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発達障害児の栄養改善を目的とした“発達栄養”の研究を始めたときから、サプリメントによる改善について研究している会社の理学博士と交流してきました。彼はスポーツによる発達障害の改善についても研究していて、スポーツ施設を社内に作って、一般にも営業開放していました。

発達障害では運動機能を高めることによって脳幹を発達させ、認知機能を高めることは以前から知られていて、その手法は実際に発達障害児支援施設でも実践されています。発達障害は想定外のことに対応することに困難さがあるのですが、スポーツは想定外の出来事の連続で、それに対応することは脳の機能を全体的に高めることにもつながります。

それだけに発達障害児を受け入れてくれるものと思って話をしていたのですが、「発達障害児は入れない」と言い出したときには自分の耳を疑ってしまいました。完全に聞き間違いかとも思ったのですが、入れない理由について語り始めたので、これは聞き間違いではなかったと確認することができました。

いろいろと理由を並べていましたが、第一の理由は「和を乱すから」でした。発達障害は特性の現れ方が千差万別であるので、その対応も千差万別であるということを強調していた方で、そのことは講演でも聞いたことがあります。

確かに発達障害児は、決められた通りにできないことがあって、グループ行動が苦手なところがあります。そのことは発達障害児と関わりがある人なら承知しているはずのことです。グループでのレッスンに適さないのなら、個別にレッスンするか、別のメニューを考えるなど、やることはあるのに、簡単に「和を乱すから」と拒否をするようでは、発達栄養のサプリメントの共同研究者としては相応しくないと判断しました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

倫理で学んだことの一つに「主役は己自身」という教えがあります。主役を務めたくても脇役(ときには端役)しか回ってこないことがあり、そのときに何を考えるべきかということを思い続けてきました。

仕事でいえば、主役と脇役ではなく、「本業と副業」になるというのが私の感覚です。これまで何が本業かわからないことをしながら“レベル68”まで生き延びてきました。

毎年1つずつレベルアップするといっても、男性の健康寿命の平均の72歳(プラス端数)からすると、あと54か月しかありません。10月に入ると53か月になり、カウントダウンは進んでいきます。岡山県倫理法人会の単会に入会したときは、あと60か月だったので、この7か月は何をしていたのだろうかと悩んでしまうこともあります。

72歳プラスαは平均であって、「あなたの健康度なら、もっと長い」と言われることがあっても、何が原因で急に短くなることがあるかわかりません。「65を過ぎたら順不同」という感覚でカウントダウンに向かって突き進んでいくだけです。

私にとっての本業は自分でなければできないこと、自分で行動が決められることで、相手に合わせることは副業とすることを決めました。自分がやってきたこと、知っていること、唯一の財産かもしれない健康関連のコンテンツを活かそうと言ってくれている方に提供することは副業として続けていくつもりです。

その副業の一つの講習も、今までは“伝えたいことを教える”という感覚でしたが、“知りたいと言われたことを教える”ことに切り替えました。といっても、教え方は自分流を変えるわけには行かないのですが。

「主役か脇役か」ではなく、「主役と脇役」の両方をやりながら歩み続けていって、ひょっとしたらゴールと思っていたところよりも先にゴールがあったということを楽しみにしながらカウントダウンを続けていきます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

何をするにも自分の年齢は影響してきます。年齢を問われたときに“歳”ではなく、「レベル68」と答えて、毎年1つずつアップしていくと強がってはいても、平均寿命や健康寿命のことを考えると、そろそろ“終活”が必要と感じます。

男性の平均寿命(2023年)は男性が81.05歳、女性が87.09歳なので、これを基準とすると私の場合の残された期間は13年ほどです。厚生労働省は各年齢層(5歳刻み)の平均余命を簡易生命表として発表しています。2022年の調査データでは70歳の男性は15.56年、女性は19.89年となっています。

2年に70歳になる男性(自分のこと)の平均寿命は85.56歳、女性は89.89歳と、全体的な平均寿命よりも長くなっています。この年齢まで生き延びてきたので、平均よりも少しだけ上回っていることになります。

それでも私の場合には17年ほどはあることにはなるものの、健康寿命(医療や介護に頼らずに自由に動ける期間)は男性が72.68歳、女性が75.38歳です。これを考えると、レベル68の私には、あと4年プラスαしかないことになります。

それを考えると、自分が持っているものを出し惜しみしていたら、気づいたらゴミになっていたということにもなりかねません。

岡山に移住して巡り合った一つに全日本ミニマリスト協会があります。活動の中心はSNSではあるものの、創設者の会長が岡山県民で、余分なものは持たない、捨てられるところから捨てていくということを実践しています。

そもそも移住の段階で自分の膨大なコンテンツの中からパソコンに保存しているもの以外はほとんど捨ててきて、生活空間も極端に狭くなったのに合わせて捨てるだけ捨ててきたので、もう捨てるものといったらパソコンの中に残っているデータくらいです。

その中でも岡山県にも、そこで暮らす人にも役に立つものといったら、健康関連の講習テキストしかないかもしれません。

「得るは捨つるにあり」とは言っても、これまで捨てるわけにはいかないので、必要とする方に提供したいと考えています。その中身を着実に伝えられるように、後継者(という言葉が適切かはわからないのですが)にバトンタッチできるように、講師も養成する体制を考えています。

4年間ほどしかないうちに、できることは限られているので、急いで取り組んでいます。その講習費用も自分が生活できるくらいでよいとの考えになっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

カローリングは、氷上のチェスとも呼ばれるカーリングからヒントを得て誕生したインドアスポーツです。競技は体育館などのフロア(床面)を利用します。

用いられる用具は2kgのジェットローラ(カーリングのストーンに相当)、ポイントゾーン(的)、スコアカードだけです。

競技は3種類があります。メジャー競技は1チーム3人のプレーヤーが橙・青・緑・黄・黒・赤の6色のジェットローラを11m先のポイントゾーンに向けて、相手チームのプレーヤーと1投ずつ交互に投じます。ファーストプレーヤーは橙と青、副主将は緑と黄、主将は黒と赤のジェットローラを投じることが定められています。

プレミアム競技は、1チーム2人のプレーヤーが6色のジェットローラを11m先のポイントゾーンに向けて、相手チームのプレーヤーと1投ずつ交互に投じます。ファーストプレーヤーは橙と青と緑、主将は黄と黒と赤のジェットローラを投じます。

ジュニア競技は1チーム4人のプレーヤーが6色のジェットローラを9m先のポイントゾーンに向けて、相手チームのプレーヤーと1投ずつ交互に投じます。

日本カローリング協会は都道府県協会を設けて、普及と指導を行っています。

岡山県では、以下に設置されています(日本カローリング協会のホームページより)。

岡山県カローリング協会、スポーツライフ’91天城、作東町社会福祉協議会、岡山県長寿社会推進センター、阿波村教育委員会、備前市教育委員会、岡山県スポーツ振興財団、岡山県社会福祉協議会、白梅総合体育館、灘崎公民館彦崎分館、鏡野町体育館、たかはしコミュニティスポーツクラブ、鏡野文化スポーツセンター、新見市民体育館、天城台集会所
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

生活習慣病の改善には食事療法と運動療法の両方が重要だと言われても、治療段階になって医薬品を使っていると食事療法も運動療法も二の次にされることがあります。しかし、肥満は見た目でもわかりやすく、治療の基本はやせることであるので、やせるためには食事と運動が重要であることもわかりやすくなっています。

ところが、実際には効果的な医薬品が使われた瞬間に、これまでの食事と運動への心がけが消え去ってしまう人がいるのも事実です。

日本肥満学会の「肥満症診療ガイドライン2022」によると、治療薬を使用するのは食事療法と運動療法によって効果が得にくい患者だけであって、その両方をしないままに医薬品を処方することを厳に戒めています。

ガイドラインではBMIが25以上を肥満、BMIが30以上を高度肥満としています。
肥満症の食事療法は、BMIが25以上の場合には3〜6か月で現在の体重の3%減を目指します。そのために目標体重の1kgあたり25kcalを1日の摂取エネルギー量にします「25kcal×目標体重(kg)」。

高度肥満の場合には「20〜25kcal×目標体重(kg)」と少なめの食事摂取を目指すことになります。

肥満症の運動療法は、有酸素運動を中心として、軽度〜中強度の運動を1日に30分以上、あるいは1週間に150分以上が目標となります。

厚生労働省の国民健康・栄養調査(2019年)ではBMIが25以上の人は26.3%と思ったよりも多くの人が肥満症であることが指摘されています。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

これまで3回にわたって書いてきた「治検」をテーマにしたコラムですが、これを読んだ方から同じような質問が相次ぎました。要約すると「治療に関わる用語が理解しにくいという話なのに、専門用語だらけでわかりにくい」ということです。

そのような質問や疑問があることは初めから想定して、書き方を考えてきました。医学や治療、健康に関わることは、どんなにわかりやすく説明しようとしても専門用語が使われた瞬間に理解できなくなるということを感じてほしかった、という気持ちがあります。

講習テキストなどでは、専門用語を使った後に、その意味するところを説明して理解を進めるということをしているのですが、それだと文章が長くなって、かえってわかりにくくなるということが起こります。

それでは読んでいる途中につまずいてしまうことにもなるので、専門用語にはマーク(*など)をつけて、詳しくはカコミ文を読んでもらうようにするという方法もあります。これなら専門用語を理解している人は、そのまま読み進め、理解が充分でない、もしくは確認しておきたいという人にだけ読んでもらうということができます。

しかし、専門用語の理解度は人によって大きく違っていることもあって、できるだけ一般の人にも読めるようにしようと考えると、専門用語のコラムが増えすぎて、テキストの本文にもマークだらけということになってしまいます。

そこで妥協点を探って、ある程度の数に絞ることはあるのですが、それでも辞書を引かないと、それも専門分野の辞書を引かないとわからないこともあります。ネット検索で専門用語を調べるのは簡単になったとはいえ、初めに表示された用語解説が正しいのか、新しい情報なのか、引いた人のレベルに合っているのか、という問題点も出てきます。

こういったことを解消して、自分の健康に関わる用語を身についてから講習テキストを読んでもらいたい、医師などの専門家からアドバイスを受ける機会にも的確に受け入れることができるようになってもらいたい、ということで「治検」を広めていくことに力を注いでいます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康の専門家として食事に関する指導を期待しても、期待をかなえるだけの結果が得られにくいのは、医師養成機関である大学の教育内容にあるということを前回(健康リテラシー3)取り上げました。

医師を養成する医学部がある大学は82校ですが、その中で栄養学講座があるのは25校ほどです。これでも増えたほうで、以前は20校を下回っていました。栄養学講座がある大学でも必須ではなく、選択講座となっています。

選択をして学べば、栄養学の知識を充分に持った医師が養成されることが期待されるかもしれないのですが、講座で学ぶのは栄養不足と疾患の関係がほとんどで、患者が期待する栄養摂取での疾患の予防や改善のための栄養学を全体的に学ぶのは難しい状態です。

これは医療制度にも関係があり、医師が栄養指導をしても保険点数がつかない制度となっています。保険点数がつくのは医療機関の管理栄養士による栄養指導です。医師の養成講座では学ぶべきことが数多くあり、指導をしても保険点数がつかない栄養学を学ぼうとする意欲が削がれるのは、ある意味で仕方がないです。

医療機関の入院患者のための食事療法は、医師の約束食事箋に従って管理栄養士が献立にすることから、病院に勤務していれば実践的に栄養学を学ぶ機会もあります。また、栄養学の知識は医療にとっては重要なことであることから、日本臨床栄養学会は医師が医学に対応する栄養学を学ぶ機会を設けています。これに積極的に参加することで臨床栄養を学ぶことはできます。また、日本臨床栄養学会の認定臨床栄養医、認定臨床栄養指導医であれば、より深い栄養知識がある医師であることが確認できます。

しかし、栄養指導による保険点数の制度のために、積極的に最新情報を得ているとは言いにくい状況があり、生活者が医師に期待する栄養情報を得にくい状況もあります。医学や健康に関わる情報は日進月歩が激しく、古い情報は間違いにもなりかねません。

そのような状況から、どのような情報を得ているのかを確認してから、健康リテラシーを向上させるための指導を受けなければならないのが実情ということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

高齢者は以前に比べると心身ともに若くなっていることが指摘されています。

それを証明するように、後期高齢者の数が前期高齢者の数を超えた前年(2017年1月)に日本老年学会と日本老年医学会が、高齢者の定義の変更を提言しました。2013年に高齢者の定義を再検討する合同ワーキンググループを立ち上げ、高齢者の心身の健康に関する各データを検討して議論を重ねてきた結果です。

現在の高齢者の定義は65歳以上となっています。74歳までは前期高齢者、それ以降は後期高齢者と分類されています。

しかし、歩行速度、握力、血清アルブミン濃度(血漿中のタンパク質の濃度で肝臓と腎臓の働き、栄養状態を示す)、骨の強度、残存歯数などのデータから、現在の高齢者は10〜20年前と比較して加齢に伴う身体的機能変化の出現が5〜10年遅延して、若返り現象がみられています。特に65〜74歳の前期高齢者は心身の健康が保たれていて、活発な社会活動が可能な人が大多数を占めていることがわかりました。

健康度の向上については歯の健康と残存歯数が影響していることは、これまでの連載の中で明らかにしてきたところです。

これらを踏まえて、ワーキンググループでは65〜74歳(前期高齢者)を准高齢者、75〜89歳(後期高齢者)を高齢者、90歳以上を超高齢者と区分することを提言しました。そして、准高齢者は支えられる側ではなく、高齢者を支える立場であるとしています。

65〜74歳(現状の前期高齢者)は超高齢社会を支える立場であるというのは、これまでの健康状態に基づいての提言です。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

健康食品の形状といえば、錠剤型、カプセル、粉末、液体などがあります。機能性表示食品の登場から、見た目は食品であるのに健康食品と同じ有効性を打ち出し、その有効性を求めて購入されているものもあります。機能性が表示されていなければ、他の食品と同じようなものであっても、高めの価格でも販売されるのが機能性表示食品の特徴です。

同じようなものということで、よく例にあげられるのは酵素です。酵素は動物や植物の細胞の中にある生化学反応を起こすためのタンパク質で、酵素によって生化学反応が早く、強く起こるようになります。

酵素は生きている動物や植物の中で働くものもあるのですが、これを取り出して健康食品の素材として使われています。その加工法によって、有効性が異なってきます。異なるというよりも、効果があるものと、まったくと言ってよいほど効果がないものとに分かれてしまいます。

その違いを起こしているのは温度です。タンパク質は温度によって状態が変わります。これは卵を思い起こしてもらうとわかりやすいかと思いますが、42℃を超えると変化し始め、60℃を超えると固まって、それ以上は変化しなくなります。簡単にいうと生卵が半熟になり、茹で卵になるのと同様のことです。

酵素を取り出すには動物の場合には加熱して粉末にするか、植物の場合には発酵させる、といった方法が使われます。そのときに温度が42℃に達しないようにしないと性質が変わってしまいます。

42℃以下で加工したものも42℃を超えたものの、見た目は同じ粉末なので、この事実を知らないと酵素の機能がないものを、ありがたがって摂取することにもなります。その例として、次回は“ミミズの酵素”について紹介します。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「混ぜるな!危険」というと、洗剤を混ぜて使うと有毒ガスが発生する危険を知らせる表示で、実際に混ぜてはいけないのは塩素ガスを発生させる酸性の洗剤と塩素系の洗剤の組み合わせです。

今回の「混ぜるな!危険」は、発達栄養というテーマでのことなので、子どもの発達に必要な栄養摂取について語っています。通常の食品は混ぜたら危険になるようなことはなくて、あえてあげるなら発がん性が指摘されるニトロソアミンを体内で合成させる要因となるアミンと硝酸の同時摂取くらいです。

アミンは動物性食品に含まれていて、中でも魚の干物に多く含まれています。硝酸は野菜に含まれる成分で、化学肥料を多く使うと野菜に多く残るようになります。特に多く含まれるのは緑の葉野菜です。

一緒に摂取することで合成されるので、別の機会に離して食べることがすすめられるのですが、メニューを自分で選べない子どもの場合には保護者の知識と選択が大切になってきます。

子どもの味覚は、甘いものから多くの種類の食品を食べていくうちに徐々に酸味、苦味、渋味、辛味がわかるようになり、それぞれの味が組み合わされた複雑な味も感じ取るようになっていきます。

初めは単品の食品の味をわかるようにして、だんだんと混ざった味がわかるようにしていくのが一般的ですが、発達障害児では混ざった味が受けつけられないことがあります。どの味が苦手だということではなくて、単品では食べられる食品であっても混ざると食べられない、食欲がわかないということです。

これは食品が混ざって、危険を感じさせるということではなくて、それぞれの味を判別して楽しみたいのに、味覚、嗅覚、触覚の限界を超えた刺激となって押し寄せると、食べること自体に拒否反応が起こるようになります。

いろいろな食品を混ぜることで多くの種類の栄養素が摂れるようにしてあげることを否定するわけではありませんが、味や食感などが混ざることで不安を感じることは発達障害に限らず成長過程では起こることなので、それを理解して調理を考える必要があるのです。