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発達障害の原因は何かということは、支援をする専門家も発達障害児の保護者も強い関心があることです。そして、私が発達障害と栄養の両方の研究を続けてきたことを知ると、発達障害に影響する栄養素についての質問が必ずといっていいほど投げかけられます。

その質問の内容は、さまざまではあるものの、「何が不足していたために起こったのか」ということと「何を食べれば改善できるか」というのが大半です。

それがわかっていれば苦労はしないのですが、「わからない」「まだ研究途中」という医学界の現状を言うことは避けるようにしています。

私の出身である臨床栄養の研究では、ある程度の原因も判明していて、改善するためのアプローチもわかってきています。それなのに断定的に言わないようにしているのは、治るようなことは発達障害では言ってはいけないことだと考えているからです。

それでは、改善するためには栄養バランスの取れた食事を地道に続けていくしかないのかというと、栄養摂取だけでは力が及ばないのも事実です。

発達障害の特性として、脳の神経伝達物質のセトロニンが不足していることがあげられています。セトロニンは体内で合成される神経伝達物質で、必須アミノ酸のトリプトファンから合成されています。

トリプトファンは、肉、魚、豆(特に納豆)、チーズ、そば、アーモンドなどに多く含まれています。これらの食品を食べればセロトニンが脳内で多く合成されるのではないかと考えられがちです。

そのようなことが書かれている書籍は数多くあるものの、そう簡単にいかないのが栄養機能の難しいところで、臨床栄養の世界にいた身としては、安易なことは絶対に言うことはできないことです。
〔発達の伴歩:小林正人〕

「チョコミントの日」チョコミントの日を制定しよう!プロジェクトが、全米菓子協会のチョコミントの日に合わせて制定。

「信州・まつもと鍋の日」おいしい信州ふーど・信州まつもと鍋開発プロジェクトチーム(長野県松本市、松本大学、JA松本ハイランド、JA松本市)が、温かい鍋がおいしい冬の12月、1月、2月で、食(19)の語呂合わせで制定。

毎月19日:「いいきゅうりの日」(いいきゅうりの日プロジェクト)、「松阪牛の日」(やまとダイニング)、「熟カレーの日」(江崎グリコ)、「シュークリームの日」(モンテール)、「クレープの日」(モンテール)、「食育の日」(食育推進会議)、「イクラの日」(カッパ・クリエイト)

ソフィア(Sofia)は智恵を意味することから、多くの団体や活動の名称として使われています。それとの違いを表すことからBW(Beautiful Wisdom)を並列して使うことを提案してきました。

「Beautiful Wisdom」は、美しい智恵、真の賢い考えという意味があり、“熟考”を示すためにも使われます。熟考は英語では「Meditation」と表現されることがあり、これは瞑想を表す言葉としても使われています。

「Beautiful Wisdom」は、経験に基づいた賢い智恵、別の表現をするなら「高尚な智恵」となり、瞑想の目的を示す言葉としても使えるのではないかと考えています。

欧米では、BWは一致しないものを表すために使われることがあります。これはBlack&Whiteの略で、“白黒をつける”ということで、対局の意味合いで使用されます。

対局ということでは智恵と知恵は同じ意味の別の漢字表現として紹介されることもあります。英語で見比べてみると「Beautiful Wisdom」と「Knowledge」では随分と格(レベル)が違います。

「Knowledge」は知識と訳されることが一般的で、よく私が言われる“物知りのおじいさん”の物知りのレベルです。

それでも「Beautiful Wisdom」(智恵)がある人と、私の「Knowledge」(知恵・知識)が組み合わされたら、新たな展開があるのでは、と期待して、美しい智恵のある方々と同じ方向を見て歩んでいけるように、知識の積み重ねを続けています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

前回は話題になることが多い江崎グリコとカルビーの社名の由来を紹介しましたが、2回目にして、お題の「社名の後付け由来」について書いていきます。

「エスビー食品」は、今ではスパイス(SPICE)&ハーブ(HERB)を社名の由来として打ち出していますが、健康情報誌の取材で広報と盛んに交流していたときには別のことを聞いていました。

それは前身の日賀志屋が1930年に発売した日本初の家庭用カレー粉の商品名がヒドリ印カレー粉で、太陽と鳥を図案化したヒドリ印が商標として描かれていました。

1931年には、太陽(SUN)と鳥(BIRD)の頭文字から「S&B」が図案に併記されて、エスビーは「SUN&BIRD」というイメージが広がっていきました。

1949年には「ヱスビー食品」に社名が変更されて、ブランドと社名を一致させました。一般的にはエスビー食品と表記されますが、正式な社名は「ヱスビー食品」です。

「スパイス&ハーブ」が新しいコーポレートシンボルとして定められたのは2003年のことで、2006年には「SPICE&HERB」のシリーズ194品目が販売されて、シンボルと社名のイメージの一致が進んでいきました。

取材で頻繁に訪れていたのは、その後のことなので、表向きには「SPICE&HERB」を打ち出しつつも、「SUN&BIRD」に思い入れもある社員が多数いたという時期でした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

今回は「いっぽんどっこの唄」の歌詞を、そのまま紹介して、意味合いを味わってもらえればと思います。

1番の歌詞
ぼろは着てても こころの錦
どんな花より きれいだぜ
若いときゃ 二度ない
どんとやれ 男なら
人のやれない ことをやれ

2番の歌詞
涙かくして 男が笑う
それがあの娘にゃ わからない
恋だなんて そんなもの
いいじゃないか 男なら
なげた笑顔を みておくれ

3番の歌詞
何はなくても 根性だけは
俺の自慢の ひとつだぜ
春が来りゃ 夢の木に
花が咲く 男なら
行くぜこの道 どこまでも
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

発達障害がある人は、自律神経の調整が乱れやすく、そのために睡眠のリズムが乱れることが指摘されていますが、それだけではなくて自律神経の調整が乱れると、消化、吸収、循環、代謝、排泄の一連の流れに影響が出てきます。

交感神経には消化液(唾液や胃液、膵液など)の分泌を抑える作用があり、副交感神経には分泌を盛んにする働きがあります。通常では交感神経の臓器や器官の働きを高めて、副交感神経が抑えるようになっています。心臓の鼓動を高めるのは交感神経で、逆に抑えるのは副交感神経の働きです。

それなのに逆のことが起こるのは、昼間は交感神経の働きが主で、夕方以降は副交感神経が主となっているからで、消化、吸収を盛んにして身体を休めている間に多くのエネルギー源を取り込むようになっているからです。小腸での吸収も蠕動運動も副交感神経が盛んにして、交感神経が機能を低下させます。

吸収された栄養素は血液中に入って全身に運ばれていきますが、血管をゆるめて運ばれやすくするのが副交感神経で、血管を収縮させて血流を低下させるのが交感神経です。交感神経の働きが盛んになると、血圧も上昇していきます。

筋肉でのエネルギー代謝は交感神経の働きが盛んなときのほうが高まるのですが、肝臓や腎臓、生殖器などは交感神経の働きが盛んになっているときには、心臓や筋肉などの働きを高めることが優先されることから働きが低下します。

基本的には内臓や器官は副交感神経の働きが盛んになって、リラックスしているときのほうが働きはよくなっているのです。

大腸の働きも自律神経の影響を強く受けていて、副交感神経では蠕動運動がよくなり、交感神経では蠕動運動が抑えられて、便通に影響が与えられます。リラックス状態になるときは便通がよくなり、活動的なときには抑えられるという仕組みになっています。

自律神経の調整は生命維持の基本的なところに関わっているので、発達障害で自律神経の調整が乱れやすい人は、1日の生活に大きなマイナスとなっているということです。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

有害ミネラルなどの毒素を体外に排出する方法としては、排便や排尿、発汗といった体外排出機能とともに、全身の細胞での代謝と老廃物排出、肝臓での有害物質の分解、腎臓での濾過の機能も重要となります。

これらを含めた解毒作用がデトックス(detox)と呼ばれています(解毒を意味するdetoxificationの短縮)。

デトックスには、解毒、浄化という意味があり、活性酸素の消去を含んで使われることもあります。

それぞれの解毒に関わる身体機能を高めることによって、有害物質を排泄することが基本的な考えであり、中でも必須ミネラルの摂取による有害ミネラルの排出が重要視されます。

毛髪と爪には有害ミネラルが蓄積されることから、毛髪と爪を検査することで有害ミネラルの蓄積量を推定することができます。

体内汚染の原因とされているのは有害ミネラルで、有害金属とも呼ばれ、身体機能への有用性は認められていません。

その有害ミネラルの種類としては、カドミウム、水銀、鉛、ヒ素、アルミニウムなどがあげられています。有害ミネラルには、それぞれに対応して解毒・排出をするビタミン、ミネラルがあります。そのビタミンはビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ミネラルはセレン、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、鉄です。

有害ミネラルを解毒・排出する作用がある必須ミネラルは、穀類、豆類、種実類、野菜類、果物類、藻類、肉類、魚介類などに多く含まれます。これらの栄養成分を豊富に摂ることによって、解毒・排出の能力を高めることができるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の高血圧と特に関連の深い栄養素の「カルシウム」を紹介します。

〔カルシウム〕
カルシウムもDASH食の主要な栄養素の1つです。

これまで多くの疫学研究で、カルシウム摂取量の増加に伴って血圧が低下することが示されています。

2023年のメタ・アナリシスでは、162〜2000mg/日のカルシウム補給で有意な血圧低下を示すことが報告されています。

また、別のメタ・アナリシスでもカルシウム補給による有意な血圧低下作用が示されていますが、その程度は大きくはありません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の高血圧と特に関連の深い栄養素の「カリウム」を紹介します。

〔カリウム〕
野菜、果物、低脂肪乳製品が豊富な食事パターンであるDASH食は、その血圧低下効果が証明されていますが、カリウムはその主要な栄養素の1つです。

介入試験のメタ・アナリシスでは、カリウム摂取量増加は高血圧者では有意な血圧低下効果が認められました。

コホート研究のメタ・アナリシスでは、カリウム摂取量が高いほど脳卒中のリスクが低下しましたが、冠動脈疾患のリスクには有意な関連はありませんでした。

別のメタ・アナリシスでは、カリウム摂取量が高いほど心血管イベントのリスクが有意に低下しました。

一方、近年、ナトリウム/カリウム摂取比あるいは尿ナトリウム/カリウム排泄比が循環器疾患リスクと関連することが報告されています。

我が国でも、ナトリウム/カリウム比と高血圧および循環器疾患リスクとの正の関連が報告されています。

前述の前向きコホート研究のメタ・アナリシスでは、尿中カリウム排泄量および尿ナトリウム/カリウム排泄比のそれぞれの第4四分位群の循環器疾患リスクは、各第1四分位群の0.69倍、1.62倍であることが示されました。

すなわち、カリウムは、食塩過剰摂取の血圧上昇などの作用に拮抗していると考えられています。

2012年のWHOのガイドラインでは、血圧低下および脳卒中リスク低下のためにカリウム摂取量90mmol(3510mg)/日以上が推奨されており、また、WHOガイドラインの推奨摂取量を達成した場合、ナトリウム/カリウム摂取比はほぼ1対1(単位はmmol/mmol)になり、健康への好影響をもたらすとしています。

なお、腎障害を有する人では高カリウム血症を来し得るので、カリウムの積極的摂取は避けるべきです。

「高血圧治療ガイドライン2019」では、野菜・果物の積極的摂取を推奨しています(カリウム制限が必要な腎障害患者を除く)。

近年、塩化ナトリウムの一部を塩化カリウムで置換した代替塩によるナトリウム摂取量の減少とカリウム摂取量の増加は循環器疾患の発症および総死亡を減少させることが報告されました。

また、代替塩の効果を検討したメタ・アナリシスでも、代替塩による血圧低下、循環器疾患の発症および死亡のリスク低下が示されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の高血圧と特に関連の深いエネルギーの「アルコール」を紹介します。

〔アルコール〕
アルコール摂取による血圧への影響は、短期効果と長期効果で異なります。

介入試験のメタ・アナリシスでは、低用量アルコール摂取(純アルコール14g未満)は血圧に影響を与えていません。

一方、高用量アルコール摂取(純アルコール>30g)は、6時間以内に血圧を3.5/1.9mmHg低下させたが、13時間以上経過後の血圧を3.7/2.4mmHg上昇させたとしています。

一方、多くの疫学研究では、習慣的飲酒量が多くなればなるほど、血圧値および高血圧の頻度が高く、経年的な血圧上昇も大きいことが示されています。

コホート研究のメタ・アナリシスは、収縮期血圧と飲酒量との関係はほぼ直線的であり、その関係に閾値を認めないことを示しました。
また、アルコール制限による降圧効果が報告されています。

我が国の介入試験では、飲酒習慣のある軽症高血圧患者の飲酒量をエタノール換算で平均56mL/日から26mL/日に減じると、収縮期血圧の有意な低下が認められました。

介入試験のメタ・アナリシスでもアルコール制限の降圧効果が示されており、その効果は用量依存的でした。

「高血圧治療ガイドライン2019」では、高血圧者の飲酒は、エタノールで男性20〜30mL/日以下、女性10〜20mL/日以下にすべきであるとされています。

このアルコール摂取量の目標値は、先述の我が国の介入試験の報告に近い値であり、海外のガイドラインでも同様です。

エタノールで20〜30mLはおおよそ日本酒1合、ビール中瓶1本、焼酎半合弱、ウイスキーダブル1杯、ワイン2杯弱に相当します。

少量から中等量の飲酒によって冠動脈疾患リスクが低下することが、国内外において報告されています。

しかし、循環器疾患リスクが最も低いのは飲酒習慣のない者であり、少量のアルコール量でも血圧上昇および循環器疾患リスクを高めるとの報告もあります。

さらに、飲酒量が増加するほど脳卒中、特に脳出血のリスクが上昇することも報告されています。

脳卒中の多い日本人では、高血圧予防の意味でも、飲酒をしない者には少量の飲酒を勧めるべきではありません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕