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最大酸素摂取量の60%の強度の運動をすることで、運動後の脂肪代謝を高めることができるEPOC(excess post-exercise oxygen consumption)効果は有酸素運動だけでなく、無酸素運動による効果についても研究が進められています。

有酸素運動と無酸素運動の、どちらに効果があるのかという研究で、脂肪代謝の割合、効果の継続時間が確かめられています。

有酸素運動では30〜60分の運動を、週に3〜5回実施することで、半日ほどもEPOC効果があり、個人差はあるものの消費エネルギー量は50〜120kcalという有効性が確認されているので、有酸素運動を基本として、これに無酸素運動を加えればよいのではないか、その効果を確認すればよいのではないか、という考え方をしています。

有酸素運動と無酸素運動を繰り返す方法としてはサーキットトレーニングがありますが、歩くだけでも速歩は無酸素領域の運動となります。これは、なんとか会話ができる速度でのウォーキングとなります。

ウォーキングだけでなく、私たちは季節にも気候にも時間帯にも左右されにくいバランスボールを用いたバウンド運動による有酸素運動もすすめています。

バウンドを早く行うことによって、酸素不足の状態になり、これを補うために心拍数が高まって、多くの酸素が全身に運ばれます。

筋肉にも送られ、特に大きく動かした筋肉に多くの酸素が運ばれていきます。この酸素を使って、有酸素運動によってミトコンドリア内のTCA回路の脂肪代謝を高めていくということです。

このインターバル式の有酸素運動は、短時間でも効果が得られるので、1日に1回、30分でもよいので続けるようにしたいものです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「ガトーショコラの日」1998年9月21日にガトーショコラ専門店からガトーショコラが販売されたことを記念して制定。

毎月21日:「木挽BLUEの日」(雲海酒造)、「漬物の日」(全日本漬物協同組合連合会)

松下幸之助さんをパナソニックグループの創業者と説明する文章を見ると、松下電器産業の創業者として会い、インタビューさせてもらい、その言葉を書籍の原稿として書いてきた身としては、すっきりと受け入れられない感覚がありました。

その感覚が変わってきたのは、パナソニックグループのホームページの経営基本方針の「人をつくり人を活かす」の最後に、松下さんの言葉が、そのまま掲載されているのを見てからです。

「事業は人なり」:どんな経営でも適切な人を得てはじめて発展していくものである。いかに立派な歴史、伝統を持つ企業でも、その伝統を正しく受けついでいく人を得なければ、だんだんに衰微していってしまう。経営の組織とか手法とかももちろん大切であるが、それを活かすのはやはり人である。〈中略〉だから、事業経営においては、まず何よりも人を求め、人を育てていかなければならないのである。

金言や名言というのは、真意が徐々に薄れていって、本来の意味合いが伝わらなくなることがあります。それどころか誤った理解をされて、間違った使われ方がすることが、かなりあります。

松下幸之助さんの金言の「任せて任さず」を、勘違いしてのことか、部下に任せたプロジェクトに対して過剰に干渉する上司がいます。

任せるからには、その準備を万全にして、途中経過を把握して、必要とあれば的確なタイミングでアドバイスをしていくという金言の意味がわかっていないと、準備もないのでうまく進まない、これからというときにチャンスを潰すことにもなりかねません。

任されたからには干渉されることを極端に嫌い、報告、連絡、相談(ほうれんそう)をしなくなる部下がいます。今どきの(という表現が合っているのか疑問もあるのですが)若者には共通した感覚で、そんなことにならないように心に刻んでおきたいのが「任せて任さず」という金言です。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

1995年から2年後の1997年は「BOOCSダイエット」(運動、食事、メンタルの各分野で脳疲労を解消させるダイエット法で、九州大学名誉教授の藤野武彦医学博士によって開発された)、「白雪姫ダイエット」が注目されました。

「白雪姫ダイエット」は、『スリムになるってステキなことね−天地真理の白雪姫ダイエット』(天地真理著)で注目された低エネルギーダイエットですが、この書籍の科学的データは私が提供しました。

また、1997年には、ビタミンが食品として販売することが許可されるという画期的なことがあった年です。それまではビタミンは医薬品としてしか販売するしかできなかったのですが、厚生省(現:厚生労働省)の規制緩和によってビタミン13種類が食品として販売許可されました。

1998年には、厚生省によって、ハーブが食品として販売許可されました。

そして、1999年にはミネラルが食品として販売許可されました。当時の厚生省によって認められたのは12種類のミネラルでした。

今にしてみれば、当たり前に市販されているビタミン、ミネラル、ハーブが医薬品であったということを知って驚かれることがあるのですが、食品成分とするには食品業界、栄養業界の果敢なチャレンジがありました。

このような動きは、2001年に厚生省と労働省が合併して厚生労働省が発足することが明らかになってから大きく進みましたが、そのときに始まったのは今ではダイエットサプリメントとして広く知られることになったL−カルニチンの規制緩和で、当時はL−カルニチンは食品成分で作られた医薬品でした。

それが食品の成分として認められ、サプリメントに使うことが許可されたのは2002年のことです。このL−カルニチン研究の第一人者の王堂 哲(工学博士)は、日本メディカルダイエット支援機構の副理事長です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

九分九厘という数字を出されると、ほぼ完全というような印象があるかもしれませんが、イメージ通りなのか、ということを書いていきます。

%(パーセント)は百分率で、1%は100分の1となり、これは世界共通の割合です。

ところが、割合を示す言葉として、日本では割(わり)が使われ、これは10分の1の歩合となっています。割の10分の1は分(ぶ)で、分の10分の1は厘(りん)です。

このことがわかると、次に戸惑ってしまうことがあるのは「九分九厘」という言葉の感覚です。

ほぼ確実、ほとんど完全という意味で使われていますが、百分率でいうと9.9%ということになります。

野球の打率を表すときには3割2分5厘というように割の下の分、厘となっているので、これに従うなら九分九厘は9.9%です。わずか9.9%の確率なのに、ほぼ確実ということは言えないわけです。

同じ文字で読み方が違う異音意義の存在が、日本語をややこしくさせて、これが学習の妨げになることもあり、学習障害の識字障害に拍車をかける要因にもなります。

九分九厘の正しい意味は「九割九分」です。これは日本で伝統的に使われてきた尺貫法と関係しています。

尺(しゃく)の下の単位は寸(すん)ですが、その下の単位として分、厘が設けられていて、さらに下には毛(もう)があります。野球の打率でも詳細単位として毛が登場します。

1寸が基本(100%)となり、その10分の1が分、さらに10分の1が厘であったので、この表現法では九分九厘は99%ということになります。99%の確率であれば、ほぼ確実という意味で使われるのも理解ができるところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

野菜の種子は、その野菜から採取することができるというのは長らく続いてきた伝統性な製法であって、それが今も続いていると思われがちです。しかし、日本で栽培されている野菜の種子の多くは海外で採取されたものが輸入されているのが実態です。

現在では野菜の種子の90%は輸入されていて、国内産は10%ほどでしかありません。

このようなことを書くのは、若いときに種苗業界の業界紙の取材をさせてもらった経験があるからで、それは桃太郎トマトが登場した時期でした。

それまではトマトというと、半分が赤くて半分が青いものが店頭で多く売られていました。

半分が青いという表現は今の若い人には違和感があるかもしれないのですが、これは緑色のことです。野菜を販売する八百屋は“青物屋”と言われますが、緑色のものを青色と表現するのは日本独特の感性です。

そのような半分が赤くて半分が緑色のトマトは見られなくなって、それと同じ状態であっても全体がピンク色というトマトがタキイ種苗によって開発されたのは1985年のことでした。

その時期は新品種の野菜が相次いで登場した時期で、ほうれん草がサラダで食べられるようになり、アク抜きがいらないというような画期的なことが業界で次々と起こりました。

多くの野菜が食べやすい、形がよい、色がよい、育てやすい、収量が多い、種が少ない(もしくは種がない)、流通で傷みにくいという売りやすく、食べやすい野菜となったのですが、これはF1種(一代雑種)というタイプの特徴といえます。

F1種は異なる品種を交配して新たな品種を作り出す品種改良法で、狙いどおりの品種を作り出すことはできても、自家採種ができないというデメリットがあります。

野菜は種子を残して、これを使って栽培を拡大させるという方法があるわけですが、その自家採種はF1種では望むことができません。
ということは、毎年、種を買わないと野菜が育てられないという種苗業界にとっては“素晴らしい発明”ということができるわけです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

9月21日
「ガトーショコラの日」1998年9月21日にガトーショコラ専門店からガトーショコラが販売されたことを記念して制定。
毎月21日:「木挽BLUEの日」(雲海酒造)、「漬物の日」(全日本漬物協同組合連合会)

9月22日
「フィットネスの日」日本フィットネス協会が、設立日にちなんで制定。
毎月22日:「カニカマの日」(スギヨ)、「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)、「夫婦の日」(毎日新聞、味の素など)、「ラブラブサンドの日」(日糧製パン)

9月23日
「網膜の日」日本網膜色素変性症協会が、網膜色素変性症の普及のために、昼と夜の長さが同じになる秋分の日にちなんで制定。
「長野県ぶどうの日」全国農業協同組合連合会長野県本部(JA全農長野)が、9月下旬が長野県産のぶどうの出荷ピーク時期で、房=ふさ(23)の語呂合わせで制定。
「おいしい小麦粉の日」富澤商店が、小麦を使用するパンが日本に伝来した1543年9月23日の鉄砲伝来の時だとの説から制定。
毎月23日:「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)

9月24日
「海藻サラダの日」カネリョウ海藻(熊本県宇土市)が、海藻サラダを初めて作った会長の誕生日(1930年9月24日)に合わせて制定。
毎月24日:「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京削節類卸協同組合)

9月25日
「主婦休みの日」サンケイリビング新聞社が、1月25日、5月25日、9月25日を主婦が忙しい日の後の日ということで制定。
毎月25日:「プリンの日」(オハヨー乳業)、「歯茎の日」(佐藤製薬)、「いたわり肌の日」(ライオン)

9月26日
「大腸を考える日」森永乳業が、9が大腸の形に似ていて、腸内フロ(26)ーラの語呂合わせで制定。
「くつろぎの日」コメダ(愛知県名古屋市)が、コメダ珈琲店創業50周年を迎えた2018年に、く(9)つ(2)ろ(6)ぎの語呂合わせで制定。
毎月26日:「風呂の日」(東京ガス)、「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)

9月27日
「お菓子のみやきん駒饅頭誕生日」お菓子のみやきん(青森県七戸町)が、献上銘菓・駒饅頭を1908年9月27日に皇太子(大正天皇)が牧場を訪問したときに酒饅頭を駒饅頭と命名したことを記念して制定。
毎月27日:「ツナの日」

9月28日
「くつやの日」サロンドグレー(大阪府大阪市)が、く(9)つ(2)や(8)の語呂合わせで制定。
「まけんグミの日」杉本屋製菓(愛知県豊橋市)が、グー・チョキ・パーの形のまけんグミの普及でグー(9)チョキ(2)パー(8)の語呂合わせで制定。
毎月28日:「にわとりの日」(日本養鶏協会)、「ニワトリの日」(都道府県食肉消費者対策協議会)

9月29日
「とっとり0929(和牛肉)の日」鳥取県牛肉販売協議会が、わ(0)ぎゅう(9)に(2)く(9)の語呂合わせで制定。
「招き猫の日」日本招猫倶楽部が、来る(9)福(29)の語呂合わせで制定。
「かぜ備えの日」全薬工業が、かぜ(風邪)は急に訪れることから急(9)に(2)来る(9)の語呂合わせで制定。
毎月29日:「ふくの日」(日本アクセス)、「クレープの日」(モンテール)、「Piknikの日」(森永乳業)、「肉の日」(都道府県食肉消費者対策協議会)

9月30日
「クミンを使ったスパイスだけでカレーを作る日」(略して「クミンの日」)ハウス食品が、ク(9)ミン(30)の語呂合わせから制定。
「宅配ピザの日」ドミノ・ピザジャパンが、初めて宅配ピザを行った1985年9月30日にちなんで制定。
「和栗の日」日本和栗協会が、和栗の収穫の最盛期が9月下旬で、栗(9)を通して育てる人・菓子を作る人・味わう人の三者(3)がつながり、その輪(0)を広げていきたいとの思いから制定。
毎月30日:「EPAの日」(日本水産)、「サワーの日」(宝酒造)、「みその日」(全国味噌工業協同組合連合会)

「子どもの成長啓発デー」子どもの成長啓発デー実行委員会が、国際組織の設立された2013年9月20日にちなんで制定。

「明治エッセルスーパーカップの日」明治が、発売日の1994年9月20日にちなんで制定。

毎月20日:「ワインの日」(日本ソムリエ協会)、「信州ワインブレッドの日」(信州ワインブレッド研究会)、「シチューライスの日」(ハウス食品)、「発芽野菜の日」(村上農園)

“経営の神様”と呼ばれた松下幸之助さんの金言の「任せて任さず」の話をするときに、話を聞いている人が、どこまで松下さんのことを知っているかで伝え方を工夫しなければならないことがあります。

会社名が松下電器産業であった時期には、同じ松下なので松下電器産業の創業者であり、松下政経塾を設立した伝説的な人物であることは伝わりました。

松下電器産業が現在のパナソニックに商号変更をしたのは2008年のことで、物心がついたとき(意識したとき)にはパナソニックであった人にとっては伝わりにくいところがあります。

私がPHP研究所で書籍のゴーストライターを務めていたのは1995年までだったので、“松下電器時代”そのものの中でのことでした。

会社の正式名称は松下電器産業でしたが、一般には「松下電器」と呼ばれていました。松下さんにインタビューしたときも、ご本人は「松下電器」と話していました。

お題の「任せて任さず」の原点は、「松下電器産業は何を作る会社か」と質問されたときに答えた言葉にあります。それは「松下電器は人をつくるところです。併せて電気製品も作っています」で、これは松下さんを語る上では避けては通れない言葉です。

この言葉は経営者が言っているだけでなく、従業員が営業先でも必ず言うことが徹底されていました。

松下電器産業は3人で始めた松下電気器具製作所から、世界企業にまで成長することができたのは、人の成長を大切にして事業をしてきたことが重要なポイントであり、経営理念の根幹にもなっています。

創業の3人は松下さんと奥さん、奥さんの弟(井植歳男さん)ですが、井植さんは松下電器産業で専務取締役であり、三洋電機の創業者でもあります。

「人をつくる会社」という発想は、今も受け継がれて、パナソニックグループの「人をつくり人を活かす」という経営基本理念(人的資本経営)となっています。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

岡山に移住してから8年半が近づいていますが、今でも私たちの強みのバックボーンである専門家と今も人脈がつながっているのは健康情報メールを続けてきたおかげです。

健康情報メールは、2010年4月から毎週1回、広く健康に関わる霞が関(主には厚生労働省と関連機関)の最新情報、研究機関や大学の発表資料などを収集分析して、クリックして本編資料を見てもらえるようにしたもので、810回(2025年9月19日現在)になっています。

健康情報メールは、もともとは私立大学の医学部の大学教授と話をしているときに、だんだんと話が噛み合わなくなってきて、元になっている資料を確認したところ、教授の資料は1つ前のバージョンでした。

最新情報は常に検索はしていたので、これを役立ててもらえればと初めは発見するたびに送っていたのですが、他にも情報を求める専門家が増えてきて、それで定期的に送るようになったのが健康情報メールの始まりです。

送り先は、医師、医学関係者、研究者、団体役員、福祉関係者、メディア関係者、霞が関人脈など、そして私の個人的な交際範囲です。東京人脈では300人以上、岡山でも100人を超えました。

健康情報メールは1回につき35〜40本の情報にしていて、目標としては888号を掲げています。順調に進めば、まだ先ですが、2027年の7月末には達成できそうです。

日本メディカルダイエット支援機構のホームページの最新情報のコーナーは、現在のところ8687本ですが、その目標は8888本で、毎日5本ほどアップしているので2025年10月末には達成できる予定です。

ホームページに掲載する原稿が多すぎて、新規活動の時間が取られることもあるので、減らすようなことはあっても2026年7月19日までは続けるつもりです。

これは私に「決断とは断つことを決めること」と教えてくれた岡山の恩人から言われた「決断してから1000日で人生が変わる」ということを確かめるために実践したいという思いがあるからです。その1000日が2026年7月19日です。

実際にいただいた文は以下のとおりです。

「100日続けると習慣が変わる。1000日で人格が変わる。人格が変われば出会いが変わる。出会いが変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わる」

古希を迎えた身には、今さら変わって、どうするという声もあるものの、変わった姿(良き人生)を見てもらいたいという気持ちが強くあって続けています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕