投稿者「JMDS」のアーカイブ

キノコが免疫向上に効果があるということは知られていますが、その効果のメカニズムはあまり知られていません。

メカニズムがわからなくても、効きさえすればよい(問題ない)という考えもあるのでしょうが、知っておくことで無駄なことをしないで済む、実際の効果を実感することができるということで、キノコの有効成分について触れておきます。

キノコ類には多糖類が豊富に含まれています。多糖類というのはブドウ糖などの単糖類が長く(ネックレスのように)つながったものです。多糖類なら何でもよいということではなくて、外敵と戦う免疫細胞の栄養源となるものを摂取することで、免疫細胞の働きを高めていくことができます。

これまで紹介してきた槐耳(カイジ菌糸体エキス)も、アガリクスやマイタケなどのキノコ類も免疫細胞を活性化させるのですが、中でもマクロファージという有害物質などを大量に取り込んで処理をする大型の免疫細胞の活性化の効果が認められています。

ここでアガリクスとマイタケについて、私たちのオリジナル講習テキスト(サプリメントスペシャリスト認定講習)の中から紹介します。

〔アガリクス〕
ブラジル原産のハラタケ属ハラタケ科のキノコで、学名はアガリクス・プラゼイ・ムリル、日本名はカワリハラタケです。日本で栽培されているものは姫マツタケとも呼ばれています。免疫細胞のマクロファージの働きを活性化させるβ‐D‐グルカンなどの多糖類が豊富に含まれます。免疫賦活作用、血圧調整、自律神経調整、アレルギー疾患の改善のほか、インスリンの効能を高めるなどの研究成果もあります。

〔マイタケ〕
サルノコシカケ科のキノコで、クリやナラ、シイなどの広葉樹の根株に発生します。多糖類のβ‐グルカンは免疫細胞を活性化させて免疫を強化し、特有成分のX‐フラクションには肝臓でコレステロールを合成する酵素の働きがあることからLDLコレステロール値降下のほか、血糖降下、中性脂肪降下、血圧調整などの作用があります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

3月が近づくにつれて、あちこちで耳にする「今日は楽しいひな祭り」の歌詞。この日本の童謡の代表的な曲名を『楽しいひな祭り』だと思い込んでいる人は多くて、そのように言っている人も少なくありません。

これはタイトルの「言い違い」ではなくて“思い違い”のところがあるので、あえて番外で書いてみましたが、この思い違いの第一は曲名が『うれしいひなまつり』だということです。

「きょうは たのしい ひなまつり」は1番の最後の歌詞で、4番の最後に「なにより うれしい ひなまつり」が出てきます。これが曲名となったわけです。

思い違いは曲名だけではなくて、歌詞には絶対的な違和感があります。しかし、これも歌い続けられているうちに、当たり前のことと思われるようになっていますが、それは2番の歌詞の初めの「おだいりさまと おひなさま」です。

漢字で書けば、「お内裏様とお雛様」となります。正式には男雛(おびな)と女雛(めびな)で、この二体を合わせて「内裏雛」と呼ばれます。「お内裏様」は正しくは、男雛と女雛のセットを指しています。

また、「お雛様」は、雛人形のことで、小さな単位では男雛と女雛、もしくは5段飾りや7段飾りの人形のセットを指しています。

このようなことになったことについて、『うれしいひなまつり』の作詞者のサトウハチローの息子さん(サトウハチロー記念館の館長)のインタビューをテレビ番組で見たことがあります。

それによると、間違えたことを本人は後に知って、「一番嫌いな作品」「できることなら捨ててしまいたい」と言っていたとのこと。

もう一つの思い違いは、3番の最後の「あかい おかおの うだいじん」です。向かって右にある人形の顔は赤くなっていますが、こちらは左大臣です。右大臣は左の人形です。

この左右の違いは、クイズ番組の3月の定番になっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

ドラマの台本原稿を直す作業がスポンサーの依頼を受けた広告代理店から回ってきたことがあり、その時に修正した部分が、元の通りに放送されたことがありました。

事実と異なることなら間違っていることを指摘するところですが、一般的な認識だったら仕方がないと見逃すことにした部分があります。それは4つの言葉で、今でも記憶に残っています。

その一つが「事前予約」で、予約というのは「前もって約束すること」です。予約は事前にするのが当たり前のことで、「事前予約」という言葉は意味が重なっています。

それは正しいことではあっても、ドラマでは普通に使われている言葉で、あまり違和感は抱かれていないようです。

予約をする前に、予約ができる状態なのかを確認することはあっても、これは予約とは言いません。ところが、予約をする前に、本人以外(他の人)の了解を取らなければならないこともあります。

それは霞が関の裏ルールとも言われている「事前予約」で、お偉い方に会おうとしたら、その下でスケジュールを把握している管理職の方に会うために予約を取らなければならないということで、確かに「事前予約」は存在しています。

この他に修正したのに、そのまま放送されたのは「後で後悔」、「はっきり明言」、「まだ未定」です。これも、よく耳にする言葉でしょうが、正確に言えば意味が重なっていて、公式のルートでは使わないことばかりです。

そんなことを経験してから、“指摘するだけ無駄”ということで、「後で後悔」することがないようにドラマの台本に手を入れることは引き受けないと「はっきり明言」しました。

それに対して、「まだ未定」なら考え直してもらいたい。と言われたことも記憶に残っています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

サプリメントや健康食品のコマーシャルは、テレビ番組やインターネットのように映像を見ることができるものでも、雑誌の記事などの文字で見るものでも、医薬品的な効能効果を一般に知らせることできません。

これは医薬品と勘違いされるようなことを禁じている法律があるからですが、テレビ局のコマーシャル枠で、医薬品の有効性を示すような映像が流されることがあります。健康機能がある(とされる)商品の宣伝で、有効性を見せてもよいのかと思われる映像が存在しているのは、ちゃんと区分けがされているからです。

その区分けの例としてあげられるのは、乳酸菌の機能を伝えるテレビのコマーシャルです。

画像では、悪玉菌の中に善玉菌の乳酸菌を入れることで、乳酸菌が悪玉菌を駆逐していくようなシーンが映し出されています。その乳酸菌の名称が表示されていますが、あくまで乳酸菌の名称であって、その乳酸菌が使われている機能性表示食品の名称が、どこにも出されていません。

このようなコマーシャルが放送されている一方で、その乳酸菌が使われた機能性表示食品のコマーシャルが別に(放映時間をかなり離して)放映されています。こちらでは機能性表示食品で許されている範囲のことしか伝えていません。

前者のコマーシャルは、会社の研究成果を伝えるための画像で、後者は会社が販売する商品の宣伝そのものです。

その違うコマーシャルを、消費者が勝手に結びつけて、研究成果の画像で見たことが、乳酸菌を摂ることで身体の中で起こっていると思い込んでいるだけ、ということです。

このようなことができるのも、資金的に余裕がある会社だからこそできることで、勝ち組が、さらに勝ち組になる仕組みと批判されても、仕方がないという状況なのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルのモリブデンの過剰摂取回避の「摂取状況」を紹介します。

〔摂取状況〕
モリブデンは穀類や豆類に多く含まれることから、穀類や豆類の摂取が多い日本人のモリブデン摂取量は欧米人よりも多く、平均的には225μg/日、大豆製品を豊富に含有する献立の場合には容易に300μg/日を超えると報告されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルのモリブデンの欠乏回避の「目安量の策定方法」を紹介します。

〔目安量の策定方法〕
*乳児(目安量)
日本人の母乳中モリブデン濃度については、0.8〜34.7μg/L(中央値2.9μg/L)という報告と、0.1未満〜25.9μg/L(中央値3.18μg/L)という報告があります。

両報告の中央値を平均した3.0μg/Lを日本人の母乳中モリブデン濃度の代表値として、基準哺乳量(0.78L/日)を乗じて得られる2.34μg /日を丸めた2.5μg /日を0〜5か月児の目安量としました。

6〜11か月児に関して、0〜5か月児の目安量(2.34μg /日)を体重比の0.75乗を用いて外挿して、男女の値を平均すると2.99μg /日となります。

6〜11か月児の目安量は、この値を丸めた3.0μg/日としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルのモリブデンの欠乏回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」の続きを紹介します。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*妊婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
妊娠中の付加量を推定し得るデータはないため、妊婦への付加量の設定は見合わせました。

*授乳婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
日本人の母乳中モリブデン濃度(3.0μg/L)、0〜5か月児の基準哺乳量(0.78L/日)、日本人女性の食事中モリブデンの吸収率(93%)を用いて算定される2.52μg/日(3.0×0.78÷0.93)を丸めた2.5μg/日を授乳婦の付加量の推定平均必要量としました。

推奨量は、推定平均必要量に推奨量算定係数1.3を乗じて得られる3.27μg/日を丸めた3.5μg/日としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

教育の世界の「支援する人を支援する」というと、通常は教育を受ける人を支援する講師や教師に対する支援を指すことが多く、教える人を支援するだけで目的が達成されるということもあります。

講師への支援は、講師がメリットを得るだけというなら、これは従来から行政などでも行われてきたことで、待遇改善の域を出ない場合もあります。講師がメリットを受けることによって、そのメリットが教育を受ける人の全部でなくて一部でも行き届くことが求められます。

教育といっても目的や活動形態によって支援の仕組みも違っていますが、発達障害の学習支援について考えていくと、課題が見えやすくなります。

学習障害は自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害と並ぶ三大発達障害の一つです。発達障害は単独の場合もあれば、複数が重なって現れることもあります。

自閉症スペクトラム障害は集中しすぎることで広く見ることができない、注意欠陥・多動性障害は多くのところに気が向くことから集中しにくいということもあって、ともに学習面に影響が出やすいことが指摘されています。

講師に対して学習障害の特性を伝え、改善のために何をすればよいのかを理解してもらえることは、子どもに好結果をもたらすことが期待できます。

発達障害児の保護者は、他の人よりも発達障害の特性に詳しいと言われるものの、学習障害についても詳しいとは限りません。

そこで講師に対して教えると同時に、保護者に対しても学習に関係する特性を伝えて、家庭での支援の大切さと支援方法に伝えることが求められます。

せっかくの講師の努力が、最終的に子どもに届いていない、届いたとしても充分と言えない、結果として保護者が期待する希望との差が大きいということも実際には起こっていることです。
〔発達の伴歩:小林正人〕

「土佐文旦の日」土佐文旦振興対策協議会(高知県土佐市)が、ぶんたん(2)とさ(13)の語呂合わせで制定。

「伊達のあんぽ柿の日」ふくしま未来農業協同組合が、あんぽ柿の最盛期が冬で、普及に携わったのが13人であったこと、発祥地の福島県伊達市梁川町五十沢(いさざわ)の13(いさ)にちなんで12月13日、1月13日、2月13日を制定。

毎月13日:「一汁一菜の日」(一汁一菜ぷらす・みらいご飯)、「お父さんの日」(ヤクルト本社)、「登山の日」(ICI石井スポーツ)

免疫を強化するキノコは古くからあって、霊芝や冬虫夏草が中医学(漢方)でも使われてきました。

その中にアガリクスが加わったのは1990年のことです。アガリクスは1960年にアメリカで免疫作用の研究が始まり、1965年には日本に種菌が持ち込まれて、主には抗がん作用が期待されて研究が進められました。

1990年は健康ブームの真っ盛りの時期で、新たな健康素材が登場するとメディアが取り上げて、販売数がつながるということで、多くの仕掛け人(主には広告代理店、PR代理店のスタッフ)が最も影響力があるテレビ番組で紹介されることを目指して暗躍していました。

アガリクスの取材に本場のブラジルにまで行って、初めて全国放送で紹介させたのは知人の企画マンでした。研究成果は豊富にあって、そのために効能効果は健康雑誌でも盛んに紹介されて広く知られるようになりました。

今でこそキノコの健康食品というと、粉末やエキス顆粒は当たり前となっていますが、アガリクスがブームになったばかりの頃は乾燥させたキノコがブラジルから輸入されて、これを煮出して飲むという摂取法が一般的でした。

アガリクスの有効成分はβ‐D‐グルカンなどの多糖類です。ビタミンやミネラルも豊富に含まれるということで、初めは低めの温度で煮てビタミンとミネラルを抽出した1液を飲み、次に沸騰させて多糖類を抽出した2液を飲むという方法が紹介されました。

しかし、多糖類は硬い細胞膜の中に含まれていて、沸騰させたくらいでは抽出されることはありません。それでも効果があったという評判でしたが、何が効いていたのか今もってわからないところがあります。

現在では細胞膜を破壊して、効果的に多糖類を抽出する方法が一般的になっています。

しかし、これまで紹介してきた槐耳(カイジ菌糸体エキス)にように、抗がん治療を行っている患者に対して使用したエビデンスがあるわけではないので、アガリクスなどのキノコの効果となると確認されていないのが実際のところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕