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三大◯◯を記憶して、その理由や背景を思い浮かべることは脳トレにつながります。今回は海と海岸にまつわる三大です。ただし、大きさ、強さのランキングではなく、どこが三大に選ばれたのかについてはスマホなどでネット検索をする格好のネタです。

三大砂丘は、九十九里浜・千葉県(旭市、匝瑳市、横芝光町、山武市、九十九里町、大網白里市、白子町、長生村、一宮町、いすみ市)、鳥取砂丘・鳥取県(鳥取市)、遠州大砂丘・静岡県(御前崎市、掛川市、浜松市)です。三番目には吹上浜砂丘・鹿児島県(いちき串木野市、日置市、南さつま市)をあげる向きもありますが、他にも地元贔屓(ひいき)が多くみられます。

三大松原は、三保の松原・静岡県静岡市、天橋立・京都府(宮津市)、虹の松原・佐賀県(唐津市)が有名どころですが、気比の松原・福井県(敦賀市)を三番目に入れる例もあります。

三大急潮といえば、来島海峡・愛媛県(今治市)、針尾瀬戸・長崎県(佐世保市)、黒之瀬戸・鹿児島県(長島町・阿久根市)です。瀬戸は狭い海峡を指す言葉で、三番目には地元の海峡を入れようという動きがあります。

三大急潮流は、鳴門海峡・兵庫県(南あわじ市)・徳島県(鳴門市)、来島海峡・愛媛県(今治市)、関門海峡・山口県(下関市)・福岡県(北九州市)で、急流は見た目でわかるので、この三大には異論がないところです。ただし、これも地元贔屓があって、自分のところを第一にあげたがるのは当然の気持ちです。

三大潮流は、大畠瀬戸・山口県(柳井市)、伊良湖水道・三重県(鳥羽市)、早岐瀬戸・長崎県(佐世保市)です。

潮流を地域によっては海流と言っているところもあります。潮流は月と太陽の引力による海水位の変化によって起こる海の干満が作り出しています。周期的に流れの方向が逆になるものです。これに対して常に一定方向に流れる大きな流れが海流です。一般に海流と呼ばれるところのほとんどは、実は潮流だということが多いようです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

以前に、上に姉と兄がいる女性が「なすびといじめられていた」と話していたことがあり、なんで“なすび”なのかが気になって調べたことがあります。なすびは漢字では茄子と書いて、野菜のナスのことです。タレントのなすびは茄子のように長い顔から名づけられたと聞いていますが、その女性は丸顔でした。

長女、長男に続く次女は三番目の存在で、三番目に“なすび”が並ぶ言葉といえば「一富士二鷹三茄子」があげられます。初夢に、この順番で夢の中に出てくるのが縁起がいいと言われます。富士山は末広がり、鷹は急上昇、茄子は毛がないことから怪我ない、という意味となっています。

初めに娘が誕生して、次に息子が誕生するのは「一姫二太郎」といって育てやすいということから、よい誕生順だとされています。昔は跡継ぎがほしいということで男の子の誕生が望まれていたので、本来なら「一太郎二姫」だったのかもしれませんが、半分慰めの気持ちもあって女の子が初めに生まれても、次は男の子という要望をこめて使われたようです。

今の時代には、初めは娘のほうがよいようで、女の子のほうが育てやすく、次の子どもが生まれたときにも楽に育てられるということがあるようです。また、介護社会を考えると、嫁よりも娘のほうが安心という気持ちもあるようです。

三姉妹の親に、三番目は男の子を望んだのかと聞いたときに、多くがYESと応えています。それなのに三番目が女の子だったときに、がっかりして粗末に“なすび”扱いするのではなくて、昔だったら次こそ男の子となるところでしょうが、今では4人も子どもがいる生活は大変で、むしろ三番目の娘を大事に育てているという話を聞いて、安心したことがあります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

三大河川というと川の長さが注目され、長さでは信濃川、利根川、石狩川の順となっています。川が長いということは周辺から流れ込む水の量が多くなるので、急流になるのかというと、むしろゆったりと流れるようになります。

三大急流といえば、大雨被害で注目されたので記憶に残っているかもしれませんが、最上川(山形県)、富士川(長野県、山梨県、静岡県)、球磨川(熊本県)となります。

川の長さに関係なく、高低差があるほど急流となります。急流だからといって氾濫しやすいわけではありませんが、昔から三大暴れ川と呼ばれる河川があります。長さでも国内二番の利根川は流域面積では一番で、周囲に多くの雨が降ると一気に集まって急に増水することになります。

利根川は坂東太郎と呼ばれていて、坂東(関東)で最も大きな川だということを示しています。いわば長男的な存在で、次男にあたるのは筑後川で、筑紫次郎と呼ばれています。三男は吉野川で、四国三郎と呼ばれています。

以下に脳トレのネタとして、水に関わる三大◯◯を紹介します。
三大渓谷:清津渓谷・新潟県、黒部渓谷・富山県、大杉渓谷・三重県
三大瀑布:華厳の滝・栃木県、那智の滝・和歌山県、袋田の滝・茨城県
三大神滝:那智の滝・和歌山県、華厳の滝・栃木県、布引の滝・兵庫県
三大清流:柿田川(静岡県)、長良川(岐阜県・三重県)、四万十川(高知県)
三大湖沼:十和田湖(青森県・秋田県)、富士五湖(山梨県)、琵琶湖(滋賀県)

この三大ランキングは、誰もが認めるところで、ネット検索しても出てきます。これを脳トレにつなげるには、単にランキングを記憶するのではなくて、なぜ三本の指に入ったのかの理由も合わせて覚えるようにすることです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「昔々あるところに」というのは昔話の初めの言葉ですが、今は「ありとあらゆるところに」と言わなければならないほど高齢者だらけの世の中になりました。65歳以上の高齢者は3622万人で、高齢化率は30.1%にもなっています。

以前は高齢化社会と言われましたが、高齢化社会は高齢化率が7%を超えた場合で、日本は1970年に高齢化社会に突入しています。14%以上が高齢社会で、これには1994年に突入しました。

そして、2007年に高齢化率が21%を超えて、超高齢社会に突入しました。これ以降は、どれだけ高齢化率が高まっても超高齢社会で変わりはありません。

その超高齢社会の状況が大きく変わったのは2018年のことで、それまでは前期高齢者(65〜74歳)の数が後期高齢者(75歳以上)の数を上回っていたのですが、この年の3月に後期高齢者の数が初めて前期高齢者の数を超えました。それ以降は後期高齢者の数は増える一方となっています。

認知機能は年齢を重ねるほど低下していく傾向があり、超高齢社会、それも後期高齢者の急増は認知症を急増させることになります。推計では、2025年には認知症患者は700万人に達して、5人に1人の割合になるとみられています。認知症の予備群とされる軽度認知障害も同数いると考えられていて、2.5人に1人が認知症か軽度認知障害という恐ろしい状況になってしまいます。

今回のテーマの認知機能と発達障害についてですが、発達障害は生まれつきの脳の発達がズレている特性で、発達障害の割合は10人に1人とされています。自閉症スペクトラム障害、注意欠如・多動性障害、学習障害が三大障害とされていますが、子どもだけの特性ではなく、一生涯続くものです。

子どものときには感情が抑えられなかったのが大人になると発達障害が見えにくくなることから、気づかれないことがあります。ところが、高齢者になると全身の機能の低下や自律神経のバランスの崩れとともに感情を抑えられなくなり、再び発達障害が目立つようになります。

高齢者となって認知機能が低下して、これに発達障害が重なると、2.5人に1人の割合どころか、もっと危機的な割合にもなりかねません。これまでの脳トレをしていれば、なんとかなるというような状況ではなくなり、これまでの社会システムを考え直さないといけない状況にもなりかねないのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

富士山が日本一とされるのは、裾野が広い美しさもあるのですが、高さが3776mと日本一であるからです。これに次ぐのは南アルプスの北岳が3193m、北アルプルの奥穂高岳が3190mです。

一番目は超有名でも二番目は案外と知られていないということですが、子どもや孫と話をしていて、富士山は日本一だと話したら、「じゃあ、二番目は」と聞かれ、それに答えられないと「ボーっと生きてんじゃねーよ」とチコちゃん張りに叱られてしまうかもしれません。

川の全長では信濃川(長野県・新潟県)が367kmで一番、二番は利根川(群馬県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都)が322km、三番は石狩川(北海道)が268kmとなっています。

ところが、利根川が日本一と主張する向きもあります。降水が集まる範囲の面積の流域面積を持ち出しているのですが、流域面積のランキングでは利根川(1万6840㎢)、石狩川(1万4330㎢)、信濃川(1万1990㎢)の順となります。

都道府県のうち日本一広いのは北海道で、次いで岩手県、福島県の順となっています。これは脳トレに限らずクイズの定番ですが、では狭いところというと未だに一番は大阪府と答える人がいます。一時期は大阪府が一番狭かったのですが、今では埋め立てのおかげで二番となっています。一番は香川県です。三番は東京都で、大阪府も東京都も狭いところに人口が密集しているということです。

人口のランキングでは、上位は東京都、神奈川県、大阪府の順になっています。これに次ぐのは愛知県、埼玉県、千葉県で、関東の一都三県で全人口の30%ほどを占めています。では、人口が少ないところはというと、鳥取県、島根県、高知県の順で、日本一狭い香川県の人口は下から九番目となっています。香川県は狭いところに案外と密集しているということが言えそうです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

日本三大◯◯というのを日本人は大好きで、山の高さや川の長さのように数字で表されるものは、その事実を認めるしかないのですが、中にはイレギュラー版もあります。それが「日本三大がっかり名所」で、一番は札幌時計台、二番の高知のはりまや橋までは多くが認めるところですが、三番目となると諸説があります。

その諸説の中でも上位に登場するのが長崎のオランダ坂です。沖縄の守礼門、名古屋テレビ塔、京都タワー、大阪の仁徳天皇陵が有名どころですが、なぜか自分のところを三番目に入れたがる傾向があります。

自分のところで入れるとしたら、どこになるのかを一生懸命に考えても仕方がないという考え方があるものの、脳トレは正解を出すことよりも、それに向かって頭を使うことによって普段は使われていない脳の部分を使うことで効果があるということです。

がっかり名所よりも、本当の名所を考え出すほうが、より脳トレ効果はあるようなので、以下は山に関する「三」をあげていきます。三番目に地元の自然を加えようと脳をフル回転させるための参考になればと思います。

高さについては以前に紹介した富士山、南アルプスの北岳、北アルプルの奥穂高岳が三大名山ということになりますが、「三名山」という言葉があって、これは富士山、立山、白山があげられています。

どこにあるのかについて、富士山は誰もが知っているところですが、立山と白山についてよくわからないという向きは、調べてみるのも脳トレになります。

全国に彦山は数多くありますが、彦がつく有名な三彦山は弥彦山(やひこやま)新潟県(弥彦村・長岡市)、英彦山(ひこさん)福岡県(添田町・中津市)、雪彦山(せっぴこさん)兵庫県(姫路市)です。

山関連で以下の三大◯◯を紹介します。

「三大急登」ブナ立尾根・北アルプス・烏帽子岳、黒戸尾根・南アルプス・甲斐駒ケ岳、西黒尾根・上越・谷川岳。
「三大雪渓」白馬大雪渓、針ノ木大雪渓、剱沢大雪渓。
「三大キレット」大キレット(槍ヶ岳~穂高岳)、八峰キレット(五竜岳~鹿島槍ヶ岳)、不帰キレット(白馬岳~唐松岳)。
「三大峠」針ノ木峠・北アルプス越え、三伏峠・南アルプス越え、雁坂峠・奥秩父主流越え。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

脳トレのテキストは、書籍でも雑誌でも数多く提供されています。テスト形式の記憶系のものや塗り絵などの創造系など、さまざまなタイプが提供されていますが、売りたい気持ちが強すぎるのか、「これさえやれば大丈夫」といった飾り表現がされています。

実際に、テキストとして出されている脳トレ問題をやってみて、どれくらいの効果があったのか、ということは語られていません。脳トレを必要とする人は、「現在の認知機能を維持したい」という人から、「記憶に自信がなくなってきたから今のうちに何とかしたい」という人、「認知機能検査を受けたら軽度認知障害と診断されたから止めたい」という人まで、さまざまです。

軽度認知障害は認知症の予備群と呼ばれる状態ですが、軽度認知障害は5年以内に50%ほどが認知症に移行しています。しかし、30%ほどは軽度認知障害のままで経緯して、20%ほどは正常な状態に戻ることができるとされています。

この20%に期待して、もしくは年齢を重ねても軽度認知障害のままで過ごせるなら良しとして、認知機能の維持・向上に取り組んでいこうと考えて、脳トレに取り組む人が多いのです。

脳トレの内容が、若い健常者なのか、高齢の健常者なのか、高齢といっても何歳なのか、軽度認知障害の人なのか、それとも認知症になった人なのか、そこのところがわからないと、脳トレの効果のほどを知ることができず、やってみて、どれくらいの結果になるのかも見えてみません。

それでも何もしないよりはいい、とにかく健脳のために頼ってやり続けようというのでは、「ひょっとして気のせいかもしれない健康食品」を摂り続けている人と同じことになってしまいます。健康食品の中でも効果がありそうなものは“機能性食品”とも呼ばれています。

機能性(きのうせい)から「うの字」を抜いたら「きのせい」になり、これが“気のせい食品”と揶揄されることにもなっています。脳トレに頼りっきりになっている人は、“気のせい食品”のことを笑うことはできないはずです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

今にしてみれば大昔の話になりそうですが、印刷するには金属製のハンコを一つずつ選んで、これを並べることで、まさに一文字ずつ拾って埋め込むという方法が使われていました。そんな時代の出版物の文字校正は、文字の特性を知っておくことが重要で、どれくらい文字の違いを知っているかが編集者や校正者の能力の一つの基準ともなっていました。

どれくらい前の話かというと、ワードプロセッサー(ワープロ)が登場したのが1978年で、そのときから印刷の現場でも文字拾いから打ち込みに変わりました。それによって校正に求められる能力も変わりました。

職工さんが原稿を見て、一文字ずつ文字を選んでいたときには同じような漢字の間違いが多くありました。「読」と「語」のようなものですが、漢字の造りを知っておかないと読み飛ばしてしまうので、校正をするときには文章として読むのと同時に、一文字ずつ読んでいくことも求められていました。

それがワープロの時代になると、打ち込まれた原稿が、そのまま変換されるので以前のような細かな注意は必要なくなりました。ここで脳の使い方が変わり、原稿と印刷されたものを1センテンスずつ見比べる必要がなくなりました。

校正で気を入れてチェックしなければならないのは、まずは変換ミスです。一番ひどいのは実際に新聞に掲載されてしまった「御食事券」でしょう。これは「おしょくじけん」と打ち込んで変換したわけですが、実際に変換されてほしかったのは「汚職事件」です。汚職の見返りとして御食事券をもらったのか、と突っ込まれそうな変換ミスでした。

文字変換は一般的なものが初めに出てくるものですが、文字変換ソフトは多く変換される言葉が先に出るようになっていきます。新刊について多く書いている人が、「新幹線」と打ち込んだのに、新刊を選ぶという意味の「新刊選」が先に出てきたということもあります。

「書く仕事」が「隠し事」になったというユーモア小説の作家先生にメールで「ミステリー小説か」と送ったつもりが、「ミステリー小説家」と決めつけるのかと叱られたという編集者の飲み会談話もあります。

銭湯、戦闘、先頭、尖塔……と思ったとおりに変換されたのを確認しないと、意味がまったく違うことにもなるので、変換するときには脳をうまく回転させなければなりません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

テレビのニュース番組で、新しい公園のオープンを伝えていて、そのときに「こけら落とし」という言葉を使っていました。これには違和感を感じるというよりも、誤った使い方で、アナウンサーの教育の中で習わなかったのだろうかと思うことがあります。

「こけら」は漢字では杮と書きます。この漢字を「柿」(かき)と読んでしまったら、もしも「杮落とし」と書かれていたら「かきおとし」と読んで、木になっている柿の実を落とすことと思ってしまうかもしれません。

このことを文字として残したいと考えたときに、一つ心配事がありました。それは漢字のフォントです。別の漢字なのにパソコンの書体データによって同じ漢字で描かれてしまい、肝心な違いがわからなくなることです。

この文章を打ち込むために使っているパソコンのソフトでは「杮」(こけら)も「柿」(かき)も同じ形で出てきてしまいます。柿(かき)のほうが親しみがある漢字なので先に紹介すると右上は点になっているので右側は五画ですが、杮(こけら)は縦棒がつながっている四画です。

本来なら、こう違うと表現したかったのですが、JIS規格(日本産業規格)では包摂されています。包摂というのは大きな範囲にまとめることで、要は同じ文字でも構わないということになっています。ということで、このコラムは非常に書きにくくて、これまでは触れないできていました。

杮(こけら)は木を削ったときに出る細片のことで、建物を建てたときに杮(こけら)を落として完成させます。だから、完成してスタートすることを「杮落とし」というのです。建物に使う言葉であって、建物以外で新たにスタート、オープンするものに「杮落とし」という言葉を使うのは間違いだということになります。

このようなことを考え、しっかりと使い分けることを習慣化することも認知機能を高める重要な脳トレになるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

歩くことによって身体の健康度が高まり、医療費が抑えられることと、認知機能が高まることは多くの研究機関で確認されています。

普通に歩くだけでは筋肉が増えるまでの身体負荷はないものの、高齢者の場合には早歩きをするだけで最大酸素摂取量の70%に達しやすく、その状態を続けることで年齢を重ねるにつれて低下する筋力を保持することができるというので、これに取り組む自治体も増えつつあります。

歩くのは健康づくりの中でも最も簡単で費用もかからず、さらに効果があるので、できるだけ多くの人に実践してほしいところですが、コロナ禍の中にあっては集団で歩くこともできなくなり、個別に歩くにしても周囲に人がいるところではマスク着用が求められる状態でした。息苦しさを感じる状態で歩いても、運動効果が得られるほどの強度にはできにくいので、額面通りの歩く効果は得にくくなっています。

歩くことで認知機能が高まるのは、血流がよくなって脳に送り込まれる酸素が増えることが理由としてよくあげられています。

脳細胞の唯一のエネルギー源はブドウ糖で、脳細胞に取り込まれたブドウ糖は細胞内のミトコンドリアの中で酸素を用いてエネルギー物質のATP(アデノシン三リン酸)が作られます。細胞の中で作り出されたエネルギーは、その細胞の中でしか使われないので、酸素を多く送り込むことで脳を働かせるエネルギーを多く作り出すことができるわけです。

歩くことは周囲の環境や気候の変化などを身体全体で感じて、脳を充分に働かせることができます。一緒に歩く人との会話も大事で、早歩きであっても会話が可能な時速7kmほどの速度がすすめられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕