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エネルギー代謝は細胞のエネルギー産生器官のミトコンドリアの中で行われています。エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を体内でエネルギー化するときにはビタミンB群のビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂がすべて必要になります。

ビタミンB群が、どれくらい摂れているのか、もしくは不足しているのかは、自分が食べている食品の種類と分量を、食品成分量と見比べないと正確なところはわかりにくいかと思います。

そこで4種類のビタミンB群が豊富に含まれている食品について記載することにしました。これらの食品が摂れているのか、それを確認するところからエネルギー代謝の促進は始まります。

◎ビタミンB₁
肉類 ぶたヒレ、ぶたもも、ぶたかた、ボンレスハム、ロースハム
魚介類 うなぎ蒲焼き、まだい、べにざけ、かつお節、削り節
種実類 ごま、落花生、ぎんなん、アーモンド

◎ビタミンB₂
肉類 ぶたレバー、うしレバー、にわとりレバー
魚介類 魚肉ソーセージ、カニ、さば、まいわし
乳類 ナチュラルチーズ、プロセスチーズ、ヨーグルト、牛乳
野菜類 しそ、ブロッコリー、切り干し大根、ほうれんそう、バジル
豆類 大豆、糸引き納豆、ひきわり納豆、きなこ
種実類 アーモンド、ごま、くるみ、落花生
海藻類 あまのり、あおのり、わかめ、あおさ、干しひじき

◎ビタミンB₆
魚介類 まぐろ、かつお、さば、さけ、いわし
穀類 玄米
野菜類 ししとう、あさつき、モロヘイヤ、ブロッコリー、切り干し大根、かぼちゃ
種実類 ごま、落花生、くり

◎ビタミンB₁₂
肉類 うしレバー、にわとりレバー、ぶたレバー
魚介類 しじみ、あさり、かき、にしん、いわし、さんま
卵類 うずら卵、鶏卵黄、鶏全卵
乳類 プロセスチーズ、ナチュラルチーズ
海藻類 あまのり、あおさ、わかめ
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

脂肪が効率よくエネルギー化されるためには、細胞の中でエネルギー産生を行っているミトコンドリアに脂肪酸を多く通過させる必要があります。脂肪酸のエネルギー量は1gあたり約9kcalと、ブドウ糖の約4kcalの2倍以上のエネルギー量があります。

多くのエネルギーを細胞の中で作り出すためには、脂肪酸を多く取り込むのがよいわけですが、脂肪酸がミトコンドリアに取り込まれるためには条件があります。

その条件というのは、L‐カルニチンが充分にあることです。

L‐カルニチンは体内で合成される代謝促進成分で、必須アミノ酸のリシンとメチオニンを材料にして主に肝臓で作られています。その合成のピークは20歳代前半で、その後は年齢を重ねると徐々に合成量が減り、その分だけ代謝が低下します。

以前と同じ食事量、同じ運動量であっても体脂肪が増えていくのは、L‐カルニチンが不足したための代謝低下のせいです。

脂肪酸は単独ではミトコンドリアの膜を通過することができなくて、L‐カルニチンと結びつくことによって通過することができます。

だから、L‐カルニチンが不足すると脂肪酸がミトコンドリアに取り込まれにくくなり、取り込まれなかった脂肪酸は血液中に戻り、余分なものとして、肝臓で中性脂肪に合成されて、脂肪細胞の中に取り込まれていくことになります。

L‐カルニチンの材料は必須アミノ酸のリシンとメチオニンなので、これが不足するとL‐カルニチンの合成量が減るわけですが、これらを摂ったからといっても、合成量が減っている段階では、これだけでは不十分です。

L‐カルニチンは以前は医薬品の成分だったのですが、今では食品の成分としてサプリメントでも摂ることができるようになっています。これを活用して、エネルギー代謝を高めることができます。

L‐カルニチンはダイエット成分としても知られていますが、それは脂肪酸がL‐カルニチンによってミトコンドリアに取り込まれて、代謝が高まった結果なので、単なるダイエット成分ではないのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

血圧が高いと、強い圧力で血液を押し出しているので、臓器や器官、全身の細胞にも血液によって運ばれる栄養素が効果的に押し込まれているのではないか、と思い込まれることがあるのですが、これとは逆のことが起こっています。

逆というのは、血液によって運ばれている栄養素が充分に細胞に取り込まれていないということです。

血圧は心臓から送り出された血液が動脈にかけている圧力のことで、これが高まりすぎたのが高血圧です。通常の血圧で、血液は全身を巡るようになっているのですが、その圧力では血液が充分に送られていかない状態になると、心臓から送り出すときの圧力が高まります。

動脈硬化が進んで、血管の弾力性が失われてくると血圧が上昇します。これは血管の変化が原因ではあっても、心臓から送り出されるときの圧力が高まることになります。

高血圧が長く続くと心肥大といって心臓の筋肉が厚くなることが起こりやすくなります。そのために心臓のポンプ作用が低下して、充分に血液が送られなくなることも起こります。

この心肥大も、心臓の圧力が高まって、筋肉が鍛えられたのと同じような状態になっていることがわかります。

血流が充分でないために高血圧が起こっているので、全身の細胞に栄養素と酸素を届けるために送られている血液が少ない状態になっています。

実際には血液の巡りがよくない状態で、通常であれば心臓から送り出された血液は秒速1mの速度で、わずか30秒間で心臓に戻ってきます。

血流が低下していると、細胞の代謝に必要な酸素とビタミンが減ることになり、エネルギー代謝が低下することになります。代謝のためにはビタミンC以外の、すべての種類の水溶性ビタミンが必要になるので、できるだけ多くの栄養素が摂取できるように、さまざまな食品を食べることがすすめられるのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

糖尿病の患者は成人人口(約1億人)のうち約1000万人、その予備群も約1000万人と推定されていて、成人の5人に1人が糖尿病か予備群という、まさに国民病の状態となっています。

この調査は厚生労働省の国民健康・栄養調査の結果ですが、コロナ禍のために外出が減り、運動不足、食べ過ぎ、健診の減少、通院患者の減少が重なったことから、国民的に糖尿病と予備群がどれくらい増えたのか、その結果は不安で仕方がありません。

ところが、その後の調査では人数ではなくて割合で発表されるようになって、実態がわかりにくくなってしまいました。

糖尿病は食べ過ぎ、飲み過ぎで摂取エネルギー量が増えただけでなく、運動や日常的な活動による消費エネルギー量が減ったことでも血糖値が上昇することで発症しやすくなります。

エネルギー代謝が高ければ、摂取エネルギー量が多くても血糖値が高い状態が続くことはなくなるはずです。エネルギー代謝は運動をすれば高まるというものの、これまでと同じ運動習慣を続けていても年齢が進むにつれて低下していきます。

その理由としてはエネルギー消費が多い筋肉の減少があげられることもありますが、それ以上に大きいのは全身の細胞に脂肪を取り込む能力が加齢によって低下していくことが大きな理由となっています。その能力に関わっているのは代謝促進成分のL‐カルニチンの量で、20歳代前半をピークに体内での合成量が減っていきます。

摂取エネルギー量と消費エネルギー量のバランスだけの話ではなくて、L‐カルニチンの材料となる必須アミノ酸のリシンとメチオニンを摂取することと、細胞のミトコンドリアの中でエネルギー産生を進めるために必要な水溶性ビタミンを欠かすことなく摂取することが重要になります。

それを行っても、高血糖状態になると、血液中で濃くなったブドウ糖が赤血球をくっつけ、毛細血管の流れを低下させることから全身の細胞に運ばれる酸素の量が減っていきます。ミトコンドリアでの代謝は酸素を使って行われているので、酸素不足は代謝を大きく低下させることになってしまうのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

機能性表示食品は、機能性(血圧降下や血糖降下など)を表示して販売できる制度で、その機能の数値をグラフ化して広告に使っている会社もあります。

それを見ると、機能性表示食品の本製品と、その成分が含まれていないプラセボ(偽薬とも呼ばれる)を比較すると、本製品のほうが数値の下がり方が大きくて、その効果を確認することができます。

そのときに注目してほしいのは、プラセボを使った人の数値の変化で、有効成分が含まれていないにも関わらず、変化は少しであっても数値の改善がみられています。

試験をする人には本製品なのかプラセボなのかは知らされていないのですが、本物を摂っていると思っただけで変化が起こる人がいます。

これが機能性表示食品の“機能性”を“気のせい”などと揶揄する人が出てくることにもつながっています。

有効成分が含まれたものを摂っていても、検査結果に影響を与えるような生活をしていてはいけないので、食事や運動、生活習慣が同じになるように摂取者には条件がつけられます。グラフの横か下に小さな文字で書かれている但し書きを見ると、適度な食事と運動をした人の結果だと書かれていることがあります。

有効成分が含まれていないものを摂っても健康効果が現れるのなら、それを多くの人にすすめるのがよい方法だと考えることができます。

血圧、血糖値、中性脂肪値、LDLコレステロール値は、食事によるエネルギー摂取コントロール、運動や生活習慣を盛んにするエネルギー代謝促進によって、よい結果が出ることは臨床栄養でも運動科学でも確認されていることです。

食事と運動の効果は試験対象者によっても異なるので、どのような食事、運動がよいとは言い切れないのですが、それだけの改善でも効果があるということです。

そして、機能性表示食品を使うにしても、検査結果と同様の効果を得るためには、ただ摂取すればよいわけではなくて、食事や運動にも気を使わなければならないということがわかります。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

動脈硬化の予防のために使われるスタチン剤は、予防効果は大きいとしても、必ず動脈硬化が起こらないようにするものではありません。

しかし、動脈硬化のリスクが高い高LDLコレステロール血症、糖尿病、高血圧症の患者の場合には、動脈硬化によって脳血管疾患や心臓疾患という命に関わる疾患を予防するために使われます。高齢者の場合には、リスクが高いとして特に使われやすくなっています。

肝臓の細胞では、エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)が代謝されて、高エネルギー物質のアセチルCoAに変化します。アセチルCoAはアセトアセチルCoAに変化したあとにHMG−CoA合成酵素によって、3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリルCoA(HMG−CoA)となります。

そのあと、HMG−CoA還元酵素によってメバロン酸に変化して、イソペンテニルピロリン酸、ファルネシルピロリン酸となります。ファルネシルピロリン酸からスクワレン合成酵素によってスクワレンになり、コレステロールに変化します。

この流れを抑えて、メバロン酸の合成を減らすのがスタチン剤の働きです。

これに対して全身の細胞内のエネルギーを発生させるための補酵素であるコエンザイムQ10を発生させる材料となるのはファルネシルピロリン酸で、ファルネシルピロリン酸が少なくなれば、コエンザイムQ10が減って、全身の細胞内で発生するエネルギーも減るこことになります。

この不足するコエンザイムQ10を補う方法ですが、今ではコエンザイムQ10は食品の成分としても摂取することができるようになっているので、スタチン剤を使ってもエネルギー不足になることはありません。

しかし、そのことを理解している医師は決して多くはなく、「医薬品を使っているときには健康食品を使わないように」との指示がされることも少なくないのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

加齢や疾病によって低下した全身の機能を正常に保つためには、全身の細胞の中で作り出されるエネルギーの量を一定に保つことが必要です。しかし、医薬品の使用によってはエネルギー量を減らす結果になるものもあります。

その例としてあげられるのはエネルギー産生のTCA回路の最後の仕上げであるコエンザイムQ10の産生を低下させるスタチン剤です。

スタチン剤はコレステロールの体内合成を抑えることによって動脈硬化を予防するために使われる医薬品です。

血液中のコレステロールのうち80%ほどは肝臓で合成されていて、食事に由来しているものは20%ほどです。コレステロールは全身の細胞膜の材料で、ホルモンは胆汁酸の原料になっているので、健康維持には欠かせないものです。

しかし、コレステロールの合成量が増えると、悪玉コレステロールとも呼ばれるLDL(低比重リポたんぱく)が増えて、動脈硬化のリスクを高めることになります。

LDLが増えると活性酸素によってLDLが酸化するようになり、酸化したLDLは血管壁に取り込まれて活動を停止します。これが続くと、動脈が厚く、硬くなる動脈硬化へと進むようになります。

LDLの酸化による動脈硬化を予防するために、コレステロールの肝臓での合成を抑えるためにスタチン剤が使われます。スタチン剤はコレステロールの合成を30〜50%も抑えることができるものの、その結果として全身の細胞内のエネルギーを発生させるための補酵素であるコエンザイムQ10の合成も抑えられてしまいます。

どうして、そのようなことになるのかというと、コレステロールが合成される仕組みとコエンザイムQ10が合成される仕組みの経路が途中まで一緒で、コレステロールの合成を抑えるとコエンザイムQ10の材料が減ってしまうからです。

コエンザイムQ10が不足したのでは、全身の細胞の働きを高めて活動や生命維持のためのエネルギーが充分に作り出せなくなるので、健康を基本的に害することにつながるのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

糖尿病は血液中のブドウ糖が全身の細胞に効率よく取り込まれなくなるために起こるもので、細胞へのブドウ糖の取り込みを進めること、その取り込みに必要な膵臓から分泌されるホルモンのインスリンを増やすことが重要になります。

しかし、最初に使われる医薬品は糖質がブドウ糖に分解される酵素の働きを抑えて、食品に含まれるブドウ糖を体内に多く取り込まれないようにするタイプの血糖降下剤(α‐グルコシダーゼ阻害薬)です。

これを使えば、食事は気にしなくてよいわけではなくて、食事量をコントロールして吸収されるブドウ糖を減らすことも同時に行う必要があります。それなしには、血糖降下剤を使っても、大きな効果は期待できません。

そのために食事療法は血糖降下剤を使用するときの前提となっています。もう一つ前提があって、運動によってブドウ糖を多く消費することも大切で、運動療法も指導されます。その両方を実施して、それでも効果が表れにくいと判断されたときに血糖降下剤が処方されます。

処方されても、食事療法と運動療法を継続しなければならないのですが、そのとおりに行われていない例も少なくありません。

糖尿病と診断されれば、食事療法と運動療法の前提があったとしても血糖降下剤を使うことができます。ところが、まだ糖尿病ではなくて、このまま進むと糖尿病になるという予備群では医薬品は使われません。

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」では、糖尿病の患者が約1000万人、予備群が約1000万人という状況です。

糖尿病患者と同じだけの予備群には、代謝促進成分のサプリメントを使って、早くリスクが高い状態から脱するか、そのようなものを使わずに、糖尿病の患者と同じような食事療法と運動療法に取り組まなければ、近い将来に厄介な糖尿病になってしまうという状況なのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

エネルギー代謝の研究は、全身の細胞の中で多くのエネルギーを作り出し、それを健康の維持に効果的に使ってもらおうという考えで進めています。

発達障害児の極端な偏食にも対応するためにサプリメントの使用を前提に質問をされる保護者の方がいるのですが、「その前にすることがある」と話をさせてもらっています。

これはよく言われる「食事での改善に取り組むことが大切でサプリメントなどは二の次」ということではなくて、有効な成分が摂取できるサプリメントを使用すれば他に何もしなくても好結果が得られるわけではないことを伝えようとしているのです。

エネルギー代謝はエネルギー源を細胞のミトコンドリア(エネルギー産生の器官)に多く取り込めば高まっていくことは明らかにされていて、そのための代謝促進成分としてL‐カルニチンが有効であることも確認されています。L‐カルニチンの実践研究は20年以上にも及んでいます。

しかし、エネルギー代謝のためにはエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)が高エネルギー化合物のアセチルCoAに効率よく変化させるために、すべての水溶性ビタミンが必要になります。

アセチルCoAが取り込まれてエネルギーを産生するミトコンドリアのTCA回路でも水溶性ビタミンの4種類のビタミンB群(ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂)が必要です。これらが1種類でも不足するとエネルギー代謝は大きく低下してしまいます。

これだけのことを考えても食事は大切で、これをサプリメントだけで補うとすると多くの種類が必要になってきます。

エネルギー源が摂ればよいわけではなくて、身体活動も必要です。全身の細胞でエネルギー代謝を高めるためには、全身運動となる有酸素運動か、全身を動かすような日常活動が必要になってくるのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

全身の細胞を働かせるためには、エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)があって、細胞のエネルギー産生器官のミトコンドリアに取り込まれれば、エネルギーが発生するわけではありません。ミトコンドリアでエネルギーを作り出すためには、生化学反応を効果的に起こすための酵素が必要になります。

体内の酵素が働くためには一定の温度が必要で、その温度を保つことが全身の細胞を正常に働かせて、身体機能を整えることができるのです。身体にある酵素は、人間の平均的な体温の環境で正常に働くわけですが、体温を正常に保つためには多くのエネルギーが必要になります。

一般的な状態では、体内で作り出されたエネルギーのうち半分ほどは体熱の保持に使われています。1日に使われるエネルギーのうち約70%は基礎代謝で、そのうち約70%は体温を高めるために使われているからです(70%×70%=49%)。

一定の温度が必要なのは酵素だけではありません。生化学反応を起こすためには一定の温度が必要になります。細胞内の生化学反応は分子レベルで起こっていることで、その反応も一定の温度が必要です。

その温度を保つことが細胞レベルから健康を維持するためには必要なわけですが、体温が維持されて生化学反応が正常に起こることによって、ミトコンドリアでのエネルギー代謝が高まり、このエネルギーが体熱を高めていくことになります。

体温のキープはエネルギー代謝を高めて、そのエネルギーを使って酵素を多く作ることで、さらにエネルギー代謝を高めていくことになります。

こういった身体の循環を正常に保つためには、エネルギー源とともに、代謝を正常に進めるためのビタミン、ミネラル、そして代謝促進成分が重要になります。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)