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「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルのクロムの欠乏回避の「目安量の策定方法」の続きを紹介します。

〔目安量の策定方法〕
*乳児(目安量)
日本人の母乳中クロム濃度に関して、対象者79人中、1μg/L未満が48%、1〜2μg/Lが25%、5μg/Lを超えるのは8%にすぎず、中央値は1.00μg/Lであったとする報告があります。

この研究の測定結果は、WHOと国際原子力機関(IAEA)が実施した世界各国の母乳中クロム濃度の測定結果の範囲内であり、信頼性は高いと判断できます。

1.00μg/Lを日本人の母乳中クロム濃度の代表値として、基準哺乳量(0.78L/日)を乗じると0.78μg/日となります。

この値を丸めた0.8μg/日を0〜5か月児の目安量としました。

6〜11か月児に関しては、0〜5か月児の目安量を体重比の0.75乗を用いて外挿して、男女の値を平均して得られる1.0μg/日を目安量としました。

*妊婦・授乳婦(目安量)
十分な報告がないため、非妊娠・非授乳中女性の目安量を適用することとしました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルのクロムの欠乏回避の「目安量の策定方法」を紹介します。

〔目安量の策定方法〕
*成人・高齢者(目安量)
献立のクロム濃度を実測した報告から、日本人を含む成人のクロム摂取量は20〜80μg/日の範囲と推定できます。

一方、日本食品標準成分表2020年版(八訂)を利用してクロム摂取量を算出すると、約10μg/日という値が得られ、化学分析による摂取量推定値との間に大きな乖離が認められます。

さらに、同一献立について食品成分表を用いた算出値と化学分析による実測値を比較した場合にも、同様の乖離が認められています。

このように、日本人のクロム摂取量に関しては、化学分析による実測値と、食品成分表を用いた算出値との間に大きな乖離が認められ、正確な数値を推定することは難しくなっています。

実測値と計算値との乖離の理由には、日本食品標準成分表においてクロム含量の記載のない食品が相当数存在すること、あるいは加工や調理においてステンレス製品などからのクロムの混入などが考えられます。

しかし、栄養素も摂取量推定や献立の作成において日本食品標準成分表が活用されていることを考慮すると、日本食品標準成分表(八訂)を用いたクロム摂取量(約10μg/日)を優先するのが現実的です。

以上より、成人および高齢者の目安量を男女とも10μg/日としました。

*小児(目安量)
摂取量に関する十分な報告がないため、目安量は設定されていません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

2月11日
「初午いなりの日」全日本いなり寿司協会が、初午に稲荷神社で五穀豊穣を願う祭りがあることにちなんで初午から近い祝日の建国記念の日を制定。
「わんこそば記念日」わんこそば全日本大会運営委員会(岩手県花巻市)が、1980年から続く開催日に合わせて制定。
「出雲そばの日」出雲そば商組合(島根県出雲市)と松江そば組合(島根県松江市)による出雲そばの日記念日登録実行委員会が、信濃国松本藩の城主の松平直政が出雲国松江藩に国替えを徳川家光から命じられた1638年2月11日にちなんで制定。
「仁丹の日」森下仁丹が、仁丹の発売日の1905年2月11日にちなんで制定。
毎月11日:「果物の日」(全国柑橘宣伝協議会、落葉果実宣伝協議会)、「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)、「ロールちゃんの日」(山崎製パン)

2月12日
「レトルトカレーの日」「ボンカレーの日」大塚食品が、1968年2月12日に日本初のレトルトカレーのボンカレーが販売されたことにちなんで制定。
「黄ニラ記念日」全国農業協同組合連合会岡山県本部が、黄ニラの最盛期で、にっこり(2)いいニラ(12)の語呂合わせで制定。
「乳酸菌のくすりの日」ビオフェルミン製薬が、創立記念日の1917年2月12日にちなんで制定。
毎月12日:「パンの日」(パン食普及協議会)、「育児の日」(神戸新聞社)

2月13日
「土佐文旦の日」土佐文旦振興対策協議会(高知県土佐市)が、ぶんたん(2)とさ(13)の語呂合わせで制定。
「伊達のあんぽ柿の日」ふくしま未来農業協同組合が、あんぽ柿の最盛期が冬で、普及に携わったのが13人であったこと、発祥地の福島県伊達市梁川町五十沢(いさざわ)の13(いさ)にちなんで12月13日、1月13日、2月13日を制定。
毎月13日:「一汁一菜の日」(一汁一菜ぷらす・みらいご飯)、「お父さんの日」(ヤクルト本社)、「登山の日」(ICI石井スポーツ)

2月14日
「チョコレートの日」日本チョコレート・ココア協会が、バレンタインデーにちなんで制定。
「セカンドオピニオンを考える日」ティーペック(東京都台東区)が、二番目(2)の医師(14)の語呂合わせで制定。
「予防接種記念日」予防接種は秋月藩から始まったキャンペーン推進協議会(福岡県朝倉市)が、1790年2月14日に初めて天然痘の予防接種が行われたことから制定。
毎月14日:「ひよこの日」(ひよ子本舗吉野堂)、「丸大燻製屋・ジューシーの日」(丸大食品)

2月15日
「次に行こうの日」国立音楽院が、学校に馴染めない子どもが音楽活動から次の一歩を踏み出すきっかけとなることを目的に、次に(2)行(1)こう(5)の語呂合わせで制定。
毎月15日:「お菓子の日」(全国菓子工業組合連合会)、「惣菜の日」(日本惣菜協会)

2月16日
「寒天の日」長野県寒天水産加工業協同組合が、2005年2月16日に寒天の健康効果がテレビ番組で紹介されたことから制定。
毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)

2月17日
「千切り大根の日」こだま食品(広島県福山市)が、千切り大根の生産が2月に最盛期で、千の字が二と1、切りを七に見立てて制定。
毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)、「森のたまごの日」(イセ食品)

2月18日
「嫌煙運動の日」嫌煙権確立をめざす人々の会が、1978年2月18日に嫌煙運動を始めたことから制定。
毎月18日:「防犯の日」(セコム)、「おにぎりの日」(中能登町)、「頭髪の日」(全国理容生活衛生同業組合連合会)

2月19日
「チョコミントの日」チョコミントの日を制定しよう!プロジェクトが、全米菓子協会のチョコミントの日に合わせて制定。
「信州・まつもと鍋の日」おいしい信州ふーど・信州まつもと鍋開発プロジェクトチーム(長野県松本市、松本大学、JA松本ハイランド、JA松本市)が、温かい鍋がおいしい冬の12月、1月、2月で、食(19)の語呂合わせで制定。
毎月19日:「いいきゅうりの日」(いいきゅうりの日プロジェクト)、「松阪牛の日」(やまとダイニング)、「熟カレーの日」(江崎グリコ)、「シュークリームの日」(モンテール)、「クレープの日」(モンテール)、「食育の日」(食育推進会議)、「イクラの日」(カッパ・クリエイト)

2月20日
「キヌアの日」日本キヌア協会が、国連で2013年2月20日に国際キヌア年の開幕式典があったことから制定。
「尿もれ克服の日」患者団体ひまわり会(大阪府大阪市)が、尿(2)も(英語でtoo=2)れ(0)の語呂合わせで制定。
毎月20日:「ワインの日」(日本ソムリエ協会)、「信州ワインブレッドの日」(信州ワインブレッド研究会)、「シチューライスの日」(ハウス食品)、「発芽野菜の日」(村上農園)

「ばい菌ゼロの日」エーワン(愛知県名古屋市)が、ウイルス・ばい菌が2→1→0と減ってゼロになる様子から制定。

「みやざき地頭鶏の日」みやざき地頭鶏事業協同組合が、じ(2)とう(10)の語呂合わせで制定。

「フードの日」日本野菜ソムリエ協会が、FOOD(食べ物)と風土からフー(2)ド(10)の語呂合わせで制定。

「フットケアの日」日本フットケア・足病医学会が、フッ(2)ト(10)の語呂合わせで制定。

「豚丼の日」ソラチ(北海道芦別市)が、ぶた(2)どん(10)の語呂合わせで制定。

「ギョーザの日」味の素冷凍食品が、中国の旧正月に餃子を食べる習慣があることから制定。

「福寿の日」琉球福寿(沖縄県那覇市)が、福寿人生の発信を目的として福(29)寿(10)の語呂合わせで2月9日と10日を制定。

毎月10日:「植物油の日」(日本植物油協会)、「糖化の日」(AGE測定推進協会)、「パンケーキの日」(日本ハム)、「コッペパンの日」(全日本丸十パン商工業協同組合)、「アメリカンフライドポテトの日」(米国ポテト協会)

狭い日本では「3人を介せば誰にでも会える」と言われています。

私が会いたいと思った人との間に3人が必要、ということではなくて、3人以内という意味で、1人だけで会えるということも当然のようにあります。

今のようにネットやSNSで広くつながっている時代には、いきなり挨拶をして次に会うということはあっても、そのような出会いを狙っているわけではありません。

例えば、間に1人を介するだけで総理大臣と会ったことは3回あって、そのうちの2人からは仕事をもらいました。国のトップだけでなくて、各業界で会ってみたいと思った人に1人を介するだけで会ったことは、いくらでもありましたが、その中で一緒に活動をするために会って、それがうまくいったのは両手の指で数えられるくらいです。

岡山で一緒に活動をしたいと願う人に会うためのルートはいくつかありましたが、誰の紹介なのかが重要で、紹介者が異なると結果が違ったということは過去に何度も経験してきたことです。

早く会いたいからと途中に入った人が、活動に割り込んでくる、自分の仕事に私を取り込もうとする、間に入って関係を断とうとする人もいて、それが1人だけを介して会いたいという思いにつながっています。

私が会いたい人も私も、ともに信頼している人がつないでくれた関係は、安心感が違い、今後の活動のフォローも違ってくることもあって、重要な三角形のパーツでありたいと考えています。

綺麗な形の三角形のパーツを組み合わせていくと、球体として完成させることができます。それを目指しての出会いの連続を願っています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

病院の待ち時間が長いのは普通のことで、大きな病院になるほど待たされるのは当たり前という感覚になっています。

かつては「30分待ち、3分診療」と言われた時代もありました。これは待たされる時間が診察・診療時間の10倍にもなっていることを揶揄した表現でした。ところが、大病院では「3時間待ち、3分診療」も極端な例ではなくなってきています。

「予約をしたのに、こんなにも待たされるのか」と文句を言った患者に対して、“全員が予約患者”と医師が答えたということは、一時期は笑い話ではあったのですが、今では笑えない話になっています。

医療ジャーナリストの肩書を使っていた時には、このようなことを書いたら病院に出入り禁止と言われかねなかったのですが(実際に何回か言われたり、1回は病院に入ることを拒否されたことも)、東京から離れた今では、“安心して”(?)書くことができそうです。

前回(日々邁進40)は中国の取材時の超高層ビルの大病院のエレベータ事情の一端を書きましたが、診察時間の前に病院の入口に長蛇の列ができていたのも、診療科に行くためのエレベータの混雑を考えれば当たり前のことだと感じました。

診療科の階まで辿り着けば、そこから先の待ち時間は短いのに、その前のエレベータの待ち時間が長いということで、階段で高層階(一般には20階以上)に上っていく患者を見るのも珍しくはありません。

私が取材した時には、外来診療前の時間にエレベータを利用して高層階に行くことができたのですが、取材後に下まで降りようにもエレベータが、いつ来るかわからないということで、20階分を階段で、荷物を持ったまま降りることになりました。

それでも途中階から(全部で40階以上の超高層ビルの半分)で、下りだったので、まだ楽だったのですが、待ち時間と移動時間のバランスを考えさせられる実体験の機会でした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

岡山市の表町商店街を散策リサーチしていると、「OMOTECHO」のロゴが目に飛び込んできます。これは「表町」(おもてちょう)を英文字表現したもので、アーケード街のあちらこちらに大小の表示があって、唯一無二の存在の主張が感じられます。

「表町」の読み方については「おもてまち」のほうが全国的には多くて、国内の15都市で使われています。このことは連載コラム(表町学)の初回で触れたことですが、「都市の主要な通りに面している人通りが多い賑やかな町」というのが一般的な解釈なので、頑張って検索すれば、もっと見つかるかもしれません。

「おもてちょう」と読むのは少数派で、新潟県新潟市中央区の昔ながらの繁華街の古町(ふるまち)の一角は表町と呼ばれています。

また、新潟県の第二の都市の長岡市には表町という住居表示はありますが、こちらは「おもてまち」と読みます。商店街としては大手通商店街の一部で、表町と部分的に重なっています。

表町商店街をネット検索すると出てくるのは岡山市表町商店街だけで(今のところ)、商店街と住居表示が一致しているのは、この地だけです。

表町商店街は8つの商店街(上之町商店街、中之町商店街、下之町商店街、栄町商店街、紙屋町商店街、千日前商店街、西大寺町商店街、新西大寺町商店街)の連合体で、以前は上之町、中之町、下之町が住居表示でした。それが表町に住居表示が変更されたのは昭和45年(1970年)のことでした。

それから55年間、表町としての歴史を刻んできたわけですが、表八カ町全体のアーケードが完成したのは昭和32年(1957年)であったので、「表町=アーケード街」という当たり前の印象は、表町の名称(住居表示)とともに歩んできたのです。

だから、表町のアーケード街に「OMOTECHO」と表示されているのも当たり前という感覚です。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

日米の医療制度の違いが糖尿病治療の基本原則から外れたことにつながっているということを前回(負の歴史48)書いて終わりました。

糖尿病の治療の大原則は「食事療法」、「食事療法+運動療法」、それで効果がみられないときには「食事療法+運動療法+医薬品」という流れです。

ところが、日本では初めから医薬品を出す医師が多く存在しています。そのことは患者にも“評判が良い医師”という困った結果にもなっています。確かに、患者にとっては食事療法も運動療法もなしに、薬を飲むだけなので、生活を変える必要がなくて楽な方法ではあります。

しかし、これまでの生活(食事の過剰、運動不足)が糖尿病の大きな要因となっているので、そこが改善されていなければ、医薬品による治療効果を改められない生活が効果を弱める、場合によっては効果を打ち消しにするようなことにもなりかねないわけです。

アメリカでは、血糖値が高い人、糖尿病の初期段階の人が診察を受けたら、まずは食事療法が指示されます。これによって糖尿病が改善されたら、医薬品を使っての治療と同様の医療費を請求することができます。

そして、指示された食事療法を実施しても効果が出なかった患者には、運動療法が指示されます。その両方を実施しても効果が出なかった患者には、食事療法と運動療法を継続したまま医薬品が処方されます。そのために医薬品の使用量を減らすことができます。

このようなことが可能なのは、アメリカの医療制度が“定額払い”方式だからです。同じ状態の患者には、医薬品を多く使っても、少なく使っても、医薬品を使わずに治療をしても同じだけの医療費が得られる制度となっているからです。

これに対して、日本の制度は“出来高払い”方式で、医薬品を多く使うほど、高額が医薬品を使うほど、医療費がプラスされていって患者の支払い金額が高くなり、医療機関が得られる収入も多くなるという仕組みになっています。

だからこそ、アメリカは食事療法が重要であるというのは医師も患者も同じ認識であり、患者も一生懸命に取り組んでくれるわけですが、日本はといえば、ここで具体的に書くこともないくらいの状態が、ずっと続けられているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルのクロムの基本的事項の「定義と分類」、「機能」、「消化、吸収、代謝」を紹介します。

〔定義と分類〕
クロム(chromium)は原子番号24、元素記号Crのクロム族元素の1つです。

クロムは遷移元素であるため、様々な価数をとりますが、主要なものは0、+3、+6価です。

食品に含まれるのは3価クロムであるので、食事摂取基準が対象とするのは3価クロムです。

〔機能〕
耐糖能異常を起こしたラットやヒトの糖尿病の症例に薬理量の3価クロム化合物を投与すると、症状の改善が認められます。

3価クロムによる糖代謝改善の機構については様々なモデルが提示されていますが、結論は得られていません。

糖代謝改善に関わるクロムを含む画分や分子を耐糖因子(GTF)、低分子性クロム化合物(LMWCr)、クロモデュリンと呼んだこともありますが、この呼称も使われなくなっています。

一方、実験動物に低クロム飼料を投与しても糖代謝異常は全く観察されていません。

また、クロム含有量は加工食品で高く、生鮮食品でクロムを多く含むものは見当たりません。

これらのことから、3価クロムによる糖代謝の改善は薬理作用にすぎず、クロムを必須の栄養素とする根拠はないとする説が有力です。

〔消化、吸収、代謝〕
食事中の3価クロムは1%未満が受動拡散によって吸収されます。

吸収されたクロムは、血液中をトランスフェリンに結合した状態で輸送され、トランスフェリン受容体を介して細胞内に取り込まれます。

尿は3価クロムの主な排泄経路です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から微量ミネラルのセレンの「生活習慣病等の発症予防」の続きを紹介します。

〔生活習慣病等の発症予防〕
観察研究においても、血清セレン濃度の上昇が糖尿病発症リスクの増加に関連することが認められています。

34の観察研究のメタ・アナリシスでは、血中セレン濃度およびセレン摂取量と糖尿病発症リスクが正に相関することが示され、セレン摂取量55μg/日に比べて、80μg/日および120μg/日ではリスク比が摂取量に応じて有意に増大しています。

血漿セレノプロテインP量が約50μg/日のセレンの摂取によって飽和することを踏まえると、セレノプロテイン類生合成に必要な量を超えるセレンの摂取は耐容上限量未満であっても糖尿病発症リスクを高める可能性があります。

生活習慣病の発症予防のための目標量(上限値)は、高セレン摂取と糖尿病以外の生活習慣病との関連に係る検討も必要とするため、今回は設定していません。

ただし、欠乏症を回避する目的以外にサプリメントを摂取して日常的なセレンの摂取量を意図的に高まることは、糖尿病発症リスクを高める可能性があるので控えるべきです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕