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疾病になって医薬品を使う状態になると、医師から健康食品を使うことを禁止されることがあります。それは健康食品・サプリメントに使われている成分が医薬品の成分と合わさることによって健康面の被害が現れる相互作用が起こることがあるからです。

相互作用だけでなく、そもそも健康食品などに不安を抱いている医師も少なくありません。

医薬品は1錠に使われるのは1種類の成分だけで、その内容も分量も厳格に管理されているのに対して、健康食品には複数の成分が使われています。

成分は原材料名として表示義務はあるものの、含有量(重量)が多い順に表示されるだけです。主な成分について分量は書かれていても、分量は明らかにはされていません。特徴的な成分については成分量が書かれていることはあっても、すべてというのは珍しいことです。

すべての成分が表示されている保証がないだけでなく、表示されていない成分が含まれている可能性もあります。書かれている成分が実際には含まれていないということがないわけではありませんが、そのことが健康に被害を与えることは考えられません。

ところが、含まれている成分が書かれていないと、どんな危険なものが含まれているか判断ができません。このことが最も大きな問題だと考える医師が多いのです。

医薬品の成分が健康食品の成分と組み合わされると医薬品の効果が弱まることや、逆に効果が強まって危険なことが起こることがあり、これは相互作用と呼ばれています。通常の食品とでも相互作用が起こることがあり、その例としてはワーファリンとビタミンKが含まれる納豆などの食品があります。

健康食品は成分が濃縮・凝縮されているものが多く、それだけ相互作用が強く起こる可能性があります。

詳細な相互作用については、徐々に紹介していくことにしますが、一般に言われていること、医師や薬剤師などが知っていて患者に対して注意される相互作用だけでなく、そのことを知らないと危険なことが起こりかねないのが相互作用の恐ろしいところです。

すべてを知っているわけではないことから、すべての健康食品を禁止するということがあるのです。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

食後の空腹時間に筋肉運動をすると、脂肪合成が進みにくくなり、脂肪細胞に蓄積される中性脂肪が少なくなるというメカニズムについて前回(タクティシャン16)説明しましたが、それに続いて食後の運動と脂肪蓄積について紹介します。

食前の運動の効果を説明すると、必ずといってよいほど聞かれるのが、食後の運動でも効果があるのかという質問があります。脂肪合成と代謝の研究から、最も効果が得られる運動と食事のタイミングは夕食前の運動ということで、その効果は理解できても実際に続けることは難しいということが多いことは承知しています。

夕食を食べるだけという人なら夕食前の筋肉運動は可能でも、夕食を作る人にとっては、運動して直後に夕食を食べるというのは不可能に近いことです。そのため、夕食後の運動の効果に関心があるわけですが、できれば夕食後でも夕食前の運動と同じような効果が得られないかという質問があるのも理解ができるところです。

食後は身体を休めて消化を促進するのが普通のことで、夕食は自律神経の副交感神経の働きが盛んになっていることから、副交感神経の作用によって膵臓から多く分泌されるインスリンによって肝臓での脂肪合成が進みやすくなります。

本来なら太りやすい時間帯だけに、その後の運動は気になります。消化・吸収のことを考えなければ、夕食の直後に運動をするのはダイエット効果が高いことになります。運動によって交感神経の働きが盛んになると、副交感神経の働きが抑制されて、脂肪合成が進みにくくなります。

運動によって体脂肪(脂肪細胞に蓄積された中性脂肪)を減らせばよいということではなく、筋肉もつけつつ、体脂肪も一定量は確保して起きたいというときには、食事をして30分後の有酸素運動がすすめられます。

体脂肪が増えた後の運動で、血液中の余分な脂肪をエネルギーとして消費しながら、運動による筋肉を低下させないようにすることで、脂肪を減らしすぎない身体を保つことができるようになります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康食品で示される機能性が同じであっても、栄養機能食品、特定保健用食品、機能性表示食品によって内容が異なっています。同じ機能性が示されていれば、同じ効果が期待できるというわけではありません。

栄養機能食品は長年の使用の経験値がある栄養成分(ビタミン13種類、ミネラル6種類、脂肪酸1種類)であれば、内容は同じであるとの前提で、同じだけの分量が含まれていれば同じ効果があるとされるものです。

特定保健用食品は実際に販売される製品を使って、医薬品と同様の比較試験が人間を対象にして複数行われて、一定の効果が確認されていることが条件となっています。そして、消費者庁の許可を得て販売されます。

それに対して機能性表示食品は安全性と機能性に関する科学的根拠を消費者庁長官に届け出ることによって機能性を表示して販売できるもので、製品を用いての試験結果だけでなく、他社の論文の結果を使用することができるので、同じ素材名であれば同じ機能性があるということを前提としています。

素材が同じであっても産地や栽培法、部位、収穫時期、加工法などによって有効となる成分の量が変わってくるのは当然のことです。また、試験方法も消費者の期待とは異なるところがあります。

機能性表示食品に限らず、生活習慣病の予防や改善が期待されていますが、機能性表示食品も特定保健用食品も疾患(病気)がある人は試験対象から除かれています。子どもや妊娠可能な女性は試験対象とはなっていません。

そのことは製品やチラシなどにも表示されていないので、女性や子どもは実際に効果があるのか裏付けがないままに使っていることになります。

栄養機能食品、特定保健用食品、機能性表示食品以外の健康食品の場合には、試験の内容について定められているわけではないので、どのような試験が行われているのかを確認しないと有効性と安全性を確認することができないということになります。

これらの健康食品を1種類だけ摂っているのなら相互作用は確認しやすいのですが、複数を摂っている人も少なくありません。そのため、同じような作用機序(体内で効果が現れるメカニズム)がある成分が重なって、健康被害が起こることにもなりかねません。

こういったことがあるので、医師や薬剤師が健康食品を使うことに懸念を示すことにもなっているのです。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

サプリメントはアメリカの「ダイエタリー・サプリメント」(Dietary Supplement)を略した言葉で、この場合のサプリメントの本来の意味は「日常の食生活では不足する栄養成分を補うもの」です。

ところが、サプリメントは健康食品と同じ意味合いで使われることが多く、サプリメントの摂取をすすめられたときには、不足する栄養素を補うためなのか、それとも別の効果を期待してのことなのか迷うことがあります。

別の効果というのは医薬品的な機能性のことで、血圧を安定させる、血糖値の急上昇を抑えるといったことで、元々は医薬品だけの効果であったことです。この場合は、サプリメントと呼ぶよりも健康食品と呼んだほうが適した意味となります。

サプリメントの和訳は健康食品だけでなく、栄養補助食品、機能性食品なども使われていますが、一般には健康食品が通称となっています。というのは、我が国では健康食品の定義はなくて、通常の食品よりも健康によいと一般に考えられるものとされています。

健康食品は通常は医薬品的な効能効果を述べることは法律によって規制されているのですが、その中でも内容成分とともに機能性について表示して販売することが許可されているものがあります。それは栄養機能食品、特定保健用食品(トクホ)、機能性表示食品です。

栄養機能食品は研究成果と長年の使用経験から、それぞれの栄養成分が定められた量の範囲内であれば栄養成分(ビタミン13種類、ミネラル6種類、脂肪酸1種類)の機能を表示することができます。

特定保健用食品は保健効能成分が含まれているもので、人間を対象にした試験によって特定の保健の目的(血圧を下げる、血糖値を下げるなど)が期待できることを表示して販売できるものです。販売する製品と同じものを用いての試験が義務づけられ、消費者庁の許可を得る必要があります。

機能性表示食品は、安全性と機能性に関する科学的根拠を消費者庁長官に届け出ることによって機能性を表示して販売できるものです。販売する製品を用いての試験結果だけでなくて、研究論文を科学的根拠とすることも認められています。他社の研究成果であっても、同じ成分が同じだけ含まれていれば同じ機能性があるとされています。

この3種類の中で、本来の意味合いのサプリメントに該当するのは栄養機能食品ということになります。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

「船穂スイートピー記念日」JA岡山西船穂町花き部会がスイートピーの本格的シーズンの1月と、いい(1)ふ(2)な(7)おの語呂合わせで制定。

毎月27日:「ツナの日」

生活習慣病の原因として食事量が多すぎること、運動量が少なすぎることが指摘されて、その改善を求められると、医薬品だけで済まないのかと聞いてくる患者もいます。特に糖尿病の場合には、これまでの生活を変えなければならないことから、医薬品を飲むだけで解決できれば、それに越したことはないという考えをするのはわからないでもありません。

糖尿病と診断されたときには、初期段階では食事療法で対応することが基本です。食事療法だけでは血糖値を降下させる効果が得にくいときには食事療法と合わせて運動療法も指導されます。それでも効果が得にくいときに、初めて医薬品を用いるのが基本中の基本です。これは糖尿病の診療ガイドラインにも明記されていることです。

食事と運動なしには改善ができないのは、血糖値を降下させる医薬品を使っていても同じことです、ところが、検査結果から糖尿病であることがわかったら、初めから医薬品を使う医師がいることも事実です。そして、医薬品を使ったときから食事と運動の指導をしなくなることもあります。

これは医師が栄養学と運動科学を充分に学んでいないことが原因としてあげられることが多くなっています。医師の養成教育の中に栄養学と運動科学がないわけではないものの、必修ではなく、大学の中には栄養学講座がないところもあります。

病院であれば食事療法の専門家の管理栄養士も、運動療法の専門家の理学療法士や健康運動指導士もいて、医師の指示のもとに栄養指導も運動指導も行われる体制になっているはずです。医師の指示なしには病院内で実施できないので、全員が治療の大前提の食事療法と運動療法が実施されていないのも事実です。

そのようなことから、医療費の30%を医薬品が占めているのは医師のせいと言われることでもあるのですが、医薬品の売り上げを増やそうとして栄養指導、運動指導を実施していないわけではないのです。

しかし、医師が食事療法と運動指導の重要性を理解していないとの指摘があり、それが当たっていることもあるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

日本人は肥満遺伝子がある人の割合が高くて、今は肥満でもなく、太りぎみでもない人であっても肥満遺伝子がないわけではありません。日本人の30%が該当するβ3アドレナリン受容体遺伝子タイプは、一般に“リンゴ型肥満”と呼ばれる腹部から太っていくタイプです。

中性脂肪の分解が進みにくいことに加えて、インスリンの分泌が少なく、血糖値が上昇しやすい特徴があります。ブドウ糖が多く含まれる食品を食べると、ブドウ糖が肝臓で脂肪酸に合成されやすく、中性脂肪に合成されたあとに脂肪細胞の中に内臓脂肪として蓄積されやすくなっています。

1日の基礎代謝量は200kcalほど低くなっていますが、体脂肪の1kgあたりのエネルギー量は約7200kcalなので、食事量と活動量が同じであったとしたら36日で1kgずつ太っていくことになります。現状を維持するとしたら、食事で200kcal(ご飯なら茶碗1杯分)を減らさないといけない計算となります。

ところが、β3アドレナリン受容体遺伝子タイプは、ご飯などの主食が好きで、糖質(ご飯、パン、麺類など)なしでは満足できないところがあり、糖質を摂ると肝臓で脂肪に合成されやすくなっています。

また、糖質が代謝されにくいタイプなので、夜食は脂肪合成を進めて、脂肪細胞の中の中性脂肪を増やすことになります。内臓脂肪は蓄積しやすいものの、低エネルギー量の食事にすることで比較的早く内臓脂肪を減らしていきやすい特徴があります。

血糖値が上昇すると、肝臓でブドウ糖が中性脂肪に合成されやすくなります。そのため、血糖値の急な上昇を抑えるように、糖質がブドウ糖に分解されるのを抑える不溶性食物繊維の多い野菜を多く摂るようにします。また、ブドウ糖が胃から腸に運ばれる時間を遅くする働きがある水溶性食物繊維の多い海藻、きのこを多めに摂るようにすることがすすめられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

疾病などによって医薬品を使うことになった人が、医師にサプリメントの使用について質問するのは普通にあることです。「サプリメントは摂ってよい」と言う医師もいますが、患者との言葉の意味について意思疎通がうまくいっていなかったために、思わぬ健康被害が起こることがあります。サプリメントと医薬品の飲み合わせによる健康被害の例は過去に数多く報告されています。

サプリメントを栄養補助のために摂る食品と考えている人にとっては、錠剤やカプセルに入った栄養補助のために摂るビタミンやミネラルということになります。これに対して、健康食品のことを全般的にサプリメントと考えている人にとっては、医薬品的な機能性があるものもサプリメントとなっています。

サプリメントがビタミンやミネラルのことだというのは、アメリカの「ダイエタリー・サプリメント」(Dietary Supplement)を略したもののことで、これは「日常の食生活では不足する栄養成分を補うもの」とされています。

海外の人にサプリメントという言葉を使ったときには、ダイエタリー・サプリメントのことを言っているのだろうと察してもらえるのが大半ですが、サプリメントの元々の意味はイメージされることとは違っています。

サプリメントの元々の意味は“補助、補完、補充、補給”であり、不足しているものを補うことを指しています。通常の食事では不足する栄養素があったときに、それを補うために摂るものです。

患者の中には、医薬品的な効果があるハーブや、お茶として飲む漢方薬もサプリメントという言葉で表現している人もいます。医師は機能性成分をすすめているつもりはなくても、患者が機能性成分の使用も許可をされたと考えていたのでは、医師に止められていないので安心して多く使うということも考えられます。

中には、体調を崩したときには普段よりも多くの量を摂ろうとする人もいるので、サプリメントと医薬品の組み合わせは相互作用によって体調を崩すことがあること、場合によっては命に関わる危険性もあることを知っておくことは重要になります。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

生活習慣は健康の維持・増進の重要な要素です。正しい食生活や生活行動を継続させることが体調を整え、生活習慣病を避けるための基本となることに異議を唱えることはありません。

しかし、それは現状が保たれていることが前提であって、加齢による体調変化、疾病による医薬品の使用という段階になったときには、これまでと同じ生活を繰り返すと、同じ結果が得られるというわけにはいかなくなります。

健康のためにサプリメントや健康食品、ハーブなどを使っている人は数多くいます。それが習慣となって、健康を感じられている人に対して、急にやめるように指示されることは、単に摂取するものを禁じられた以上の、これまでの生活や自己認識を否定されたように感じる人も少なくありません。

身体の状態に合っているから使っているサプリメントなどが、身体機能の低下で禁止されることがあるのは、一つには分解・排泄機能が低下することから体内や血液中の多くなり、それが健康を害することになるからです。

健康の維持に必要となるカルシウム、マグネシウム、カリウムなどは、分解・排泄機能が低下すると高カルシウム血症、高マグネシウム血症、高カリウム血症といった状態を引き起こします。それぞれの状態と原因となる疾患、ミネラルの過剰摂取につながるサプリメントなどについては徐々に説明していくことにします。

これまで強力な味方だと思っていたのに、急に裏切って襲いかかってくるようなものとも言えます。関ヶ原の戦いで西軍から東軍に寝返った小早川秀秋のように感じるかもしれません。

疾病の場合には、その原因となった生活習慣を改めて、新たな生活習慣を取り入れることは行動変容と呼ばれます。これまでの習慣を変えることは思ったよりも難しく、簡単にできるから習慣化してきたことを手放すのは辛いことにもなります。

サプリメントは口に入れるだけの簡単な健康習慣の代表格ですが、これが禁止されるのは、サプリメントと医薬品には相互作用があるからです。健康に役立つサプリメントの成分と医薬品が組み合わされることによって、健康被害が起こることが数多くの研究で明らかにされています。医薬品を変えるのは難しいことから、これとバッティングするサプリメントなどが禁じられるのです。

サプリメントが危険だと決して言っているわけではなくて、使い方を誤ると健康被害につながるということを示しているだけです。その理由やメカニズムを知って、的確に使用してほしいということを願って、相互作用の情報を伝えようとしているのです。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

「腸内フローラの日」カゴメが年末年始で食生活が乱れやすい1月とフ(2)ロ(6)ーラの語呂合わせで制定。

「コラーゲンの日」ニッピがコラーゲンの特許を出願した1960年1月26日を記念して制定。

毎月26日:「風呂の日」(東京ガス)、「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)