、1000(せん)は10の3乗(じょう)であることから制定。
「健康オートミールの日」ライスアイランド(岐阜県岐阜市)が、10月はスポーツの日があって健康意識が高まる時期で、オー(0)トミ(3)ールの語呂合わせで制定。
「糖鎖の日」糖鎖生命コア研究所(名古屋大学、岐阜大学)が、糖(10)鎖(3)の語呂合わせで設定。
毎月3日:「くるみパンの日」(カリフォルニアくるみ協会)、「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

10月4日
「いわしの日」大阪おさかな健康食品協議会が、い(1)わ(0)し(4)の語呂合わせで制定。
「徒歩の日」徒歩を楽しむ会(宮崎県宮崎市)が、徒(10)歩(4)の語呂合わせで制定。
「糖質ゼロの日」月桂冠が、糖質ゼロの日本酒の普及のために糖(10)質(4)の語呂合わせで制定。
「ロールキャベツの日」ヤマガタ食品(静岡県沼津市)が、1893年10月4日の日刊時事新報にロールキャベツの原型のキャベーヂ巻きが紹介されたことにちなんで制定。
「ジューCの日」カバヤ食品(岡山県岡山市)が、清涼菓子ジューCの普及でジュー(10)C(4)の語呂合わせで制定。
毎月4日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

10月5日
「レモンの日」詩人・高村光太郎の詩集「智恵子抄」のレモン哀歌と、妻・智恵子の命日にちなんで制定。
「みそおでんの日」ヨコオデイリーフーズ(群馬県甘楽町)が、田楽みそおでんにみそだれをつけて販売した1994年10月5日にちなんで制定。
「カナダ・メープルの日」ケベック・メープルシロップ生産者協会が、カナダ産のメープルシロップの普及のためにメープルの葉が赤く色づく10月と葉が人の手で数字の5を示す形に似ていることから制定。
毎月5日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

10月6日
「登録販売者の日」日本チェーンドラッグストア協会が、登(10)録(6)の語呂合わせで制定。
「メディカルスパトロンの日」入浴施設メディカル(医療)スパ(温泉)トロン(放射性元素)を運営するヘルシーピープル(東京都北区)が、ト(10)ロ(6)ンの語呂合わせで制定。
「どろソースの日」オリバーソース(兵庫県神戸市)が、ど(10)ろ(6)の語呂合わせで制定。
「でん六の日」でん六(山形県山形市)が、でん=テン(10)六(6)の語呂合わせで制定。
「明治北海道十勝カマンベールの日」明治が、と(10)ろ(6)りの語呂合わせで制定。
「ドムドムハンバーガーの日」ドムドムフードサービスが、ド(10)ム(6)の語呂合わせで制定。
「月見酒の日」月桂冠が、中秋の名月の日を設定。
毎月6日:「メロンの日」(全国メロンサミットinほこた開催実行委員会)、「手巻きロールケーキの日」(モンテール)、「手巻きロールの日」(モンテール)

10月7日
「大人のダイエットの日」大人のダイエット研究所(東京都渋谷区)が、おと(10)な(7)の語呂合わせで制定。
「キットカットのオトナの日」ネスレ日本が、大人の前向きの一歩を讃える日として、おと(10)な(7)の語呂合わせで制定。
「おなかを大切にする日」ビオフェルミン製薬が、重要な(10)おなか(07)の語呂合わせで制定。
「いい岩魚(イワナ)の日」神室トラウトファーム(山形県金山町)が、イ(1)ワ(0)ナ(7)の語呂合わせで制定。
毎月7日:「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「Doleバナ活動の日」(ドール)

10月8日
「糖をはかる日」糖尿病治療研究会が、血糖値の適正管理を目的として糖(10)をは(8)かるの語呂合わせで制定。
「入れ歯感謝デー(歯科技工の日)」日本歯科技工士会が、入れ(10)歯(8)の語呂合わせで制定。
「骨と関節の日」日本整形外科学会が、十と八を組み合わせるとホになることから制定。
「頭髪記念日」奈良県理容生活衛生同業組合が、髪型をチェックすることで気分を高めることと、理容師の技術と接客力を高めることを目的として頭(10)髪(8)の語呂合わせで制定。
「そばの日」東京都麺類生活衛生同業組合が、十はそ、八はばと読めることから制定。
「焼きおにぎりの日」ニチレイフーズが、米を分解すると十と八になり、10月は新米の時期、醤油の香ばしさがじゅ(10)わっとパチパチ(8)とした歯触りの焼きおにぎりの語呂合わせで制定。
「トレハロースの日」林原(岡山県岡山市)が、ト(10)レ(0)ハ(8)の語呂合わせで制定。
「ようかんの日」紅葉屋本舗(和歌山県串本町)が、食欲の秋の10月と縁起のよい言葉の八福、いと(10)おいしいよう(8)かんの語呂合わせで制定。
「はらこめしの日」宮城県亘理町が、10月は阿武隈川の鮭漁の解禁時期で、は(8)らこの語呂合わせで制定。
「シュガーバターの木の日」グレープストーン(東京都中央区)が、木の文字が十と八の組み合わせでできていることから制定。
「東ハトの日」東ハトが、東(10)ハ(8)トの語呂合わせで制定。
「角ハイボールの日」サントリースピリッツが、角瓶が発売された1937年10月8日にちなんで制定。
「名玄のセルフうどんの日」名玄(岡山県岡山市)が、セルフうどん発祥の店の創業日(1976年10月8日)にちなんで制定。
「はちみつ100%のキャンディの日」扇雀飴本舗が、ヒャク(100)、%=パー(8)の語呂合わせで制定。
毎月8日:「お米の日」、「歯ブラシ交換デー」(ライオン)、「ホールケーキの日」(一柳)、「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「にわとりの日」(トリゼンフーズ)、「スッキリ美腸の日」(日本美腸協会)

10月9日
「熟睡の日」睡眠栄養指導士協会が、じゅ(10)く(9)の語呂合わせで制定。
「糖尿病とこころの日」糖尿病とこころ研究会が、糖(10)尿病とここ(9)ろの語呂合わせで制定。
「散歩の日」シブヤ散歩会議が、テクテクのテ(10)ク(9)の語呂合わせで制定。
「トクホの日」トクホの日推進委員会が、特定保健用食品はト(10)ク(9)ホの語呂合わせで制定。
「とろけるクッキーの日」益野製菓(宮城県石巻市)が、と(10)ろけるクッ(9)キーの語呂合わせで制定。
「マカロンの日」全日本マカロン協会が、マカロンを立てると1に、置いて上から見ると0に見えることから10月、吉兆のシンボルの勾玉の形から9日で制定。
「仙台牛の日」仙台牛銘柄推進協議会と全国農業組合連合会宮城県本部が、1009がセンキューとなり、仙台牛がセンギューとなる語呂合わせで制定。
「熟成肉の日」牛心(大阪府大阪市)が、じゅ(10)く(9)せいの語呂合わせで制定。
「アメリカンドックの日」フルタフーズ(富山県富山市)が、ドッ(10)ク(9)の語呂合わせで制定。
「サイコロキャラメルの日」道南食品(北海道函館市)が、明治サイコロキャラメルが発売された1927年10月9日にちなんで制定。
「鯛の日」三重県漁業協同組合連合会が、スポーツの日の前身の体育の日が10月10日であったことから体育の日=タイ(イ)クの日=鯛喰う日の言葉遊びで制定。
「天空のスイーツの日」ドリームエクスチェンジ(大阪府大阪市)が運営するスイーツ工房フォチェッタが、天(テン=10)空(クウ=9)の語呂合わせで制定。
毎月9日:「クレープの日」(モンテール)

10月10日
「まぐろの日」日本かつお・まぐろ漁業協同組合連合会が、奈良時代の歌人・山部赤人が聖武天皇のお供で訪れた10月10日にまぐろ漁で栄える明石地方で、まぐろ漁を称えた歌を詠んだことちなんで制定。
「トマトの日」全国トマト工業会が、ト(10)マト(10)の語呂合わせで制定。
「岡山県産桃太郎トマトの日」JA全農おかやまが、10月はトマトのおいしさが増す時期で、ト(10)マト(10)の語呂合わせで制定。
「転倒予防の日」日本転倒予防学会が、転(10)倒(10)の語呂合わせで制定。
「銭湯の日」東京都公衆浴場業生活衛生同業組合が、スポーツで汗をかいたあとの入浴が健康増進につながるということでセントウ(1010)の語呂合わせで制定。
「千寿せんべいの日」鼓月(京都府京都市)が、創業が1945年10月で、せんじゅが1010になることから制定。
「紀文・いいおでんの日」紀文食品が、いい(1)お(0)でん(10)の語呂合わせで制定。
「ポテトサラダの日」デリア食品(東京都調布市)が、北海道産じゃがいもの収穫時期の10月、ポテト=PoTaToのTaToが1010をイメージさせることから制定。
「冷凍めんの日」日本冷凍めん協会が、10月の0(冷)と10日の凍の語呂合わせで制定。
「おもちの日」全国餅工業協同組合が、角もちと丸もちがならぶと1010に見えることから制定。
「ふとんの日」全日本寝具寝装品協会が、10が2つで、ふ(2)とん(10)の語呂合わせで制定。
「お好み焼きの日」オタフクソースが、鉄板のジュー(10)ジュー(10)から制定。
「チロリアンの日」千鳥饅頭総本舗(福岡県福岡市)が、チロリアンが縦から見ると1に、横から見ると0に見えることから10が並ぶ日を制定。
「やわもちアイスの日」井村屋グループが、小豆などの農産物の収穫時期の10月、やわもちアイスの容器を横にしたアイスとあんを1に、丸いおもちを0に見立てて制定。
「ちくわぶの日」阿部善商店(宮城県塩釜市)が、ちくわぶの棒状の形と穴があいていることを10に見立てて制定。
「ワンカップの日」大関(兵庫県西宮市)が、ワンカップが誕生した1964年10月10日(東京オリンピック開会式の日)を制定。
「亀田の柿の種の日」亀田製菓が、1が柿の種、0がピーナッツに見えることから制定。
「働く人の健康の日」アスカゼ(宮崎県宮崎市)が、整う=と(10)と(10)のうの語呂合わせで制定。
「UCCカプセルコーヒーの日」UCC上島珈琲が、10月1日のコーヒーの日に、カプセル式コーヒーにセットする丸いカプセルに見立てた0を足した10から制定。
「医療従事者のための手荒れ予防の日」カーディナルヘルス(東京都新宿区)が、10=テン(て)1(あ)0(れ)と読む語呂合わせで制定。
「じゅうじゅうカルビの日」トマトアンドアソシエイツ(兵庫県西宮市)が、肉を焼く音と1010の語呂合わせで制定。
毎月10日:「植物油の日」(日本植物油協会)、「糖化の日」(AGE測定推進協会)、「パンケーキの日」(日本ハム)、「コッペパンの日」(全日本丸十パン商工業協同組合)、「アメリカンフライドポテトの日」(米国ポテト協会)

「クミンを使ったスパイスだけでカレーを作る日」(略して「クミンの日」)ハウス食品が、ク(9)ミン(30)の語呂合わせから制定。

「宅配ピザの日」ドミノ・ピザジャパンが、初めて宅配ピザを行った1985年9月30日にちなんで制定。

「和栗の日」日本和栗協会が、和栗の収穫の最盛期が9月下旬で、栗(9)を通して育てる人・菓子を作る人・味わう人の三者(3)がつながり、その輪(0)を広げていきたいとの思いから制定。

毎月30日:「EPAの日」(日本水産)、「サワーの日」(宝酒造)、「みその日」(全国味噌工業協同組合連合会)

「心が折れる」という言葉は女子プロレスラーの神取忍さんの「相手の心を折る」が発祥で、そのことは辞書にも載っているということを前回書きました。神取さんとは共通の知人を通じて、過去の活動を書籍化することで会ったのが初めでした。

壮絶な試合で相手の腕を折るような状況であっても、関節技で「相手の心を折る」ということで止めたという本当のプロ意識の現れということを書きました。

この試合(神取忍VS.ジャッキー佐藤)を取材したプロレス記者から、「あれはプロレスではなかった」と聞きました。その記者は東京スポーツの山田隆さんで、全日本プロレスのテレビ中継の解説者として有名な方でした。

当時の後楽園ホールではテレビ中継がある日は、関係者でもあっても入れてもらえなかったのですが、中継がない日にも山田さんは取材に訪れていたので、その日には、一緒に記者席に並んで見させてもらっていました。

東京スポーツの前身は国民タイムズと言いますが、日本初のプロレス記者(山田さんの先輩)が知り合いで、後楽園ホールまで歩いて5分のところにある出版社の社長であったので、取材の勉強と称して時間さえあれば行っていました。

その日本初のプロレス記者は、厨房業界の機関誌の編集を副業でやっていて、私が厨房業界から栄養業界、健康業界と歩んでいくきっかけを作ってくれた方です。

前出の「あれはプロレスではなかった」という発言は、遺恨があるバチバチのケンカマッチで、“プロレスの常識”が通じない試合だったということを表しています。

“プロレス”はショー的要素があるもので、それがない本当に腕を折る凄惨なシーンを見ることになったかもしれない、という状態でした。これは何度も映像を見てきて、今でも感じることです。

神取さんは、最後には「相手の心を折る」ことで止めました。

それに比べたら今では「もうダメだ」と心の支えを失わせることを何とも思わずに、平気でやってしまう人が増えてきています。これについては次回に書かせてもらいます。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

テレビ番組の固有名詞を出すのは控えないと書きにくいことなのですが、毎週定番の地上波全国放送の経済ドキュメンタリー番組では、多くの人が取材をしてほしい、全国の人に知ってほしいと願われることがあるので、「いくら出せば取材してもらえるのか」と金額が話題にのぼることがあります。

これだけ経済的に厳しい時代で、詐欺事件も増えている中で、テレビ番組のホームページでは注意喚起がされています。

それを簡単にまとめると、以下のようなことです。

「番組に出演できると持ちかけて、多額の金額を要求する業者があるとの情報が寄せられている」
「報道番組が取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはない」
「あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっている」
「不審な働きかけがあった場合には連絡をしてほしい」

もう一つの同じ地上波放送局の毎週定番の経済を取り上げたトーク番組からは、そのような注意喚起はされていないのですが、こちらの番組は企業経営者が登場して、1社限定もしくはグループ会社のみで1時間番組が構成されているので、ある程度の出演料が発生していることは想像がつきます。

経済ドキュメンタリー番組のほうは、複数の取材先があるので、これは取材報道のように見えてはいますが、注意喚起の内容を見ると、「番組に出演できると持ちかけて」、「番組が独自に取材対象の選定」と言葉尻を捉えて突っ込めることの連続です。

なぜ、そのようなことを書くのかというと、取材先を選定するのに動いている営業会社があることも、番組制作費に占める協力費(有料タイアップ費用)の金額も知っているからです。

放送局側としては正直に言えない(書けない)から、こんな注意喚起を出しているのか、と冷めた目で見ています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害による学習障害であることを子どもに伝えていない、隠したまま学習塾で学ばせたいという要望をもって、子どもを学習塾に預けようという保護者もいます。

それが少ないわけではなくて、普通クラスに通っている子どもの場合には、本人に伝えてショックを与えたくない、できれば発達障害であることを隠して学力を高めたいということを希望する保護者も増えてきています。

学習障害の子どもたちと話してみると、小学生でも5年生以降になると、すでに自分が発達障害であることに気づいている場合も少なくなりません。今のように情報メディアが普及していると、自分の状態を検索すれば簡単にたどり着けることです。

隠しておきたいという親の気持ちにも気づいていて、それを気づかって生活をしていることが、かえって子どもたちの負担を強めて、それが学習にマイナスになっていることもあります。

かといって、発達障害、学習障害の子どもたちのための学習の場であることを表に出さずに、学習障害児の保護者にアプローチするのは大変な作業です。そんなときには、発達障害の子どもも、そうでない子どもも関係なしにサポートする新たな塾を考察しています。

発達障害では集中するのが苦手で、感覚過敏もあって上手に学習用具が使えない場合もあります。鉛筆を持って、当たり前に書くこともできない書字障害も増えています。

これは発達障害に限らず、発達性協調運動障害でもみられることで、発達障害が10人に1人、そのうちの学習障害は半分という実態ですが、発達性協調運動障害も10人に1人は存在しています。

発達性協調運動障害の30%ほどは発達障害という報告もあって、発達障害でなくても、手先が不器用、姿勢の保持ができないなどの理由で、認知機能に問題がなくても充分に学べないという子どもも少なくありません。

学習のために必要な学業技能を習得するための教室で隠れた能力を発揮できる基礎を身につけさせ、それを踏まえた上で学習障害に対応する講習を実施することが望まれています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から食事性コレステロールの「生活習慣病の重症化予防」を紹介します。

〔生活習慣病の重症化予防〕
脂質異常症を有する者と脂質異常症のハイリスク者においては、そのリスクをできるだけ軽減する必要があります。

コレステロール摂取量の変化と血中コレステロールの変化は有意な相関を示すことから、望ましい摂取量の上限を決める必要があると考えられます。

日本動脈硬化学会による「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」では、冠動脈疾患のリスクに応じてLDLコレステロールの管理目標値が定められており、高LDLコレステロール血症患者ではコレステロールの摂取を200mg/日未満とすることにより、LDLコレステロールの低下効果が期待できるとしています。

以上より、脂質異常症の重症化予防を目的とした量としては、コレステロールの摂取量を200mg/日未満に留めることが望ましいことがわかります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から食事性コレステロールの「生活習慣病の発症予防」の後半を紹介します。

〔生活習慣病の発症予防〕
我が国で行われたコホート研究でも、ほぼ同様に、虚血性心疾患や脳卒中死亡率、心筋梗塞発症率との間に有意な関連は認められていません。

また、類似の目的で行われたコホート研究のメタ・アナリシスでは、週に6個までの中程度の卵摂取と循環器疾患発症率または死亡率との間に負の関連を認めています。

一方で、アメリカで行われた6つのコホート研究のデータをプールして解析した研究では、コレステロール摂取量と卵摂取量、循環器疾患発症率と総死亡率と間に、いずれも有意でほぼ直線的な正の関連が観察されています。

類似の目的で行われたコホート研究のメタ・アナリシスにおいて、卵摂取量と循環器疾患発症率の間に正の関連を認めていますが、アジアからの研究に限定すると有意な関連を認められていません。

このように、これらの疫学研究の多くにおいて、コレステロール摂取量摂取量(または卵摂取頻度)と循環器疾患発症率、死亡率との間に一貫した関連は示されていません。

しかし、血中コレステロールへの影響を考慮すると、疫学研究の多くにおいて一貫した結果が得られなかったとしても、これをもってコレステロール摂取量の上限を設けなくてもよいとは言えません。

その一方で、コレステロール摂取量を変化させて血中コレステロールの変化を観察した介入試験においても、明確な閾値が観察されていないため、上限を決めるための根拠として用いるのは難しくなっています。

以上より、少なくとも循環器疾患予防(発症予防)の観点からは目標量(上限)を設けるのは難しいと考え、設定しないこととしました。

しかしながら、これは許容されるコレステロール摂取量に上限が存在しないことを保証するものではないことに強く注意すべきです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕