投稿者「JMDS」のアーカイブ

「明日できることを今日するな」というのは一見すると著名な諺(ことわざ)のようにも思えるかもしれませんが、そのような諺はありません。言いたいことを伝えるために、逆説的に使うようにしています。

諺のように使われているのは「今日できることを明日に延ばすな」で、今日すべきことを明日にしようと先延ばしをしていると、翌日も同じことを繰り返したり、その日に別の用事が入るなどして、いつまで経ってもできないということを指しています。

“諺のように”と書いたのは著名人の名言だからです。

原典は「Never leave that till tomorrow which you can do today」で、アメリカ建国の父と呼ばれるベンジャミン・フランクリンの言葉です。ベンジャミン・フランクリンというと、「Time is money」のほうが有名で、「時は金なり」と訳されています。

自分の時間をお金に変えるアルバイトでもサラリーマンでもなくて、「時間はお金と同じで貴重なものだから無駄にするようなことがあってはいけない」という戒めです。

自分の時間どころか、他人の時間も大事に考えない人も少なくありません。ワタミの介護のコンサルタントをしていた関係で、代表者から「時間泥棒」という言葉を直接聞きました。また、「時間泥棒は泥棒していることに気づかない」という心に刺さる言葉も聞きました。

「今日できることを明日に延ばすな」とは逆のことをして、私の大事な時間を蔑ろにした人に気づいてもらいたいことから発しているのですが、時間泥棒と同じで、気づいていない人がほとんどのようです。

そのような経験から、少なくとも自分が時間泥棒にならないようにしよう、という気持ちを強くしたことから、このようなことを書き記しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「オメガ3の日」日本製粉が必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸の普及のため1、2、3とステップアップで健康になってほしいとして制定。

「アーモンドの日」カリフォルニア・アーモンド協会がアーモンド23粒で1日に必要なビタミンEが摂取できるとして1日23粒から制定。

「一無、二少、三多の日」日本生活習慣病予防協会が提唱する一無(禁煙)、二少(少食、少酒)、三多(多動、多休、多接)から制定。

「花粉対策の日」花粉問題対策事業者協議会が春の花粉対策は1月、2月、3月がポイントであることから制定。

毎月23日:「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)

重要なことであるはずなのに、ドアの鍵の閉め忘れ、電気やガスの消し忘れ、定期券や携帯電話の持ち忘れといったことが起こるのは、脳の記憶の容量が関係しています。

五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)で受けた刺激は、すべて脳に送られるのですが、それらをすべて記憶すると脳の限界を簡単に超えてしまいます。そのため、五感の感覚器官から送られてきた情報は一瞬だけ記憶して、覚えておく必要がない情報は一瞬にして忘れ去る仕組みがあります。

その保持時間は0.1秒から長くて2秒程度だとされています。

五感の情報量は1秒間に200万ビットだと考えられています。200万ビットというと文字情報だと書籍1冊分に相当していて、400字原稿用紙で300枚、12万字に相当する量です。

そのうち1秒間に脳で処理できるのは126〜134ビットで、なんと0.01%でしかありません。これは文字数にすると12字です。それ以外のほとんどの情報は受け流されています。

記憶できる情報量に限界があるので、重要性が低い情報は記憶に残りにくくなっています。大事なことであったとしても習慣化して、慣れが生じてくると、重要度が低いものとして認識されるようになります。

重要度が高いことを習慣として実施しているうちに、重要度が変わって、粗末に扱うようになる人も少なからず存在していますが、そのような人は付き合いにくく、トラブルを起こしやすい人と言えます。

それと同じようなことが記憶でも起こっていて、習慣的に行っていることを本人が強く意識して実施しないと記憶ができず、忘れ去ることにもなります。それどころか“忘れたことを忘れる”ということにもなりかねないのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

リテラシー(literacy)は、文字や文章を読んで、内容を理解して文章を書く能力を指す言葉で、膨大な情報の中から必要な情報を引き出して活用するという意味も含んでいます。

今のように情報が洪水のように押し寄せてくる時代には、情報を確認することも難しいような状態であり、押し寄せる情報の中から大切なこと、自分にとって重要なことを選択するのは容易なことではありません。

ましてや、その情報が正しいのかどうかを判断するのは、もっと難しいことになります。情報の重要性は、それぞれの人の専門性や思考・志向・嗜好などによって違ってきます。同じように目の前を通過していることでも、関心がないことは、まるで見えなかったかのように心に残らずに通過していってしまいます。

自分にとって、あまり関係ないことであったら、見えなくても、見えていても理解できなかったとしても、大きな影響はないのかもしれません。ところが、それが自分の健康にとって影響を与えることであったら、簡単に見逃すことはできなくなります。

その健康の分野のリテラシーは「健康リテラシー」と呼ばれます。健康リテラシーは「健康や医療に関する正しい情報を入手して、理解して活用する能力」を指しています。

この能力が重要で、情報を提供してくれるのが対面(目の前にいる人から)であっても、書籍やインターネット越しであっても、目に飛び込んでくる、そして脳に伸び込んでくる情報を選択して取り入れるにしても、入手して活用するまでの行動には、それなりの技量が必要になります。

その技量(能力)は「入手」「理解」「評価」「活用」の4つに分けられています。この4つを健康分野で考えると、「情報が得られる機会への接触」「ヘルスケア(病気や症状があるときの医療や療法の利用など)」「疾病予防(受診や疾病予防行動など)」「ヘルスプロモーション(生活環境の評価、健康のための活動など)」となります。

重要な健康に関する情報も、経験なしには自分のもとに飛び込んできても理解も評価もできず、その結果として活用することもできなくなります。健康リテラシーの第一のポイントは情報をキャッチするための能力の強化です。そして、その能力を高めるための数多くの経験も重要となってきます。

その能力を高める経験の例として、身近なこととして考えやすいダイエットについて、次回は紹介していきます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「カレーの日」全日本カレー工業協同組合が1982年1月22日に全国学校栄養士協議会が統一メニューとしてカレーを提供したことにちなんで制定。

毎月22日:「カニカマの日」(スギヨ)、「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)、「夫婦の日」(毎日新聞、味の素など)、「ラブラブサンドの日」(日糧製パン)

30秒間椅子立ち上がりテストは、30秒間に椅子から立ち上がる回数を測定して、下肢(足腰)の筋力を評価するものです。椅子(座面の高さ40cm程度)に浅く腰掛けて、足は肩幅に開き、かかとを少し引くようにします。

座った姿勢から始めて、両膝と背中が完全に伸び切るまで立ち上がったときを1回とカウントします。すぐに座位姿勢(お尻が座面に少し触れる程度)に戻り、再び立ち上がります。

20代以降、下肢の筋肉は運動をしていない場合には毎年1%ずつ減っていくとされていることから、下肢の筋肉量を減らさないようにすることと、筋力を保持することは重要となります。

回数による評価ですが、普通と判定されるのは男性では20〜29歳が28〜32回、30〜39歳が26〜30回、40〜49歳が25〜29回、50〜59歳が22〜27回、60〜64歳が20〜25回、65〜69歳が18〜21回、70〜74歳が16〜20回、75〜79歳が15〜17回、80歳以降が14〜16回です。

女性では普通と判定されるのは20〜29歳が23〜28回、30〜39歳が24〜28回、40〜49歳が23〜27回、50〜59歳が20〜24回、60〜64歳が19〜23回、65〜69歳が17〜21回、70〜74歳が15〜19回、75〜79歳が13〜17回、80歳以降が13〜16回です。

下肢の筋肉を鍛えて若い状態を保つ、もしくは若い状態に近づけるためには、まずは歩く機会を増やすこと、階段の上り下りを行うことを心がけます。

また、30秒間椅子立ち上がりテストと同じ動作を時間をかけて繰り返します。早く実施するのではなく、ゆっくりとスクワットを行います。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

子どもの発育には栄養摂取が重要であり、その意味を知って、的確に食事として提供することが大切です。しかし、社会経済状況やライフスタイルが変化する中で、子育てを家族にだけ委ねるのは、子育てそのものが大きな困難に直面すると考えられています。

子どもの健全な発育を目指して、「幼児期の健やかな発育のための栄養・食生活支援ガイド」が令和4年に発表されていますが、その基本となったのは平成16年に発表された「楽しく食べる子どもに〜食からはじまる健やかガイド」です。

このガイドでは、幼児期は食への興味や関心が持てるように、食べる意欲を大切にして、食の体験を広げていく時期とされていて、幼児期に育てたい“食べる力”として、次の5つが示されています。

1 おなかがすくリズムが持てる
2 食べたいもの、好きなものが増える
3 家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わう
4 栽培、収穫、調理を通して、食べ物に触れはじめる
5 食べ物や身体のことを話題にする

ところが、離乳後の幼児期の栄養・食生活については、科学的根拠に基づいて具体的な支援の方法を示したものはなく、幼児期の心身の発育・発達や基本的な生活習慣の形成などの特徴を踏まえて、適切な栄養摂取や食生活の支援について明示することが求められてきました。

令和元年には成育基本法が施行され、令和3年には成育医療等基本方針が閣議決定されました。これによって乳幼児期を含む子どもの健やかな成長のために保育所、幼稚園などと家庭や地域などが連携した食育の推進がすすめられてきました。

次回から、「幼児期の健やかな発育のための栄養・食生活支援ガイド」を参考として、具体的な内容を紹介していくことにします。

「料理番組の日」イギリスのBBCテレビで1937年1月21日に世界初の料理番組が放送されたことにちなんで制定。

「スイートピーの日」日本スイートピーの会が花びら(旗弁、翼弁、舟弁)の1枚、2枚、1枚あることから1月21日を制定。

毎月21日:「木挽BLUEの日」(雲海酒造)、「漬物の日」(全日本漬物協同組合連合会)

リバウンドというと、ダイエットの効果が表れてきたのに、それが長続きしなくて、ダイエットの前の体重に戻ってしまうことを一般には指しています。結果としては減った体重が減ってから増えるということではあっても、それは体重にだけ着目しているからで、他のところに目を向けるとリバウンドの本当の意味がわかってきます。

リバウンドが起こりやすいのは食事を減らして運動をせずにやせたときで、運動を取り入れてやせたときにはリバウンドは起こりにくくなっています。食事を減らすだけで体重が減ったときには、筋肉が減ってしまいます。

個人差はあるものの、体重が1kg減ったときには、その割合は「脂肪3:筋肉1」の割合とされています。そのあとダイエットが続かずに食べる量が増えて体重がもとに戻ったとすると増えたのは脂肪だけです。体重は同じであっても筋肉が減っています。

脂肪をエネルギー代謝によって消費しているのは全身の細胞ですが、特に多いのは筋肉と肝臓です。肝臓は大きくすることはできないのに対して、筋肉を増やすことでエネルギー代謝を高めることができます。

運動をやらないダイエットをしたときのリバウンドは、筋肉の割合が低下して、やせにくく太りやすい体質になっています。また太ってしまったからと食事を減らしたダイエットをして、リバウンドを繰り返すようなことをしていると、どんどん代謝能力が低下して、太りやすい状態になっていきます。

そのようなことにならないためにも、もしもリバウンドによって体脂肪が増えてしまった人は、運動を取り入れたダイエット、それも筋肉に負荷をかけて筋肉が増えていくようなダイエットに取り組むことが必要になってくるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「血栓予防の日」日本ナットウキナーゼ協会が寒い季節に血栓ができやすいことから大寒になることが多い1月20日とツ(2)マル(0)の語呂合わせから制定。

「ぬか床の日」全国ぬかづけのもと工業会が大寒の日にぬか床を作るとよいとのことで制定。

「甘酒の日」森永製菓が大寒のころに甘酒が飲まれていることから制定。

毎月20日:「ワインの日」(日本ソムリエ協会)、「信州ワインブレッドの日」(信州ワインブレッド研究会)、「シチューライスの日」(ハウス食品)、「発芽野菜の日」(村上農園)